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はい、こんにちは。今日はインスタグラム、フォロワー様からメッセージでご質問いただいております。
ご質問は、宝塚歌劇団の件で三木屋先生の意見を聞かせてください、というご質問です。
今回の宝塚歌劇団の事件、25歳の劇団員の方が自ら命を絶ってしまったと、
それに関して、弁護士らの調査チームの人たちが調査して、いろいろ報告して、それが連日マスコミに取り上げられているんですけれど、
このことに関して三木屋先生の意見を聞かせてください、というリクエストがすごくたくさん来ているので、
今回このことについてお話しさせていただこうと思うんですけど、本当に悲しいことだと思いますね。
ご遺族の方々は本当に辛い思いをされていると思いますので、
心からお悔やみ申し上げます。
弁護士らの調査チームなんですけど、長時間労働はこれがあったということは認めているんですね。
ただ、ハラスメントに関しては確認できなかったというふうに言っているわけですね。
それは、この女性が所属する空組の劇団員らを対象に、
聞き取り調査をすることになっているわけですね。
進めていたわけですね。
上級生からのいじめとかパワハラはあったのか、
結局それらは認められなかったというふうに言っているわけです。
ただ、ヒアリングを辞退した劇団員の人も少しいたって話ですし、
あとは、遺族の方々は、遺族側としてはパワハラが原因で自ら命を絶ったというふうに訴えているわけですね。
一連のニュースとか、ネットの記事とか、その情報を見て、
まず、僕、最初にこれはひどいなって思ったのは、
睡眠時間が3時間の時もあったという情報ですね。
これはさすがにひどいなと。
これは絶対に改善しないといけないことだと思います。
それは稽古も厳しくて、全体でやる稽古もあって、
その後、自負的にやる稽古とか、いろんな稽古があって、
その時間がすごく長いと。
あとは、事務仕事とか、いろいろ書類をまとめたりとかする時間もあって、
それによって睡眠時間が削られて、
日によっては3時間しか睡眠が取れなかったということなんですけど、
これはひどいですね。
睡眠時間が3時間の日が続けば、メンタルを病む人が多いですね。
それだけじゃなくて、基本的に全てのパフォーマンスが落ちてしまいます。
なので、せっかく宝塚歌劇団という、
トップ集団、この人たちは選ばれた人たちなんですよね。
最初から容姿丹麗で、才能もあって、ガッツもあって、
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そういう人たちが入学して、稽古して、どんどん一人前になって、
誰でもできるようなことをしても、人を感動させることはできないわけです。
なので、過酷なトレーニングが必要、これは僕はしょうがないと思っているわけです。
だけど、さすがに3時間の睡眠は、これはひどすぎると思いますね。
睡眠時間が減れば、パフォーマンスが落ちるのは、
もう医学的に証明されていて、
集中力も落ちるし、体力も、気力も落ちていく。
記憶力とか、思考能力とかも落ちていくし、
メンタルも病んで、鬱の症状が出てくる。
これはですね、証明されていることですし、
基本的に一流の人間というのは、
むしろ睡眠時間を優先的に確保しない。
そうしないといけないわけです。
別に過激なだけじゃなくて、ビジネスマンでもスポーツ選手でも、
一流の人というのは、基本的に睡眠時間をまず確保して、
それ以外の時間でどれだけトレーニングできるかとか、
遊びに使えるかとか、家族と一緒にいる時間を使うかということを計算するわけであって、
例えば大谷翔平選手なんかでも、
まず睡眠時間をですね、8時間とか9時間とかしっかりとる時間を確保して、
その上で練習時間とかやって、
あともチームメイトにですね、飲みに行こうよ、ご飯に行こうよって誘われても、
睡眠時間を削らないといけないことになるぐらいだったら、
もうそれ全部断るんですよね。
それが本当のプロというものであって、
なので、遊ぶ時間とか、
あとはテレビ見る時間とか、
そういう時間を削って、
稽古、トレーニングに費やすというのは、
これはもうプロとしてはいいことだと思いますし、
そうあるべきだと思うんですけれど、
