1. わかり愛、太陽
  2. 〈ゲスト〉unpisさん(前編) ..
2025-10-19 57:17

〈ゲスト〉unpisさん(前編) わたしは「ニュートラル」がいい。

『わかり愛、太陽』2ndシーズン第1回目は、イラストレーターのunpisさんをゲストに迎えてお話を聞きました。作品の「ニュートラル」なイメージや「アイディア」を重視する作風について、気に入っている部分や逆に不安に感じることなど、リアルな心境を伺うことができました。この気持ち、共感できる方いらっしゃいますか?


[GUEST]

unpis(ウンピス)

福島県いわき市生まれ。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。
広告、書籍、パッケージ、壁画などのイラストを中心に様々な分野で活動中。ニュートラルな線とかたち、少しウフフとなる表現を心がけています。

webサイト https://unpis.net/

Instagram https://www.instagram.com/wa_unpis/


本編に出てきた卒業生代表の挨拶

https://www.musabi.ac.jp/student_life/event/mc/y2024/


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[TOPICS]

ゲストはunpisさんです/2019年にunpisさんと大津萌乃さんの二人展を観に行ったんですよ/OJIYUさんは母親以外のアイデンティティを失っていた/初個展から手応え→独立/国民的(?)な作風/「ニュートラル」とかわいいのギャップ/大衆に向けて描きたいとは思っている/言われて嬉しい感想/展示をしていないと停滞している気がしてしまう/無理すればいける問題/アイディア重視の本音/褒められた記憶と絵がセット/わたしも鋼錬だった/作家活動はガッツとタフネス/情報がなさすぎてデザイン/写真で視点を切り取る面白さを知った/絵とのちょうどいい距離感/デザイン事務所が忙しすぎて転職/時間ができた時に一番に浮かんだのが絵だった/アイディアを入れないことへの恐れ/数で取りにいくアイデンティテイはどうだろう/色ってきれいだな/座標は発明/展示の予定(盛りだくさん)/NERDとunpisさんと大津萌乃さんで札幌のイベントに出展します/次回へ続きます


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[MC]

OJIYU(オジユ)

逗子在住、イラストレーター・アーティスト。ボーダー(柵)のない、プレーンな〈ヒト像〉をモチーフに、主に木を支持体として制作。版画・ドローイング・インスタレーションなど様々な表現方法を模索し、制作を続ける。

webサイト https://ojiyu.com

Instagram https://www.instagram.com/ojiyu_0/


三河史尭(みかわふみたか)

沖縄在住。グラフィックスタジオNERD ディレクター/デザイナー。2018年デザイン会社BALCOLONY. 沖縄オフィス立ち上げ。2019年よりNERD名義で活動を開始。何かをつくっている人の話を聞くのが好き。

Instagram https://www.instagram.com/balcolony_nerd/


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[BGM]


Life in Clay / Koloto

everyday (10-03-25) synthetic nature / organic intent/standingwave

everyday (08-22-25) arp cadence/standingwave

Angel/Ryan Hemsworth & Lucas


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[COVER]

S2_ep.001を話しながら描いたOJIYUさんのメモ


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[企画・編集]

