00:00
ZoomUp 毎週水曜日は九州経済です。 長崎県立大学教授でエコノミストの鳥丸聡さんです。 鳥丸さん、おはようございます。
おはようございます。よろしくお願いします。
ちょっと回線の状態が不安定なようですけど、 今、我々の声は聞こえてますかね?
聞こえてますけれども、こっちからそちら。
先生からの音声が少し乱れているようなんですが、
ちょっといけそうかな、どうでしょうかね。
今、いろんなものの値上げがずっと続いている中で、
今日はユニクロの値上げなんてありましたよね。
秋冬商品が1000円値上げというニュースも。
フリーズ1000円ですよ。
どうします?私、フリーズくったくたでもう捨てちゃったんですよ、去年の。
もう言っといてくれたら捨てなかったのにと思って。
相当着込んだんだね、それはね。
3、4年着てました。
そんなに?
はい。使い倒したので、
いや、もう次の冬は新しいのを買おうって思っていたら、
1000円ってちょっとって思って。
そうね。
コストパフォーマンスの良さが魅力でもあって、
でもせざるを得ない材料。
はい、聞こえますよね。
先生、聞こえてますか?
はい、こちらは聞こえます。
先生の音声がこちらの方に届くのが、なかなかクリアじゃなくて。
ですね。
ちょっと繋ぎ直しておりますので、
ちょっと先生、いけるかな?
はい。
ちょっと途切れになってしまいますね。
ユニクロも値上げ、秋冬商品から値上げということですから、
ちょっとなかなか歯止めがかからないというところでね。
物流も高騰していますのでね。
身近な食料品もどんどん値上げっていう中で、
今日はちょっと費用価格の高騰っていうところで。
食品の値上げにつながっていく部分ですよね。
そう、食品、生鮮品などが値上げされていくっていう、
その生鮮食品を作るためにはもちろん肥料なども必要になっていく畑の方ではね。
その肥料が今、どんどん価格が上がっていく。
すると生産者の方々、農家の方々は今ピンチだっていうテーマでやっていきたいなと思いますけれども、
ちょっとズームの回線状況がよろしくないので、
電話でもしいけるようだったら電話でちょっとやってみますかね。
生産者の方々、農家の方々も資材いろいろ使うじゃないですか。
ビニールハウスの維持もそうですし、油もいろいろ使いますし。
トラクターなど動かしますよね。
あと畑、野菜関係だとマルチって言って、黒いビニールシートを畑にかぶせて、
03:05
そこに野菜を植えたりしますけれども、そういったフィルムとか、いろんな資材を使っていく。
すみません、鳥丸です。
鳥丸先生!
お待ちしておりました。
申し訳ありません。
とんでもないです。
こういうこともあります。
すみません、携帯の方で。
今日はですね、肥料価格が高騰しているっていうお話なんですけど。
生産者の方がピンチという。
これがかなりの値上げで、肥料の種類によっても上げ幅が異なるんですけど、
25%から94%の値上げっていうことで。
94%ってほぼ倍ってことですよね。
ほぼ倍増っていうことになりますよね。
農家さんとしては原油価格高騰で燃料費、ハウス栽培のビニールっていうのも原油でできてますので、
あと畑のウネを覆う黒いフィルムがありますけど、あれマルチって言うんですけど、
それも高騰しているところに肥料価格高騰で、泣き面に鉢みたいな感じになってるわけですね。
ですから今のままいくと、農家さんも作付け面積減らすとかですね、
もう5年配の方々になるともう農業辞めるっていうですね。
そうなると稼げる農業だとか、食料自給率の向上だとか、食料安全保障だとかと真逆に動いてしまいかねないっていうですね。
これちょっと心配なんですけど、この肥料価格高騰の舞台裏を見るととても複雑なんですね。
価格肥料の主な原料っていうのが、尿素と磷酸アンモニウムっていうのと塩化カリウムっていう3つあるんですけど、
日本はほぼ全量100%輸入に頼っているんですね。
で、尿素っていうのは5割ぐらいをマレーシア、4割を中国、磷酸アンモニウムっていうのは9割を中国、