その時間を削ってですね、稽古、トレーニングに時間を使うというのは、
これはもう本末転倒なので、
これによってメンタルが病んでしまうのはあり得るなって思いました。
ただ、本当にここ難しいところなんですけれど、
結局どれぐらいパワハラがあったのか、いじめがあったのか、
これをですね、証明するのってすごく難しいと思うんです。
なおかつ、女性の集団の世界、大人の女性の集団の世界なんです。
これが子供の集団とか、男の集団だったらいじめ、パワハラを証明するのって比較的容易にできるってことが多いですね。
特に子供なんかは、まず子供なんで単純で、暴力的ないじめしたりとか、
あと暴言吐いたりとか、証拠を残してしまうってことが多いんですよ。
紙に悪口書いたりとか、机に悪口書いたりとかね、
なんか物を壊すとか、みんなのいる前でいじめするとかで、
証言がね、そこでされてしまったりとか、
あとは証拠が残ったりってことが多くて、
まあ子供なだけだって、まだ思考回路が単純だから、
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子供のいじめって、女性の大人の集団のいじめとか、パワハラに比べれば証明されるってことが多いわけです。
もちろんそれでもできないことがあるんですけれど、
あとは男の集団っていうのもですね、比較的パワハラいじめが証明されることがあるっていうのは、
多いですよね。
まあ基本的に男の集団、男も女もやっぱり同じようにいじめとかパワハラってやるんですよ。
男だからいじめする、男だからいじめしないとか、女だからいじめしないとかね、
そういうのはなくて、まあ人間である以上、男も女もいじめってやるんです。
パワハラってやるんですね。
っていうのは基本的に、まあいじめ、弱いものいじめ、自分より弱いものをいじめる、攻撃するっていうのは、脳内でドーパミンが出るんですよね。
で、快楽を感じるんです。
人間であれば、その自分より弱いものをですね、まあケースバイケースなんですけれど、
まあそれをまあ、なんですか、上から抑圧するようなことをすれば、まあドーパミンが出るっていうことがあるんですね。
みんながみんな同じ条件でそうなるってわけじゃないんですけど、まあ本能的なものがあるので。
だから男でも女でもいじめ、パワハラ、まあ弱いものいじめっていうのは、やるわけであって、
男だからどうこうじゃあでしょ、とか、そうなんかの立派なもの。
じゃないんですけど男と女っていうのは
いじめのやり方が違うんです
男の方が短絡的
単純で暴力的な
いじめが多いんですね殴る蹴る
とか暴力的なことをやって
そうすると証拠が残ることが多いですよね
あのあざが残るとか
今回でもヘアアイロンで
なんたらっていうのがあるんだけどそれもですねはっきりと
意図的に
火傷させたのかっていうのはちょっと証明できてない
わけなんですけどあと男のいじめ
だとなんか辛いカレーを
食べさせるとか熱いもの
無理やり食べさせるとかみんなの
前で暴言を吐くとか
みんなの前で恥をかかせるとかですね
まあ単純短絡
的なものが多いので証拠が
残ったりとか証言されるってことが
多いんですだから証明される
ってことが多いんですよね
わかりやすいいじめをやってしまうから
ただ大人の女性の集団の
いじめって本当にね
わかりにくいいじめが
多いです男から
見るとみんな女性たち
仲良く見えるんだけど
実はその女性の集団の中では
陰湿ないじめが繰り広げられてるって
ことは多いわけですよね
他人にいじめだっていう風に
わからないようにいじめをするって
ことが多いんです
これステルスいじめなんですけれど
まあ陰湿でもうステルス的にね
周りからわからないようにいじめるわけで
例えば仕事の職場だと
大事なことを教えないんだけれど
あからさまに教えないんじゃなくて
知らなかったんですかみたいな感じで
あからさまにはいじめないんですよね
あとまあ何かのね
お食事会とかにもあえて
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その人だけ誘わないとか
あえて仲間に入れないとか
あとシフトを組む時に
嫌いな人に対して
意図的にちょっとね
嫌な仕事をその人に押し付けるような
シフトにして
それもあからさまにはやらなくて
確率的にはちょっと不利になるようにとかですね
まあちょこちょこ
