上質な日常をつくる「ものづくり」は、地域の文化と環境を守る(前)
2025-02-09 08:43

上質な日常をつくる「ものづくり」は、地域の文化と環境を守る(前)

OA日時:2025年2月9日(日)
出演:ゲスト 山下謙一郎さん(株式会社山下工芸 代表取締役)
聞き手 田中 みずき(RKB)
大分の伝統工芸品といえば「竹細工」。
竹製品の製造・販売だけでなく、日本の伝統工芸品を国内・海外で販売。
さらに間伐材や放置竹林の竹材を新たな素材や製品として活用することで、地域の課題解決に貢献されています。
常に地域や社会のためにチェレンジを続ける山下社長に、その思いの源について伺います。 
http://www.yamashita-kogei.com/

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サンデー・チェンジメーカーズ。これまでの常識を超えて、新しい時代を開くチェンジメーカー達。 社会や地域を支えるスターたちの思いを届けます。この番組は、スタービル博多祇園の提供でお送りします。
こんにちは、田中美月です。RKBスタービル博多祇園スタジオからお送りしています。さて、今日のチェンジメーカーは、株式会社山下工芸代表取締役の山下健一郎さんです。山下さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
山下工芸代表取締役の山下健一郎さんは、大分県の別府を拠点にしているということですが、どういった工芸品を竹細工を扱っていらっしゃるんですか?
そうですね。もともとは、私の父が創業しまして1975年。ですから今年、創立50周年。
先代から引き継いだ。
そうですね。
まあ、いろいろこれまであったんじゃないですか?
そりゃあですね。いろいろありましたね。これは実は。一番は2008年でしたっけ?リーマンショック。あの時はここまで来るかっていうぐらいに、出荷額にかなり影響があったですよね。
その出荷額に影響が。どういう形で?
あのそのリーマン以前にですね、伝統工芸産地の出荷額、生産額ですね。
それは約おそらく私の記憶によれば5000億ぐらいあったと思います。5000億。それが2015年ぐらいまでにはおそらく1000億ぐらいになってるはずですよね。
へー。そういう危機があって。そこを乗り切るためにはどんな策を?
そうですね。常に新製品、我々は新製品というものにすごくこだわりがあって、もちろんその伝統技術というものもあるんですけども、その伝承というのもあるんですけど、役目として。
そこに新しい機能、時代に沿ったですね、それを加えていくっていうのをモットーとしてるんで、そういった中においてもかなりの品目、SKU、
それをかなり投入していったっていう。
SKUとは?
ざっくり申しますと商品の種類。それをかなり投入させていただいて、今ECの方にも力を入れてますから。
ECってヨーロッパですか?
いや、これがですね。
Eコマス?
Eコマス。これが今10万SKUぐらい、我々の方でいろんなメーカーさんと組んでやってます。
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でもなかなか伝統工芸品を扱う会社って、そういうふうに新しいものに挑戦するっていうのがなかなか苦手で、時代の波に乗り遅れてしまうっていうようなこともあるかもしれないんですけれども、山下工芸さんは全く違う方向で会社をどんどん大きくされていったわけですね。
いや、大きくはなってないですけどね。とにかく新しいものを作るのが私好きだったんですよね。
ですから工芸品と言われるいろんなものに、実際現地に行って製造工程を拝見させていただいて、我々と何か面白いものをコラボして作りませんかっていうことを取り組んでおりますのでね。
2000年、ちょうど1999年に異業種さんと一緒に会社をまた別会社を作りまして、2003年まで海外の方の展示会、そういうものが年に2回あるんですけども、そこに積極的に、特にヨーロッパの方ですかね、文化的意識が強いんで、ヨーロッパの方に仕掛けていったっていう。
はい。
どうでしたか、受けは。
受けは良かったです。売れる売れない別です。
反応はバチ。
反応は良かったですね。つまりやっぱり僕思いましたのが、日本の文化ってやっぱり素晴らしい、工芸文化ってやっぱり素晴らしいじゃないですか。それをずっと紐解いていきますとね、やっぱり東インド会社。
もう歴史の。
アリタの方と一緒に会社を作ってましたから、そういうのをレクチャーいただくんですが、イマリコから東インド会社がケープタウン経由でヨーロッパを持っていくわけですよね。ヨーロッパの方はガラス文化ですけど、ポーセリン文化っていうのが、磁気文化っていうのが海外にとってはすごくやっぱり高価なものでね。
やっぱりアジアの文化についてはすごく興味あるわけです。非常にやっぱり海外の方たちと触れ合う機会をいただいたっていうのが良かったと思いますね。
その時山下社長はどういう気持ちが背中を押していらっしゃったんですか。
その当時はたぶんグループ化して出ていくっていうのがあんまりなかったんじゃないかなという。
日本の工芸品の底力をお披露目するパイオニアだったわけですね。
僕自身はもう大失敗して帰ってきました。
結局商売ですから、やっぱり売れないんですよね。
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僕らはその当時は日本語のものを持っていけば売れると思ったんですけど、やっぱりコスト、それと日本風であればいいとかですね。
やっぱりハードルが高かったような気がしますけども。
私どもの会社としては販売実績というものは、費用対効果というものは、経験値での効果はありましたけども、実際のビジネスとしては。
それはなかなか厳しかったですね。
今思うとその時は結構ね、どうしたらこの南極を乗り切れるだろうか。
そうですよね。その時はいろいろセールスもありましたけども、言葉も下手ですから、下手というかできませんのでね。
向こうで通訳をやっていまして、フランスの百貨店、ゲラリーラファイエットってあるんですけども、そこで店員やってみたりとか。
あるいはその紅茶屋さんに紅茶売り込み、一緒に商品を売り込みに行ったりとか。
いろんな経験はさせていただきましたけど、やっぱり海外に出ていくのにはその当時はハードルが高い。
今になりますと、先ほど申し上げましたEコマースというのがありますから、実は関係なし。
そのプラットフォームに我々の新製品とか、言語もそうですよね。その言語というものも変換できるようなシステムもあるし。
そういった経験を踏まえてといいますか、またその後海外展開、あるいは社会に貢献できるような事業というものを展開されていったということですので、また来週そのこの続きを聞かせていただきたいと思います。
今日のチェンジメーカーは株式会社山下工芸代表取締役、山下健一郎さんでした。お相手は田中瑞樹でした。ありがとうございました。
詳しくはスタービル博多擬音で検索。
サンデー、チェンジメーカーズ。この番組はスタービル博多擬音の提供でお送りしました。
08:43

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