NERD



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nerdgallery.info@gmail.com

感想

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00:14
この番組は、アーティストでイラストレーターのおじゆさんと、 沖縄のグラフィックスタジオNERDの三河文鷹がゲストを交えながら、
イラストレーションの面白さや活動の難しさについて考えをシェアすることで、 日々作品制作をする皆さんとのつながりを深められないか、という思いで配信しています。
ゲストの方々には実際に展示をしてもらったり、一緒にイベントに出展してもらったり、 番組を聞いてくださった皆さんが、直接作品を楽しめるような機会も考えていきます。
お疲れさまです。
こんにちは。お疲れさまです。
われわれポッドキャストやってるとはいえ、 別にラジオらしくやらないのがわれわれというか、恥ずかしくてできなくて、 オープニングトークみたいなやつとか。
いつも普通に喋ってる途中からフェードインするみたいなやり方をしてるんですけど。
さすがに最低限、今回のゲストはうんぴすさんですっていうことで、よろしくお願いします。
お願いします。
紹介しておかないと。
うんぴすです。
うんぴすです。
でもよかった。1週間前でしたっけ? 5日前ぐらいに会ったんです、われわれね。
ね。
不思議な感じ。
遊んじゃいましたよね。
遊んじゃいました。
たまたま名古屋でのお展示がおじいさんもうんぴすさんも同じタイミングで展示してて、
同じタイミングで名古屋にいるっていうから、 呼んだら会えるんじゃないかって言って呼びつけちゃいましたね。
嬉しかったっすね。
本当ですか。楽しい夜でしたね、あの日はね。
めっちゃいい夜でした。
これこれって感じですよね。
そうそう。
そういうことがあるからみたいな。やめられねえよ。
やめられねえよっていうタイミングをつかんだ感じですよね。
特に何聞こうとかって決めてきてないんですけど、われわれ脳準備なんで。
雑魚バランにちょっとお話を聞いていきたい。
おじいさんとみすさんがほぼほぼ同世代。
そうですね。
同世代ということだけ。
はい、同世代です。
03:01
ということが判明してね、急に距離が縮まった瞬間を僕は見てましたよね。
世代でかいですよね、やっぱり。
だから結構見てきたものの近い可能性が。
そうですね。
ありますよね。
おじいさんどうですか、うんぴすさんの印象、いきなりですけど。
え?印象?
印象。
緊張する?
緊張する。
作品でもいいし、回って見てでもいいし。
えっと、私、うんぴすさんの展示を見たんですよ、結構前に。
ありがとうございます。
2019?
え、めっちゃ久しぶりだ。
あの、光江の展示会で大坪稲さんと2人でダンスっていうやつ。
そうそう、2人の両面の人物の時のやつを見に行ってて。
で、その時私はまだ制作とか活動してなくって、とにかくそこだった時で。
人生的にね、私どうしようみたいな。
そうそう、アイデンティティの全てがない状態で取り戻し活動をしてて。
お前は何が好きだったんだみたいなのをかけらをかき集めてる時で。
その時にうんぴすさんと大坪稲さんの2人展を見て、で、わーってなって。
言葉にならない。
言葉にならない。
2人のことは知ってはいた?
あ、知ってはいました。
それで見に行ったのか。
知ってはいたというか、探し出してたというか。
本当にね、なんかそのあんまりアンテナが何も立ってない時期だった。
その頃が。
お前は何が好きなんだって。
何かもう、たさるものを一生懸命探してて。
それで展示を、絵を見て展示をして行こうと思って。
その以前から知ってたっていうよりは、好きなもの探しをしてした結果たどり着いて行ったんですよ。
2019年はうんぴすさんは活動を始めてどれぐらいの時期ですか?
えっと、2017年ぐらいからSNSをやり始めたんですよ。
で、2018年に初めて個展して、で、2019年で2020年に独立って感じです。
06:07
あ、そっか。仕事しつつ活動を始めた。
仕事しつつやってました、はい。
なるほどね。
え、じゃあその二人展の時は、えっと、独立前だった。
独立前でした。
誰か在郎されてて、でもわかんなくて、どちらだろう。
チャイナ服っぽい感じの服を着られてて、どちらかわからないけど。
本人が居る奥さんか。
小柄な感じで、結構でかかったんですよ、絵が。
二人展の時に出てるのが。
だいぶエンパワーメントされたというか。
そう、もう全ての属性から切り離された状態だったから。
ほんのり同世代な感じの人たちがそうやってやってるのを、めっちゃ勇気づけられた。
そうですよね。
へー、まさかの初めて聞いた。
てめえのことばっかり喋ってる。
いやいや、いいですよ。
あれなんですけど、子育て系のNPOで働いてたから。
