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2026-03-18 17:34

[3月の美しいもの]山種美術館「花・flower・華2026」展

2026年は意識して美しいものをたくさん見ていこう!というのが密かな目標です。2月はご紹介が何もできませんでしたが、3月は一つ、
私の見た美しいものをご紹介します。現在、東京渋谷区広尾にある山種美術館で開催中の「花・flower・華2026」展でみた、田能村直入(たのむらちょくにゅう)作『百花』と、奥村土牛(おくむらとぎゅう)作『桔梗』という作品についてお話ししてみました。

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山種美術館
https://www.yamatane-museum.jp/

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今年最初の「美しいもの」尾張七宝
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イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。
おはようございます。お疲れ様です。年度末に向かってお忙しい日々をお過ごしのことかと思います。
お子さんがいらっしゃる方はね、学年末に向けて卒業シーズンでもありますし、何かと慌ただしい日々なんじゃないでしょうか。
そんなね、なんだかそわそわざわざわするような3月ではありますが、今日はですね、3月に私が見た美しいものを一つご紹介しようかなと思います。
2026年に入りまして、私は今年1年、意識して美しいものをたくさん見ていこうというふうに決めたんですね。
実はうちなる目標として、それを1年間掲げております。
2月はですね、美しいものを見たら共有しますというふうに年始には言っていたんですけど、ご紹介ができませんでした。
3月はちゃんとご紹介しようかなと思います。今日はそのお話です。
ただいま、東京渋谷区広尾にあります山種美術館というところで開催中の花フラワー花2026という企画展がやっておりまして、そちらで見た美しい作品に感動したというお話を今日はしていきたいと思います。
山種美術館ご存知ですか。東京都渋谷区広尾にある美術館です。そんなにすごくすごく大きい美術館ではないんですけれども、
恵比寿からバスで5分くらい、徒歩でも15分くらいかな、で行ける場所にあります。
私はですね、かなり昔なんですけど、BS日テレさんのブラブラ美術博物館という番組があったんですが、そちらのイラストレポートというお仕事を4年くらいやっていたんですね。
ブラブラ美術博物館というのは山田五郎さん、小木屋萩さんがいろいろな美術館、博物館をめぐって、その時開催されている展覧会を紹介していくという番組だったんですけど、すごく面白い番組でした。
それのレポートを私ずっと書いていたので、かなりいろいろな美術館、博物館を当時はですね、たくさん知識として持っていました。
でもすっかりもうその時の知識は抜け落ちてしまって忘れてしまったんですが、当時この山田美術館というのを知りまして、近代日本画の所蔵が充実しているという、そういう美術館だったと思います。
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そんなに大きくないけれど、とてもセンスがいいみたいな、そんな印象で記憶に残っていました。
実際足を運んだことは実はなかったんですね。
映像で見て、そこで披露された作品をイラスト化して紹介したり、解説を書いたりということはしたんですけど、実際足を運んだのは、なんと今回が初めてでした。
行きたい美術館の一つって当時から頭の中には入れていたはずなんですけどね、これがなかなか都内でいつでも行けると思うと意外と行かないんですよね。
今回はですね、そこで花をテーマにした作品たちが集うという、そういう展覧会をやられていまして、これは見たいと思って行ってきました。
というのも、私は昨年古典を久しぶりに開催したんですが、その作品シリーズがひめまるけというシリーズ名を私自分でつけていまして、これはたくさんの姫たち、ひめまるけ、まるけっていうのは名古屋弁でだらけっていう意味なんですけど、
たくさんの姫たちがいっぱい出てくるっていう絵のシリーズを好きでずっと描き続けています。
このひめまるけシリーズは姫がたくさん出てくる、女の子がたくさん出てくると同時に、季節のお花とか植物とか菜地などで自分が心が動いたものをモチーフにするっていうのを基本のベースにしてるんですね。
なので、ひめまるけシリーズを描いている時から植物と女の子、姫を掛け合わせて絵を描くっていうのが、なんとなく自分の中でのライフワーク的な楽しみになっているんです。
最近は日本画の画材にもずっとチャレンジをしていて、本当はいつか岩絵の具を使ってきちんとした絵を描いてみたいみたいな、そういう憧れもあるんですね。
