1. 拝啓、3000年の人類へ
  2. #1 ラジオが録りたい人たち
2022-02-10 19:23

#1 ラジオが録りたい人たち

今回のキーワード

ラジオが録りたい!/ラジオを聴いてもらうには?/距離は遠いけど地続き/町中華/レバニラなのかニラレバなのか/絵/画集とデジタルの違い/NFTって結局何なの?


西暦3000年の人類に向けて、日々感じたことをゆるく垂れ流している二人。果たして、未来に届けることができるのか。


BGM素材:魔王魂

Twitter

@echo3000_radio https://twitter.com/echo3000_radio

感想等は #echo3000 でツイートしていただけると喜びマス

00:02
拝啓、3000年の人類へ。私はこう考えます。
ラジオが録りたい。
ラジオを作るとか、創作をするにあたって大事なことって多分いくつかあると思ってて、
そのうちの一つっていうのが、聞いてる人が自分もちゃんと感じ取れて身近に感じられることっていうのが大事かなと思ってて、
例えば、YouTuberとかで結構最近いろんな有名な人が、ジャニーズとか元から有名な人が参入してくるけれど、
そこって僕らがテレビで覗いてるのと同じ感覚だったわけじゃない?今までって。
でも今のYouTuberとかって結構我々と同じものを買っていたりとか、同じことを経験するんだけど、そこのスケールを上げたもの。
だから僕らとそのYouTuberとの距離は遠いけど、地続きだっていう風に感じるところがあるかなと思っていて、
もし仮に我々がラジオを撮るという風に考えた場合、我々はどこか知らない部屋のワンルームの中で退屈割りをしてラジオを撮ってるわけだけど、
皆さんの聞いている場所とは地面がつながっていて、皆さんの前でも起こりそうなことだったりっていうのを入れていくのが、実はみんな聞いてくれるっていう可能性はあるよね。
なるほど。
そういう意味では、最初はもっと日常の話からスタートしてもいいのかもしれないね。
なるほど。そう言われると難しいね。
じゃあ今日何した?
今日は仕事をしてました。
で、仕事が終わって、そしたらパッちゃんがピンポーンと来て、そっからまち中華に行きましたと。
で、今っていう感じですよね。
さあ、まち中華の話をスタートに話題を膨らましていくのはいいんじゃない?
まち中華の話。あ、今僕、あ、それで言うとって言いそうになりましたよ。
今我慢したわけだね。
そうです。
じゃあ、そこから食べたものって言ってって、なんか考えていくのはどうだろう?
なるほどな。それで言うと言いたいな。
じゃあ我慢しまして。
我慢しまして。
レバニラとか食べましたね。
他には?
そこで言うとって言っていいですか?
はい、どうぞ。
ちょっとその中華のお店で話題になったのがあって、レバニラなのかニラレバなのかっていうのがあって、で、パッちゃんは言語に対して詳しいのかなと思っていて、
そんなことはないけどね。
その言語学的には、なんかその言語学的なネタで、そのいろいろな言い方があるよねみたいなって、面白い話って言ったりするのかなって。
03:11
フリだったわけね。
でもなんか定位置ってあるよね。カレーライスっていうけど、ライスカレーってあんまり言わないじゃん。
あれは何でなんだろうね。カレーが主役だからかな。
でもなんか後ろに来た方が締まりはいい感じの音ね。カツカレーは後ろじゃん。
カレーカツっていうとカツが主役になるよね。
いや、でも後ろにあるやつは主役じゃないんじゃない?前にあるやつが主役。
前にあるやつが主役?
っていうのは卵丼とか。
たしかに、丼は後ろに来るのは固定だね。
そう、で、なんちゃらうどんも後ろに来る。
なんちゃらうどんも後ろに来る。
でもその考えで言っちゃうと、ニラレバ炒めは炒めが後ろに来るんだよね。
あー、たしかに。
だからそうか。一番最後にはカテゴリーがある。
カテゴリーがあると。
だからそういう意味では後ろに行けば行くほど大きなカテゴリーになっていく。
なるほど。
だからニラが入ってる他の食べ物。
いや、それはわかりづらいので。