とにかく柔らかくて、お母さんとか赤ちゃんとかそういうのばっかり描いてて。
でも私は母親である以外のアイデンティティーがなくなったと思って。
お母さんだからそういうイラスト描けるよね、みたいな感じで。
がっつり外彫りが埋まってる。
頑張って肩を無理矢理体を変えて押し込んでる感じが結構きつかったりとかもあって。
だからそういう女性の作家が女性っぽくない名前で人間として描いてるのがめっちゃいい肯定された。
やっていいんだって思ったし。
当たり前なんだけど。
仕事でも割と役割的に母親としての絵を描くことを求められてた感じだったってことですか?
そうです。朝起きて保育園連れてって、そこで働いて子供の絵描いて、
お母さんやってみたいな、どこにもなくなったんですよ、自分が。
確かに。しかも閉じられた世界ですもんね、その時ってね。
しょうがないですよね。
なるほどね。もちろんウンピッサンはそんなことをメッセージとしてはしてないですけど。
09:03
してなかったから、自分が誰かをエンパワーしてたのめっちゃ嬉しいですね。
めっちゃたぶん元気づけてます。
元気づけてます。
でもこれ面白いですね、それぞれの側面から。
その2019年後の逆にウンピッサンはどういう心積もりだったというか、
どんなマインドでやってたのか聞いてみたいかも。
2019年は会社に勤めて仕事をしてて、
それプラス自分でも絵を描いてSNSに上げたり、
展示したりとかしてて、
でも私は正直その時結構バリバリって感じだったんですよ。
会社っていう枠組みの外にイラストっていうことから始まる、
大津さんとかクライアントとか別のコミュニティというか別の社会みたいなのが発生してて、
それがめっちゃ楽しくて。
逆に私はその時期すごい開いていた時期で、
でなんかもうやるぜみたいな感じで。
もう外に外にっていう。
外に外にで、ダンスに似てやった時とかは多分もう仕事辞めるって決めてた時期とかだったと思うんですよね。
その次の年の8月末で仕事辞めてて、
多分その時期にはもう会社に相談したりとかしてたと思うんですよね。
だからもう本当にこれから会社も辞めるぜって感じだったし。
パワーがみなぎってる時期ではあったんですね。
かなりみなぎってた時期ですね。
そのパワーに当てられた人がここに1人いましたね。
いました。
パワー感じました。
めっちゃ嬉しいな。
ちなみにその独立しようってのはどれぐらいから思ってたんですか?
独立して絵でやっていきたいなみたいなのは。
2018年の初めての個展が年末だったんですよ。
2018年の年末ぐらいで。
そこから2019年に入っていって、
個展きっかけで来てくれる人の様子を実際見たりとか、
あとはそこをきっかけでちょっと仕事につながって、
ぽつぽつって仕事が増えてたりとか。
12:05
早くない?
早くないですか、実るの。
ありがたいことですよ。
手応えはあったんですか?
個展の手応えがまずあって、
そこから実際仕事も増えてて、
辞めれるかもなみたいな感じで。
会社でもこっそり絵描いたりしてたんですよ。
気持ちがそっちに行っちゃってる。
作風的には今の感じになってた?2018年時点で。
2018年の個展時点では、
線なしの絵とかも描いたりしてたんですけど。
でも人の顔の描き方とかは割と近いんですね。
割と近くまで行ってました。
ギャラリーの人とかと喋って、
線かみたいな感じになって、
そこからだんだん固まって。
作風について聞いてみたかったんですけど、
僕の勝手なイメージというか、
僕はうんぴーさんは、
今のイラストレーション界のサザエさんだと思ってて。
え、嘘?
老若男女嫌いな人がいないというか、
作風というよりはポジション的に、
本当に広い人に受け入れられる作風じゃないですか。
だなと思ってて。
しかもわかりやすくて子供も行けるみたいな。
サザエさんとかちびまる子ちゃんとか。
国民的。
国民的な作風に割と見えてるんですけど、
こういうのって自覚的に作ってたとかあるんですか。
もうちょっと喋っていいですか。
結構僕がいろんなイラストレーターさん見てて苦労してる点で、
自分が好きな絵と人に受け入れられる絵が違うみたいな。
そこのギャップで苦しんでる人結構いるなっていう気はしてて。
うんぴーさんが自分の作風もちろんいいと思ってると思うんですけど、
本当にそもそも自分の好きなものがみんなも好きなものだったっていうことなのか、
ある程度理性的にそこを考えてやってるのか聞いてみたかったんですけど。
15:07
それは前者ですね。
好きなんですね、だからね。
好きで描いてたのがたまたまハマった。
ある種の才能ですね、それはね。
これは持って生まれたというか感性というか。
いやー、でもなんか今、何て言うんですかね、
描き方とかは別に自分でも気に入ってるし、
っていう感じなんですけど、
イメージとしてポップとかいう風に形容されることが結構多くて、
ポップとか可愛らしいみたいなのはちょっと自分の中で違うなって思ってて。
