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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。詩吟chのheyheyです。 このチャンネルは詩吟歴の長い長い私heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を分かりやすくお伝えしていくチャンネルです。
いつも通り一つの詩吟、漢詩や俳句、和歌、そういったものをご紹介してですね、 どういった内容なのかどういうふうに楽しめばいいのかどう吟じたらいいのか
そういったところをご紹介しつつ楽しんでもらおうというふうにしております。 今日はですね、休日の収録になっているのでいつもよりちょっと長めなやつをですね一つご紹介したいと思います。
幕末にとって欠かせない有名な人ですね、吉田松陰。 本人が作った立詩をご紹介します。
磯原各社という立詩ですね。 立詩というのはあの通常の僕が漢詩、絶句とか中国中学校の時に習ったですね
あれは何だっけな、紅緑にして鳥居を吉祥とかですね。 あれぐらいの長さが絶句、それの2倍の長さがあるものが立詩と呼ばれているもので今回は立詩になります。
漢字が7個の塊でありますので七言立詩ということになります。 今日ご紹介するこの吉田松陰の磯原各社というものはですね
結構長いんですけれども内容としてはある意味至ってシンプルでですね 気持ちよく酒を飲んでいたらですねだんだんともう顔が好調してきて気分も良くなって
夢の中に入ってしまったとそして夢の中でですね まあ自分が
海外から来る敵に対してまあ 海外をもう今敵とみなしいたわけなんですけれども外国のせいをですねとにかくこんな奴らに
負けてたまるかと自分も軍を引っさげて戦うんだっていうところで 夢が覚めて
ああなんか すげー夢見たなぁというような内容なんですよね
とりあえず気持ちよくお酒を飲んで良い夢を見てしまったと ある意味まああの自分の日本
日本が頑張るよと海外何するものぞという気概がとても熱く語られている内容になって おります
ということで書き下し文を読んでいきたいとおもいます 磯原各社吉田松陰
回路酒をとって潮風に対す 顔くれないに耳熱し睡眠
細やかなり たちまちん見る運当万里のほか
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虚構海を置いて盲導来たる 割れ我が軍を引っさげきたってここに人数
比級100万初上昇す 夢耐え酒溶けて日もまたメッス
統制枕を動かして夜とうとう なんとなく意味わかったんじゃないでしょうか
回路酒をとって潮風に対す顔くれないに耳熱し 睡眠細やかなり
この回路海に太平洋に面した旅館のですね 2階のところですねそこでお酒をですね
とって酒杯を上げながらこの沖から吹いてくる 吹かれてくる風にですね
まあ髪をなびかせていると酒が進んでですね顔が赤く 耳も熱くなっていつしか酔っ払ってしまって深く深く眠り込んでしまったと
立ち待ち見る運等万里のほか今日を海を置いてモードを来たる 今日っていうのは海ガメのことですね
モードを来たるモードというのは海外からのまあ軍艦的のことを指していますね もう子襲来のもうということになります
ちょっと違うんですけれどねということでこれは立ち待ち見る運等 こういうふうに眠り込んでしまったらすぐに夢の中で雲と
波が一つになった遥か彼方の方から巨大な海ガメ 巨豪ですね巨大な海ガメが海を覆うようにいく戦争もの
軍艦が押し寄せてくるのが見えてきたと 我はが軍をひっさげきたってここに人数
飛球100万初上昇すっ 勇敢な兵士たちは
立ち上がですね私は軍を指揮してこの地に陣を築いた 勇敢な兵士たちは土発点をつくように息が上がっていると
を言うことですねうわぁこれから戦うぞという状態です そして最後夢耐え酒溶けて日もまた
メス等生枕を動かして夜とうとう ふと夢から覚めるとこういうところで夢が覚めるんですね
酒の酔いも冷めており部屋の明るさもですねもう燃え尽きており どんどんと
灯火か灯火も燃え尽きておりてどんどんと太鼓を打つような波の音はですね 枕を揺り動かすように響いてくると
いうそういった内容ですあの結構長い内容ではあるんですけれども とてもイメージしやすいんじゃないかなと思います
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まあ僕の場合は多分寝たら最近あんまり夢見てないですね 見てないなぁ何の夢を見たかな
子供の頃は空を飛ぶ夢とかも見たことがあってすごい楽しかったんですけれど まあ吉田松陰がこの
生き健康としている時にどんな夢を見たのかどういう着替えでいたのかそれが伝わっ てくる
監視になっております熱いやつい歴史ですね これはまあとにかく力強いしなのでですね
途中で力尽きないようにしないといけないですね ポイントは3行目我我が軍をひっさげきたってここに人数
この最初の一文が長いのなんのこんなにセリフの長ったらしいところはですね 難しいです
スムーズに聞こえるように言葉運び言葉のリズム そういったところを気をつけた方が良いのかなと思います
そして散々頑張った一番最後はですね夢から覚めた後はしっとりと淡々と 吟じていくのがいいのかなそのギャップを見せるのもいいのかなと思っております
それでは僕も声枯れないように頑張らなきゃな 吟じていきたいとおもいます
磯原各社 吉田松陰
帰ろう 酒をとって
朝鮮に
体勢 顔くれないに
耳熱し
睡眠 細やかなり
たちまちみる うんとばんりのほかきょも
海をおいて
のどきたる
われわが軍をひっさげきたって
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ここに
人生ひき
百万
初
上昇す
夢耐え
酒溶けて
ひもまためす
答せ
枕を動かして
夜
とうとう
いかがでしたでしょうか
長いですね
ちょっと声が枯れかけになっちゃいましたけれども
もう少しお腹を使わないといけないですね
ということで
今日は吉田松陰の磯原各社という七音律師をご紹介しました
昔の人のこういう気持ちが見れるのも
磯原の面白さなんじゃないかなと思います
それでは今日は以上です
磯原の魅力を発信する磯原チャンネル
どうもありがとうございました
バイバイ