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あんちゃんの何でも言いたい放題
皆さんこんにちは、あんちゃんことあんどうひろしです。 本日もあんちゃんの何でも言いたい放題ということでお話をしていきたいと思います。
なんかもう いつもこういうニュースを聞くと嫌になるんですけれども、日本経済新聞の4月1日付ですね
今日の朝刊に出ている記事ですけれども 自社株買い最高の急長延
2022年度現役家でも株主還元手厚くということでこういうニュースが出てるんです けれども
日本企業の自社株買いが16年ぶりに最高を更新する 2020年度は2022年度は急長延を超え
世界的な後継役で業績が好調だった 2006年度を上回る
三井物産は過去最大額を予定し日立製作所は8年ぶりだと 企業業績は現役だがマイナスになっているけれども
投資家の要請を踏まえ豊富な手元資金を株主還元に回す 抱え込んだ資金を成長投資に生かしきれない課題もあるということで
まあなんて言うんですかねぇ 急長延を超えて自社株買いをしていると
まあこういうニュース聞くと私すごく思い出すというか違和感を感じたのはですね かつては日本の商法では自社株買いって禁止されてたんですよね
まあこれは株株式会社の株資本金ですよね 資本金というのは当然外部からお金を集めてきて外部の人に資金を提供してもらってそれで
賞金資本金にするんだとそういうことですよね当たり前じゃないですか で株式を公開するというのはこれは手段の一つとして資金調達の手段の一つと
して株式を公開して株を買ってもらっていろんな人に投資をしてもらってそれで資金 調達をして会社を大きくしていくっていうのが根本的な株式会社の仕組みだし
株式を上場するというのは公開するというのはそういう大きな意味があるわけです でだからかつての日本の商法では自分の会社の株を買うということは自分がその株主に
なっ自分会社が自ら自分の会社の株主株主になるということなのでそれおかしい じゃないかと理屈と理屈としておかしいでしょうと
そういうことで自社株買いは禁止されてたんですね そして何かやむを得ない事情によって自分で自己株を買うということがあったとしたら
これはすぐに速やかに手放さなきゃいけないとそういうルールがあったわけですよ これは私は極めて当然のルールだったろうなぁと思いますし
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そして自分で株を持たないということはやはり市場に自分の株の評価を委ねるということ になりますから自分の会社で自分の株価はコントロールできないわけですよね
まあこれ当たり前だと思いますでまあそういうモラルがあるんだなぁと思って私はこの かつて商法を勉強した時のこの自社株外の禁止ということはそういうふうに
納得してたんですけれども ある時商法が変えられて自己株を買うのが解禁ということになったんですね
自社株外が解禁ということになりました いやこれなんかおかしいんじゃないのかというふうに思いましたけれども
まあその後はもうどんどん常用企業は自分の株式を買うようになっていって そしてまぁこれが株主に対する利益還元の一環としてすごく有効に使われる
ようになっていきました まあ今もこれがまあ今日のニュースでも言ったみたいに過去最大の9兆円の
株の取得をするということでこれはバランスシートとしては極めていびつな形になる ということですし
そうやって株主に還元をして株主はどんどん豊かになるということですよね でも最近のこういうニュース見ると本当にもう
いろんなもんが歪んできたなという気がします 今日本では本当に非正規雇用が増えて若い世代は貧困化をして今も
若い世代だけではなくていろんな世代が貧困化をしてそして高齢者の皆さんはまさに 老後に不安を感じて年を取るのは恐ろしいとそういう状況になってますよね
本当に今格差が拡大をしていきましたそんな中で上場企業は利益がどんどん拡大をしていって そしてこのような形で株主還元はどんどん大きくなっていくと
そういうことになってますよね これも一連のいわゆるコーポレートガバナンス改革ということを進めていった結果
株主の利益を最大化をするということが株式会社の目的になりました まあこれは
まあもともと株式会社ってそういうもんなんだと言ってしまえばそれまでだとは思います けれどもでもかつての日本ではそうじゃなかったと思うんですね
当然やはり会社の経営者は株主の利益を最大化するよりも まず従業員の生活を安定させて従業員が家族を持てて子供が養えるそして家も買えると
そしてこの会社で勤めていたら安心して老後も暮らせると そのように従業員に対する還元もものすごく手厚くやっていたと思います
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企業で独自の年金を作ってですね そして厚生年金だけじゃなくて企業年金も出るとそうするとその会社に長く勤め
勤めていたら定年退職した後も企業年金が手厚くもらえて安心して老後が暮らせると そういう本当に良い環境を作ってだと思います
でも今やそういった確定給付年金ではなくて確定拠出年金という方に年金の性質も変わってしまい まして会社は一遍出したらあとは従業員の自己責任と
自分で投資をして運用して増やしてくださいと会社はもうお金渡したんだから後は知り ませんよとそういう格好を取るようになったわけですね
まあそうすると会社にとっては一変お金出したらそれで責任を 逃れることができるから確かにコストとしては
低く抑えられて楽になりますでも従業員はそれぞれが投資をして大きくするだけの 能力がある人ばかりではありませんから
ある人は大きく資産を増やすことができるかもしれないけれども ある人は全然増えないむしろ減るっていうような投資ばかりをしてしまうかもしれない
これも自己責任という名前のもとに切り捨てられてしまうということになると思います がそんな心配しないで自分でこの資産運用みたいなことを心配しないでも
安心して老後が暮らせるだけの年金が会社からもらえも会社からももらえるとそういう 体制を作っていった方がやはり国としてはものすごく安定すると思います
そしてマカブルシーに対してこのように9兆円というですね 配当配当みたいなもんですよね社会深いというものはそうやって一部のお金持ちの
ところにはどんどんお金を渡すけれどもそうじゃない人たちは 全部自己責任という名前のもとに
大変厳しいところに置かれるということで非常にアンバランスになっているような気がいたします まあ
日本ででもまあこれも企業にこの手持ちの資金が潤沢にあるというのはそれだけ投資を する先がないということもあるわけで
投資をする先がないというのはこれは景気が悪いということの証拠ですから 景気が悪い中で結局コストカットコストダウンで利益を最大化してそしてそれが
一部の株主のところに行くという構造になっていますから 結局コストカットの縛寄せは従業員とか中小企業とかそういうところに行っているわけで
ものすごくいびつな経済環境が出来上がっているというのがこういったニュースを見て いてもよくわかると思います
こういうことを 是正するためにもやはり昔のように自社株買いの取得は禁止と
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をするべきだと思いますし株主還元を最大化をするというような経営ではなくて 従業員もそれから取引先もそして社会もみんなが良くなるというもともとの
日本の経営者の考え方これを取り戻すことがやはり大事だというふうに改めて感じ ているところでございます
はいということで本日もご覧下さいましてありがとうございました ぜひ皆さんチャンネル登録と高評価そして通知設定をよろしくお願い致します
それではんちゃんの何でも言いたい放題また次回お会いいたしましょう ありがとうございました