株式会社やま中の紹介と事業継承
安心財団プレゼンツ福岡企業リサーチ
安心財団の提供でお送りします。
今回のゲストをご紹介しましょう。
味噌もつ鍋発祥の店として知られています。
株式会社やま中の代表取締役 CEO 尾野正彦さんです。
よろしくお願いいたします。
まずは私から株式会社やま中の紹介をさせていただきます。
株式会社やま中が運営する博多もつ鍋やま中は
1984年創業の味噌もつ鍋発祥の店として知られ
予約の取れないお店として有名です。
洗練された空間と接客、そして唯一無二の味噌もつ鍋は
世代を超え福岡市民、そして福岡を愛する旅行客の皆さんに
支持され続けています。
尾野社長は6年前にその老舗企業を事業継承されたということですが
どのようなきっかけだったんでしょうか?
前のですね、創業社長が引退をしたいということで
FCP というですね、ファンドの方に承継をするということになりまして
その経営をですね、担っていただけないかということで
私の方でそのお話を受けました。
今は市内に3店舗、そして東京に1店舗出店されているということですが
店舗数もそれから増えたんですよね?
そうですね、当時はまだわずか2店舗
福岡の大橋店と福岡の赤坂店のみでした。
そこからですね、博多店と大銀座店を出しまして
計今4店舗ございます。
組織改革とマネジメントスタイルの変更
そして組織の改革にも取り組まれたそうですね。
創業者自体がいらっしゃる時ではやっぱりトップダウン型の経営というのをされておりましたけれども
私はやっぱりボトムアップ型の現在のマネジメント体制というところに移行させていきました。
会社にですね、大きなマイナスにならない限りですね
従業員、社員からの提案というのは100%受け入れるようにしております。
具体的にお話しできる範囲で今までどんな意見が上がったんでしょうか?
そうですね、いろんな店の改革、また内装変更も含めてですけれども
少し傷んでいるところがあったり
お客様にこのままだとご迷惑をかけるような場所があったりした場合は
こうしたい、ああしたいというのは社員の方から上がる体制にしておりましたので
それをきちっとスピードを持ってやってあげるというところを行いました。
なぜその社員の皆さんの声に耳を傾けることが重要だと感じていらっしゃるんでしょうか?
私自身でもやはり従業員満足度がお客様に満足度を与えると
お客様の満足度につながると思っておりまして
やはり従業員がですね、笑顔でなければ、幸せでなければ
お客様に笑顔を渡せられないなというふうに思っていますので
そういう体制を作るためにマネジメントスタイルというのは
180度変えさせていただきました。
ブランドイメージの刷新とビジョン
また雰囲気やブランドイメージというものもどのように変えていかれたんでしょうか?
最初に私が店を訪れたときに
その時点でもう出来上がっているブランドではありました。
ですけれどもやはりこれをどうお客様に伝わるようにしていくかというところが
問題かなと思っておりましたので
我々の方でラグジャリブランド戦略というのを立ち上げて
今4店舗目までブランド構築をさせていただいております。
そして事業継承されてビジョンも持たれたということなんですけれども
どのような店舗を目指していらっしゃるんですか?
我々の目指すビジョンは社税でもありますけれども
山中があるから福岡に来るということでございます。
この福岡に帰省される方々、遠方よりいらっしゃる方々の目的地となりたいと
目的地でありたいということで社員全員で考えていただきました。
その思いが今東京にも店舗があるということですが
また広がっていきそうですね。
そうですね。ありがとうございます。
2023年11月に銀座店オープンいたしましたけれども
我々としては来年には京都にも出店をしていきたいと思っております。
ビジョンとして山中があるから福岡に来るということですが
県外に出店されるお店に対してはどのような思いで出店されるんですか?
そうですね。我々としては山中をさらに多くの方たちに知っていただきたいという思いがありまして
各主要な地域に出店をさせていただいています。
福岡でも愛され続けそして全国にも名を馳せているということなんですけれども
福〇ワード「臨機応変」とその実践
そんな今回のゲスト小野さんに伺いたいのはこちらです。
この番組では福岡の企業のリーダーが大切にしている言葉を
含まるワードと呼びます。
小野さんの含まるワードは何でしょうか?
そうですね。臨機応変ですね。
これはなぜ大事にされているんですか?
我々としてはですね、経営をしているところで
コロナ禍でどう戦うかとかですね。
インフレにどう立ち向かうか、スタグレーションにどう対処するかということは
常に一歩また0.5先での視点で答えを見つけて
社と社員を導かなければ勝てないというふうに思っております。
事業継承されたのが6年前ということはコロナ禍だったということでしょうか?
そうですね。もうまっただ中でしたね。
これはかなりの挑戦だったんじゃないでしょうか?
そうですね。誰も経験のない未曾有のコロナ禍の中で
どう戦うかというのは誰も本当に思いついていないかなと思っております。
その時何かこの臨機応変にというのが役立った場面はありますか?
そうですね。やはり我々としては
このコロナ禍、誰も経験したことのない戦い方ではありますけれども
その中でもこの山中というものが
お客様にどうあり続けるべきかということを常に考えておりまして
やっぱり味を落とさないでこのコロナ禍が過ぎた時に
お客様をお迎えできる体制というのは
整えていかなければいけないなというふうに思っておりました。
そしてそれを乗り越えたらまた野菜の価格が高騰したり
人件費が高騰したり物価も高くなっているという状況ですが
そういったところはどのように臨機応変に対応されているんでしょうか?
そうですね。インフレに対する対策と
また昨今スタグレーション状況かなというふうに
思われているような状況でありますけれども
これに対しては我々も本当に
2022年からインフレ対策をしておりまして
商品の価格の変更ですとかスタグレーション対策では
ポーションの変更等を先手先手で対処しております。
では見越してのことだったという…
これが0.5先というかですね。
その都度その都度、後手を踏むのではなくて
やっぱり先手を取るということを
私としては経営の最善の策だなというふうには思って
おります。
今後の展望とビジョンの共有
そうやって事業を拡大されて来られたと思うんですが
今後の展望などはどのように考えていらっしゃいますか?
我々としてはですね、いまだ外食業界において
予約の取れないお店を複数店、複数エリアをまたぎ有する企業と
そのラグジュアリー戦略において絶対的価値
人、シェフではなくてですね、商品において有して
ビジョナリーカンパニーになり得る企業というのは
現れてないかなというふうには思っておりますので
我々としてはそのビジョナリーカンパニーになりたいと
ラグジュアリー戦略を達成したいというふうに思っております。
またその思いというのが、もちろん社員の方もいらっしゃると思いますが
例えばアルバイトで入っていらっしゃる方などもいらっしゃると思いますが
共有していくために何か策を取られているんでしょうか?
そうですね、彼らがですね、我々のビジョン
先ほどもお話しましたけれども、山中があるから福岡に来るということ
これをですね、入社の1日目では座学として
常にそのことを、その意味を知っていただいてからの
入社ということにさせていただいております。
じゃあまずはそれをみんなで共有してから
働いているということなんですね。
だからこそ、新しいものを取り入れながらも
変わらない味というのを守ってこられたのかなと
お話を伺いながら思いました。
ありがとうございます。
ということで、株式会社山中の代表取締役CEO
尾野正彦さんの含まれるワードは
臨機応変でした。
福岡企業リサーチ