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2023-06-03 13:38

【詩吟ch】相手に伝わる詩吟に有るもの、無いもの<後半:惜春の詞>

惜春の詞 / 神波即山
庭院深深として 雨旬に浹る
濃愁は酒のごとく 人を醺わさんとす
眼中の金粉 黄土に帰し
夢裏の風花 幻塵に堕つ
楊柳詞新たなるは 誰か継ぎ唱う
海棠の顚るるは 是我が前身なり
緑章試みに 通明に向かって奏し
願わくは東皇に乞い 挽きて春を住めん

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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
分かりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
雨はこちらは本当に、
同じ県の南の方はちょっと危なかったんですけど、
僕の方は大丈夫だったんですよね。
ということで、元気にやってます。
体調も、土曜日の朝はそこそこ多めに眠ることができたので、
いろんな人からですね、
頑張りすぎないでくださいってすごいメールで来るんで、
ありがとうございます、というところですね。
ただ、僕は正確的に常に息急ぐ感じがなくはないんですけど、
バランスを考えながら、銀度はやっぱ長いんでですね、
長い目線で継続できるように頑張りたいと思います。
いつも本当に優しいお言葉ありがとうございます。
ではですね、昨日、
市銀のYouTube、市銀チャンネルのYouTube市銀教室の方で、
メンバーシップ限定の動画をやったんですけれども、
そこの内容をですね、
こちらでもちょっとこれは伝えたいなということがありましたので、
お話ししたいと思います。
今日は結構ですね、本質的な役に立つ内容なんですけれども、
今日ちょっと収録の時間がないので、
テンポよくいきたいと思います。
ではですね、
今日、よく伝わる銀ですね、
相手によく伝わる銀というものは、
○○があって○○がない、
そういうテーマでいきたいと思います。
こんな引っ張ってるわけではないんですけれども、
結論から早速いきたいと思います。
まずですね、
あるもの、あるものからいきましょうか。
あるものとはですね、
それはもうエネルギーですね、
疲れるような銀、
疲れてしまうエネルギーがある銀が、
相手によく伝わるということです。
そして、ないものというものはですね、
響きです。
これは意外に思うかもしれませんが、
これは後半の方で順番に説明していきますので、
聞いていてください。
ではまずですね、あるもの、
これはエネルギー、つまり疲れる銀、
銀じて疲れるような、
そういうエネルギーの詰まった銀が、
相手によく伝わるということです。
これどういうことかというとですね、
声をひたすら前に出し続けるような、
そういう銀です。
あとは発声においてですね、
血を吐うような声、
これ僕普段からよく言っているんですけれども、
口の下半分から出ている、
もしくは胸元とか、
お腹とか、
本当そういう体の下ですね、
上を響かせるんじゃなくて、
下からブワーッと血を吐うように、
ブワーッと、
ブルドーザーのようにですね、
ブワーッと出すような、
そういう声の出し方、
そういうのをしている人はですね、
とにかくこれ疲れるんですよ。
めちゃくちゃ疲れます。
実際に声がちゃんとまだ伴っていなかったとしてもですね、
03:00
前に出そう、
前に出そうという意識を持つだけで、
銀はですね、
とても疲れます。
本当に疲れます。
そしてですね、
僕も先生から教わった言葉で、
結構覚えているんですけれども、
一銀絶命という言葉があります。
一つの銀、
そして命を絶つと書いて絶命ですね。
一回銀を一個銀じたら、
もう命が尽き果てるような、
それぐらいの覚悟を持って、
全身全霊で銀じろという、
そういう意味合いですね。
誰が言ったかわからないんですけれども、
それだけ銀にちゃんと真剣に向け、
もっとエネルギーを使えと、
魂を振り絞れと、
多分そういう意味合いなんだと思います。
これはやはり、
本質的な言葉かなと思っていてですね、
そういう銀はですね、
やはり汗をかかずに、
スラッと銀じている銀よりもですね、
たとえ細かいところが、
不恰好であっても、
ものすごく伝わってくるんですよ。
感情が伝わってくるんですよね。
柑橘強弱の表現が、
うまくできていなかったとしても、
音程がずれていたとしても、
発音があまり良くなかったとしてもですね、
そういう発声の仕方をしている銀というのは、
とてもよく伝わってきます。
そして伝わるというのは、
胸を打つということで、
相手に感動を与えたりですね、
勇気をもたしたりとか、
そういう銀になるんですね。
しかもこういうことはですね、
銀がうまくなればなるほど、
失っていくものなんですよ。
真面目に最初の頃に真剣にやっていた頃の方が、
そういう出し方が多くてですね、
僕も昨日、
その限定会社のところで、
そういう銀されていてですね、
本当に心を打たれました。
思いながら結構、
ジーンときたというか、
感動したというか、
そういう銀がありましたので、
まず一つ目ですね、
