緊急告知とキャッチアップの紹介
関友ガズ藤原玉木変身ラジオ。緊急告知。
変身ラジオですね。超変身ラジオという広録をやりたいと思ったんです。
5月の23日土曜日、昼朝ヶ谷ロフト。詳細はですね、ぜひXなどチェックしていただきたいなと思います。
ということで、緊急告知でした。
この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で多様な視点を提案するCatch Up。
水曜日は、スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございます。
はい、おはようございます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
三戸間選手の怪我とワールドカップ
三戸間選手の怪我が心配ですね。
心配ですね。ワールドカップどうなるかな。
これがね、本当は怪我してないというのならばね、日本のサッカー界も成長したなと思うんですけどね。
諸外国ではそういうことをよくやりますからね。怪我したと言って、ワールドカップ前にね。
まあでも本当らしいです。そんなに騙すことは日本人はできないと思うんで。
本当心配したいと思います。何とか帰ってきてほしいですが。
ロンドンマラソンでの歴史的快挙
今日はちょっと取り上げるのは別の話なんですが、4月の23日にロンドンマラソン。
これはすごいですね。
ケニアのセバスチャン・サウエ選手が2時間59分30秒という、
2時間切りを試乗を始めてやったという。
これすごいのがね、2位の選手もエチオピアの選手がね、2時間切ってるんですね。
1時間59分41秒で。
このケジャルチェ選手っていうのは、初めてのマラソンらしいんですね。
初めてのマラソンで2時間切っちゃったんですか。
2時間切っちゃったんです。
すごいポテンシャル。
2位とはいえすごいですね。
長距離走の強さの秘密:ケニアとエチオピア
すごいですね。それに驚くのはこのケニアの選手とエチオピアの選手。
これはもうケニアの選手とエチオピアの選手に決まってますね。
もう今で長距離はもう。
昔紹介したと思いますが、川島光平さんという方の人種とスポーツという本がありまして、
この本にケニアとエチオピアの高知出身の選手、高いところの場所ですね。
すごく記録を出すと。
それの秘密はなぜかって書いてあるんですが、400年以上にわたって牛泥棒の伝統があったということですね。
各いろんな集落で育てた牛を盗みに行くと。
その牛を盗んで2日間ぐらいかけて走って逃げるというのを400年ぐらい続けてたんですね。
これは牛泥棒と言いましたけれども、実はある牛は経済行為でして、
そこで各集落ごとに牛を育てて行っていく。
育てた牛を盗んでまた育てると。
それを走って逃げるもんで、それを400年続けていると、足の速い人種が生まれるというようなことが書いてありまして。
なかなか面白い分析なんですけれども。
面白いのは長距離は速いんですが短距離は遅いですね。
出てこないですよね。あまり見ないですね。100m決勝とかでもね。
そういうものみたいですね。
短距離走と文化:ジャマイカとドミニカ
100mなんかでウサインボルト選手が10秒軽く切って走ってますけれども、
ウサインボルト選手はジャマイカですよね。
そのすぐ横にあるドミニカの黒人の選手っていうのは日本の記録よりも遅いですね。
そういうとジャマイカの選手たちはやっぱり短距離すごく走ってるんですよね。
みんなが英雄のようにしてやると。
ただドミニカの選手は何してるかっていうと野球をやってるんですね。
なるほど。
それだけのことらしいですよ。
なるほどね。
心理的な壁:10秒の壁と4分の壁
これ面白いのはウサインボルト選手の話しましたけれども、
昔かつては100m10秒ゼロが人類の壁と言われてたんですね。
絶対に10秒ゼロは抜けないと。
なぜ抜けないかって言ったら、単なる区切りのいい数字だったというだけなんですね。
それに縛られちゃうみたいですね。
今回のマラソン2時間というのも区切りのいい数字でしたからなかなか抜けなかったと。
心理的にそれが働くらしいんですよ。
それが一番最初に出たのが1マイルレースというやつでして、
1マイル4分の壁というのがずっと続いてたんですね。
1マイルっていうのは1600mと9mぐらい換算するとですね。
1500mで換算するならば1マイル軽く4分切っているのに、
なぜか1マイルレースになると4分切れないという。
そういう心理的な壁が働いたみたいなところもあるみたいですよ。
これは非常に面白いんですが、これは1954年と古い話なんですが、
ケンブリッジ大学の医学生がバニスターという選手が4分は初めて切るんですね。
その時に助けてもらったヘルパーのランナー、要するにラビットと言われる選手ですね。
その人を2人雇って、それで前を風を切る形で走ってもらって、
ようやく4分を初めて切ったと。
1920年代から1954年までずっと4分は切れなかったと。
1954年の5月6日にこのバニスター選手が切った途端に、
1年間のうちに23人も4分を切る人が出たの。
なんでそんな瞬間に急に続くんだろう、そんなにいっぱい。
心理的な壁が破れたというところがあるらしいですけどね。
ギネス世界記録の誕生
