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#19 ピアノの先生が、あえて教えないこと
2026-08-24 06:07

#19 ピアノの先生が、あえて教えないこと

子どものピアノ、上手に弾けるようになることだけがゴールじゃない。

「何を教えるか」だけでなく、「何をしないか」。
子どもの成長を信じながら、私が大切にしているレッスンについてお話ししました。

⏰タイムスタンプ
子どもにピアノを習わせる意味
ピアノは「上手になる」だけじゃない
正しいことを全部やらせなくてもいい
親御さんに手放してほしいこと
子どもの成長を信じる
ピアノを習うゴール

#ピアノ教室 #ピアノレッスン #子どもの習い事 #子育て #音楽教育 #ピアノ講師
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こんにちは、街のピアノの先生アミです。 今日は子供にピアノを習わせるってどういうことなんだろう、ということについてお話ししたいと思います。
私はピアノ教室を始めた頃、子供たちに自分が身につけてきた技術やスキルをちゃんと渡してあげたいと思っていました。
正しい指の使い方を身につけて、楽譜がきちんと読み取れるようになって、ちゃんと曲を弾けるようになってほしい。
もちろん今もその気持ちはあります。でも、いろんな子供たちを教えてきて、忙しい中でピアノに通わせてくださっている親御さんを見てきて、
だんだんこんなことを考えるようになりました。 そもそもこの子たちは何のためにピアノを習っているんだろう。
音楽の道に進みたい子には、もちろん必要な技術や練習があります。でも全ての子がそうではありません。
学校や塾、他の習い事で忙しい中、ピアノを習う意味は、誰よりも上手に弾けるようになることだけではないんじゃないかなと思うんです。
子供の頃にピアノを習ってきたことが、大人になった時に、あの頃ピアノ楽しかったなと思える思い出になっていたり、
疲れた時にピアノを弾いて自分の気持ちを整えられたり、音楽があることで人生が少し豊かになったり、そんなところにもピアノを習う意味があるんじゃないかなと思っています。
そう考えるようになってから、私自身のレッスンも少しずつ変わりました。
正しいことだから全部今すぐやらせるということを手放すようになったんです。
例えば指の形、もちろん大切です。でも弾くたびに指の形で注意され続けたら、指の形を覚える前にピアノを弾くこと自体が嫌になってしまうかもしれません。
だから私は、今この子に本当に必要なのは何だろうと考えるようになりました。
ハノンやチェルニーなどを使うこともありますが、それが全ての子に必要というわけではありません。
このテクニックは曲の中で身につけられないかな、この練習とこの練習は一緒にできないかな、
その子の目標や生活、今の状態を見ながらその子に合う方法を探していきます。
私はレッスンってある意味実験みたいなものだと思っています。
やってみてちょっと違うかなと思ったらまた少し変えてみる。その子に合う方法を探していく。
そして親御さんにも少し手放してもらっていいことがあります。
一つは毎日練習させなきゃということ。もちろんピアノを続ける環境を作ったり、
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今日は弾いてみるとか、声をかけていただくことは大切です。
でも毎日必ず練習させるところまで親御さんが全部背負わなくてもいいと思います。
もう一つは他の子と比べること。
あの子はもうこの曲が弾けるのにとか同じ年齢なのに、そう思ってしまうこともあると思います。
でも子どもの成長って本当に一人一人違います。
だからこの子は前より何ができるようになったかなという目で見てあげてほしいなと思います。
そして楽しんでいるかどうかもとても大切ですよね。
そして成果を焦らないこと。
子どもの成長ってずっと右肩上がりではありません。
何ヶ月もなんだかあんまり変わってないなと思っていた子がある日突然ポンとできるようになることがあります。
今まで積み重ねてきたものがある瞬間につながるんですよね。
だから私は時間を味方につけるということを大切にするようになりました。
必要なことを考えてちゃんと関わる。
でもその先まで大人が全部コントロールしようとしない。
あとはその子自身の力と積み重ねてきた時間を信じてみる。
私は今でも子どもたちにはきちんと弾けるようになってほしいと思っています。
技術もちゃんと教えたい。
でもきちんと弾けるようになることだけをピアノを習うゴールにはしたくありません。
ピアノを習った時間がその子の人生の中に何か温かいものとして残ってほしい。
大人になった時にピアノを習っていてよかったなと思ってもらえたら嬉しい。
そしていつか誰かのためじゃなくて自分のためにピアノを弾いてくれたら
それってすごく素敵なことだと思うんです。
だから私はこれからも何を教えるかだけじゃなくて何をしないか
も考えながらその子にとって必要なものを渡せる先生でいたいと思っています。
もしうちの子全然練習しないとか周りの子より遅れてる気がするとか
このままで大丈夫なのかなと焦っている親御さんがいたら
少し長い目でその子を見てあげてもいいかもしれません。
今できていないことではなくて
この子はこの先どんな風に伸びていくんだろうそんな風に見てあげる。
私自身も焦ることがあります。
でもできることをちゃんとやったら後は時間とその子自身の力を信じてみる。
今日は子供にピアノを習わせるってどういうことなんだろうというお話でした。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
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