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AI編#07|OWASP LLM Top 10で見るAI導入企業の新しい攻撃面——プロンプトインジェクション・RAG汚染・機密漏えい
2026-06-17 23:46

AI編#07|OWASP LLM Top 10で見るAI導入企業の新しい攻撃面——プロンプトインジェクション・RAG汚染・機密漏えい

AIを導入した会社は、どんな新しい攻撃面を抱えるのでしょうか。


本エピソードでは、OWASP LLM Top 10を軸に、AI導入企業が直面する新しいサイバーリスクを解説します。


取り上げる主なテーマ


- OWASP LLM Top 10

- プロンプトインジェクション

- 間接プロンプトインジェクション

- RAG汚染・RAGポイズニング

- 社内文書データベースの汚染

- AIエージェント化のリスク

- 過剰な権限付与

- MCPと外部ツール連携

- DNSリバインディング

- AIサプライチェーン

- Hugging Faceとモデル配布リスク

- Pickleファイルの危険性

- 悪意あるパッケージやSDK

- ディープフェイクとAIフィッシング

- MFA突破とセッショントークン窃取

- シャドーAIとAI資産管理

- ヒューマン・イン・ザ・ループ


AIのリスクは、攻撃者がAIを使うことだけではありません。


企業がAIを導入した瞬間に、社内データ、RAG、API、プラグイン、外部ツール、AIエージェントの権限が、新しい攻撃面になります。


特に危険なのは、AIが自然言語を「命令」として解釈し、メール、PDF、Webページ、社内文書に埋め込まれた見えない指示に従ってしまうことです。


AIに何を読ませるのか。

どのデータベースに接続するのか。

どのAPIを呼び出せるのか。

どこまで自動実行させるのか。

その出力を誰が検証するのか。


これらを決めないままAIを導入すると、便利な業務支援ツールが、機密漏えい、意思決定の汚染、権限濫用の入口になります。


AI時代のセキュリティは、モデルの賢さだけでは守れません。


必要なのは、権限の最小化、データの来歴管理、監査ログ、システムの分離、人間による承認、そして「AIが読んだ情報は本当に信頼できるのか」と問い続ける姿勢です。


自然言語がシステムを動かす時代に、企業は何を守り直すべきなのかを考えます。

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