「刑務所に入らずして、その国を真に理解することはできない。国は、どのように上流階級の市民を扱うかではなく、どのように下流階級を扱うかで判断されるべきだ。」(ネルソン・マンデラ)
今回は、3月14日に訴訟提起された刑務所の医療過誤訴訟について、弁護団の高遠あゆ子さんにお話を聞きました!
あまり知られていない刑務所内の医療、その問題点、高遠さんがどうして受刑者の味方をするのかなど、興味深いお話がたくさん聞けました。
今回の訴訟は、受刑中に死亡した男性の母と婚約者が、刑事施設内で適切な診断・検査を受けられなかったことについて、国に国家賠償責任を問うものです。
冒頭に引用したように、受刑者の置かれている環境は、その国が市民の人権をどのように考えているかを反映しているものといえます。この訴訟をきっかけに、受刑者だから適切な医療が受けられなくて当然と言ってしまって本当にいいのか、みんなで考えましょう!
【ケースページはこちら!】
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000114
【アンケートはこちら!】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfFmpv4qGk-QlENfvNJOksgsQczXGqPy1HERUOmtbih65mywg/viewform
【目次⌛️】
訴訟の概要
刑務所の医療とその問題点
マンデラルールとは?
なぜ受刑者の味方をするのか?
リスナーへのメッセージ
【今回の訴訟に関連する法令📚】
・国家賠償法1条1項
・刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法
とくに56条、62条1項1号
・国連被拘禁者処遇最低基準規則(マンデラルール)
とくに規則24
23:15
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