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第522回高齢の母の足の痛み、お尻からハムストリングにかけてピリピリする。
2026-08-14 18:21

第522回高齢の母の足の痛み、お尻からハムストリングにかけてピリピリする。

毎週金曜日に配信している
姿勢治療家Ⓡ仲野孝明「姿勢が変わると、人生が変わる。」ラジオ

こんにちは。姿勢治療家(R)仲野孝明です。
この番組では、体の姿勢と生きる姿勢、より豊かに人生を生きるための姿勢力について話をさせていただいてます。

今回は、姿勢治療家(R)が考える健康の要素、6ヘルス(構造・睡眠・食・運動・精神・呼吸)の中の構造・精神
愛知県のリスナーTさんから届いた「73歳のお母様の足の痛み」についてのご相談をもとにお話ししました。
お母様は、お尻からハムストリングにかけてピリピリする痛みが5年ほど続いており、整形外科では神経や骨に異常はなく、坐骨神経痛と診断されたそうです。たくさん歩いた日や寒い日に特に右足が痛くなり、15分から30分ほど歩くことでもつらさが出るとのこと。さらに、筋肉が落ちていることを指摘され、ご本人も「年齢的なもの」と諦めかけているという内容でした。
今回まずお伝えしたいのは、筋肉はいくつになっても使えば変わるということです。もちろん、痛みが強い時に無理をする必要はありません。しかし、まだ15分歩ける今だからこそ、体を動かす習慣を少しずつ増やしていくことが大切です。歩けなくなってから取り戻すよりも、歩ける今のうちに筋肉を使う時間を作る方が、はるかに回復の可能性は高くなります。
たとえば、壁に手をついてつま先立ちをする。椅子の背もたれを持ちながら片足を後ろに引く。足を横に動かす。階段を上がるように片足を持ち上げる。こうした簡単な動きでも、ふくらはぎ、お尻、股関節まわりの筋肉を使う練習になります。大切なのは、特別な運動を一気に頑張ることではなく、毎日の中に「体を使う時間」を作ることです。
また、筋肉をつけるためにはタンパク質も重要です。食事で意識している方でも、年齢とともに消化吸収の力が落ちることがあります。必要に応じて、吸収しやすいWPIやWPHタイプのプロテインを水や豆乳で溶いて、食事とは別に補うのも一つの方法です。
そしてもう一つ大切なのが、本人のやる気をどう支えるか。家族が「運動した方がいい」と正論を伝えるだけでは、なかなか続かないこともあります。一緒に散歩する。一緒に買い物に行く。帰省の回数を少し増やして、体を動かすきっかけを作る。そうした温かい関わりが、本人の意欲につながることもあります。
人の体は、命がある限り使い続けるものです。10年後に始めるより、今日始めた方がいい。今日が、これからの人生で一番若い日です。
坐骨神経痛や足の痛み、筋力低下に悩むご家族がいる方に、体の使い方、運動習慣、栄養、そして家族の支え方を考えるきっかけにしていただける回です。

体を見直す時間は、人生を見直す時間です。

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