っていうね
因出的ないじめをする
嫌な仕事をちょっとその人に振るとか
だけどあからさまに
そればっかりやるわけじゃなくて
ちょっとあの確率的にはね
その人の比重が重くなるとかですね
まあそういういじめをしたりとか
あとは上の人間が下の人間に指導するとき
まあ弱いものいじめをしながら指導するとか
教育するっていういじめ等
教育指導を
同時進行でやるっていうことをよくやるんですよね
そうなると
はたから見てると
教えてるな
指導してるなって見えるんだけど
指導されてる側からすると
私はいじめを受けてます
パワハラを受けてますっていうことが多いんですよ
で教えてる上の人にいじめられてるって
あの人言ってるけどって言うと
そんなこと言ってるんですか
私はただ指導してるだけなのに
すごく心外ですってなったりとか
まあそれすごくよくあるパターンで
まあそのいじめ指導してる上の立場の人も
本気でその人のことを思って指導してるのかも分からないんだけれど
あのいじめと指導を同時進行でやる
これ本当によくあるわけで
よくあるパターンで
そうするとね
その上の人間とか男の上司からするとね
ほんとこれ困るんですよね
結局上の人間がね
下の人間をいじめるとね
いじめるとドーパミンが出るんで
いじめながら指導すると
それだけでもね
指導してる側は快楽を感じてるんですよね
だけど本当は下の人間を指導するときは
快楽を感じながら指導するんじゃなくて
いじめながらね
指導するのは僕はダメだと思うんですよね
その下の人間が成長すること
仕事を覚えてスキルアップすることを第一に
その人のことを考えて
指導する教育するべきなんだけど
やっぱりいじめながら指導して
快楽を感じながらね
ちょっと顔がニヤニヤしながら
指導してる人っているんですよね
だけどそれはね
ほんと困る
でそれを第三者がいじめ
パワハラと認定するのか
そうじゃなくて教育なのか
指導なのかって
その線引きがね
本当できないわけで
ということで
でなおかつね
いじめとか
あとなんですか
パワハラってね
これ連鎖するんですよね
上の人間が下の人間いじめると
そのいじめられた下の人間が上になった時に
やっぱり同じことをするわけですね
やっぱり自分が上から
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上の人間からいじめられた
それがトラウマになってる
損してるって思うので
じゃあ今度はバランス取るために
自分が上になった時に
下の人間に同じことしてやろうってね
よく連鎖するわけで
これも部活動でも学校でも
あとこういう歌劇団とかでもそうだし
職場とかでも
そうだし
あとは親子関係
自分が子供の時に親からいじめられると
自分が親になった時に
子供に同じことをするってことをね
本能的にやってバランス取ろうと
そのトラウマを解消しよう
ということが起きてしまうので
なのでやっぱりこういう
歌劇団の中で
そういうことはね
連鎖っていうのは起こるだろうなって思います
ということなんですけど
なので今回
どれだけパワハラがあったか
いじめがあったのかって証明するのは
まあその弁護士の人
たちの調査チームでも
難しいところはあるかなとは思います
いじめなのかって言っても
いや私たちは教育しただけです
指導しただけですっていう風になると思うんです
特に宝塚歌劇団ってね
指導の仕方がね
ものすごく厳しいので
で僕はね厳しくて
当たり前っていうのも
あんまり言うとね
あの良くないかもわかんないんだけど
まあプロ集団なので
やっぱり指導教育が厳しいのって
しょうがないと思うんです
でスケジュールがハードだったら
だったり稽古がハードだったりとかね
ある程度しょうがないかなっていうのはあります
だけどその教育を受ける人に
合ってないことを
わかっててやって
精神的に苦しめてメンタルをやませてしまうのは
絶対ダメだと思います
っていうのはやっぱり
超トップのプロ集団なわけなので
まあもともとね
容姿丹麗で才能があって
ガッツがあって体力がある人が
まあ入学して
で過酷なトレーニングを
えー
やっていって
もうトップのプロ集団になるわけですね
だからあれだけ素晴らしいパフォーマンスができると思うわけです
これが甘いトレーニング
甘い稽古で
あの楽なことをしてたら
あれだけどですね
