椎名林檎「緑酒」と音楽の力
朝のひとくちめ 夜の仕込み時間。
あっちゃんの話をもう少し引き出さないと。
私は、そのピンポイント系で言うと、
それこそ、せりちゃんが国に行ったとか、
なんだろうな、日本ってどうして行ったらいいんだ、みたいな、手の届かない大きなものを考えたときに、
シーナリンゴさんとかを聞くんです。
シーナリンゴの?
あれ?東京地平か?シーナリンゴかな?
どっちかな?
何の曲です?
えーと、
あ、なんか今、名前すら出てこないぞ。
なんか、オリンピックの曲とか。
あ、でもそれも好きです。
日本も好きです。
あ、でもやっぱシーナリンゴかな。
東京地平は、私も好きでしたね。
あ、緑州だ。
緑州。
はい。
緑州って緑の酒って書くんですけど、
その言葉の意味が、味があってわけじゃなく、本当にうまい酒を飲み合おうじゃないかっていう意味なんです。
緑州っていうのが。
で、その曲の歌詞が、
日本ってこういうふうに制度が出来上がってきたよね。
でも、その不具合って結構たくさんあるよね。
でもそんな中で、黙ってちゃダメだよね。
みんな言うべきことを言っていこうや、みたいな曲。
で、言っていった先で、
なんか本当に、本当に心から信じることを言って行動して、
その先で本当に美味しい酒好きを飲み合おうっていう曲。
いいですね。
なんです。
これ、私もすみません、東京事変好きと言いながら聞いてなかった曲ですね。
いや、これは聞いた方がいい。
これは、
TVもめっちゃかっこいいです。
すごい歌詞ですね。
歌詞が難しいんですよ。
いや、でも本当にいいこと言いますね。
いや、そうなんですよ。
なんか曲中に貴様って、貴族の貴に様って書いて、
貴様って何かを呼んで何度も何度もその言葉が出てくるんですけど、
貴様って今、ちょっと悪い人の呼び方みたいに使われるじゃないですか。
でも、言葉のもともとの意味は、やっぱりその相手を尊重した呼び方なんですよ。
そうですね。自面からしてもそうですよね。
で、その貴様っていうこと自体がずっとその尊厳とか誇りみたいなことを指してて、
それを誇りを持ってやっていこうみたいなのをずっと歌ってる曲なんですよ。
なるほど。めちゃくちゃ選挙応援とマッチする。
そうなんですよ。
でもさっきの話じゃないですけど、
制度って、なんかどうしても決まってるものって思いがちですけど、
やっぱ誰かが思いを持って作ってきたものだし、
その時の理想を追ったものだけど、
そうやって不具合があれば、時代が変われば、合わなくなってくるなら変えていかなきゃいけないし、
なんか、意思を持って向き合っていかないとっていうのは思いますよね。
そうなんですよね。どんどん変わってってますしね、実際。
全然意識できてないだけで。
うん。じゃああっちゃんはそれを聞いて、何かやらねばってなってるわけですか?
それを聞いて、でも結局私ができるのは、目の前の仕事を一生懸命やるか、
本当になんでもないただただ出会ったその人になんかこう、こんにちはっていうか、
それぐらいしかできないので、なんだろうな。
そう、でも結局目の前のことをやるしかないのでね。
でもなんか、それって普通に世界とつながってる話ですからね。
そうですね。だからそこに戻ってくるしかない。
そう、だからそういう意味でも、国に行ったせりちゃんは私が成せないところに関わっている。
まさに関わってるんだなって思うと、もう頑張れって感じですね。
そうですね。
どんなことでも世界に影響は及ぼしてると私も思いますけど、そこによりダイレクトに動かしに行くところっていう感じですもんね。
そうですね。熱いです。
音楽の聴き方と現実世界への影響
熱いですよね。やっぱでも、熱い思いを持つときには熱い音楽聴きたいですよね。
聴きたいですね。音楽の力はすごいですよね。
そうですね。
それで何度、何度勝手にこう自分の中の世界が古いたったかみたいな。
ただただその帰り道なんかこうしょんぼりして帰ることもできたし、何も考えずに帰ることもできたけど、
そこでちょっとその曲聴こうかなって思って、勝手に熱い気持ちになってこう帰る帰り道みたいなのが何度あったかっていう感じですね。
そうですね。
あっちゃんってあれ、こうミュージックビデオみたいな気持ちになるタイプです?
ミュージックビデオの気持ち、いや私はもう歌詞にどっぷりつかるタイプ、でも曲によるんですけど、
曲によって歌詞にどっぷりつかりながら、映像ではないかもしれないな。
なんかよくこうドキュメンタリーの感覚というか、自分の今のシーンにこうちょっと客観的に見て、
この自分のシーンと音楽マッチさせて、こうグッとくるとか、自分を奮い立たせたり自分を慰めたりとかっていうのあるかなと思うんですけど、
あー自分の、そうか自分の、あっちゃんあんまりリンクさせてないかもしれないですね。
リアルに今自分のいる世界とあんまりリンクさせてないかも。
あーそうなんですね。
えー。
馬場さんはなんですか、例えば街中をこうスタスタと歩いてるPVのごとく歩いてみるみたいなことですか?
