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2023-09-24 12:07

読書ラジオ『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまく

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出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと (河出文庫) https://amzn.asia/d/dgeuBKD

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こんばんは、ゆうこです。このチャンネルでは、私の読書ログや日々の学びを音声配信しています。
今日は、花田奈々子さんの『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をおすすめしまくった1年間のこと』
という本について話してみようと思います。
奈々子、33歳。職業、書店員、寄婚。ただし、家を飛び出し別居中。どん底人生まっしぐら。
そんなある日、目についた出会い系サイトXに登録。初対面の人にぴったりの本をおすすめし始めて。
これは修行家?冒険家?本を通して笑って泣いた衝撃の実録詩小説。読めば勇気が湧いてくる感動のベストセラー。
ということで、花田奈々子さんっていう、書店の店長さん、今は書店の店長さんされている方なんですけど、
その方の実録の詩小説ということで、この本はですね、小泉京子さんの本当の小泉さんっていうポッドキャストの番組があって、
この前最終回なんて終わっちゃったんですけど、そこのゲストに花田奈々子さんが出られていて、
それでこの本を気になって買ったっていうきっかけがありました。
で、買ってからちょっと読んでなかったんですよね。
あの、なんか出会い系でっていうくだりがあんまりなんかピンとこなくて、買ったはいいものをずっと本棚にまつんどくってやつですね、されてたんですけど、
ちょっと今読んでる本がかなりこう、なんていうか、マッチョなんで、ちょっと疲れちゃって、
あの、ジェイサー的な本が読みたいなと思って手に取りました。
これは読むぴったりでしたね。
出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本を進めまくった1年間のことっていうタイトル通り、
その内容が書かれてるんですけど、まずその花田さんがどん底の状態から始まります。
2013年1月。
当時結婚されていたんですけど、その家を飛び出して、別居中、離婚に向けて、
とりあえず別居するみたいな状況から始まって、仕事もなんかうまくいかないっていうか、好きな仕事だったはずなのに、
03:05
なんかこう、どんどんこう年齢が経つにつれて、違う感じになってきちゃったから、もう面白くない。
そんなある日、出会い系サイトXっていうものが実際あるらしいんですよね。
私ちょっと見たことなくて調べてもないので、もし興味ある方はちょっと調べてみてほしいんですけど、
出会い系サイトであると。
恋愛が目的というふうに明記されているものではなくて、
とりあえずこう、首都圏で人と人が出会うみたいな、そういう緩いコミュニティを作っているような、
一対一の出会いのサイトであると。
そこになぜかこの花田さん登録して、いろんな人と会ってみた。
で、第一章はその登録するところから、実際に5人ぐらいと会ったところまでがリアルに書いてあるんですけど、
これがめちゃくちゃ面白いんですよね。
なので、この面白さを今ここで伝えたいんですけど、ネタバレになっちゃうので、ほんと読んでみてほしいです。
で、5人ぐらいに会って、もうとんでもないエピソードが、
もう全部こう笑っちゃうような人だったりするんですけど、
最後にその、いやこいつらみんなやべえなって思って、
花田さん思いながら会ってるんだけど、
そのやべえなって思ってた人に、自分自身のヤバさを露呈されるという。
もう一つの第一章のオチですよね。
それが面白くて、でもそこからそれがきっかけに、
実際に本当にこう、その後も続くような縁があるような人と出会ったり、
自分の人生を変えるきっかけになるような人と何人か出会ったり、
そこからどんどん人と出会って本を進めていくことで、
自分の他がどんどん外れていくんですよね。
自分がこういうことはやりたいけどできないかもって、
知らず知らずのうちに制限かけてたものが、
人とどんどん会って話していくうちにどんどん取れていっちゃう感じがして、
最終的にはもうすごくアクティブな、
いろんなことをどんどんやっていかれる半田さんに変わっていく、
その過程が描かれています。
その中にですね、実際にこう会った人に進めた本、
どういうふうに進めたのかとか、
