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2025-12-04 30:50

あなたはどのタイプ?起業家の5類型とその変遷|CULTIBASE Radio #84

今回のテーマは「起業家の5類型」。CULTIBASE Radioは、これからの時代の「人」と「組織」のマネジメントの実践論を探究していく番組です。経営コンサルティングファームであり、文科省認定の研究機関でもある株式会社MIMIGURIがお送りしています。パーソナリティーは、株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく代表取締役Co-CEOのミナベトモミが務めています。

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▼概要

今回は、安斎が提示した起業家(アントレプレナー)の五つのタイプを基に、ミナベの起業家としてのキャリア変遷が探求されました。安斎は、起業家が事業を運営する上での志向性や優先順位に基づき、自分の専門技能を武器にする「エキスパート型」、プロダクトのスケールを最優先する「グロース型」、社会課題の解決に動機を持つ「ソーシャル型」、自分の暮らしを最優先する「ライフスタイル型」、そして自分の興味を探求し続けることを事業スキームとする「クエスト型(探求型)」の五類型を提案。

ミナベは、自身のキャリアの出発点は、大企業になじめず「年収300万円で週休四日」など自分の生活を優先した「ライフスタイルアントレプレナー」であったと明かしました。しかし、子供の誕生を機に、生活を支えるためにスキル磨きを始め、「エキスパートアントレプレナー」を目指すに変遷し、その後、優秀なメンバーの加入や自社のウェブサイトが高い評価を得たことで、事業成長を志向する「グロースアントレプレナー」の要素が加わりました。特に、元々実験が好きだったミナベは、会社を探求のフィールドとして活用し始め、実験的な組織作りを行う「クエストアントレプレナー」的な要素が最も強くなったと語り、当時の自身を「本業がコンサルで、ドングリが趣味」と表現しました。

ミミグリの現在については、クエストアントレプレナーの割合が最も大きく、それにグロース型と、40歳を過ぎて芽生えた「社会にいいことをしたい」という動機によるソーシャルアントレプレナーの要素が加わっていると分析しました。安斎は、ミミグリのビジネスモデルが「探求すればするほど儲かる」バリューチェーンを組み込むことで、グロースの顔をしながらもクエスト的な活動をサスティナブルに維持できているといいます。

一方、安斎自身は、立ち上げ当初から研究者としてのクエストアントレプレナーがベースにありましたが、一時期は仕事の増加によりスキル切り売り的なエキスパート型に偏りすぎた経験から、クエスト中心のスタイルに回帰したと述べました。安斎は、ソーシャルアントレプレナーの自認が「ゼロ」であることを、42歳と40歳という年齢差かもしれないと話しつつ、興味探求が消え入らない起業家戦略の重要性を強調して議論を締めくくりました。




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