面白い。
自分的にはニュートラルな感じが好きなんですよ。
そっかそっか、可愛いだとちょっと過剰なのか。
そうですね。
なるほど。
そう、フラットな感じというか、
そういう印象で描いてるのが、
もっと自分が思っているポジティブ方向にあるというか。
それは確かに、逆にネガティブじゃなければポジティブですもんね。
何て言うんだろう、ネガティブじゃなければ割とポップって言われがちなところはある気がするな。
そういう意味で言われてるんですかね。
わかんないけど。
もっと自分の中ではポップって言われると、
ポップのアート?
はいはいはいとか、
消費されるようなイメージとか。
そうですそうです。
そうですね、それが気になって。
なるほどな。
おじいさんも言ってましたね。
前、可愛いって言われると消費されてる感じがちょっとするっていうのは言ってましたね。
言ってましたか。
そう、それ聞いてすごい分かるって思った。
そうなんだ。
でも確かにポップって言いたくなる気持ちもめっちゃ分かるんだよな。
線が太いってやっぱポップに見えますもんね。
そうですね。
すごく意識してそういう絵柄になってたわけじゃないですけど、
私は割とその大衆に向けて絵を描きたいと思ってて。
じゃあ、サザエさんは穴勝ち間違ってます。
18:04
そういう言葉なんですけど。
よかったよかった。
だから可愛いとか言われるのも、
その間口の広さ的な意味ではなんかすごいそれは嬉しい反応でもあるんですけど、
一方でやっぱその消費みたいなイメージとかなんか分かんないですけど流行りとか、
そうなると怖いなっていうのは。
なるほど。
言ってる人はそこまで考えてないで言ってる可能性はありますけど、確かにな。
難しいですね。
消費されてる感じ。
どういう感想が嬉しいですか、逆に。
どういう感想が嬉しいな。
おじいさんは可愛いよりはかっこいいの方がちょっといいとかそういうの言ってましたよ。
かっこいいがいい。
あっちぃとか。
あっちぃ。
あっちぃもいいですね、確かに。
めっちゃいいですねとか、いいですね。
逆にね。
なるほどね。
そうか、可愛いが意外と言われる側は複雑ってのはちょっと面白いですね。
それで言うと一番嬉しいのは悔しい。結構嬉しくて。
それはなんかプレイヤー同士だからかもしれないですけど。
悔しいもらうと、よっしゃみたいな。
こないだのおじいさんの献人に対してうんぴちさんが言ってくれてましたね。
そうですね、やられたなって。
やられた、そっか。
嬉しい、やったー。
でも嬉しいですね、こうやってリアクションを聞けるっていうのはね、やっぱ。
めっちゃ嬉しいですよね。
やっぱなんか作品売れるより嬉しいかもしれない。
どうなんやって感じだけど。
特典とかやることで得られる、売れるよりももっと嬉しいことが結構あって。
それで結構満足しちゃうから。
いやいや、いいじゃないですか。
これは満足だけどな、みたいな。
いいじゃないですか。
うんぴちさん、めっちゃ展示やってますね。
なるほどね。
予定を含めて何回ですか、展示。
何個あるんだ?
21:00
今年は8?
8?8?
今年展示8回?
はい、8回やってますね。
ちょっと知らないな、そんなにやってる人は。
自分的には多いなって思いますか、それ。
いや、多いっすね。
間違いなく多いですね。
なんとなくどれぐらいが、何回ぐらいにやるもんだなっていう感覚なんですか。
年一やるかやらないかぐらいでいいと思いますね、ほんとは。
8はどうしちゃったんだっけ?
間違いない。
一昨年ぐらいに減らしたんですよ、めちゃくちゃ展示を減らして。
それこそ5.1回とかにした年があって。
そしたら周りはやっぱり結構展示する人多いんで、友達とか。
で、その様子とかを見ててすっごい焦っちゃって。
自分だけが停滞しているっていう気持ちになって。
その反動で去年と今年、バカみたいに入れちゃっちゃって。
見てると自分がやりたい以外に結構求められてというか、文脈のある展示結構ありますよね。
前にもここでやっておさようになったからっていうのとか、地元の福島でっていうのとか。
そういうのもありますね。やっぱりそういうのだと嬉しさがより増して。
やりまーすみたいな。
だからある意味、求められている証拠でもあると言えるのかなという気持ち。
ありがたいことでもありますけど、ちょっと反省です。やりすぎるなって。
あまり体力的なあれとかね。
すごい聞きたいんですけど、そういうポンって入ってきて、その話があって。
でも入れることはないけれども、きついだろうなみたいな時。
一回ちゃんと考えるんですか?それともとりあえず返事してから考えるんですか?
一応一回考えて、スケジュールとかに入れるんですよ。
ここからここまで返事準備期間みたいに入れたりとかして。
その時点で結構、無理すればいけるみたいな。
お前を無理すればいけるね。
無理すればいけるっていうので入れちゃってましたね。
24:02
