【テーマ】
家族同士でも、考え方や価値観がそれぞれ違って難しいと感じることはありませんか?
夫婦・親子・兄弟の関係…距離が近いからこそ理解し合い、協力して生活するのが難しい…という問題について先生と一緒にゆる~く考えます。
【問題の整理と解決に向けて】
・「家族」は、無根拠に信じ合える状況のことではないか?
→根拠、論理、原因がないと家族の関係性を構築できないと思われている節がある。
・家族の崩壊=他人になるということ=家族ではなくなること。
・「好きだから結婚する」について
→結構する理由にしてしまうと、好きじゃなくなったら別れることになる。
・「○○だから家族である」という理由をもつと辛くなる。
・「残念ながら家族」くらいに思ったほうが健康的かもしれない。
・理由を求めることは、相手に何かを期待すること。
→相手に何も期待しないことによって、心の平穏が得られる可能性。
・家族内に役割・機能が生み出されるために、「家族」がややこしくなる。
・無根拠に信頼できない間柄になったのに、家族の体を維持しようとする必要はない。
→制度的に結婚していなくても「家族」と考えられる。
・無根拠な関係であるからこそコントロールがしにくく、難しくとらわれがちである。
・理想の家族像や、こうある「べき」にとらわれなくてもよいのではないか。
【関連エピソード】
#8 学び合いの実践―先生の子育てを例に―
#19 期待の落とし穴
【出演】
佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)
いまがわ・くにえだ(佐藤ゼミOB)
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