講座最終日とテスト前の心構え
ホームビジター養成講座最終日🌿 終了テスト前の10分間の振り返り✨
みなさん、いよいよホームビジター養成講座も最終日となりました。 ここまで本当にお疲れ様でした。
この後、これまでの講座を振り返る簡単な終了テストがあります。
テストと聞くと少し緊張されるかもしれませんが、点数を競ったり、みなさんの評価をしたりするものではありません。
この6日間で何を学び、何を感じ、これからホームビジターとして何を大切にしていきたいと思ったのか、それをもう一度振り返る時間だと思ってください。
テストの前に、これまで学んできた大切なことを一緒に思い出してみましょう。
ホームビジターの役割と関わり方
まず、ホームビジターとはどんな存在だったでしょうか。
私たちは専門家として家庭を訪問するわけではありません。
子育てについて指導したり、こうした方がいいですよ、と答えを教えたりする人でもありません。
また、家事や育児を代わりに行うヘルパーでもありません。
子育てを経験してきた地域の一人として、親御さんと対等な立場で出会い、同じ目線で寄り添っていく存在です。
こうしてください、ではなくどうしたいですか。一緒に考えてみましょうか。一緒にやってみましょうか。
そんな関わりを大切にしてきましたね。
ホームスタートで大切にする傾聴
このホームスタートの活動を象徴する言葉も講座の中でいくつか学びました。
どんな言葉だったでしょうか。
ぜひ思い出してみてください。
ホームスタートでとても大切にしていることが、話を聞くということです。
親御さんの話を聞いていると、私だったらこうするのに、こうした方がいいんじゃないかな、とつい自分の経験から答えを言いたくなることがあるかもしれません。
でも、ホームビジターが大切にする傾向は、答えを与えることではありません。
否定しない。評価しない。決めつけない。
そして、自分自身の子育て経験や価値観を、まずはその人の言葉と気持ちを受け止める。
そうだったんですね。そんな風に感じていたんですね。
と、安心して話せる時間を作ることです。
人は誰かに自分の気持ちを受け止めてもらうことで、自分の気持ちを整理したり、どうしようかな、自分で自分の次の一歩を考えられるようになります。
私たちが答えを出すのではなく、その人自身が持っている力を信じる。
それがホームスタートの傾聴の大切な意味だったと思います。
子供への影響と親への支援
では、私たちの活動は子供たちにとってどんな意味があるのでしょうか。
ホームビジターは子供に何かを教えに行くわけではありません。
けれど、親御さんが誰かに話を聞いてもらい、少し気持ちに余裕が生まれたらどうでしょう。
子供の話をゆっくり聞けるかもしれない。一緒に遊べるかもしれない。抱きしめることができるかもしれない。一緒に笑える時間が増えるかもしれません。
子供にとって自分の話を聞いてもらえる。自分の気持ちを受け止めてもらえる。自分は大切にされていると感じられることはとても大切なことです。
子供も一人の人格を持った存在です。
子供の気持ちを尊重し、安心できる関係を作ること、親御さんを支えることは、その先にいる子供の安心や育ちを支えることにもつながっています。
訪問時の注意点と守秘義務
そして、これから皆さんが訪問する家庭は一つとして同じ家庭はありません。
家族の形も違います。生活習慣も違います。子育ての考え方も違います。大切にしていることも違います。
私たち自身にも、それぞれ普通や当たり前があります。
でも、普通はこうするでしょ?私が子育てしていた時はこうだった。
という自分の価値観を、その家庭に当てはめないことが大切です。
私たちは、そのご家庭のとてもプライベートな場所に入らせていただきます。
だからこそ、約束や時間を守ること、家庭で知ったことを外で話さないこと、個人情報を大切にすることなど、訪問主だとして守らなければならないことがあります。
これから家庭を訪問するとき、私は何に気をつけたらいいだろう?と一度立ち止まって考えてみてください。
困難な場面への対応と相談
そして最後に、とても大切なことです。訪問を続けていると、ちょっと心配だなぁ、これはどうしたらいいんだろう?と思う場面に出会うことがあるかもしれません。
中には虐待やDVなどが疑われるような場面に出会う可能性もあります。
そんなとき、ホームビジター一人で判断したり、解決しようとしたりしないでください。
ホームビジターは専門家ではありません。私が何とかしなければ!と一人で背負う必要もありません。
では、そんなときにはどうしたらよかったでしょうか?誰に相談し、誰につないでいくのだったでしょうか?
ここも、皆さんがこれから安全に活動していくために、とても大切なことです。
学びのまとめとテストへの取り組み
この6日間、本当にたくさんのことを学んできました。
でも、そのすべてを今日、完璧に覚えて帰る必要はありません。
これから、実際に家庭を訪問すれば迷うこともあると思います。
そんなときに思い出してほしいことがあります。
私たちは、この家庭を変えるために来たのではない。
同じ子育て経験をしてきた私たちが、同じ目線で気持ちを分かち合える仲間として、
話を聞く、一緒に考える、一緒にやってみる、これをピュアサポートと言います。
そして、その人がもともと持っている力を信じる。
そのために、私たちは家庭を訪問します。
この後のテストでは、講座の中で聞いた言葉を思い出しながら、ぜひ皆さんの言葉で書いてみてください。
そして、最初の問い。
ホームビジターとして活動する意義を、今、どのように感じていますか?
この問いには、誰かと同じ答えを書く必要はありません。
6日間を終えた今、私はなぜホームビジターとして活動したいと思うのだろう?
そんなことを少し振り返りながら、今の皆さんの気持ちを書いてみてください。
それでは、肩の力を抜いて、6日間の学びを思い出しながら取り組んでみてください。