案の定無理になってる。無理をしてる状況になってる。
案の定無理になってしまって、もうやめようと思ってます。
本当に無理すればできるっていう受け方、マジでやめようと思って。
おんびさん的に返事をやる理由というか、
活動し始めだったらまずはみんなに知ってもらわなきゃとか、
案に仕事につながればいいなみたいな思いで返事やったりとかっていうのもあるじゃないですか。
今今、返事に何を求めてるというか、ありますか?返事をやる理由みたいな。
でもやっぱり、返事は自分でやること考えて出すから、
なんか挑戦みたいな、前進してる感じがすごいするんですよ。
なるほどなるほど。
それやってないと逆に、その停滞というか広がりがなくなっていってしまう感じがして、
それが一番大きい気がしますね。
自分をアップデートする感じというかね。
そうですね。
でもそれがある意味一番純粋な理由ではありますね。
そうかもね。
なるほど。
返事のネタに困るとかはないんですか?アイディアが出ないみたいなことはあんまないんですか?
テーマ出しとかはあんま困らないかもですね。
やってみたかったり、その時興味あることとかは一応あるから。
へー。
しかも結構毎回コンセプト明確ですよね。
そうですね。一応ちゃんと立ててやるようにはしていますね。
なんかそこらへんもちょっとデザイナーの頭の使い方と割と似てる感じがするというか、
単純に楽しく絵を描きたいであんまりやってない感じがすごいするんですけど。
そうかもですね。
なんかそうかも。私もデザインをやってたりして、
こっかかりがないとどうしようもなくて。
あー、逆に。
そうですね。だから展示の時もなんか設定しないと何描いたらいいか全然わからんみたいな感じがする。
へー。
へー。
へー。
そうですよね。しかもわかんない。
全部をつぶさに追ってるわけではないからちょっとわかんないんですけど、
なんか作品一個一個も結構描きたいことを明確にある印象があって、
27:06
なんとなく手を動かしているとかってあんまりないですよね。
うん。そうですね。
作品もメッセージ入れたりなんかちょっと仕掛けみたいなのを考えたりして描いてますね。
絵柄がそこまで特徴的じゃないから、描いてるものも珍しいものじゃないし、
描いた時に何か入れないと勝つものがない気がして。
これ多分今聞いてて、絵柄が特徴的じゃないとかって、そうかなって思ってる人いっぱいいると思うんですけど。
本人的にはそういう自己認識なんですね。
そんな気がする。シンプルにしていくと結局ここになるだろうっていう感じがなんとなくして。
他の人がやっても、それはちょっとそんなことないと言っておきたい。
そうですかね。
でも言ってることはめっちゃわかります。
そうなんですよね。アプローチがめちゃくちゃ理性的というか、組み立て型というか、あんまり感覚で進める感じしないですもんね。
感覚であんまりできないですね。
それはじゃあもう活動し始めた時からそもそもそういう性質というか。
そう。
そうなんだ。
それで言うと、ウンピシさんが子供の頃どういう絵を描いてたのかが全く想像ができないんですよ。
っていうのも子供では思いつかないようなアイディアだったりするから、無邪気に絵を描いていた頃はどうだったんだろうみたいなのをちょっと聞いてみて、
絵を描くのは好きだったんですか?
絵を描くのは好きでしたね。
一番昔の記憶、小さい頃の絵を描いた記憶は何を描いてましたか?
サンタクロース描いて、幼稚園の先生に褒められたっていう記憶はあるんですよね。
褒められた記憶はね。
ほぼほぼセットになって残ってる。
これは絶対ありますよね。
あると思いますね。
じゃあ幼稚園なんですね、一番。
幼稚園ですかね、と思います。
30:02
ちなみにハマってたものとか、絵を描くとか関係なく、どういう時代を生きていたか的なことでハマってたものとかありますか?
ちょっと待って、お二人のラジオをちょっと聴いてて、最初から。
ありがとうございます。
おじいさんがハガレンがバイブルみたいに言ってたじゃないですか。
バイブルなんですよ、ハガレンが。
私もハガレンにすごくハマりましたね。
そうなんだ。
繋ぎだな。
安心ですよ。
ハガレンの絵ばっか描いてましたね、写したりとかして。
そうなんだ。
一緒一緒。
ハガレンの絵描いてましたよね。
描いてました。
いろんな空で目の描き方とか覚えてるから。
すごい。
すごい。
ハガレンなんだ、そっか。
ハガレンでしたね。
時代に共通するのかな。
それ小学校ぐらい、ハガレンで。
小学校ぐらいでしたね。
中学ぐらいだと、その変遷をちょっと変えた。
中学、絵とかじゃないですけど、
時代的なところで言うと、
中学校はラットウィンプスめっちゃ聞いてました。
ラットだ。
いいですね。
あらゆるジャンルで出てくるのがラットなんですね。
ラットウィンプスの記憶。
いいぞ、いいぞ、いいぞ。
これ何かにつながっていくんですかね。
