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アプリ開発はコードを書く前に勝負がつく|修正コスト100倍を防ぐ3つの準備
2026-08-27 04:30

アプリ開発はコードを書く前に勝負がつく|修正コスト100倍を防ぐ3つの準備

【目次】

オープニング

要件定義書とMVP

技術選定

本番公開までの流れを作る

まとめ


今回の内容の解説記事

https://hataracraft.com/articles/new-project-playbook


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サマリー

アプリ開発において、コードを書き始める前の準備段階がリリース後の修正コストを大幅に削減する鍵となります。まず、MVP(Minimum Viable Product)に基づいた必要最低限の要件定義を行い、次に技術選定を行います。その後、Hello Worldを表示するだけの簡単な画面を作成し、リンター、フォーマッター、自動テスト、自動公開といった開発フローの基盤を整えることで、後々の大規模な修正コストを防ぎ、効率的な開発を実現します。

オープニングと修正コストの重要性
こんにちは。現場のAI業務改善ラジオの大地です。 今日は、アプリ開発はコードを書く前に勝負がつくというテーマでお話しします。
アプリをリリースした後にバグを直すコストは、要件定義や設計段階、つまりコードを書き始める前の最大100倍にもなるというデータがあります。
この100倍というのは大規模システムの話ですが、小規模システムの場合でも5倍くらいのコストがかかります。
これは、2001年のソフトウェア開発の実証データを調査した論文のデータです。
AIでアプリ開発が高速になった現代でも、この前提は同じです。
むしろ、AIでコードを大量に書けるようになった分、リリース後のバグ修正のコストも増大しています。
ここからは、ITエンジニア歴10年の僕が、このリリース後の修正コストを抑えるために、実際にコードを書き始めるまでにどんなことをしているかをお話しします。
要件定義書の作成とMVPの考え方
まずは、要件定義書を作成します。
要件定義書とは、このアプリで何をやるのかを明確に書いたドキュメントのことです。
例えば、予約管理アプリを作る例で考えてみましょう。
この予約管理アプリでは、予約さえできればいいのか。
それとも、後から予約の変更やキャンセル、予約直前のリマインドなどもやりたいのか。
このようなアプリでやりたいことを明確にするのが要件定義書です。
この要件定義書を作るときに重要なのが、アプリでやることを必要最低限に絞ることです。
なぜなら、この要件定義段階でやりたいことを大量に盛り込んでも、ユーザーが実際にその機能を必要としているかがわからないからです。
それよりも、アプリは必要最低限の機能ですばやくリリースし、
ユーザーの要望によって機能通貨や改善をする方が、より早く実際に役立つアプリを作ることができます。
この必要最低限の機能だけを備えたアプリのことを、MVPと言います。
MVPとは、Most Variable Product、最も価値ある機能だけの製品という意味です。
AIに要件定義書を作らせるときも、何々するアプリのMVPとしての要件定義書を作成してというふうにすると、
AI側がアプリの最も価値ある機能だけを要件定義書に入れてくれます。
技術選定と本番公開までの流れの構築
MVPの要件定義ができたら、次は技術選定です。
アプリのやりたいことに応じて、プログラミング言語やライブラリ、データベース、どこに本番リリースするか、といったことを決めていきます。
そして使う技術が決まったら、その技術を使ってHello Worldという一文だけを表示する画面を作り、本番公開までやってしまいます。
Hello Worldとは、アプリを一番最初に動かしたときに使われるひな形のようなもので、正直最初の画面に表示するのはお試しでもテストでも何でもいいです。
大事なのは技術選定が終わった段階で、本番公開までの流れを作り切ってしまうことです。
例えば、コードの品質や書き方を検査するRinterやFormatter、GitHub Actionsを使ってアプリを変更するたびに自動テストが走る仕組み、
本番ブランチに修正内容を反映すると、自動で本番公開されるパイプラインの設定、
このようなコードをきれいに保ち、自動でテストや本番公開が実行されるアプリ開発の流れの部分をまず最初に整えます。
こうすることで、機能を追加するたびにコードがどんどん複雑化してメンテしづらくなったり、
手元では全ての機能が動いていたのに、いざ本番公開してみたら全く動かない、といった後から修正しようとすると膨大なコストがかかる問題を未然に防ぐことができます。
まとめと今後の開発への応用
今回の内容をまとめます。アプリをリリースしてからバグを直すコストは、コードを書き始める前の100倍です。
なので、まず最初に要件定義書をMVPで必要最低限の機能だけで作り込み、技術選定をしたら、
ハローワールドを表示するただ1画面だけを作り、リンターとフォーマッターというコードを整える仕組み、GitHub Actionsによる自動テスト、本番自動公開といったアプリの品質を担保するための仕組みをまず整えます。
こうすることで、いざアプリをリリースするタイミングになって、大量に問題が出てくるのを未然に防ぐことができます。
あなたが次にアプリを作り始めるとき、AIには〇〇するアプリのMVPとしての要件定義書を作成したいと伝えてみてください。
それから、今回お伝えした技術選定やアプリ開発の土台作りをした上で、効率的に開発を進めていきましょう。
概要欄にGitやGitHub、リンター、フォーマッターといった今回の内容の前提になるお話をした回を貼っておきます。
お知らせと無料相談
最後に一つお知らせです。
ITエンジニア歴10年の僕が、中小企業・個人事業主向けにAI・IT業務改善の支援サービスを実施しています。
相談は無料なので、概要欄のリンクから申し込んでみてください。
それでは今日はこの辺で。
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