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今回は、キャリアの壁を階段にする 魔法ということについてお話を
させていただきます。キャリアとか 仕事で皆さんが行き詰まったりとか
悩んだりするとき、それはどんな ときなのかっていうことなんですけど、
キャリアのビジョンを掲げて、こんな ふうになっていきたいなっていう
目標を設定したりとかビジョン を設定して、そこに向かって前に
進んでいくということをやって いくと、途中で大きな壁とか障害
にぶつかる、そんなときにキャリア に悩んだり仕事に悩んだりして
しまうんじゃないかなというふう に思います。その壁が目の前に
現れたときに、今の自分ではその 壁を乗り越えることができない、
そういうふうに思うときにどう したらいいんだろうという迷路
だったり悩みだったり、そんなこと を掲げてしまうことになると思
うんですけど、こうなったときに 壁というのは、例えば20mの壁が
目の前に立ち上がったといった ときには、それを分解する、分けて
いくということですね。分けていく ことで、例えば20cmの階段に分けて
壁を階段に変えてしまうことで、 前に進んで一歩一歩20cmずつ上がって
いく。そして元々自分がたどり着き たかったゴールに近づいていく
ということをやっていきたいな というふうに思っています。よく
この会話の中で分かったという ようなことを、これについて分かった
かとか、分かりましたかという 問いをかけられるときに分かり
ました。こういうのはビジネスシーン 中でもよく会話がなされている
と思うんですけど、分かるという のは、本来分けることができる
状態というふうにぜひ定義をして いただきたいなと思っています。
いろんなことが分かっていけば、 目の前に現れた壁も分解をして、
自分が登れる高さ、20cmだとか10cm だとか、そういった高さに分解
をすることで壁を階段にすることが できます。なので分かった気になる
とか分かったつもりになるとか、 そういったことが日常で起きて
いて、それが壁を乗り越えられない 原因だったりするということが
ありますので、本当に自分が分かって いるのかということをぜひセルフ
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チェックしていただいて、ビジネス だとかキャリアの壁を乗り越えて
いただきたいなというふうに思 っています。このセルフチェック
をするときに自分がそのことについて 分かっているのかどうかという
のを試す非常に簡単な方法があり まして、それはホワイトボードの
前に立って、誰か後輩とか同僚を 捕まえてもらって、その人に自分
が教えたり説明をすると、ホワイト ボードを使って説明をするということ
をぜひやってみてください。分かる というのは分けられる。分けられる
ということは境界線を引けるということ になります。分かりやすく言うと
図形が描けるということですね。 なのでホワイトボードの前に立って
図解をして、その同僚とか後輩に 説明することができれば分かっている
ということですし、それができなければ 分かっていないと、そういう基準
で分かるというものについて取り 組んでいただけたら良いなという
ふうに思っています。もし環境的に 伝える、教える人がいなかったり
いうときにはもちろん紙とかに 書いてみていただいて、自分がその
ことについて図解して理解している かということをセルフチェック
していただけると分かるということ が実践できるんじゃないかなという
ふうに思います。壁に立ちはだ から壁にぶつかることっていう
のは多々あると思うんですが、自分で 分かっていくことだったり、分かって
いそうな人に相談をしたり助言 を求めるということで、世の中の
大半のことっていうのは誰かしら がぶつかった問題であり、既に
解決策が見出されていることっていう のがほとんどですので、自分もしくは
周囲の人の力を借りて分かることを 一つでも増やし、一段一段キャリア
のステップっていうのを上がって いけると良いなというふうに思っています。
今日はキャリアの壁を階段にする 魔法ということで、分かるということ
は分けられるということである ということについてお話をさせていただきました。