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2023-10-10 34:24

#33 | SESSION「北海道白老町からのお客さま」by Andy(ミモリラジオ) & Mechikuro〈収録:2023.10.07〉

from 雑談【SESSION】では、雑談にお越しいただいた方との偶発的な"雑談"を不定期にお届けします。

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【Andy|ミモリラジオ-自然の面白さを聴く - MIMORI】

自然の美しさと巧妙さを、笑いと共に読み解くトーク番組です。様々なトークが網目のように繋がり「自然の見え方」が変わる面白さを、北海道シラオイ町から水・土更新でお届けします。番組へのご感想はTwitter, Instagramから #ミモリラジオ にて🌿 

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マンガ・オーディオ・アート・クラブミュージックなどの第一線で、分野横断的に活動するクリエイティブディレクター。 グラフィック&プロダクト両面のデザインのみならず、編集&ライティングからブランディング&プロデュースまで多様なスキルセットを駆使する。 これまでの経験と知見を活かし、『JAPAN PODCAST AWARDS』では創設メンバーとして、2019年創設〜2021年まで3年に渡り理念&審査レギュレーション設計、選考委員選定、ノミネート作品選考、グラフィック&トロフィー造形など中核業務の全てを担当。 作品選考作業においては、年間平均2000作品・2000時間強に及ぶ聴取・リサーチ・分析を行い、アワードという一つの基準において、国内ポッドキャストシーンの可視化とクオリティの定性評価に寄与した。 現在、自身のポッドキャスト作品としては、ぷにぷに電機と共に制作する『LAUNDRY AM』を配信中。 『雑談』では、より広く、より深く、音声作品の可能性と魅力を伝えるべく、さらなる能力を解放する。https://bit.ly/Mechikuro