塩化カリウムは6割をカナダから輸入してて、中国からの輸入多いんですけど、
ロシアもウクライナも関係してないので、そのあたりは影響ないのかなっていう感じがするんですが、
実はこの肥料価格が上がり始めたのが、昨年の秋からで、理由がですね、実は中国なんですよ。
中国は環境保護のために、製造過程で大量の二酸化炭素を放出する肥料工場の取り締まりに乗り出して、
創業を止めちゃったんですね。
で、日本への輸出が減ったっていう、実質に輸出規制なんですけれども、
で、日本の商社とかJA全能って慌てて輸入先を切り替えたんですね。
切り替えた先がアフリカのモロッコっていう。
06:04
輸送距離がものすごく長いので、
だから肥料の生産コストだけじゃなくて、肥料の輸送コストも高くなってしまったっていうのがあります。
で、困り果てているところに、今度は今年になると、ロシアのウクライナ侵攻っていうことなんですが、
驚くのが、塩化カリウムの6割、カナダから輸入してるんですけど、2位がロシア、3位がベラルーシアなんです。
ロシアとベラルーシアからの輸入が止まったので、慌ててカナダからの輸入を増やそうとしたんですけど、
世界中考えることはみんな一緒ですよね。
で、カナダに殺到すると。
で、日本の肥料の消費量って、世界全体のわずか0.5%ですから、
価格決定力はほとんどないんですよね。
だからいい値でかわざるを得ないっていうことになると。
なんとかしなきゃいけないっていうところなんですけど、今のところ打つ手がなくて、
今月、九州地方知事会と旧経連でつくる九州地域戦略会議っていうところが、
フードアイランド九州推進宣言っていうのを出してるんですけれども、
そういったところは、担い手の確保だとか、人工知能の活用だとか、ドローンの活用だとか、
輸出を増やしましょうっていう話なんですよね。
そこに、やっぱりこれからは持続可能な土づくりみたいな、
フードっていうのは風と土っていう意味でもあるんで、
フードアイランドをつくっていくためにやっぱり土づくり、
こういった肥料なんかも耐費をつくるとかですね、食品残済なんかで、
そういう仕組みづくりなんかもこれからやっていく必要があるんじゃないかなっていう気がします。
やっぱり生産者の方々も、これだけ資材価格が上がったり、
費用価格が上がったりって言っても、値段の方に反映は難しいんですよね。
それはですね、受給バランスだけで決まって、
一般の工業製品がコストが上がったから上げさせてくださいっていう世界は、
食べ物の世界にあんまりないんですよね。特に生物の世界っていうのは。
だからコストが上がっちゃったら、そしたら缶詰買うからいいよとかですね。
他の産地のもの買うからいいよっていう風に簡単になっちゃうので、
価格展開がなかなか難しい世界ですね。
そうなんですね。これね、ほんと厳しいですね、これから乗り越えていくのも。
ある意味、食料供給基地のピンチですよ。
チャンスに変えていくアイデアを出し合わないといけないですよね。
そうですね。
たくましく乗り越えるためにはそのアイデアもですし、あとやっぱり補助金などで。
09:01
国も100億円くらい確保してるんですけど、値上げ幅を1割程度抑制する効果しかないらしいんですよ。
焼け死に水っていう感じで。
はっきり言ってこれっていった決め手が見つからないっていうところですね。
わかりました。鳥丸先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
こちらこそ失礼いたしました。
ありがとうございました。
長崎県立大学教授鳥丸さとしさんでした。
ガールズパンチ×少女隊の×ラジオ隊。
×少女隊の春野キーナと青木リドマです。
RKBラジオでお送りしているガールズパンチ×少女隊の×ラジオ隊はポップキャストでもお楽しみいただけます。
ラジコ、スポティファイ、アップルポッドキャスト、アマゾンミュージック、ユーチューブミュージックで×ラジオ隊と検索してフォローお願いします。