長い名前?
そう。3つの要素を含んでいる食べ物。何があるかな。
俺の知ってる食べ物だとカツカレーうどんっていうのがある。
あー、なるほど。
で、考えるとうどんっていうカテゴリーがまずあって、うどんのカテゴリーの中にカレーうどんがあって、
カレーうどんのカテゴリーの中にチーズカレーうどんとカツカレーうどんともちカレーうどんがあるという世界であって、
決してカレーうどん餅にはならない。
カレーうどん餅になってしまうと餅カテゴリーの中できなこ餅なのかカレーうどん餅なのかっていう感じになってくると考えると、
後ろに行けば行くほど大きなカテゴリーで。
いう可能性はありそうだね。
となるとニラレバ炒めの場合は本来であればレバーの方が主役。
そう。
だけどレバニラ炒めだったらニラの方が主役?
そうかな。
ってことだよね。
かつなんかこう大多数を占めてることになるよね。
そうね、そうね。
でも我々が食べたさ、ニラレバ炒めってさ、一番多かったのもやしだよね。
間違いない。
確かに。
となると本来はどの順番にあるんだ?
レバニラもやし炒め。
この話はお店で解決せずに出てきたので、ここで解決できてよかった。
よかったね。
他食べたもの考えてもさ、チャーハンとかも食べたじゃん。
それもさ、カレーチャーハンだったわけじゃん。
ってことはチャーハンがメインってことで合ってると。
06:00
そう。
多分チャーハンカレーになってしまうとカレーのルーがドボドボってある中に
コツコツコツって米粒が浮いてる食べ物っていう風になるだろうってやっぱり予測されるので。
もしくはチャーハンがご飯の代わりになってるカレーライスみたいな。
カレーチャーハン?チャーハンカレー?
チャーハンカレーだとどっちだ?
カレーライスだとハーフ&ハーフみたいな感じ?
そう。だからあれはあくまでライスであって、だから要はオムライスと同じカテゴリーなの。
で、その中で米にカレーをつけて米を食べるっていうものがカレーライス。
ライスカレーになるとカレーをスープみたいにドゥルルルって飲んでるねんけど、そこにジャガイモと同じ感じで米粒も入ってるっていう。
あー、なんか納得した。
やった!
確かに。なんかそういうふうに意識して食べ物を見るとさ、どういう食べ物が出てくるかっていうのをそうしてみると面白いかもね。
確かに。けど、ある?
なんか今までない組み合わせってある?
えー、なんか意外な食べ物の名前ってことやんな。
ブラックサンダーとか。
ブラックサンダー。ブラックサンダーはみんながよく食べるお菓子ではあるんだけど、ブラックサンダーってことはサンダーが後ろにくると。
そう。
っていうことは雷が主役なわけですね。
そうです。
となると黒い稲妻。一応あってはいる。
あってる、そう。だからもうこれってあれじゃね?今の話で言うと食べ物だけじゃないじゃないか、そもそもと。
うん。形容詞っていうのかな?
そう、形容詞の後に名詞がくると。
でも、そうなってくるとさっきは形容詞じゃなくて名詞と名詞だったから話がずれちゃうかもしんない。
でも、だからそれはどういう品種かっていうのに関わりなく後ろにくるものが大きなカテゴリーを占めていると。
そうか。だからホワイトサンダーとかそういうのもあるわけだね。
で、サンダーホワイトになると白の種類。雷っぽい白色みたいな。
サンダーホワイト。何ホワイトがあるの?ファイアーホワイト。
違うよ。
呪文みたいになっちゃうよ。
すべてがそうやな、そう考えると。そんな単純な話だった。
確かに。じゃあ、後ろのものに注意をしてメニューを選ぶと。
そうですね。
っていうところですかね。
そうですね。薄いな。
薄いな。
で、こう…
本を読むときに紙派とさ、電子派ってあるじゃん。これよく議論されてる話かもしんないけど、どっちのほうが好き?
それは難しいな。僕はあまり本を読まないので、僕は画集はよく見ます。
画集をよく見るっていうときに、画集は紙で見たいですと。
09:01
っていうのは、どっちでも見たい。どっちでも見たいけど、どちらかというと紙が好き。
画集とさ、実際の絵っていうんだったらさ、いいと思うんだけどさ、そこの違いない?
