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2021-02-05 05:47

クラブハウスはないものばかりだけどそこがすごい(第398回)

Clubhouseの、ロゴがない/利用規約はNotionの共有リンク/テキストでやり取りする手段がないなどに注目しました。絵文字とユーザーアイコンのトリミングで、新しいものを生み出さずにビジュアル面でのブランディングに成功していることも取り上げています。

=== 目次 ===
Clubhouseにはロゴがない
アイコンはちょっとあやしい
利用規約はNotionで共有
ユーザー同士がテキストでやり取りする手段がない
既存の絵文字をうまく利用している
ユーザーアイコンはスーパー楕円
しめの言葉
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こんにちは、アシカガキャストです。
流行りにのってクラブハウスについて話しますが、
ビジュアル面についてなど、
皆さんがクラブハウスについて評論しているのとは、
ちょっと違った切り口になればと思います。
クラブハウスはないものばかりなんだけど、
そこがすごい、そこもすごいという話をしたいんですが、
まずロゴがないです。
新しくサービスを立ち上げようと思ったら、
まずロゴマークを作ってと考えると思うんですが、
クラブハウスにはロゴマークとかないんですね。
アプリを立ち上げても、ロゴとかマークとかも出てきません。
アイコンは白黒の写真で、
おっさんがギターを持っているようなものなんですね。
今だいぶこのアイコンもよくテレビとかでも紹介されているので、
目にするようになりましたが、
このアイコンで、なおかつアップストアのアプリの紹介でも、
画像いっぱい使えるのに一個しか登録してなくて怪しいんですよね。
私が招待した知り合いの人も、
このアプリでいいの?とスクリーンショットを送ってきたんですが、
違う方のクラブハウスで、そうじゃなくてこっちの怪しい方ですと、
スクリーンショットを私から送り返しました。
そしてクラブハウスはサイトもないと言おうと思ったんですが、
サイトはありました。
ただすごくシンプルで、
おなじみの手を振っている絵文字とクラブハウスって書いてあって、
あとは4行テキストがあるだけで、
アップストアへのリンクが貼ってあるというだけのトップページでした。
サイトはあるんですが、
サイトでスクリーンショットを載せたり動画を使ったりして、
説明は全くしてないです。
なお規約などはノーションで作ったものを共有しています。
なのでアプリから見られる規約の部分はノーションで作られているので、
サイトはなくてもそこで完結しているということです。
次にテキストでやり取りする手段がないです。
クラブハウスでしゃべる場がルームと言うんですが、
そのルームに人が入ってきたときに、それが知り合いだったりして、
じゃあその人をしゃべる側の権限を与えることができるんですが、
その人とテキストでメッセージをやり取りすることはできないので、
03:02
声で直接話しかけるしかないですし、
向こうの人はいや参加したくないという時もテキストで返事はできないので、
断るボタンを押すしかできないんですね。
なのでいちいちテキストで参加できない言い訳とかも書かなくていいので、
そういう割り切った仕様になっているところがすごくいいと思います。
フォローされた時にメッセージで挨拶するとか、
そういう文化もないですし、そもそもテキストが送れないんで、
それができないところがいいですね。
またビジュアル面の話に戻りますが、
ロゴだったり何だったり、ビジュアル面で何も新しいものを作ってないんですね。
絵文字をうまく使っていて、黄色い手のひらの、手のひらを振ってるような絵文字、
あれただのもともとある絵文字なんですが、
クラブハウスのアイコンかのように機能してますよね。
こういうルームを開きますと、ツイッターで宣伝とかするときに、
あの絵文字がビジュアルとして表示されるんですね。
あと初心者のユーザーにはクラッカーのアイコンが左下につくんですけど、
パーティーとかでパーンとするあのクラッカーですね。
あれもただの絵文字なんですが、
あのクラッカーの絵文字もクラブハウスの印象がつきましたね。
そしてクラブハウスのユーザーのアイコンは丸っぽい感じでトリミングされてるんですが、
丸でもないし、四角形の角を丸めたわけではない、
スーパー楕円という図形になっています。
スーパー楕円について詳しく知りたい人は検索してみてください。
なのでこのスーパー楕円と絵文字、これだけでクラブハウスは
ビジュアル面でのブランディングに成功しているのですごいなと思っています。
要はどこにコストをかけるかというところを考えて、
ロゴはいらない、絵文字をうまく使う、
アクセスが多くなる利用規約は外部のサービスのノーションを使うという戦略でうまくいってるということなんでしょう。
ビジュアル面でのデザインをしてる人、
ウェブサイトの構築をしてる人にとっては考えさせられる事例だなぁと思います。
今回は以上です。
05:47

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