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毎週水曜日のこの時間は、玉木正之のCatch Up、スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございます。
はい、おはようございます。よろしくお願いします。
大変なことが起きましたね、アメリカは。
びっくりしました。
びっくりしましたね、私もね。一体どうなっているのかという感じですけれども、大西選手、大西選手ですね、大選手をMVP2回取った大選手の通訳を。
大谷選手のね。
二人でプレーしていると言ってもいいぐらいの水原一平さんが、ギャンブルでかなりの借金を背負っていたということがあって、まだ事件の行き先がどうなるかわからないので、それにはあんまり触れないことにして、
今日の賭博とスポーツの関係について少し話したいと思うんですけれども、
実は私が、トトが日本で採用するとき、衆議院の文教委員会に呼ばれまして、参考人としての証言をしてほしいと言われたので、
それで賛成派の人と、反対派の人と3人が行ったんですが、会場に着くなり、反対派のPTAの関係の方とか、婦人団体の関係の方から、
うわー玉木さん、もう反対よろしくお願いしますと言われて、実は私賛成なんですけど、それでえーって驚かれてしまって、
なんで、どうしてですかって言われたんですけれども、実はそのとき、これすごく恐ろしいと思ったんですけども、
ギャンブルに反対している人というのは、反社会的勢力の闇でギャンブルをやってる人たちとか、すごく支援するんですよね。
要するに、ギャンブルが公の公になってないから闇で大きなことができるんですね。
実際、禁酒法っていうのをご存知ですね。アメリカでお酒が禁止されたとき、このときシカゴのギャングが、アルカポネとか有名なギャングですけれども、大儲けしましたね。
要するにこれで、今も日本は賭博は刑法で一応禁止されてるんですよね。刑法で禁止されているけれども公営ギャンブルは許されてるんですよね。
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こういう状態で闇賭博があることは皆さんご存知なんですよ。これはものすごく微妙なんですね。
ですから今度、水原一平さんの事件なんかでも、カリフォルニア州がスポーツベッティング、スポーツの賭けを禁止しているってことは結構大きな要素だと私は思ってるんですね。
アメリカで38の州でスポーツベッティングは公認されてるんですね。
公認されていたら、公認のブックメーカー、わかりやすく言うと賭け屋ですね。そこに出ないと賭けができないわけで。
もちろん闇の賭けっていうのはそういうときもあるんですけれども、表でできるようになると、賭け金前払いで上限もあるんですね。
これ以上はやってはいけないという。それで違法がわかったらそれは違法なところで、言ってしまえば盛られたお金は払わなくていいというような法律もあるわけですよ。
おまけに今アメリカではまだないんですけども、アメリカにはカジノがいくつかありますけれども、そこでギャンブル依存症になった人を治療するための税金は別に取ったりしてるんですね。
これはイギリスが先輩として、世界で最初にギャンブル解禁法を作ったんですね。賭博解禁法とも呼ばれてます。
ギャンブリング&ベッティングビルっていう法律なんですけれども、これが1960年にできるんです。1960年にできるまでに3年半の間、王室研究会というところで、賭博とはどういうものかというものを研究してるんですね。
それでその結果、どんなところでも賭博やって構わないという解禁法を施行する前に、内務大臣が声明を発表してまして、これが非常に微妙というか面白いというかあるんですけれども、
ギャンブルはコントロールすべきだけれども禁止すべきではない。ギャンブルを禁止することによってかえって犯罪が増えている。だからこれからはギャンブルは解禁するけれどもコントロールしましょうという法律があったんですね。
これをイギリスが1960年に施行した瞬間に、ロンドンに100以上の駆け屋さん、ブックメーカーが生まれたんです。これ、それまで全部地下に潜っていたとか表に出たということなんですね。それが今では大体5つから6つに絞られてるんですね。
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そういうのは税金をきちんと払って、それからギャンブル依存症に対する税金も払って、それで大きな駆け屋はしていない、法律違反をしていないという駆け屋さんだけが残っていったわけですね。だからこういうふうにしてコントロールするのがいいのか、それとも日本のように公営ギャンブルだけ認めて、あとは何か黙認のようなものがあるんじゃないのっていうような状態がいいのか。
これは根本的にこれから考えないといけない問題なんですね。
実は日本でもスポーツベッティングを始めて、ここで集まるお金でスポーツを振興しようという意見が今あるんですけれども、果たしてどういうやり方をしたほうがいいのか。
それで今闇で実際行われてる人たちは、これの法律を解禁することには反対するはずなんですよね。
要するに闇でやってるほうがいいんだから、禁止しておいてほしいということで。
このバランスが非常に難しい。
だからイギリスでこれを解禁したときには、禁止すべきではなくてコントロールすべきだと。
どういうふうにコントロールするかっていうことですね。
そうですね。
だからアメリカで水原一平さんが7億円近い借金をしてしまったと。
しかも付けが利くっていうね。
いやこれ付け利くというのもこれは闇だからですよね。
違法だからこそですよね、それも。
表で公認されている駆け屋さんはそういうことはできないことになってるわけ。
ですからそれがカリフォルニア州が禁止されていると。
カリフォルニア州のきちんとしましょうという人たちが、
ギャンブルはやっぱりやらないほうがいいですねっていう人がいるから闇が儲かったっていうね、この構図。
なんか皮肉なものですね。
これから日本でもこの話に出ますから、討論をどんどんすべきですね。
どういうふうにしたらいいのかっていう。
決して頭ごなしに禁止して、頭ごなしに禁止した結果犯罪が増えるということにはならないようにしないといけない。
本当そこまで考えなきゃいけないですね。
そういうことの非常にいいレートが出てきたというふうに考えたほうがいいと思いますね。
わかりました。玉木さんありがとうございました。
どうも失礼しました。
この時間はスポーツ文化評論家玉木正幸さんでした。
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