正確に言うと、画集のものは印刷が違いますと。
だからデジタルで見るとドットの集まりですというのがまずあります。
で、画集で見たときも同様にドットの集まりではあるんだが、そっちのほうがより再現性は高くなっている。
RGB、sRGBとか、Adobe RGBとか、ディスプレイを買うときとかに見たことがあるかもしれない。
sRGBって何ですか?
色の範囲。それはディスプレイとかを扱っているところが規定しているもので、
実際にこの世で世の中にある光っていうのの何%ぐらいが見えてますっていう範囲のことをsRGBって定義していて、
それがAdobe RGBのほうが広い。
だからAdobe RGBのほうが世の中の光をよりリアルに再現できている規定になっていて、
さらにその中で何%っていうのがディスプレイごとに設定されています。
だからsRGBという規定のうち100%これは出せてますよ、
Adobe RGBのうち90%出してますよっていうのがあります。
かなりディープな話になっているけど、
要するに人間の見える範囲できれいにどれくらい出せるかっていうのを表現しているのがsRGBという意味かな。
そうね。やっぱり現実で見える光っていうのを100%ディスプレイでは再現できないっていうのがあるので、
やっぱりより本物なのは印刷したものになるというふうに思ってます。
でも一方で、実際じゃあ絵描きさんがデジタルで描いている場合、sRGBで描いてたりするわけよ。
だからそこで矛盾が起こってて、絵師さんは最後印刷してこれでいいかなっていうのは間違いなく考えてはいるが、
けどsRGBで作品自体は作っていたりするので、
じゃあ本物はどっちなのかっていうと、もしかするとディスプレイの方が本物なのかもしれないっていうふうにも思います。
ありがとうございます。
じゃあ色の観点でいうと、そういう意味で目で見ていてそれをどのくらい表現できるかっていう観点が一つはあるのかもしれないんだけど、
僕だとあとは立体感っていうのかな。
僕も絵を見に行くのは結構好きでたまに行くんだけど、
12:01
実物の方がいいなとやっぱり思うのは、絵の具ってデータにすると結局平面にはなっちゃうんだけど、
油絵なんか見てもらわないと分かるけど、よく見ると絵の具が乗ってるんだよ。
描かれてるんじゃなくて乗っけられてるんだね。
っていうのを見るとやっぱりその人が描いたっていう、なんていうの、絵は綺麗だなっていうデータだとなっちゃうけど、
実際に見るとこれは人間が作ったものなんだなっていうのが分かってより面白いなと思って見てるね。
確かに。それで言うとさらに高度なもので、さっき言ってたのはあくまでデジタルで描いたものを印刷する動向の話だったのであって、
実際に手で描いたものはドットでさえない。
要は印刷はドットだけれども、実際に描いたものはドットでさえないっていうところで、
それはもう間違いなく価値があるというか本物であるっていうのは間違いないのかなと思っていて、
そこでちょっとそもそもの本の話からちょっと遠のいていますが、僕が思うのがNFTの話です。
要は世の中で今NFTっていうのは流行ってるけど、あれがよく似ているものとして言われているのが絵画。
例えばモナリザの絵が価値があるようにNFTにも価値があるんです。
例えば初めてのツイートに価値があるんですっていう話があると思っていて、
でもやっぱりそういう意味でものとしての価値、
例えばそれが初めてのツイートじゃなくてある面白い絵とか3Dの何かでもいいんだけれども、
そのものっていうのを価値があるから高めで取引しますっていうのはやっぱり成し得ないっていうふうに思っていて、
っていうのがさっき言ったように実際の絵っていうのはデータではない。
しかしながらNFTのデータの所有権っていうところになると、いくらどこまで頑張ってもそこはあくまでデータでしかないので、
そのものとしての価値はないというふうにはやっぱり思うなっていうのがあります。
一方で、そもそも所有権って何なのかみたいなところではあるかなとは思っていて、
