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2020-01-31 18:59

昔話2 親指シフトをマニュアルなしで習得した話(第199回)

昔話の第二弾は、突然ワープロをもらって、その入力方法を自力で習得した話です。のちにそれが #親指シフト キーボードだったと知りました。
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こんにちは、アシカガキャストです。 今回は、昔話の第2弾です。
前回は、初めて私が買ってもらったパソコン、シャープのMZ80Bの話をしまして、いろいろと感想などももらって嬉しかったです。
カセットテープにデータを保存していて、音のデータになっているので、テレビの副音声でプログラムを音で流すとか、雑誌にそのシートが付いていて、それをカセットテープにダビングしてパソコンに読み込ませるとか、
このカセットテープ話は、これまで人に話してきても結構みんな面白がって聞いてくれる話だったので、多少は反響があるかなと思っていたんですが、それでもポッドキャストで話してみて興味を持ってくれた人がいたようで、こういう昔話をしてもいいんだと安心しました。
今回も80年代の私が高校生の頃、そのシャープのMZ80Bを使って、ベーシックでプログラムを作ったり、人の作ったプログラムを打ち込んで遊んだりしていた頃の話です。
ある日、突然、父がワープロをくれたんですね。これもらってきたんだけど使う?みたいな軽いノリで。父親は自営業をやっていて、何をやっていたのかよく知らないんですが、仕事の関係で何かの報酬代わりか、報酬とプラスアルファとしてもらったのか。
本当にたまたまいらないものをもらってきたのか、よくわからないんですが、ともかく急にシャープのMZ80Bというパソコンの隣にワープロ機が置かれることになったんですね。
ちなみに勉強机の上にパソコンが置いてあったら、勉強できるスペースがほとんどなくなってしまうので、二段ベッドの下の部分を取ってしまって、上に寝るようにして、下の部分の本来ベッドがある部分を取っ払ってしまったスペースに机を置いて、床に直に座るような形でパソコンを使ってたんですが、
なのでそのワープロを置くスペースはあったんですね。 まだワープロ専用機が一般家庭に普及するよりもずっとずっと前の話です。
ワープロというとノートパソコンみたいな感じになっていて、液晶画面でプリンター一体型のものをイメージする人もいるかもしれないんですが、
私がもらったワープロはまだまだ昔のもので、ブラウン管の画面に横にフロッピーディスクドライブがついてまして、
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カセットテープじゃなくてフロッピーですね。本体にモニターとフロッピーディスクドライブがついていて、キーボードは本体とケーブルで繋がっている形で、
あとプリンターが本体の上に乗っかるようになっていました。 で今回調べてみたんですけど多分フジツーのマイオアシス2というマシンだったんだと思います。
フロッピーディスクは5インチでしたね。 フロッピーディスクというとマイクロソフトのオフィス系のアプリの保存のアイコンに使われているマーク
3.5インチのフロッピーディスク プラスチックで周りが覆われている
あれをイメージすると思うんですが、昔の5インチだとか8インチのフロッピーはそのシートみたいなペラペラした中身を紙で覆っている形状だったんですね。
今そのシートと言いましたが、前回そのシートの話をした時にペラペラした薄いプラスチックだと言いましたけど、後で聞き返してえっと思ったんですが、そんなペラペラしたプラスチックなんかないですよね。
調べてみたら素材は塩化ビニールみたいです。 まあともかく5インチのフロッピーディスクはペラペラしてました。
これ中身は塩化ビニールではないと思うんですが、でこの昔のフロッピーディスクと似たようなものを発明していた人がいて、それがドクター中松なんですね。
ドクター中松はナカビゾンというそのシートみたいな紙に磁器で音楽を記憶するメディアを作ってたんですね。
でそれの特許を持っていて、後に IBM が開発したフロッピーディスクを見て、これ似てるやんと思ったんでしょうね。
で多分そのナカビゾンの特許の中の何かしらかがフロッピーディスクが使っている技術に関連しているとかいうことで
IBM に掛け合って IBM 側も厄介な奴が来たなと思ったのかわからないですが、お金で解決しようとしたのか
ライセンス契約を結んだらしいんですね。でその話を拡大解釈してドクター中松がフロッピーディスクの発明者だと一時期言われていて
これ信じてる人もしかして今もいるかもしれないんですが、そんな感じの話です。 以前アシカガキャストで話した
