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2022-08-16 10:39

AI画像生成Midjourneyを使ってみた(第565回)

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AIが言葉から画像を自動生成するMidjourneyを流行りに乗って試してみました。受け売りですが、指示する言葉のテクニックと生成した画像の権利的なことも話しています。

=== 目次 ===
Midjourneyで画像を生成してみた
Discordを使っていることの良い点
指示する言葉のテクニック
生成した画像の権利的なこと
Instagramに投稿してる人もいる
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アシカガキャスト。
MidjourneyというAIによる自動画像生成サービスが話題になっています。
文章でお題を与えると、その絵をAIが描いてくれるイメージですね。
大量の絵や写真などの画像をAIが学習して生成しているものなので、
うまく言葉で誘導してあげれば、イラストっぽいものから写真のようなリアルなものまで生成できるようです。
で、このMidjourneyの生み出す画像がすごいと話題になってるわけですね。
で、私はハンギョドン×××っぽいけどリアルな感じの画像を生成してみたいと思いました。
ハンギョドン×××の海の親のキャラクターデザイナーの井上ひさとさんのお手伝いをしているので、せっかくなのでということですね。
Midjourneyに指示する言葉は基本英語なので、英語でエメラルドグリーン色の唇が厚いハンギョジンと指示してハンギョドンっぽいのを出そうとしたんですが、気持ち悪いのができてしまいました。
ハンギョジンっぽさはありました。
まずは候補として4つ画像を作ってくれるんですが、そのうちの1つは単に魚でしたね。
ハンギョジンはいろいろやってみてもかわいいハンギョジンは生み出せなかったんですが、
×○の方はバッドボーイキャラクターブラックペンギンで、それなりにペンギンキャラクターっぽいものを作ってくれました。
AIが生成した画像を参考に人間がブラッシュアップするとか参考にするとか、キャラクターデザインにも活かせるんじゃないかなという可能性を感じました。
たぶん井上さんはこんなの面白くない、使わないというと思います。
こういうAIの技術を使ったすごいものが出てくると、その仕事をしている人間がいらなくなるみたいな話になりがちですが、
私はその仕事のプロの人がAIを活用することで、より効率化につながったり、いいものが作れるようになるのが楽しみだと考えています。
ミッドジャーニーを開発しているところの代表の人も、ミッドジャーニーのようなAIツールは、すべての人をプロのアーティストにするのではなく、アーティストの仕事をより良くするものと言っていました。
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ミッドジャーニーはDiscordというコミュニケーションツールを使って利用するようになっています。
Discordはテキストや音声でチャットができるツールなんですが、Discord内のミッドジャーニーの会議室の中で、画像を生成する命令文としてテキストを入力すると自動的に画像が生成されます。
なので、他の人が生成した画像も見られるんですね。そしてその画像をどういうテキストで生成したかもわかるので、とても参考になります。そういう意味でDiscordを使っているというのは非常にいいなと思いました。
生成した画像はDiscord内で他の人にも見られるということが、ポルノやフェイク画像を生成する抑止力にもなっているんだろうなと思います。
そういう不適切な画像への対策としては、ミッドジャーニー側も40人のモデレーターがユーザーが生成する画像を監視しているそうです。
どんな言葉で指示すればいいかは、Discord内で他の人がどういう言葉を使っているかを見るのもとても参考になりますが、すでにだいぶ知見がたまっていて、どういう呪文を書いたらいいか、日本の人がノートにまとめたものがあったりします。
例えば、Unreal EngineとかPlayStation 5と入れると画質が良くなるらしいです。
これはAIがいろんな画像を学習していくうえで、Unreal Engineを使ったゲームの画像、PlayStation 5のゲームの画像が3Dグラフィックですごくきれいなものが多いので、そういう画像を作ってくれるというからくりですね。
あと、高級なカメラの名前やレンズの名前、F値とかISOなんたらとかシャッタースピードなどを追加すると品質が高まる背景ボケとかをコントロールできるらしいです。
これもAIが学習したデータにそういうカメラで撮影した美しい画像がいろいろあったからということでしょうね。これもなかなか面白いですね。
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あと、画家の名前を入れるとそれっぽい画像を生成してくれるらしいです。
それは私もディスコードで他の人の生成した画像を見て気がついてたんですが、私もメビウス風の飛行機と指示してみたところ、それっぽい画像ができました。
有名な昔の画家の方がいいようですが、宮崎駿でもそれっぽいものができるそうです。
あと、映画のタイトルを入れるという方法もあるようです。スターウォーズ風の戦闘機とか入れるとそれっぽいものが生成されるようです。
私の場合はそんなにすらすら英語が出てこないので機械翻訳を利用するんですが、英文ができたら一回グーグル画像検索でその言葉で検索してみて、あまり思った通りの画像が出てこなかったらもうちょっと変えてみたいなことをしていました。
この方法もおすすめじゃないかなと思います。ミッドジャーニーで生成した画像の権利的なものですが、生成した人が自由に使えるということなので、SNSに投稿したりブログに貼ったりなど自由に使えるようです。
商用利用については特に明記されてないようなんですが、基本問題ないんじゃないのかなと思います。アメリカでは雑誌の表紙に使われた例もあるようです。日本でもオンライン上ですが、一応有料の小説の作成として使われた例があるようです。
なお今のところAIが生成した絵に著作権が認められた例はないということでした。逆にAIが作った画像が既存の画像に似ていた場合に著作権侵害となるかについてですが、これも可能性は低いということでした。
AIの学習が浅い場合、出力された画像が学習した何かしらの著作物に近くなる可能性があり、その場合は侵害となる可能性もあり得ると書いていました。
ミッドジャーニーはもう大量の画像を学習して、その大量の中から真似ているので特定の画像に似るということがなく、大丈夫ということになるんでしょうね。
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ということは、人間が絵を描く場合も、一人の人を真似したらパクリになるけど、多くの人からいろんな要素をパクってパクリの集合体みたいになった場合は、著作権侵害にならないというように考えられなくもないですね。
実際学ぶことは真似ることですし、誰の影響も受けてない人なんてなかなかいないと思うので、真似ることは悪いことではないと思います。
ミッドジャーニーで生成した画像をインスタグラムに投稿するアカウントもいろいろあるらしいです。
万葉集から好きな和歌単歌の挿絵的なものをミッドジャーニーで作って、それを投稿するインスタグラムのアカウントを日本の人がやってるようです。
私もすぐ真似したがるので、何かテーマがあったらミッドジャーニーで生成した画像をインスタグラムなどに投稿するというのもやってみたいなと思っています。今回は以上です。
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