じゃあ俺もできるのかなって思うんですかね。
さあどうでしょうね、人間というのは面白い動物みたいですね、その辺りがね。
ただこの時の風避けと言いますか、ラビットとして走った選手2人は、
この人たちはビール会社の首都でして、
ギネスの社員だったらしいですね。
なるほど。
なるほどでしょ。
ギネスね。
ギネスがこの都市をきっかけにして、ギネスの世界記録ブックを作ろうと。
そこから始まるんだ。
1マイルレースを4分切るところから始まったと。
今ではギネスの世界記録と言うと非常に有名ですけれども。
ちなみにその前を走ってた2人は途中で交代するんですね。
ペースメーカーみたいに。
短い距離を思い切り走って、ペースメーカーとして走って。
それに助けられてバニスター選手が最後の1マイルのですね、
最後の100メートルくらいの時に最後のペースメーカーを抜いて走ったと。
なるほど。
ずっと最初から最後まで一緒に走って、そのラビットが記録出しちゃったってわけじゃないでしょうね。
そんなことじゃない。
マラソンにおけるペースメーカーと非公認記録
ただマラソンでもそういうのでキプチョケという選手。
この方は東京オリンピックでもリオでもマラソンで優勝した人ですけれども。
この方もそういう風にしてラビットの選手、ペースメーカーを使って2時間を切るレースはしてるんですね。
要するにそれは2時間切るためだけにマラソンをやったというので、
その時にペースメーカーで使ったのが23人の選手が順々に交代していって、
そのキプチョケ選手を助けたということでやっと2時間を切ったんですけどもちろんこの記録は非公認ですね。
今回は公認の記録がやっと出たということになるんですね。
記録更新の要因:進化するシューズとコース
これ出たら次またすぐ出てくるんですかね。
出てきますでしょうね。これ心理的なもんだと考えた。
楽しみですね。
100m10秒の記録なんかも25年くらい1960年に10秒0が出てから23年間10秒が切れなかったんですね。
時々切った選手いるんですけれども、全部高知の記録だったんですよ。
メキシコなんかの高いところで。
高知、標高の高い場所で。
空気の薄いところで出した記録だと。
メキシコオリンピックなんかではハインズという選手が10秒切ってるんですけれども、参考記録になってるんですね。
そこで出てきたのが1983年にスーパースプリンターが出てくるわけですね。
誰かご存知ですか。
カールルイスですね。
カールルイスが大体7年間のうちに5回10秒切るんですね。
カールルイスが切ったのをきっかけにしてまたたくさん出てくるんですね。
心理的な問題と言いましたけれども、100mの場合は靴の発達というのもありますし、ユニフォームの発達。
風を切る。
それからトラックですね。
反発力のあるトラック。
それに合わせた靴の改良というのも。
それと同じようにマラソンの場合も靴の改良ありましたですね。
厚底シューズですね。
ブームなりましたもんね。
なりましたね。
それとコースですね。
コースはこれから周回コースがどんどん増えていくという。
今までマラソンというと一定の場所から一定の場所まで結構1回折り返し点があるという程度で長い距離を走ると言ったんですが、この頃のマラソンはだんだん短い距離をたくさん走ると。
それは見ている人にもいいからというところもあるんですけれども、要するに舗装されている走りやすい道路を何度も走るということですね。
それプラスその舗装道路に合った靴が開発されるんですね。
なるほどね。
そういうところも手伝って多分これから2時間を切った戦いになっていくだろうと。
スポーツにおけるドラマと記録の神格化
でもなんかそうやって時間ばっかりを目当てにいいタイム出すことだけを目当てにすると、なんか選手同士の駆け引き、どこの上り坂が来たらここで勝負をかけるかっていう、そんなドラマがなくなっていきそうな気がしますね。
いやそれはなくなりません。
大丈夫ですか?
それはタイムが早くなった段階で同じようなことが起こるんですよ。
なるほどね。
ただこれはマラソンという競技はご存知ですよね、いつ生まれたか。
アテネですね。
そうですね。
第一回オリンピックで、要するにアテネで、古代ギリシャのマラソンの戦いで戦争に勝ったぞって言って走ったというのをモデルにして作られたんですね。
ですから古代オリンピックっていうのは神様のためにやってたわけですね。
各都市のポリスを守る神様、アテネだったらアテナイの神ですね、女神ですね。
そこからポセイドンの神とか色んなギリシャの神様がいましたけど、神様のために走っていたのが、現代では神様が記録に変わったと。
なるほど。
現代のスポーツでは記録という神様に向かって戦っているということになりそうですね。
なるほど。いずれはボルトの記録も破られる時が来るのかな。楽しみにしたいと思います。
今後の展望
どのくらいになれば限界になるのか分かりませんけれども、もうちょっと1時間、2時間を切るレースがこれからは続きそうですね。
分かりました。玉木さんありがとうございました。
はいどうも失礼しました。
この時間はスポーツ文化評論家玉木正幸さんでした。
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