いや、これを変に活動につなげるみたいな、そんなことはしません。
ただ聞いてニヤニヤするっていう。
恥ずかしい話で。
絵大トークですね。
部活とかはやってましたか?
やってました。中学からバレーボールやってました。
さっき聞こうと思ったけど、話の腰を折ると思って黙ってたんですよ。
スポーツはやられてましたかって。
スポーツは。
いや、ていうのが、マジで体力勝負で、
サッカー活動がガチと、タフネスみたいなところが結構大事だから。
タフでこなしてきてる人は、私の中でスポーツやってた説が結構。
スポーツとか体、フィジカル系のことをやってた人が、なんじゃないかなって思ってたから。
人体力はそこで。
33:06
逆に美術系の道を考え出したのはいつですか?
美術系の道を考え出したのは、高2とか高3とかぐらいですかね。
絵を見据えて?
そうです。
絵に対してはずっとポジティブというか、褒められたし。
絵はずっと好きでしたね。
自然な流れで美術系だったんですね。
そうですね。絵以外やりたいことなくって。
あれでもデザイン科でしたっけ?
デザイン科ですね。
デザイン科行くのも自然の流れですね。
情報がなさすぎて、理題の種類とか何かがあるとかも、ちゃんと調べないで受験してたんで。
平面系だったら、グラフィックデザインとかそういう学科に入るっていうことだけでデザイン科に入りました。
イメージでね。
でも確かにそこで絵画とかではなかったんですね。
確かにそうですね。
単純に情報的にデザインのほうが強かっただけなのかな?
多分そうだと思う。単純に情報だと思う。
知らなかった。
無知で。
無知だった。
むさびでしたっけ?
むさびです。
なんか僕あれです。こんなことを本人に面と向かって言うあれじゃないと思いますけど、
むさびに去年ぐらいに行ったんでしたっけ?
行きました。
卒業生代表みたいな。
行きました行きました。
あの文章がネットに出てて、僕それ見てめっちゃいいじゃんってすごい思った。
あの文章はめちゃくちゃ良かったですよね。
今もまだ見れるのかな?むさびのサイトってあるのかな?
本当に良かったですね。
あれは本当に良いこと言ってましたね。
気持ち清々しいぐらい。
大学中はね、そんなに何か成果を残してなかったけど、そこで得たものは確実に生きててっていう話。
あと写真でしたっけ?
そうですね。写真の面白さというか、写真撮る癖みたいなのがきっかけみたいなのが大学の授業であって、
36:00
写真を撮り方が結構、画面の中でトリミングしたりすることで、物をもっとグラフィック的に捉えるというか、そういう話だったんですよね。
でももうそこからずっと今もライブワーク的な感じで写真をずっと撮ってて、それがすごい得に生きてる。
なんか視点の切り取り方がいいですね。
ただただ良かった。
ありがとうございます。
でもその時点で美大なんて周り絵を描く人だらけじゃないですか。
絵が得意な人とか、変な話、自分より絵が上手い人なんていくらでもいるような感じで。
逆に挫折するきっかけにも結構なり得るというか、みたいな感じだったんですけど、その大学時代は絵は描いてました?
大学時代も趣味みたいな感じでは描いてましたけど、あと落書きみたいなのとかはしてたけど、結局大学入ったらデザインの課題だったりとか、
デザインになってましたね。
そうですよね、なるほどね。
別にサッカーを目指そうとかっていうのは全然考えてなかった?
考えてなかったです。
じゃあデザイナー路線ですね。
そうですね、だから上手いこと、そこの土俵に立ってなかったから、絵の自信みたいなのが致命的に砕かれたみたいなのがなかったのかもしれないですね。
そこに執着することもなかった。
上手いこと外れてたのかもしれないですね。
なるほど。
そうですね、逆にデザインの方は収穫がうまくいかなかったりとか、そういうのでかなりくじかれていたので。
絵に関していうと結構いい距離感を保ってたんですね、じゃあね。
逆に今となっては完成なんですね。
描かなくなるわけでもないし、落書きみたいなのは普通にしてるしみたいな。
そうですね。
いや、これもありますよね。
まっすぐに目指した道は挫折しちゃうけど、意外といい距離感保ってることの方がうまくいくとかね。
しかもそれコントロールの仕様がないですもんね。
わかんないですからね。
39:03
で、就職してデザイン会社ですよね。
デザイン事務所に入りました。
忙しいじゃないですか。絵を描く余裕なんてないのかなとか思っちゃう。
なかったです。
そうなんだ。
全くなかったです。
逆に描けないゆえにイラストレーションが溜まるみたいなのはありました?
そういうのも別になかったかもしれないですね。
とにかくただただ忙しくてボロボロになってただけかもしれない。
あるあるですね。
そっか、じゃあどっちかっていうと、仕事だけやってて仕事に追われてて、このまま人生が過ぎてくのどうなんだみたいな感じですか?
絵を描き始めたのって。