そんな感じで、この花をテーマにした作品たちが集う山種美術館の企画展、これは見たいと思って行ってきました。
すごい楽しかったんですよ、これがですね。
実際自分が植物と向き合うってほど、日本画家の皆様に比べたら、そんな向き合い方はまだまだヘボヘボだと思うんですけど、
それでも自分も一つ何か、例えば蓮の花をテーマに描こうと思ったら、一生懸命蓮の生態を調べたり、いろんな蓮の写真を見て、本当は本物を見て描きたいんですけど、
季節のその時でないと見れないですからね、お花は。
そういった写真とか動画とかいっぱいいっぱい見て、自分の中で心が動いたポイントにフォーカスして、それと姫を掛け合わせて絵を描くみたいなのを、
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一シリーズ1ヶ月くらいかけてじっくり描くみたいなのをやっているんですね。
最近はちょっと新作発表できていませんけど。
そんなことをやった後なので、今まで正直なところ、花を題材にした日本画、近代日本画を見たいという気持ちには全くならなかったんですよ。
でも自分が向き合ってみたら、見てみたいというのが本当にワクワクしてしまって、そういう視点でどうやって描いてるんだろうとか、
どういう色の使い方してるんだろうとか、花の簡略化の仕方とか、どのくらい写実的に描くんだろうとか、アングルとかね、
そういうのを考えながら見ていったら、めちゃくちゃ面白くて、大満足の展覧会でした。
その中でも一番感動した作品が、この展覧会のキービジュアル、チラシとかそういうものに使われている田野村直乳という方の「百花」という作品があるんですね。
これがすごい良かったんですよ。
もうなんか、あーってなりました。
すごい言語化できていませんが、どんな作品だったかというと、南蛾という画家さんの方なんですけど、植物図鑑的な、そういうような役目も果たすという意味を込めて、
国からのお仕事だったかな?そんな解説が書いてあった気がする。
そんなものとして描いた、百花とあるだけあって、100種類の植物、お花たちが絵巻物のようにずらーっと横に長い感じで、ずらずらずらっとぎっしり、
普通は一緒に咲かないような花たちがギュギュギュギュッと一緒に咲いているかのように、左に流れるようにブワーって花が続いていくという、そういう作品だったんですよ。
これが、そういう図鑑的な意味も込めて描いたと書いてあるわりに、ものすごい写実的かというと、そういうわけでもなく、ちょっといい感じにデフォルメされているんですよね。
一つ一つが、ちょっと歪んでいるというか、ぷにんとぺちゃんと潰れているというか、きっとこの方の個性なんだと思うんですけど、その画家、描かれた方が、なんかここが可愛いって思ったんだろうな、みたいな気持ちが入っているお花になっているっていう、そういう感じがする絵だったんですよね。
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後から帰宅してから調べたら、この田野村直乳という方は、そういうのが特徴、写実的に描くわけではなく、心が動いたようなさまで描く。
山とか描いてもちょっと大きく描いちゃったりとか、現実とは少し違うアレンジを加えて描くみたいな、そんな方だったという、これはチャッピーが教えてくれたんですけど、そういうふうに説明が出てきました。
なので、なるほど、私が感動したのは間違いなかったんだなというふうに、ちょっと答え合わせができて面白かったんですが、今見てもデザイン的に超おしゃれに見えるような、もう本当にハンカチとかスカーフにしてもすっごい素敵なんじゃなかろうかっていう、そんな作品が私は一番感激しました。
何か買って帰りたいなと思ったんですけど、やっぱり印刷物じゃ伝わらない、これは本物見た方が断然いいなと思って、一応ポストカード買ってきたんですけど、全然本物の方がいいですね。
ぜひお花の絵とか、お好きな方はとっても楽しめると思うので、大変お勧めです。そして、いくつか感激したというか、心が動いた作品があったんですけど、センスの絵がありまして、気境っていうタイトルだったかな、まさに気境が描かれて、全面金箔の感じのセンスの絵なんですけどね。
それがすごいオシャレで超かっこよくて、私少し前に栃木県のノベルティー用に、栃木県の柄で日本画の画材を使いながらセンスの絵をね、センス用の原画を描いたんですね。
自分もそれに向き合ったということもあったので、よりセンスの原画に惹かれたのかもしれないんですけど、ディフォルメの仕方とか、なんとも描き込みすぎないかっこよさみたいなのがすごいあって、そのセンスの絵に惹かれたんですよ。
他の作品でも、もちろんいっぱい感動した作品があるんですけど、ミュージアムショップで、そこには飾られていないけれど、いろんなポストカードがあり、これもいいな、これもいいなって選んだのが、全部その気境の絵を描いた奥村時雄という日本画家の方だったんですね。
