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たろうさんとようかいのくに
たろうさんは気がついたら知らない場所にいました。 ここはどこだ?
建物は天より高いものばかり。それに地面も土ではなく、黒色で固く、
周りには木や畑がどこにもありません。 人間のようなものは
たろうさんが見たことがない服を着ています。 あれは
鬼か? 何やら板を見ながら歩いているぞ。
たろうさんは そっと
そっと歩きます。 周りには
鬼や天狗、 化け物しかいません。
もしかしてここは 妖怪の国なのか?
たろうさんは慌てて逃げました。 走った先には
いい匂いするお店がありました。
なんだこの匂いは? こんな匂いは嗅いだことがないぞ。
鬼がニコニコと食べているのが見えます。 美味しそうだなぁ。
わしも食べてみたい。 いや、もしも食べたら、わしはもう村に戻れないかもしれない。
さすがは鬼の食べ物だ。 たろうさんは急いでその場所から離れました。
今度は不思議な絵を見つけます。 なんだこの絵は?動いて話すぞ。
たろうさんがじっくりと絵を見ていると、 どこからか
カンカンカンと音が聞こえてきます。 もしかして火事か?
川はどこだ? 音が鳴っている方へ行ってみると、
大きい口を持っている化け物が並んでいました。 そこへ
大きな蛇がガタンゴトン、ガタンゴトンと向かってきています。
へー、蛇だ。まるどみにされてしまう。たろうさんは慌てました。
たろうさんの前には 村の仲間がいました。
戻ったのか? 戻ったってたろうさん。
あんた、荷物を運んでいる時に転んで石に頭をぶつけたんだよ。 もしかして算数の変わりでも言ってたのかい?
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私は妖怪の国に連れて行かれたんだ そこは
鬼や天狗が大きい口の化け物や大きな大きな蛇と暮らしとった 無事に帰ってこれて
ああ 助かった