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iPod のクイックホイールの特許の話、それもこのドクター中松の話と似た感じの話じゃないかと私は思ってるんですね。
話それましたがワープロの話ですよ。 これマニュアルも何もなくただワープロ本体だけをもらったわけですね。
その頃そもそも日本語文字入力というのはパソコン側にはまだ全然普及してなくて私が持っていた
MZ80Bも半角カタカナが打てるぐらいですね。 なので日本語をどう打つかもわからないんですが
キーボードに日本語が書いてあるわけですね。 なのでまあ見て打てばいいんですが一つのキーボードに複数載ってたりするわけですね
文字が。でこのキーボードがちょっと変わっていて スペースバーが2つに分かれている
でこれなんだろうなとかやっていろいろ自分で試してみるわけですね。 で手前の2つのスペースバーなんですが半分より左側のキーボードを打つときに
右側の手前のスペースバーを押しながら打つと 濁点が入るなと。どうやらこの手前の2つのスペースバーと
対角線上のキーを押すか 同じ右側か左側か同じ側の方を押しながら使うかによって表示されるものが
変わるとか だんだんルールを自分で導き出していったんですね
まあこのポッドキャストのタイトルに入れているので皆さんお気づきだと思うんですが これ親指シフトキーボードだったんですね
全然そんな前提知識なかったですし インターネットとかもない時代だったので調べようもなかったんで
まあ多分本気で調べようと思ったら本屋とかで調べられたと思うんですが 独学で親指シフトキーボードでの入力をマスターしました
もしかしたらですけども何の前提知識もなくマニュアル類も見ずに 親指シフトを独学でマスターしたというのは私が人類初かもしれないですね
まあもしかしたらフジツーも開発段階で何も前提知識がない人に使わせてみるみたいな 実験もやってるかもしれないですけども
ともかくマニュアルなしで独学で親指シフトによる入力をマスターしたという話です キーボードの入力方法だけでなく
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変換して漢字に変換して分節度を区切るとか その辺もすべて試行錯誤しながら自分で探し出していったんですね
若かったから頭が柔軟だったからできたのか あるいはこのフジツーオアシスが使いやすい設計だったのか
まだワープロとしても初期の頃の段階のものだったんで 機能も限られている分簡単だったとかいうこともあるかもしれないですね
そのオアシス以来親指シフトキーは使ってはいないんですが 確かに親指シフトはすごく早く入力できていいものだったなぁと思っています
当時はパソコンの方では日本語入力してなかったというのもあるんですが 全く別物なのでパソコンでキーボードを打つのと
ワープロでキーボードを打つのとは混乱することなく自然に併用できてましたね 今パソコンでキーボード入力するのとスマホで文字を入力するのと
併用してても混乱することはないのと同じような感じかなと思います このワープロが活躍することはほとんどなかったんですが
大学生の時に上京する時にシャープの mz 80 b もその 富士通のオアシスも持ってきたんですが初めて同人誌を作った時に利用しました
当時はもっと良いワープロがいっぱい出ていて仲間で持ってる人もいたのでそういう もっと良いワープロを使わせてもらったりもしたんですが
テレビドラマの花の飛鳥組というのがすごく好きで 主演が東方芸能の東方シンデレラの尾高恵という人であと石田光と
小沢夏樹と3人がメインのキャラクターでその同人誌を作ったんですが 全23話のストーリー紹介を私が書いたんですがそれをこのオアシスで入力し
ました横書きでしかプリントアウトできないんですけど 縦組にしたいなと思ってまず手書きでます目に区切った中に縦書きで書いていって
それを横に入力していくというやり方で横組なんだけど縦で読めるような プリントアウトをするという強引なことをやりました
まあ読みづらいって言われたんですけどね 縦組として見た場合の共感があんまり空いてないんですからね
なおこのオアシスのプリンターは .インパクトと呼ばれるタイプのプリンターだったと思うんですが
1文字たったの16ドットかける16ドットですよ レシートとか銀行通帳とかのプリントアウトを連想してもらうといいと思うんですが
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目で見てドットがわかるような感じのプリントアウトですね 先ほどその同人誌を引っ張り出してきてそのワープロで打ったと見たんですが
16ドットでも思ったより綺麗でした これはこれで味があるなぁとも思いましたね