その本がどういう本なのかっていうのも書いてあってですね、
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どれも読みたくなるような本なんですよ。
ほとんど私は読んだことがない本ばっかりでした。
唯一、増田みりさんの今日の人生っていうのは読んだことあるんだけど、
それ以外はあんまり読んだことがない。
タイトルは知ってるけど読んでないとかもあって、
この本の最後にその半田さんが紹介された本のブックリストがあるので、
これは本当に読みたいなと思います。
つまり、本好きの人にはこの本めっちゃおすすめですね。
半田さんおすすめの本も知れるということで、
本当に結構ディープなブックリストって感じで読みたいなと思いました。
ところどころ本当に共感できる部分もあったりとかして、
いいなと思ったのは、
ここにいる人はみんなどこかへ行く途中の人だ。
例えば、仕事に満足していて、家庭や恋愛もいい状態が保たれていて、
このままでいたい、満たされているという人とはここでは出会わない。
仕事を辞めたばかりだったり、企業や転職とか、
仕事を辞めたばかりだったり、仕事を辞めたばかりだったり、
仕事を辞めたばかりだったり、
仕事を辞めたばかりだったり、企業や転職という人生の転機を迎えようとしていたり、
今の自分の状況に違和感があって何かを変えなければと思っていたり、
みんなが不安定さを礼儀正しく交換し、少しだけ無防備になって寄り添っているみたいな集まりだった。
という風に書いてあって、なるほどなぁと思いました。
安定して、たとえばスゴロクとかで、
ちゃんとマス目に留まってそこで何か活動している人というのはきっとこの出会い形サイトXには出てこない。
どの方向に進むかとか、
何度サイコロを振ってもマス目が出ないみたいな、
そんなどん詰まりだったり、
不優感のある人がきっとこういうところに登録をして、
満たされない何かを何で満たせばいいのかわからない状態で手探りしている。
そういう状況ってすごくよくわかるなぁと思ったので、
このくだりをとっても共感しましたね。
花田さんの本に対する考え方っていうのもすごく良くて、
それはたとえば私がこのスタンドFMで本の話をしながら何か自分のことを話している気持ちとよく似ているなと思ったのは、
花田さんが本を紹介することについて、
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本を返してなら気持ちを押し付けることなくこんな風に知らない人と気持ちを交換できたりするって言ってるところがあるんですよね。
ここは私と同じことを考えている人がいるんだなぁと思いました。
私も何かそこまで誰かに何かを言いたいと思って、
このスタンドFMをやっているわけじゃないんですけど、
何かこう自分の気持ちを言葉にしてみたり、
それが誰かに伝わったら何かいいかもしれないとは思ってるんですけど、
本を返さずにそのまま伝えると、何かこう押し付けたようになってしまうような気がしていて、
本を返して、本の感想にカコつけて、何か自分のことを言いたい、
自分の言いたいことを言ってるような、言ってるなーっていうような感覚がとてもあるので、
花田さんの気持ちととても通ずるところがあるんだなぁと思いました。
でも私は花田さんとは違って、
誰かにこの本を勧めたいと思って読んでいるというよりかは、
この本を読んだ自分の気持ちにプラス何かを乗っけて話したい。
そんなちょっと動機はちょっと違うんだけれども、
本を返してなら直接的ではなく、
ふんわりとした形で伝わる気持ちがあるみたいな、
そういうやり方を好きだっていうところが一緒だなぁと思いました。
今の自分がちょっとどこにも落ち着けてないような気がしたり、
何か満たされてないような気がするんだけど、
それが何なのかわからない。
そんな状況にいる人はこの本、ぜひ読んでもらって。
あとは本が好きな人ですね。
この花田さんに実際に出会ってお勧めされたいっていう方は、
書店に行ってリアル花田さんとお会いすればいいかなと思うんですけど、
それがちょっとなかなかできない場合はこの本を読んでもらって、
花田さんからお勧めされた本を読んでみる。
そうするとまた新しい扉が開くかもしれない。
そんなふうに思いました。
ということで今日は花田七子さんの
出会い系サイトで70人と実際に会って、
その人に合いそうな本を勧めまくった1年間のこと、
という本について話してみました。
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今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
ではでは。
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