その所有権っていう意味ではNFTには価値があるんじゃないかっていうふうにも思っています。
っていうのは、所有権っていうのは結局そのものっていうのは売買しているものでしかなくて、
結局はその所有権が上がっていくのか下がっていくのか、
陶器的な要素、価値が継続していくのかっていう話なのであると考えているから、
そういう意味ではNFTには価値があるというところは同意するのかなと思っています。
15:05
かなり長くなってしまったけれど、
デジタルの方は絵そのものに価値があるっていうよりは、
その絵を持っていることに価値があるっていう考え方に変わるんだよね。
そうなった時に、物理的に持っているっていうことの価値が仮になくなったとしても、
私はモナリザを買って持っているっていうものだけは残るから、
物が廃れても自分の価値は持っているっていう感じなのかな。
確かに、それはすごいいい例な気がしていて、
例えばモナリザを買った人っていう称号を得るわけですよね、買った人は。
そしてそのモナリザを燃やしてしまった人っていうのは、
じゃあ物は持っていないじゃないかっていう風になるけれども、
その人はモナリザを燃やした人であったり、モナリザを買った人であったりっていうことで、
たぶん死ぬまでその価値を持ったまま生きていくことができるっていう意味で、MFTには価値がある。
しかしながら、今の話から分かるように、物を所有しているかどうかではなくて、
所有権を保持しているということに価値があると言えるのではないかっていうことだよね。
そうなってくると、別に美術品とかそういうものである必要はないってことだね。
けれども、やっぱり人なのでストーリーが必要だとは思っています。
だから初めてのツイートには価値があるっていうところには共感していて、
要は今のモナリザを燃やした人の話っていうのは、モナリザ屋から成り立ったわけで、
何かよくわからない、誰も知らないものを、何か知らないけれども失っていた。
しかしその何かっていうのは1億円の価値があったようだっていうのだと、
あまりエピソード自体に価値がないというか、所有権としての価値があまりないと。
でも今の話でいうと1億円だから少し価値があったと。
要は1億円を意味なく溶かしたっていうところで強い引きがあるけれども、
そこにさらに1億円を溶かしたっていうお金だけの話じゃなくて、
例えば初めてのツイートであるとか、モナリザを初めてデジタル化したものとか、
今後出てくるのかわからないけど、みたいな話になってくるとストーリーがあるので、
人はそこに感動するので、より共感が得られて、
所有権としての価値を持つんじゃないかっていうふうには思うな。
なるほど。じゃあまとめるとNFTっていうものは、
ストーリーがあるっていうところで1つ価値があるっていうのもあるし、
そのストーリーをどれだけの人が共有しているかによって値段が決まってくるっていうことになるのかな。
そう、実際だから本当に誰もストーリーを共有していないけれども、
価値があるものっていうのは存在しているが、
18:02
やっぱり相対的に多くの人間がツイッターを知っているっていうものやからこそ、
それに価値が出る、それの所有権に価値が出るっていうものっていうのは間違いない話かなと思います。
じゃあどんどんメジャーになっていくっていうことで、
我々が最初に撮ったラジオについてももしかしたら価値が出てくるかもしれない。
そういうことです。
ということは3000年の方々がもしかしたら、
我々のこの最初のNFTを買っていて、いくらなってるんだろうね。
確かにな。
そういう意味では、
2999年に来ててこれを聞いているあなた、
買っといたほうがいいですよ。来年上がる。来年上がるわ、これは。
情報をどうやって残すかっていうところもちょっと考えつつ、
ラジオを撮っていかないといけないということかね。
そうですね。
この収録もしっかりブロックチェーンに乗せてね、
繋いでいくようにしないといけない。
専門家、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
19:23

コメント

スクロール