2026.8.6配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、セミの寿命についてお話しました。
それではまた。
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はい、みなさん、こんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて、人気頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、相変わらずね、毎日毎日暑いですけれども、まあね、夏といえば、どんなことが思いつきますかね。
まあ、かき氷とかね、海水浴に行くとかですね、まあそういったことはいろいろあるんですけども、私なんかですね、セミの声を聞くとですね、ああ、夏来たなというふうにですね、あの耳からね、感じる季節の変わり目ということで、セミの声を聞くと、まあ夏が来たなというふうに思うんですけども、みなさんはですね、このね、セミの寿命についてね、まあこんなこと聞いたことありませんか。
セミの寿命はたったの1週間、7日っていうね、話ね、これね、一度は絶対聞いたことあると思うんですけども、まあ地上に出てきてからたった7日で死んじゃうなんて、儚いなんてですね、まあしんみりした経験ね、きっと誰にでもあるんかなというふうに思うんですけども、まあ実はこれですね、科学的にはですね、ちょっと怪しい説なんですね。
まあそもそもですね、まあ地中にいるときね、まあ数年ぐらい生きてるので、まあ結構長生きのね、部類の昆虫だと思うんですけれども、地上に出てから7日で死ぬっていうこの説ね、科学的に見ればですね、ちょっと怪しい、まあ大きな間違いじゃないかというね、お話をしたいと思います。
で、まあ実際のね、セミはですね、まあ生中ね、この地上に出てからですね、まあ実際ね、もっと生きてるっていうことがですね、まあ研究でわかってきたんですね。これですね、岡山県立笠岡高校のサイエンス部の女性とですね、女子生徒の人がですね、方がですね、まあ調査をしたんですけれども、まあアブラゼミやクマゼミなど863匹のセミを捕まえて、羽にマークをつけて、いつまで生きていたかっていうですね、まあ追跡実験を行ったんですね。
そしたらですね、結果はですね、アブラゼミ最長32日生きた個体がいたと。さらにですね、ツクツク帽子最長26日、クマゼミ最長15日ということでですね、いや思ったよりも長いというふうに思いません?
まあそうなんですよね。7日どころか1ヶ月近く生きる個体もいるということで、いうことがですね、このね、高校生の研究からわかってきまして、これね、2019年に学会で最優秀賞も受賞して、まあ結構な話題になったということでですね、結構ね、あのセミになってから、地上に出てからですね、結構生きるんですよ。7日節がもうこの時点でちょっとね、怪しいんですね。
でね、これね、セミは早く死ぬ。7日で死ぬっていうことがですね、多くの方が思っていると思うんですけども、なんでこのセミはすぐ死ぬというふうに思い込んでしまったのかということなんですけども、その理由はね、考えてみるとですね、まあめちゃくちゃ単純なんですね。
元気なセミっていうのはですね、木の高いところにいて、弱ったセミはですね、地面近くに落ちてるんですよね。つまりですね、私たちが間近で見るセミというものはですね、すでに置いていたり弱っていたりする個体ばかりなんですよね。まあ元気なやつはね、もう高いところにいるから、そもそも目に入らないんで、目に入るもの、セミイコール弱ってるから、なんかこう早く死ぬんちゃうかなっていうような擦り込みが行われてしまっているということなんですね。
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完全にこれね、見え方のバイアスになっちゃってるわけなんですよ。さらにですね、日本語のですね、面白さも絡んでくるということなんですね。
うつセミという言葉があるんですが、うつセミという言葉は元々はですね、うつしおみが変化したもので、この世に生きている人っていう意味だったんですけれども、ところがですね、これにですね、空、お空ね、空にセミとかですね、巨像の巨にセミというふうにですね、
セミという漢字が当てられるようになった瞬間ですね、イメージがガラッと変わったんですね。このうつセミという言葉の意味がね、空っぽのセミイコール抜け殻のイメージがくっついて、いつの間にかセミの抜け殻やセミそのものを指す言葉になってしまったので、なんかこう、うつセミって聞くと、なんか儚い抜け殻みたいなイメージがもう先行してついちゃったということなんですね。
ココン和歌集でも、古今和歌集か、古今和歌集でも、源氏物語のうつセミの巻でもですね、抜け殻と不在のイメージが重ねられて、何かが去った後の寂しさや儚さを表現するのに使われているということなんで、なんかうつセミって言葉は、儚いイコールセミがね、そもそも儚いな、すぐ死んじゃうというイメージがすり込んでしまったということなんですね。
つまり、もともとは生きている人を指していた言葉が、漢字の力でいないものの気配を帯びるようになってしまったというですね、言葉って生き物だなというふうに感じるかなということなんですね。
でもですね、国が変わればですね、セミのイメージがすごい変わるんですね。古代中国では、セミは再生と不死の象徴だったらしいんですね。
死者の口に玉でできたセミを入れると、入れる慣習があって、土から出て殻を脱ぐセミのように魂が蘇ることを願っていたということが言われるんですね。
あと、古代ギリシャでもセミはよく不死に結びつけられているんですね。
