真羅怪談 65 『黒い車の話』の様な話
この話は、シンラ怪談には度々登場するシンラの弟(カー坊)から、聞いた実話である。
数年前、世間は、年末の忘年会シーズン真っ只中、クリスマスシーズンのある週末の出来事、東京での話だ
カー坊は、会社の同僚の木村に日曜日の午後3時過ぎに
電話した
はい!
あ、木村、
おお、なに?
いや、昨日は、悪かったな、まじで申し訳ない
いや、急に頭が割れそうに痛くなってさ、
ま、じ、で、ごめん
で、もう、もう大丈夫だから
仕切り直して、今日でも、鍋どうかなって思ってさ
はあ?
おまえ、…何いってんの?
や、なべよ、なべ、材料用意してたの、余ってんだろ?
俺今日、めっちゃ美味い、豚肉買ってくっからさあ
いやいやいや、もういいよ鍋は、昨日、食べたばっかじゃん、材料なんか一個も余ってねーし
え?ああ、じゃあ、おまえ、1人で食ったの?
いやだから、おまえと2人で食べたやん
…は?
いやいや、だから
昨日行けなかったから、謝ってんじゃん?何言ってんの?バカなの?
昨晩、カー坊が、一人暮らしの木村の家で鍋をつつこうと、誘って、誘った当のカー坊が、直前にひどい頭痛、そのまま寝込んでしまったのだという
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