素晴らしいあのパフォーマンスって
できないと思うんですよね
誰でもできるようなことをやっても
やっぱりお客さんを感動させることってできないので
まあ稽古トレーニングが厳しくて過酷なのは
僕はしょうがないと思います
これは別に宝塚さんの方が
駆け引き団だけじゃなくて
kpopアイドルとかでね
本当にトップレベルで
素晴らしいパフォーマンスする人たちは
ものすごい過酷なトレーニングを受けてるわけだし
あとはまあ例えば軍隊とか
まあエキスパート特殊部隊とかね
空挺部隊とかだって
まあエリートたちが集められて
過酷なトレーニングして
まあトップのね
特殊部隊とかにエキスパートになるわけなので
本当にトップの人間
この人たちじゃないと
できないっていう仕事っていうのは
過酷なトレーニング
過酷な稽古があるのは
しょうがないと思うんですよね
っていうのは
そのやっぱり厳しいトレーニングを受けて
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ある程度
そのやっぱり軍隊とかだって
kpopアイドルとかだって
奮いにかけて
本当に向いてない人って
落とされるんですよね
で僕落とすべきだと思うんです
向いてない人だっているし
ついてこれない人
体力ない人
気力ない人とか
メンタル弱い人とかは
やっぱりその人たちを無理やりですね
それができる人たちと一緒にして
同じトレーニング受けたら
潰れちゃうに決まってるんで
やっぱりそういう人たちは
あの落としてあげるべきだと思うんです
それにかけるべきだと思うんですよね
それはその学力とかだって同じであって
例えば子供の勉強だって
すごい勉強できる人もいれば
あんまり勉強できない子供とかもいるわけであって
すごいできる子とかね
できない子とか真ん中の子とかもね
一つのクラスに集めて
みんな同じような
教育するとですね
やっぱりみんな伸びなくなっちゃうんですよね
できる人たちはできる人たちで固めて
できる人たちの勉強をさせると
その人たちすごい伸びるんですよね
真ん中の人たちは
真ん中の子なりの勉強を教えて
できない子たちは
できない子たちなりに教えてあげると
その子たちなりに伸びるわけなんですよ
だけどできる子たちとできない子たちを
ごっちゃにしてですね
同じように勉強を教えると
すごいできる子たちは
こんな簡単な勉強つまんねえやって言って
できるのに伸びなくなっちゃうんですよね
真ん中の子たちはちょうどいいんで
ちょうどよく伸びるんですね
できない子たちはできない子たちに
無理やりやらせてるんで
落ちこぼれちゃって
余計ダメになるんですよね
だから世の中にはすごいできる人もいれば
すごいできない人もいるんで
その子たちなりにですね
グループ分けして
その人たちなりのトレーニングとか
勉強とか稽古するっていうのが
大事なわけなんですよね
っていう風に思うわけなんですけれど
なので結局やっぱり3時間睡眠
これはね絶対ダメだし
あとメンタル病んでしまうのは
しょうがないかなって思いますね
なので今回のことでも
そんなについていけないんだったら
とかパワハラがあって嫌だったら
やめればいいのにっていう人多いんですけど
それで簡単にやめちゃう人もいると思うんですよ
こんなとこやってられて
俺には私に合わないわって言って
やめちゃう人は救われると思うんですよ
で自分に合った環境で働くとか
自分のやりたいことをやって
それが合ってればいいんだけれど
やめられない人が
僕すごい可哀想だと思うんですよ
例えばプライドがすごい高い人とか
あとすごい真面目な人とか
あと自分を責めてしまうタイプの人
みんな頑張ってるんだから
私も頑張らなきゃ耐えなきゃあって
あの無理して頑張ってると
それがトレーニングとか
やってることが向いてる人はいいんだけど
そうじゃなかった場合は
どんどんどんどん自分を責めていってですね
そうすると視野がだんだん狭くなっていってしまって
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自分はなんてダメなんだ
もう生きている価値はないんだって
自ら命を絶ってしまうってことがあるわけなので
やっぱり今回の調査を見ると
3時間睡眠
これはひどいなって思いましたね
というのが私の意見です
ご視聴ありがとうございました