あるものというものは、
エネルギーですね、
疲れるようなそういう銀です。
あなたは銀じた後に疲れているような、
そんな銀じ方してますかということですね。
そして二つ目、
二つ目、ないものというものは響きです。
これ一つ目の話と連動しているんですけれども、
疲れる銀というのはですね、
そういう銀ではない。
いやいや、上手い人の銀ってものすごく
響きがあるじゃないかと思うかもしれませんが、
それはですね、ちょっと勘違いなんですよ。
銀歴が浅いとかですね、
銀のスキルが高くない人の、
響きのある銀というものは、
それはですね、
生クラをしている銀なんです。
楽をしようとして、
あーではなくて、
えーではなくて、
えーと、
そういう声の出し方をしている銀、
そういう響きはもう全部絶ってください。
えー、出しですね。
そういうのはなし。
とにかくそういう響きをなしに、
えー、ぼくとつで、
えー、ぶこつで、
えー、味気のない、そういう銀ですね。
えー、だからその時話したのは、
鼻からビリビリと雷のような響きが出るような、
そういう銀の出し方は
ダメでですね、
口からジャガイモが出るかのような、
06:00
ボフンと、
無骨なものがただ口からドンと出るような、
そういう出し方をするということですね。
えー、そういうやり方をすれば、
まあ、えー、まあ、
それもあの先ほどのエネルギーを
使う疲れるような銀になります。
結構ですね、この鼻から響かせて、
えー、いい声が出たわーとかですね、
楽に大きな声が出たわーとか、
いう銀の仕方をしている人が
結構多いです。
本当に多いですね。
これは銀力が高い人でもたくさんいます。
そうはなっちゃいけないんですよ。
ぼくもまさにそういうことをやっていてよく怒られました。
ここから脱出するのはですね、
本当に大変だったんですけれども、
えー、まあやはり日々意識しないと、
ついつい人間は楽をしてしまいがちですので、
えー、
そうならないように日々ですね、
えー、意識していきましょう。
ぼくも頑張りたいなと思っております。
ということで今日は、
結構大事なことをテンポよくお話ししました。
相手に伝わる銀というのはですね、
もうエネルギーがある銀です。
疲れる銀なんです。
そしてその一方で、
音はないんですね。
響きがなくて疲れるような銀。
ぜひぜひ意識してみてください。
きっと相手の胸を打つような銀になるかだと思います。
ではですね、
えー、ちょっと今日はもうさっさと後半の方に
いきたいと思います。
久しぶりにあの、力士やりたいなと思って、
パラパラと見たことのない力士を色々探していたんですけれども、
今日はこちらやりたいと思いますね。
関春の志、
えー、
観波即山という方の銀です。
たぶんこれ聞いたこと、
たぶん珍しいやつだと思いますけれども、
春を惜しむと書いて、
関春ですね。
もうこれから夏が来ようとしているので、
もうこれはぴったりだと思いました。
ではまず詩文を読んでいきます。
定韻。
心身として雨、春に渡る。
濃臭は酒の如く、
人を弱さんとす。
眼中の金粉、
高度に軋し。
無理の風下、厳陣に落つ。
陽流し、
新たなるは、
誰か次うとう。
街道の倒るるは、
これ、我が前進なり。
力士を試みに、
通命に向かって走し。
寝がわくは東向に来い。
引き手、春をとどめむ。
えー、内容難しいですね。
えー、サラサラと読んでいきます。
庭は静まり返っており、
降り続く雨は十日にも及んでいる。
深い憂いは酒のように、
人を酔わせるのだ。
目の中に入り、害をおよぼした金粉も、
大地へと戻っていき、
これ、えー、
え、えー、高度、
あー、あれですね、不紛人ですね。
物ごたん見えるようになり、
夢の中で風に散った花びらも、
俗世の事柄となってしまう。
別れの詩である陽流の詩は、
新たに作られたが、
誰が次いで歌うのだろうか。
街道の木が倒れたのは、
私のこの世に生まれる前の身と同じだ。
阿波を演じた詩文を、
物事に通じた人に申し上げ、
できることなら、
春を司る神にお願いして、
引っ張って、春が去るのを止めよう。
09:00
もう、春、
春よ、もう、梅雨とかいいから、
春、戻ってきてくれと。
そういうような詩文ですね。
では、えー、こちら、演じていきたいと思います。
積春の死、
神波即残、
帝院、
心身として、
雨、春に、
渡る、
濃襲は、
酒のお得、
人を、
弱さんと、
す、
元知の、
金粉、
黄土に、
木死、
無理の、
不可、
厳人に、
討つ、
幽霊、
新たなる、
誰か、
杉、
歌、
街道の、
倒るは、
これは、
全身なり、
力者を、
試みに、
滅びに、
12:05
術に、
向かって、
葬し、
寝獄は、
どこに来い、
引き手、
晴れよ、
とどめ、
寂しさ、
汗だらだらで、
エネルギーを少しでも伝わったならば、
お前の銀エネルギーないじゃないか、
と言われたら、
それは、やばいんですね。
今日は、いつも以上に、
お腹も使って、
頑張ってみました。
少しなりとも伝わったならば、
ご視聴いただければとても嬉しいです。
シギンの魅力を発信するシギンチャンネル、
どうもありがとうございました。
バイバイ。
13:38

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