日本画ってね、もちろんじっと見るとそれは作風が違うのでわかるんですけど、そんなに私初心者なので全然詳しくないんですよ、全く歴史とかも全然知らないし、ただただ自分が絵を描くので、自分のアンテナに引っかかった絵みたいな感じで選んだ3点が全部奥村時雄さんの絵だったので、
私きっとこの人好きなんだっていうのがものすごいはっきりわかって、とても興味を持ちました。調べると101歳だったかなまで、本当にずっと描かれてたっていう方らしくて、なんだかちょっと他の作品も見てみたくなりましたね。
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全体的に言えることなんですけど、日本画が多かったので岩絵の具が使われていました。岩絵の具は本当に岩を砕いて絵の具になっているので、近くで見るとキラキラするんですよね。
アジサイが描かれた作品があったんですけど、首をこうやって傾けていろんな角度から見ると、本当に梅雨に濡れているアジサイみたいに葉っぱがキラキラキラって濡れているみたいに光るんですよね。
もうそれがね、うわぁ岩絵の具かっこいいって思いながら近くでジロジロと見てうっとりしてしまいました。
とても美しい展覧会で、何でしょう、絵のことがそんなに詳しくわからなくても楽しめるんじゃないかな、カジュアルに日本画が見れるんじゃないかなと思ったので、ぜひご興味ある方チェックしてみてください。
そして見に来ていらっしゃるご夫人がですね、着物で来られている方もたくさんいらっしゃって、その展覧会を見に来るためにすごく素敵な花の帯で来られたんじゃないかなという後ろ姿の見られている人を見るのも面白かったですし、
あと私はちょっと寄れなかったんですけど、入口の横にある小さなカフェでですね、ちっちゃなお茶菓子がこの展覧会に合わせて6つくらい飾られている絵に合わせて作られた紫陽花のお茶菓子とか桜のお茶菓子とかがあって、それとお抹茶がいただけるお茶セットみたいなのもあったんですよね。
本当は行きたかったんですけど、ちょっと次の予定の時間でね、あんまり長く滞在できなかったので、今回は入れませんでしたが、それもお勧めかなというふうに思います。
最初にも言いましたけど、そんなに広くない美術館なので、せいぜい数時間、2時間、3時間あればゆっくり楽しめるかなという感じのコンパクトなものなので、ちょっとふらりと予定が空いたみたいな時に、恵比寿からふらりと行ける場所にありますので、よかったら行ってみてください。
それで一つ話そうと思っていたことを忘れていました。展覧会を見ていて、ちょっとふと思い出したんですけど、いつの時代の思い出だったかあんまり明確に思い出せないんですが、若かりし頃、当時お付き合いしていた彼と、
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どういう展覧会だったかな、日展とか、そういう勇士ある感じの絵画展をなぜだか見に行った記憶があるんですね。私はもともと、とにかく小学生ぐらいの時から絵が大好きだったので、私と行くのならという感じでその流れになったのかもしれないんですけど、
私は絵が好きなくせに、絵を見るのは描いているが好きだからゆえにかもしれないんですけど、すごい見たい絵とすごい飛ばす絵がはっきりしているんですよね。ものすごい失礼ながら、ものすごい偉そうで申し訳ないんですけど、じっくり見たい絵はすごいゆっくり見るんですけど、
そうでもない絵、要は多分自分の好みがはっきりしているのかと思います。そういう絵はパーって飛ばすんですよね。キャプションとかも正直あんまり読まないんですよ。絵を見ているのに文字を読むの大変なので、本当に知りたくなってじっくり見ようと思ったら見ますけど、そうじゃないと本当にキャプションを読まないんですよね。
そんな感じで、彼に絵が好きなはずなのに、ものすごいさーって見終わってびっくりしたみたいなことを言われたのを思い出したんですね。
でも、絵を楽しむ美術館に行ったりして見るのって、本当に自由に見ればいいはずなんですよ。お金払って見たから全部の展覧会の企画展とか全部の部屋回って、一個一個ちゃんと見なきゃいけないかって言ったら全然そんなことはなくて、別にさーって飛ばすとこがあっても全然いいなと今は思っています。
それはもうみんな誰だって好みはありますから、なので見たいやつはじっくり何度も見ればいいし、そうじゃない自分にはそうでもないなって思ったものはどんな貴重な絵だろうが、さーって飛ばしちゃっていいと思いますよ。
絵ってどんなふうに見たらいいんですか?みたいなね、そういうようなことをよく言われるなんて、沢直さんも言ってたような気がしたので、そんなことをちょっとでも参考になればと思いまして、そんなエピソードをお話ししてみました。
イラストレーターの原江美でした。また話します。
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