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この時間は、毎週水曜日。玉木正之のCatch Up、スポーツ文化評論家、玉木正之さんです。
玉木さん、おはようございます。
おはようございます。
はい、おはようございます。アイルランドいいですね。
いいですよね。
ケルトのいいですけど、ケルトの名前は、マックがつくんですよね。
そうなんですか。
ですから、マッカーサーとかマクドナルドっていうのは、ケルト系から来た名前だと言われてますね。
そういうことなんだ。
ロンドンの空を飛んでいたピーター・パンは、ダブリンではピーター・マック・パンと呼ばれるという。
これはギャグですけれども。
アイルランドの話題はさておきまして、パリのオリンピック、だんだん近づいてきました。
パリで、1900年と1924年に行われた、その後の3回目の大会ということになりますけれども、
開会式の西野川で、これが成功するかどうかっていうのは一つの見物だというふうに言われますね。
ただここで注目しておきたいのは、1924年の第8回大会、以来100年後のパリ大会なんですが、
100年前に初めてオリンピックで行われたことが2つあります。
え?100年前?
さて何でしょうか。
行われたこと。
今ももちろん2つとも続いている。
それは競技ではないですか?
競技ではないですね。
入場行進とかそういうことですか?
え?何ですか?
入場行進。
ああ、惜しいですね。それはロンドン大会だったですね。
国旗を持って入場行進は確か第2回目のロンドン大会だったと思う。
1924年パリ大会でメインスタジアムの周りにたくさんのバンガローができたんですね。
バンガローってことは選手村?
そういうことです。初めて選手村が生まれたっていうのがパリだったんですね。
これは面白いことですけど、もう一つ面白いのが、パリ大会から初めて利用されたものがあるんですね。
何でしょう?
道具として。
道具。
道具。
目の前にあるものなんですけどね。
目の前?
我々の?
はい、そうです。
マイク?
そう。マイクロフォン。
どういうことですか?
それまではマイクロフォンではなくてメガホンを使ってたんですね。
ああ、覚醒器。
覚醒器。筒ですね、でかい筒を使って。
一時についてとか、皆さん集まってくださいとかいうのをそれでやってたわけですよ。
それがパリ大会から初めてマイクロフォンが使われるようになったというような歴史も残ってますね。
オリンピックっていうのは商業化で肥大化しすぎたとかいろいろ問題あるんですけれども、
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ここまで長く続いていた中で、ちょっと忘れられているのが、オリンピックのモットーというのがありますよね。
もっと。
より早く、より高く、より強く。
これは第一回のIOCの会議で、クーベルタン男爵がこれをオリンピックのモットーにしようということを言ったんですけれども、
果たしてこれでいいのかなと。
より早く、より高く、より強くっていうのが、現代にも合うのかなどうかなというので、
この前の2020年、2021年に行われました東京大会で、
一つ付け加わったのはご存知ですか。
え?
この言葉にね、一つ新たにじゃないんですけど、この言葉をみんなまとめる言葉を付け加えたんですよ。
IOCの総会で。
より早く、より高く、より強く、その後に英語でTogetherという。
あー。
みんなでっていう。
なるほど。
ですから、相手よりも早くとか、相手よりも高くとか、相手よりも強くっていうのではなくて、
オリンピックではみんなで、より早く、より高く、より強くを求めましょうという。
ですからIOCの人たちも、いろいろオリンピックを良くしようとして、いろいろ考えてるんですよね。
なかなか金銀銅のメダルばっかりに目が行っちゃって、あまり伝わってこないところがあるんですが、
このより早く、より高く、より強くに対して、ハンス・レンクというドイツ人の哲学者の方がおられまして、
この方がこの3つではいけないんじゃないかって言い出したこともあるんですね。
このハンス・レンクという人は1960年のローマ大会で、ボートのエイトで金メダルを取った方なんですよ。
その後ドイツの大学で哲学者になった人なんですけれども、
このより早く、より高く、より強く、何を付け加えますか。ハンス・レンクは2つ付け加えたんです。
より安く。開催費を下げるっていう。
ちょっと皮肉すぎますかね。
より美しくとか。
より美しくを入れようという。もう1つ加えようと提案したのがあるんですが、
これがね、より人間らしくなんです。
これがまたちょっと難しい言葉で、果たして人間らしいというのはどういうことかっていうのを、
これをきっかけに考えようというような意味も込めて、ハンス・レンクという人はそれを付け加えたんですね。
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ですから、より早く、より高く、より強く、それをみんなで一緒にというのにプラスして、
より美しく、より人間らしくっていうことを頭に置いて、オリンピックを見るというのもいいんではないかなというふうに思っております。
オリンピックの理想というのはだんだん忘れられていって、今度もどうなんでしょうね。
オリンピック休戦が実現するのかどうかね。
今でもウクライナとイスラエルのガザ進行なんかもありますし、
これが果たしてオリンピックだからこの期間だけは戦争をやめましょうというふうになればいいんですけれどもね。
そのままずっと終戦になって交渉対話というのができるようになるといいですね。
そういうのを考える上でも、より高く、より早く、より強く、これを改めて考え直すのもいいんじゃないかと思います。
より美しく、より人間らしくということで。
そして、トゥギャザーですよね。
トゥギャザーですね、トゥギャザー。
分かりました。玉木さんありがとうございます。
どうも失礼しました。
スポーツ文化評論家玉木正幸さんでした。
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