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00:01
いやー、ありがとうございます。もう撮っちゃってるんですけど、いいですか?
ああ、もう始まってるんですか?
いや、今日は本当に白老町、北海道白老町からのお客さんがいらっしゃっています。
はい、どこだと思っている方も多いんじゃないでしょうかと思うんですけれども、
北海道の比較的南の方の町、人口15,000人ちょいの白老町という町からやってまいりました。
ポッドキャスト、ミモリラジオ自然のポッドキャストをやっておりますパーソナリティのアンディです。よろしくお願いいたします。
いらっしゃいませ。
ありがとうございます。
いや、むっちゃ会いたかったんです。
いやー、僕もです。この雑談に来ることできてめちゃくちゃ嬉しいです。
ありがとうございます。
あのー、ほんときっかけも何もなんですけど、
僕が毎月雑談で公開しているプレイリストがあるんですけど、
そちらの方でいろんなポッドキャスト、いいものを探してるんですけど、
その途中にミモリラジオを見つけて、ちょっとこれヤバすぎるってなって、
ありがとうございます。
で、みんなにヤバいヤバいって周りのポッドキャストとかにもどんどん言って、
ヤバいって言ってるところで、
そのSNS上のアップしたっていうのに対して反応してくれたんですよね。
ある日突然、僕ら視点からすると、
メチクロさんという方、ツイッターアカウント上ですね。
が、プレイリスト、しかもそのプレイリストがチルっていうプレイリストがあったんですけど、
それに僕らの数あるトピック、話したテーマの中から、
金玉編をチョイスして。
そうなんです。
金玉はチルなんだなって、そこで初めて認識が変わったんですけど。
あれね、テーマもそうなんですけど、羽ちゃんっていう、
普段アンディさんと和木さんが2人でやってるポッドキャストに、
羽ちゃんっていう女性の方がゲスト。
最近ほぼ純レギュラーの方が出ていて、
やっぱその3人が語ってる語り口がもうすでにチルで、
そのテーマが金玉だった。
そうなんですよね。
20代の、しかも全員移住者の若者3人が下ネタを一切抜きにして、
真面目に金玉について喋って笑うっていうのが、
コンテンツとして異質だったのかなっていうところですね。
種本になってるね、有名な金玉本みたいなものも、
それこそポッドキャスターさんの何人かの方も、
僕もこの種本使いたかったんだって悔しがってたぐらい。
そうなんですか。
世界金玉公ですね。
取り合いだったらしいんだけど、
特に三森ラジオさんのアプローチがものすごく素晴らしくて。
ありがとうございます。
あれはちょっとキャッチーだったので、
ああいう取り上げ方したんですけど、
そもそも三森ラジオの取り組みや、
今までの他のネットネイチャー系の収録自体が本当に素晴らしくて。
03:06
ありがとうございます。
僕、SNSでもちょっと書いたんですけど、
僕もともとポッドキャスターアワードを立ち上げメンバーで、
ポッドキャスターアワード立ち上げる時に、
コテンラジオを見つけて、
彼らが第一回のグランプリになったんですけども、
そのコテンラジオを見つけた時のザワザワ感に、
かなり近い感触が三森さん見つけた時にあって。
これはインディーズの個人勢としてやってるポッドキャストとしては、
この上ない褒め言葉ですかね。
推しもされぬインディーズからメジャーになっていると言っても過言ではないコテンラジオと、
比較してもらえてるだけでも嬉しいよねっていう話をずっとやってたんですけど、
改めてポッドキャストについて詳しい人がそのようなことを言ってくれてるぞみたいな。
俺らは北海道の片隅でインディーズやってるぞっていうこともあって、
すごく盛り上がり続けてるって感じです。
実際始めたのっていつからなんでしたっけ。
去年なので2022年の11月14日が第1回竹編その1だったはず。
約1年ぐらい。
もうすぐ1年っていう感じですね。
スタートの時の状況から比べて最近ってどういう状況になってますか。
まず基本的には三森ラジオの作り方としては、
基本的にはメインパーソナリティーの野田和樹、三森の代表ですね。
それからあるいは僕、アンディが気になった、これ調べたいなっていう自然のテーマを自分で考えて、
リサーチするんですね。
本買ったり図書館で読んだりして、論文読んだり。
もうすでに古典っぽいよね。
そうだそうだ。
僕らの場合は自然なので現地に見に行くのが大事だよねってところがあるんですよね。
なので、例えば海藻編のリサーチ、海の海藻の場合は佐賀県のノリの養殖の現場に行って話を聞いてみたりだとか、
僕はウミガメについてやった時は石垣島のさらに利島、沖縄県にあるウミガメの研究所に行って話を聞いたりだとか、
とにかく徹底的に自分が満足するまでリサーチして喋るっていうのが基本的な作り方で、
ずっと変わってないんですけれども、最近の変化としてはこのリサーチに歯止めが効かなくなってきた。
それも古典っぽいね。
そうなんですね。これまでは30時間ぐらい勉強したらいいかなっていうぐらいだったんですけど、
1個きっかけになったのが取り上げていただいたキンタマ編で野田和樹がメインスピーカーで喋ったんですけど、
あの回はキンタマについて30時間勉強したんですよ。
06:00
素晴らしい。
なぜ体の、叩かれたら絶対痛い急所が内臓が体の外側に出てきているのだとか、
そこにもいろんな専門用語があったりするんですけど、文化的には例えば世界中にはどのようなキンタマ関連のことわざがあるのかなとか、
もう網羅的に徹底的に調べるっていうのをとにかくやって、あれが1個のきっかけでそこからちょっと勉強量がバグり始めたんですね。
それは今までも当然この自然について二森っていう集団で取り組むっていうのは当然やってたところで、
ポッドキャストでアウトプットし始めてから歯止めが効かなくなったっていうのはあるんですか。
ありますね。それまでももう実は2年ぐらいは活動してたんですよ。
ポッドキャストをやる前の段階で2年ぐらい活動してて、
自然についての勉強をするっていうところはずっとやってたんですけど、問題はそのアウトプットをどのようにして社会に出していくかっていうところで、
ここがちょっと色々試行錯誤しなきゃいけない段階、時期が2年ぐらい続いてたんですよね。
イベント出展でワークショップやったり、プロダクト作ったり、縦2メートル50センチあるめちゃくちゃでかいお芝菜植物標本を作ったり、
本当に色々やったんですけど、その果てに僕らが古典ラジオ、特に野田和樹が最初古典ラジオを聞き始めて、
