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こんにちは、AIと絵本の伝道師、絵本作家のアポロです。
今日は3月1日、ひろわく祭りということで、
ひろのぶ先生のコミュニティのみんなと一緒に、
ひろのぶ先生が伝え続けている生きる力がわく話、
このエッセイ集の1つを朗読していきたいと思います。
それでは、聴いてください。
第5章、3
いいエントリーシートが書けない学生
就職活動がうまくいきません。
もう5社とも書類選考で不合格になってしまっています。
つらいんです。
いいエントリーシートが書けないのです。
何を書いたらいいエントリーシートになるんですか?
教えてください。
ちょっと君のエントリーシートを見せてよ。
おお、すごいね。
成績も優秀。バイトリーダーもしているんだ。
でも、これじゃ不合格になっちゃうよ。
エントリーシートを書くためには、自己分析が大切でね。
このエントリーシートには重要な部分が抜けているんだよ。
就職内定を獲得するために
僕は就活生、就職活動をしている学生の指導を15年近くしている。
皆さんは就職内定を獲得するためには何が必要だと思うのだろうか。
まず、就活生はエントリーシートを企業に提出する。
それが通ると企業との面談になる。
そこで、僕はエントリーシートの添削や模擬面談を行い、彼らの支援をしていく。
その指導の中で、彼らは自分がどれだけすごいかをアピールしようとする。
そんな彼らに僕は、それじゃ内定を獲得できないよと伝えることがある。
不思議顔の彼らに僕は言うのだ。
もっともっと自己分析をしなくちゃって。
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僕は、就職活動期間が人間的に成長するとても重要な時期だと思っている。
なぜなら、これほど自己分析をじっくりする期間って他にはないだろうから。
自分のキラキラなエピソードばかりエントリーシートに書いて、面談で話す就活生。
彼らに僕は言う。
自己分析っていうのは、成功体験を集めることじゃないんだよって。
大切なのは、自分を見つめ直すこと。
そして、ありのままの自分を知ること。
それが自己分析。
それができて就職内定に近づいていく。
人は誰も、かっこいい自分、よくできる自分だけじゃない。
かっこ悪い自分、できない自分がいて当たり前。
そこを認めていくこと。
それがとても大切。
自己分析では、むしろそちらが重要だと僕は思っている。
キラキラエピソードだけを集めても、就職内定には近づかない。
いいんだよ。
きっと人の強みって、自分の弱いところを理解し認め、
自分の弱さをじっくり見つめ直して、
それを克服しようと努力するところにあるんだから。
僕はそう就活生たちに語る。
ほら、弱いっていう漢字をよーく見てごらん。
弱さの中には羽がある。
君がちゃんと自己分析をして、
かっこ悪い自分、できない自分を見つけることができれば、
その羽を使って大きく羽ばたける。
弱い自分を認めることができれば、君はもっと強くなる。
それが就職内定を獲得するために必要なことなんだ。
出版1周年、おめでとうございます。
これからもたくさんの人にこの本が届いていきますように。
アポロでした。