まあ例えばそうですよね。
例えばこのシーンこういうカットで、なんかこの場面でこういう曲流れてて、あのこうワンショットでずっと撮っててみたいな、ここら辺でこう、こうなるとここでふるいたたん、顔を上げないといけないかなとか。
このタイミングに合わせて。
ここで自分は前を向くんだとか、ここであのふるいたつ、場面切り替わる、なんかこうしんみりする、なんかこういろんなものを頭の中で映像というかイメージはしたりしますけどね。
へーそっか、その聞き方あんましたことないかもしれないですね。
いいですね。ちょっと現実世界合わせたりするんですか?それ。
そうですね、なんかどうかな、合わす、どっちか、どっちかな。でも聞き始めたらなんかこう、体動くみたいな、なんか懐かしい曲聞いて走り出しちゃうみたいな。
めっちゃ現実に影響を読ませてるじゃないですか。
うーん、ないです。
私、いやーしてない、もう完全に脳内で作り上げて聞いてる感じです、私。
いや例えば、豊坂の夕暮れ時に、夕暮れ時に合う曲を聞きながら、縁側でコーヒーを飲むみたいなのをしに行くみたいなことないですか?
あー、私大体帰りの車なんですよね。
あーなるほど。
なんでもうずっと運転中は運転中で、そうですね、なんか現実世界の風景と合わせたことあんまないかも。
あーそっか。
まああるとしたら、もう分かりやすいやつですよ。なんか大自然行った時にジブリ流すみたいな。もののけ姫流すみたいな。
森の中行った時に。
はい。それぐらいいいんじゃないかな。
あーそうか。
でもいいですね、走り出しちゃうんでいいですね。
現実、現実世界の行動を変えてなんぼですからね。
そうですね、曲に動かされるみたいなね。
本当に動かされちゃってますね。
そうですね、なんかこう、心がとどめきれないというか、心の中だけにとどめておくにはあまりにも動きすぎている。
心が動きすぎて体も動かさないと、いても立ってもいられないみたいな感じ。
いいな、それはあとあれですね。
引っ越した時とかに、パフュームのワンルームディスコを踊るみたいな、それぐらい。
そうですね。
それぐらいですね、なんか大学生の時にやった思い出がありますね。
えー、そうか。
はい、まだベッドマットしかない部屋でワンルームディスコを踊る。
それ実際にやったんですか?
そうやりましたよ。
いいですね。
あの頃はやってたのかな、現実世界でリンクさせるみたいな。
そうですね。
ババさん、いまいまも走り出したりするんですか?
いまいまもちょっとこう、ちょっとしちゃいますよね。
ちょっとしちゃうし、走り出したりもするし、なんか結構全身で音楽表現しちゃうタイプなんで。
それどこでの話ですか?
あの、会社行ってる時歩いてるんですけど、そこで結構大きめにリズム取っちゃったりとか。
ちゃんと街中でやってる。
いや、あんまり人いないんですよ。できるだけ人いないところではやりますけど。
でも車とかいっぱい通ってるじゃないですか、広島FMさんまでの道中なんて。
まあまあまあまあ。
でもなんか、もったいないというか、せっかく好きな音楽というか、体が、心が反応してるんなら、なんか表現したいというか。
車の中で歌ったりしないんですか?
車の中は歌えますよ、全然。
そうですね。
えー、そっか。たまに自転車で通り過ぎた人がすっごい大声で歌ってて、うわーって通り過ぎていくとかあります?
はい、ありますよね。
あれはやるタイプですか?
やらないけど、やらないけど好ましいな、なんかいいなって思いますね。
なんならちょっと、やっちゃってもいいかなぐらい。
やっちゃってもいいかな、周りをぎょっとさせてでもなんか、表現したいっていう気持ちは若干ありますね。
あれちゃんとぎょっとしますよ、通り過ぎると。
しますよね。
はい。
うわーってなって、はー、びっくりしたって。
そっかー。
タイプが分かれるんですね。
そうですね、自転車はさすがにないですね。車はもう誰も聞いてないだろうと思えるんで。
でも対抗車とかから見たらめっちゃ歌ってるなーってありますよね。
でも私聞きたくなるの大体帰り道なんで暗いんですよね。
あーなるほど。
日中はだからなかなか、でも確かに日中だとめっちゃ見えますね。
すっごい笑顔で運転してる人とか見ますもんね、たまに。
なんかでも素敵じゃないです?