そこまで強い気持ちもなかったですね。
デザイン事務所を劇部のとこ辞めて、ギフのメンバーに入ったんですよ、デザイナーとして。
そしたら時間ができて、転職するタイミングとかでもどうすっかみたいな感じになって、いろんな人の話聞いたり友達に相談してた時期みたいなのがあって、
なんかその時は陶芸家になるかとかやってて。
いやでもなんかわかる気がするなぁ、デザイン事務所の劇部からの陶芸家。
そう、陶芸家なくかつって、職場訓練校みたいなアリタの方とかなんかしめたりしてたんですけど。
それのきなみに陶芸家はまだいいと思うみたいな。
まだ初の時じゃない。
やってみてなったらいいと思うみたいな感じで、結構誰からもOKみたいな反応もらえなくて。
でも話聞いてる中とか、その後就職して遊びに来てくれる友達から、好きなんだったらSNSとかで出したらいいじゃんみたいな感じで言ってもらったりして。
で、本当に就職して2ヶ月目ぐらいでそれがあって、すぐSNS始めて。
あ、もうそんなすぐ。
だから人から絵好きだよねって言われるぐらいには絵の印象はあったんですね。
あったのかもしれないですね。
自覚なしですか?
そんなに描いてた記憶はないんですか?
現代かな?思っているより。
42:02
認識に落書きめっちゃ描いてたのかな?
してたかもしれない。
なるほど。いやでもいい距離感ですね。
だから時間ができたときに何やるかってなったときに、やっぱりそこは一番に絵を描くようになったんですね。
なっていましたね。結構。
いやー面白いですね。
好きでもう絵描きたいんですっていう感じにあんまり僕は見えてなかったというか。
なんかその通定するところに絶対好きじゃないとこんなに描いてないっていうのはもちろんあり。
なんかでもいろんな人を見渡している中で、ただただ絵が好きで活動してますみたいには見えてなかったから。
そこが今はかみ合ったってことか。
確かに。
いやいるのかな?思いつかないだけでいるのかな?
結構アイディアの比重は多いですよね。
めちゃくちゃ大きいですね。
ここまでアイディアの比重多い人がそんなに多くはないってことなのかな?探せばいるんでしょうけど。
確かにそうなのかな?
いやでもそこが取られたら私はもう…
そうなんだ。そっかそっか。
そこ取られ…
いやもう取らないでほしい。
でもそこにさっき言ってた他の人でも考えていけばこういう絵になるよなみたいな怯えじゃないですけど、危うさみたいなのは感じてるってことですか?
すごく感じてますね。
わからないですね。そんなことないと思うけど。
そうなんですかね。とにかくコンセプトから引っ張ってきたりとかしないと、やっぱりその表面だけのかわいい絵とかになっちゃいそうな気がして。
そこでいわゆる警戒してるかわいいになっちゃう可能性がより強まるのか、アイディアがなくなると。
そうですね。それにすごい恐れを感じてる。
なるほどね。でもその恐れを逆に生かしてアイディアを生み出し続けてるっていう側面もありますもんね。
そうですね。
でもあれですよね。水を見に行くとかちょっとライフワーク的にアイディアの割合をちょっと減らすような絵を最近は試してるっていう感じですよね。
そうですね。アイディアを入れるのもそうだけど、最近はもっと切り取り方とか目線の感じとかにちょっと興味があって。
45:12
同じものを見てもトリミングの仕方とか情報の削り方とかがやっぱり違うかもなっていうところがあって。
それで割と見たまま描いたりとか。
逆にね。
なるほど。そのトリミングを一つのアイディアみたいにする。
そうですね。
なるほど。なんかその勝負してる場所が確かにやっぱ近い界隈の人たちと違う感じはするんですよね。何なんだろう。
差別化みたいなの考えたことありますか?
あー差別化。やっぱりやっていく中で、絵柄の差別化とかモチーフの特別さ。
こういうの描いたら誰でもあのコップの絵になるじゃないですか。
だから映り込みみたいなこととか、コップが置かれてる状況とか、そういう別の要素を入れないとオリジナル、私のものにできないっていうことでやっぱそのアイディアとか、物の見方とか。
そういうところで差別化をしようとしてます。
そういうことか。でも絵でいうと心配になる気持ちもわかる一方で、あの線の太さとか、これだけコップ描いてるというか、回数の多さというか、どんどん認知を獲得してってる気はしますけどね。
逆に今コップ描いたら、うんぴちさんの真似してるなって知ってる人は思いそうなぐらい、水の入ったコップをだけでも獲得し始めている感じはしますけどね。
しっこいくらいに描けばいい気もしちゃうけど。
確かにそうですね。
そうですね。でもどこまで行っても独占できるモチーフじゃないですよね。
そっか、そっか。えー、まあそうですね。難しいなぁ。アイデンティティ。本人と周りから見てる感覚と違う感じがしますね。
そうですかね。
