「その仕事、あなたじゃなくてもいいよね」
ヒップホップのライブで、ラッパーはマイクを握るとまず叫びます。「レペゼン東京」「レペゼン川崎」。たった一言で「自分は替えがきかない」を証明してしまう、あの宣誓。ビジネス書がずっと教えてきた「ポジショニング」より、いまはこの「レペゼン」のほうが効く時代に、わたしたちは入っています。
パーソナリティのけけは、ヒップホップを20年以上ただ好きで聴き続けてきた一方、エンタメ企業でIPプロデューサーとしてアニメやキャラクターをビジネスに育ててきた人間です。会社員時代、自分がレペゼンしていたのは勤め先の名前でした。看板を外した瞬間、自分が何を背負っているのか答えられなかった——あの心もとなさが、この回の出発点になっています。
ポジショニングは市場が決めるので、市場が動けば毎年張り替えが必要です。3年もすれば時代遅れ。一方レペゼンは、自分の出自を先に宣言する戦略で、語り続けるほど言葉に重みが溜まっていきます。けけはこれを「出自の複利」と呼びます。下の層にレペゼンがしっかりあれば、上のポジショニングを何度張り替えても「あの人が何者か」は見失われない、という二重構造の話です。
今回は、BAD HOPやナズ、ジェイ・Z、ケンドリック・ラマー、そしてパタゴニア、テスラ、ガンダム、サザエさんまでを行き来しながら、「ポジショニングよりレペゼン」という時代の流れを言語化しました。最後は「あなたは、何を背負っていますか」という問いに、リスナーと一緒に向き合っていきます。
▼話したこと
・『その仕事、あなたじゃなくてもいいよね』に10秒で答えられるラッパーたちの秘密
・レペゼンとポジショニングの決定的な違いは『誰が決めるか』——市場か、出自か
・ポジショニングは3年もたない時代に、下の層に必要な『出自への忠誠』という二重構造
・ナズ、ジェイ・Z、ケンドリック、BAD HOP——地元から逃げなかったラッパーたちの強さ
・パタゴニア・テスラ・ガンダム・サザエさん、長く愛される会社と作品が必ず持つ『レペゼン』
・広告費では買えない『ストリート信用』と、語り続けるほど深くなる『出自の複利』
・『自分には背負うものなんてない』と思う人こそ聞いてほしい、レペゼンの本当の意味
▼note記事
ポジショニングよりレペゼンの時代
https://note.com/keke_ent/n/n00e9c93928c9
▼朝日けけ。SNS
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