なんか同乗車が後ろにいるのか、ワイヤレスというかで電話してるのかなーとか思いますけど、
でも分かりますよね。
めっちゃ笑顔だったってなりますよね。
そうですね、なんかみんなもっと表現すればいいのになっていうのは若干思いますね。
歩きながら頭を振って。
そうですね。みんなしてたら変でしょうね。
そうですね。電車とか困りますね。
古民家と籐の椅子、理想と現実
それこそでも高校生ぐらいの頃から電車の中で今ここにいる人たち全員に今自分が聞いてる音楽聞かせたいって思ったりしてたから、
そしてみんなでなんか体を揺らしたいとか思ってたから。
迷惑。
若い時はありますよね、確かに。
もう、社会人とかになったらもう突然その朝からテンションマックスの曲とか流されたらもううんざりですよ、たぶん。
やっぱそうですか。
ババさんは朝から元気に曲を聞くタイプなんですか?
まあ、起きてから通勤までに1時間ちょっと、1時間半ぐらいあるとすればもう普通に元気ですからね。
朝から縦ノリで曲を聞いて。
多少朝らしい曲にするかもしれないですけど、元気出したかったら激しくても全然いいですね。
全然聞き方が違うな。
街中でノリノリはなかなかできないな。
なんかしっとり系とかも聞くんですか?
聞きますね。
そうですね。
遥中村とか。
最近でいくと、ルックバック?
はいはいはい。
わかります?
映画。
漫画の。
藤本達希さんが描いた漫画家を目指している女の子たちの映画ですね。
あれやってた人、遥中村っていう人なんですけど。
あれとか、やたら流してますね。
遥中村もハンバート、ハンバート系列の人が聞いてるんじゃないですか。
聞いてそう。
そうですね。
私多分同じ人に教えてもらいましたもん。
だから、そういうの聞いてるべきですよ。
あっちゃんは。
私?聞いてるべき。
古い家でしょ?田舎の古い家に移住した人はそういうの聞いてるべきですよ。
偏見。
家帰ったらちょっといい、ボズのスピーカーがあってそれ流してるみたいな感じですか?
そうですね。でも、あえてちょっとしょぼいやつでもいいですけどね。
許可がおりました。
で、ちょっとこうレトロな食器とか、カップとかに紅茶入れて、
縁側の塔の椅子とかに座って、
塔の椅子。
ちょっと古めかしいぐらい。
おしゃれすぎないぐらいのね。
塔の椅子ある。
ありますか?
あります。
なんかぐるぐる回る。
今作ったら高いのかなみたいな椅子が。
そうですよね。
昔の家にはだいたいあった。
あ、そうなんだ。
それはもうあれですか?選んだ家に元からあったみたいな感じですか?
そうです、そうです。
やっぱそうですよね。
買うんだったらほんと高くなるんだろうなっていう感じ。
ちゃんと作られたやつがありますよ。
だから、あっちゃんはそういうところに座って、夕日を見ながらお茶を飲んで、コーヒーじゃないな。紅茶かな。
めちゃめちゃ指定してくるじゃないですか。
で、クッキーとか。
手作りクッキー。
あと手ぬぐい使って。
あー、手ぬぐい。
なるほどな。
晩御飯の食卓には、ちゃんとマット敷いて。
ランチョンマット。
ランチョンマットみたいなの敷いて。
今言ったうちのどのぐらい当てはまりますか?
何も当てはまってないかもしれない。
椅子はある。
椅子はある。
椅子はあり、夕暮れ時は何かをまだ必死に行っており、紅茶が家になく。
ランチョンマットもなく。
でもお皿は、何か一応作家さんのがあったりします。
あぶねー。
あぶねー。ゼロポイントかと思ったら。
よかった。
世の中そんなにイメージ通りじゃないっていうことですね。
そうですね。その作家さんのお皿も、
はるか中村とハンバート、ハンバートを教えてくれた女性が知ってた陶芸家さん。
その人には出会ってなかったら、今は私は0点です。
その方は地域おこし協力隊で田舎に移住したタイプですか?
そうです。
その人はポイント高そうですね。
その人は、たぶん90点ぐらい。
90点ぐらい。
獲得できるんじゃないですかね。
こういうのって、何なんでしょうね。
偏見?
偏見なんですけど、何かこう、ある種の人は合わせに行ってるのかなとか、
染まりに行ってるというか。
だから、どこかの誰かのブランディングの影響を受けた人たちによって、
またブランドが立ち上がり、ブランディングされみたいな、
世界にみんなブランディングされて、
ブランディングにブランディングを重ねて。
より強固な世界が。
そうなんじゃないですか。
固いパン食べずにハンバートハンバート好きな人もいるし、
小民家に住んでるけど、歌田ひかる聞いてる人もいるって、
米津玄師聞いてる人もいるっていう現実ですね。
そういうことです。
そういうことです。
そういうことですね。
なんでもないカニパンとか食べながら、ハンバートハンバート聞いてる人もいる。
そうですね。
そうでありたいですね。
なんなら、ココイチとか食べながら、ハンバートハンバート聞いてる人もいる。
そうですね。あれですよ、たぶん激辛ラーメンとか食べながら聞いてる人もいますよ。
そうですよ、山岡屋行きながら聞いてる人もいますよ。
番組の感想と次回予告
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