赤月の女神に愛されたティトノスという人物が不死をもらいながらも追い続けて、最終的にセミに変えられたという伝説があるということで、日本じゃ儚い短い象徴なんですけども、他の国じゃ永遠や復活の象徴ということで、同じ虫でも見る人の文化によって変わってくるということなんですね。
最近ですね、道路や玄関先で仰向けになったセミね、見たことあると思うんですけども、今年もね、死んでるなと思って通り過ぎようとした瞬間、突然ブワッと暴れ出して、びっくりしたっていうことなんないですか。
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それをね、最近セミファイナルっていうふうに言うわけなんですよ。セミファイナルは準決勝ね。セミが最後に暴れるということで、セミファイナルというふうに呼ばれてるらしいんですけども、
あれね、死に際のドラマとかじゃなくて、単に体力がなくて弱っているだけらしいんですね。大阪市立自然史博物館の専門家が言うにはですね、元気なセミだって、人が近づけば飛び去るけれども、弱ったセミは飛べない代わりに、最後の力を振り絞って反応するだけなので、要するに逃げようとして飛べなかっただけの話らしいんですね。
特に都市部でよく目立つんですけれども、アスファルトやコンクリートの上でひっくり返ると、自然の土や落ち葉みたいな足掛かりがないので、起き上がれないというところなんですね。
ということで、さらにですね、セミはですね、すごいしたたかな戦略を持っているんですね。なので、そんなに儚い、弱いイメージは全くないんですよ。何かと言いますとですね、セミの生虫はですね、木の汁、道管から出る液なんですけども、吸って生きてるんですけれども、これがね、めっちゃ栄養価が低いんですよ。
人間で言うと水ですよ。水を飲んでるのにもかかわらず、水しか飲んでないのにもかかわらずですね、あんだけ飛び回ったりとか、でかい声でね、泣いたりとかね、なんでできるの?なんでそんな体力あるの?水しか飲んでないんだよね、みたいなね。水しか飲んでないのに、あんなに動き回ったりね、大声で叫んだり、人間できますか?って話ですよ。
じゃあ、なんで水しか飲んでない、木の汁しか飲んでないのに、あんだけ動き回ることができるのか?ということなんですけども、このセミの体内にですね、必須アミノ酸やビタミンを作ってくれるですね、細胞が進んでるんです。強制してるんですね。
ヤドロシのセミはですね、栄養不足をこの同居人たちに補ってもらっているということなんですね。牛みたいに、牛も4つぐらい胃がありますよね。半数してね、胃の層を変えることによって、くまなく草しか食べてない。草って栄養分ないけれども、体の中に住んでいるですね、バクテリアによってね、栄養分作ってくれる。それと一緒ですね。
なので、木の汁しか飲んでないんだけども、それをアミノ酸に作り変えたりだとか、ビタミンを作ってくれるね、菌細胞根という細胞の塊があるんですけども、その菌をすませてて、それがですね、体に必要なものを作り変えてくれるというような素晴らしい体内システムを持っているんですね。
さらにですね、2018年の研究でさらに驚きの事実が判明しているんですけども、日本の身近なセミ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、クマゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシなどですけども、この多くはですね、従来の強制細菌の代わりに、なんとですね、糖中化層の仲間に近い新菌が住んでいることがわかったんですね。
糖中化層というのは、虫を殺してキノコを生やすイメージでのっとってですね、昆虫を栄養分にしてキノコを作るという、そういうような新菌、昆虫にとってはですね、非常に一大事なことなんですけれども、これをですね、新菌はですね、宿主を殺すのではなく、栄養を作る味方になっていたということで、
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強制した、体の中に入れて糖中化層を作るような新菌をですね、うまいことですね、言いくるめたのかな、簡単に言うとね、それをね、自分の味方にして栄養分を作る仲間に作り変えていたということでですね、なので水しか飲んでないけれども、強制しているバクテリアで栄養分を作ってもらったりとか、
他の昆虫にとっては脅威である糖中化層の新菌もですね、味方に変えて栄養分を作り変えるような強制をしているということですね、ものすごい適応力を見せているということなんですよ。
まとめますとですね、セミの命は何かっていうのはですね、私たちの経験や言葉の使い方、都市環境なんかが2つに絡み合ってできた思い込みだったというわけなんですね。
実際のセミはですね、栄養のない獣液を体内の微生物たちと協力しながら生き抜いて、進化の過程ではかつての敵まで味方に変えてしまう糖中化層の新菌ね、変えてしまうしただかな生存者であるということなんですよ。
だからですね、今年の夏ですね、セミの声が聞こえてきたら、ちょっと耳を傾けてみてください。
あの声は短い命の終わりを告げるものではなく、むしろ長い進化の時間を生き抜いてきた生命の証の叫び声なのかもしれないと言ったところなんですよ。
ということでね、セミすごいよね。本当に昆虫ってね、摂束動物、昆虫がね、この地球上にたくさんいますしね、昆虫の星と言っても過言ではないですよ。
なので、そういった進化を繰り返してきて、今もね、現在もね、もう陸上進出を最初に果たしたのは昆虫ですよ。
それがですね、今の時代にも生きているということはですね、素晴らしい進化を遂げてきているということで、その一部がセミであるということなんですよ。
ということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。
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