16かける16ドットの中でも漢字もちゃんと読めるような感じで よくデザインされてるなとドット打ち職人の人が一文字一文字作ってくれたんでしょうね
後にも先にもこのもらってきたフジツーのワープロ 多分マイオアシス2が活躍したのはこの花の飛鳥組の同人誌
しかもそのあらすじ紹介のワンコーナーだけだったんですが 自力で親指シフトをマスターするという貴重な経験を与えてくれましたね
ずっと親指シフトキーは使ってないですが 親指シフト派の人たちを勝手に同志というわけではないですが
親指シフト派の人たちの主張をわかるわかると思って見たりしています 先ほどプリンターはドットインパクトプリンターだと話しましたが
シャープのMZ80Bのパソコン用にも当時ドットインパクトのプリンター持ってたんですね ちょっと記憶が曖昧で
ワープロもらうより前からプリンターがあったのかどうか覚えてないんですが MZ80B用のドットインパクトのプリンターはめちゃくちゃ音がうるさかったんですね
MZ80B用のゲームで一番遊んでいた野球のゲームがあって io っていう雑誌に載っていたのをプログラムを自分で入力して打ち込んで
遊んでたんですがこのゲームちゃんと記録が残ってバッターの打率がいくつとか その日の試合のスコアとか細かいデータが最後に出てくるんですね
である日その野球で遊んでいてすごい大逆転勝利みたいな劇的な試合だったんですね で最後に出てくるスコアとかデータは
一試合一試合のものはもうその時で消えてしまうので 撮っておきたかったらプリントアウトするしかないんですね
当時画面キャプチャー機能とかないですし カメラはまあありましたがデジカメとかないんで気軽に撮っとくみたいなこともできなかったですし
ただそれがちょっと夜遅い時間だったんでちょっと迷ったんですが これはぜひ残しておきたいと思い
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プリントアウトプリントと多分入力してたんですかね そしたらガーガーと大きな音が鳴り隣の部屋で寝ていた姉からうるさいと怒られてプリントアウト
強制終了と途中ですぐ止められるので良かったんですが せっかくのその劇的な試合の結果をプリントアウトできなかったとそんなこともありました
そのプリンタ用の用紙は紙としては乾熱紙とかではない普通の紙だったんですが 紙送りをするための穴が左右に開いている紙で
歯車みたいなもので紙を送っていくのでそこにはまるように穴が一定間隔で開いてるんですね でロール紙ではなくて
サイズはいくつだったか忘れましたが 紙としてのサイズごとに切り取れるようにはなってるんですが切り取り線がついている
つながった紙になってました 紙送りするための穴が開いている部分も切り取り線で切り取れるようになってるんですね
ワープロのオアシスの方の紙がどうだったのかが定かではないのと そのパソコン用に持っていたプリンターとごっちゃりなってる部分もあるかもしれないんですが
ワープロの方も紙は乾熱紙とかではない普通の紙だったと思います パソコンのMZ-80B用にもプリンター持ってて自分で買ったのか買ってもらったのか
定かではないんですが結構贅沢じゃんと思うかもしれないんですが ベーシックでプログラムを組むにしても画面上ではある程度の範囲でしか見られないので
プログラムの全体像を見ようとしたらやっぱりプリントアウトするのが一番いいんですよね なので長いプログラムを作るには
プリンターがやっぱりどうしてもあった方が便利だったので プリンターを買うか買ってもらうかしてたんだと思います
それを考えると今話しながら思い出してきたんですが 結構早い段階でプリンター買ってもらうか買ったかして持ってた気がします
当時好きだったホリチエミのサインを書くというプログラムを作ったことがあるんですが 一回方眼紙に全部書いていって
位置を拾っていって x 軸がいくつで y 軸がいくつのところから x 軸がいくつで y 軸がいくつのところまで線を引くという
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細かい線の積み重ねでサインを書いていくというだけのものなんですが たぶんそれ書いた後プリントアウトしてたような記憶があるので結構前から
プリンターは持ってたんですねきっと たぶんそのドットインパクトのプリンターはそんなに高いものじゃなかったんじゃないかと思います
そんなわけである日突然ワープロをもらって その入力方法を自力で試行錯誤してマスターして後々気づいたんですがそれが
親指シフトキーボードだったともしかするとですが何の前提知識もなく マニュアルも見ずに親指シフトを独学でマスターしたのは私が人類初ではないか
という話でした
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