僕の勝手な持論なんですけど、結構いっぱい描いたやつが偉いというか、同じアイディアだとしても、それをめちゃくちゃ枚数描いたりとか、しつこく向き合ってとか、繰り返し描いてた人が偉くて、思いつける思いつけ
48:20
ないで言うともちろん思いつけるんですけど、
実際に形にした数が多い人が確固たるものを得していく感じはしてるから、そういう意味で展示8回やって、もう多作じゃないですか。
今年何点描いたんだみたいな。
そうですね。
だからその多作さんが、ちょっとでも気が休まるポイントになったらいいなと勝手には思いますけどね。
あー、なるほど。確かに手数で取ってくれちゃいますね。
そう、とにかくいっぱい描くんだみたいな。
だし、その解像度を上げていくと、線の太さも本当にミリ単位で印象が変わっていくっていう見方をしていけば、自分が気持ちいい線の太さで、とにかく描いていくっていうだけでも、アイデンティティは獲得されそうな
気はしちゃうけどなぁ。
うーん、その確かに。
だし、普段からウンピさんのSNSとか見てる人は、多分名前見なくてもウンピさんの絵が流れてきたら、あ、ウンピさんだってなってるぐらいには、アイディアとかを理解する以前に確立されてるようには見えますけど
ね。
あー、自分が心配してるよりも大丈夫ってこと?
そうそうそうそう。そこでいかに自分でね、そう思えるかみたいなのは本人にしかわからないでしょうけど、いっていけんとしてはそうですね。
ありがたいです。第三者的に。
全然違います。
そうですね。僕もだいぶフィルターがかかってる可能性もあるけど、一応僕はそう思いますね。アイディアね。今今、だからその展示を次やるとしたらこれかなみたいなアイディアはもうあるんですか?ストックというか。
あー、次やるとしたら、また別のアプローチになっちゃうんですけど、何回も何回も展示やってる中で、絵皿で絵の具めっちゃ混ぜて色作ってるんですけど、この色って綺麗だなって思って。
51:09
めっちゃいいな、はいはい。
そう、だからなんかもっとこう、ずっと固有色で物を結構描き続けてきたんですけど、そこから離れるまではできないかもしれないけど、もっとなんかこう、絵、色がありますということの良さというか。
はいはいはいはいはい。
そういうことをシンプルに描いてもいいかなとか。
あー、ですかね。あとは一回やった展示ですけど、なんか物の座標みたいなのがちょっとずれてて、テーブルにコップが埋まっちゃうとか、逆に離れちゃってるみたいなテーマはすごく良かったんで、それをもう一回やって
もいいかなとか。
いやー、座標は発見ですよね、あれはね。
あれ、発明ですね。
発明ですよね。
だからあれも誰にも取られたくないんで、もっと増やしといたほうがいい。
なるほどね、数をね。それは確かにそうかもしれない。
座標は発明ですよねー。
やられた感あるなー。
確かに。
でも結構やられた感のあるアイディアがあって、僕個人的に好きだったのは、突然見てないんですけど、映画の字幕みたいなのを入れてたやつだったじゃないですか。
あれも僕ね、発明だなーって思いましたよ。
だからでもああいうのは別にやってる人もいたりして。
そうなんですよ。
えー、でもなんか新鮮に見えたけどなー。
でも面白いよ。
かもしれないですね。
単純にでもあれなんですか、レタリングというか文字を手書きでやることがすごい大変だという気はありました。
いやー、面白いですねー。
ちょうどね、1時間ぐらい喋って、1回休憩を挟もうかな。
で、僕そう、メールでもちらっていましたけど、僕が勝手にうんぴちさんだったら、次こういうこと考えれるなーみたいなことが何個かあるんで、ただただ勝手にそれをぶつけてもいいですか?
いや、それ聞きたいですねー。
本当ですか?
こういう可能性どうですかみたいなの、じゃあ次回はそれを話すところから始めるとして。
うんぴちさんの今後の予定とかはありますか?展示の予定とか。
54:02
あー、えっとー。
いわきの展示はいつまでですかね?
いわきの展示は11月3日まで。
はい。
瀬戸は10月27まで。
あと京都伝書店の冬季のポップアップも今やってて、それが11月9日までです。
展示の予定はしばらくないですか?
展示の予定はグループ展が11月14日から東京であるのと、なんかいろいろあるな。
あと年内12月13日から冬季のグループ展があります。
そうなんです。
すごい盛りだくさんですね。
なんかいろいろ。
すごい。
いろいろありました、今見たら。
これとあと札幌ね、Nerdと一緒に。
そうですね、札幌も。
10月の26日にネバーマインド・ザ・ブックスっていうイベントにNerdと大人瀬野さんとうんぴちさんで出ます。
イェーイ。
イェーイ。
札幌行きましょう、北海道行きましょう。
楽しみです。
楽しみですね。
いい感じかな。
はい。
ということでありがとうございました。
ありがとうございました。
57:17

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