それに触発される形で僕らもやってみないかっていうことで、やってみたら結果的にはまったっていう感じだったんですよね。
なので、それ以降は本を特定のテーマについて何十冊も集中的にやったりとか、
だからこれまでの勉強よりもちょっとゴールが見えた状態で勉強するように変わってきましたね。
だらだら勉強する感じがだいぶなくなったなっていう感覚。
要は自分に吸収するためじゃなくて、アウトプットして伝えるために必要な情報を、
要は脳内で編集しながらインプットするみたいな。
そうですそうです。
そういう感じになってきたという感じ。
そうなんです。
いいっすね。
楽しいですね。
じゃあ自分たちの取り組みがさらにブラッシュアップされたっていう効果も良しとしながらも、最近反応も変わってるんじゃないかなと思っていて、
当初ポッドキャストを始めた頃のエピソードを聞くと、
要は辞めないようにするためにもある意味気楽に、
ポッドキャストだからっていうのもあって、やり続けようみたいな、
ちょっと肩の力を抜きながらやろうっていうのが初期に言ってたんだけれども、
と言いながらも最近はかなりコンテンツ自体の本気でもどんどん高まっているように感じるし、
おそらく反応を感じながら心境、そういう気楽に始めたところからちょっと変わってるような気もするんだけど、その辺ってどうですか。
09:04
でもそこはあんま変わってないですね。
実は何かしらの台本を書く、面白さを編集するっていうことについては、
ポッドキャストをやる前から自然ガイドの形でやっていたんですよ。
僕らは北海道に住んで自然近いところで活動しているので、必然自然ガイドとしての活動が一番最初だったんですよね。
それは観光客に対してガイドをする。
そうですそうです。で、面白さを伝えるガイドとなると、これは自然ガイド業界のお話なんですけど、
みんな台本を作ってるんですよ。それは例えば個人だったり会社ごとに台本というものが、
そうなんだ。
そうなんですそうなんです。それぞれあって、なので例えばその白尾町の川、よくある川ですね。
そこに鷺がうようよ上って、今来てるんですよね。時期的に秋田とか。
そうだそうだ。
そうなんです。なので鷺を見に行く自然ガイドプログラムをちょっと考えようってなった時に、
野田和貴が鷺についてリサーチをして、でガイドの原稿としてテキストに起こす、文字に起こすっていうことはやっていて、
それの延長上で今があるっていう感じなんですよ。それがポッドキャストっていう出し方に変わったっていうだけなので、
正直活動をその上で続けていて、今に至ってはいるものの、何か緊張感がより強まったとか、
さっきリサーチの歯止めが効かなくなったとは言いましたけど、
いい意味でリスナーさんだとか社会のことを意識してやっているってわけではなくて、
単純に僕らの取り上げるテーマとか関心がより沼る方向にきているという感じですね。
今日会えるかもなった時にちょっとどうしても聞きたかったことがあって、
さっき古典ラジオを例に出したんだけど、僕が古典ラジオを発見した時の感覚と見守りに近いと感じたのが、
二人も研究対象に対するオタッキーな深さっていうのも当然ありながら、
もう一個経営者視点だったりとか、要は事業に関わるような言葉遣いだったりとかっていうのが見守りの二人からこぼれてるのが聞こえたんですね。
古典も僕は古典の研究していること自体のテーマにも惹かれたんですけど、
深井さん自身の今の時代を見据えた経営者視点としての言葉みたいな、ビジョナリーな言葉を使うっていうところで惹かれたのもあって、見守りにもそれ感じたのね。
今ちょっとお話聞くと、自分たちのピュアな研究意欲みたいなものからブレてないって言ったんだけど、
一方この活動が社会に対してどういう効果を与えるのかっていうことに対しても必ず意識的なものを持ってるかなと思ったんだけど、
それって間違ってない?
それは間違いないですし、それは明確に今持ってますね。
12:02
これ話すとめちゃめちゃ長くなる話でもあるんですけど。
今日時間限定なんだけど、ちょっと触りだけでも聞きたくて。
そうですね、触りだけっていう感じですし、ちょっと表現正確じゃないかもしれないんですけど、ざっくりなので。
まず大前提としてあるのは、見守りである僕らの勉強ってクライアントワークじゃないんですよね。
別に誰かからやってくださいって依頼されて、そこに金銭のやり取りが発生とかしているわけではない。
だからこれ言ったら趣味に近い動き方なんですよね。
ちょっと話変わるんですけど、自然ガイド業界の話を一旦しようかなって思います。
自然の面白さをガイドプログラムとして世に出すっていうのが基本的なお仕事なんですけれど、
その自然の面白さが要するに価値の厳選になるんですよね。
だから良い自然ガイドをしようと思ったらこの上なく遊ばなきゃいけないはずなんですけど、
とはいえそうも言ってられないのが現代社会の特に事業をやっているとそうなるので、
なので価値の厳選である自然の面白さへの投資がちょっと少なめな状況で仕事を捌いているっていうのが、
よくある自然ガイド業界の現状。
かつ、じゃあ今価値の厳選はどこが担保してくれてるのかといったら世界自然遺産みたいな、
その地域の自然は間違いなく面白いっていうお墨付きが与えられている場所っていうものが、
価値の厳選になっちゃってるっていう状態なんですよね。
に対して僕らの動き方って誰に頼まれてるわけでもないのに、
僕らがやりたいからっていう理由だけで自分たちの持ってる資源、お金にしても時間にしても体力にしても、
半分以上を勉強に注ぐっていうわけわかんない自殺まがいなことをやってるんですよね、今。
ただするとある日気がついたのが、
仕事を捌いている自然ガイド的な動きをしている時とは段違いに当然だけど勉強の量が増えていって、
ある程度以上情報が、知識とかが溜まってくると、それがなんか視点に変わるんですよね。
知識とかがただの知識の集まり、寄せ集めじゃなくて、なんかそれが立体的になったり、
一個の面を作ったり、それが視点として質が変わるんですよね、質的に変化するんですよね。
だからこれまでの自然業界の普通の動き方では見られなかったような価値の生み出し方を
フルペットすることで実現することができるんだっていうのが現象として見られたことだったんですよ。
15:03
話戻すと、今例えばSDGsとか毎日のように聞くじゃないですか。
なんですけど、自然を大切にするようなお話は聞くけれども、
一方で東京に僕3年前までは住んでいたんですね、6年間住んでいたんですが、
僕自身、自然を守るというフレーズは聞きながら、その辺の草のこととか全然知らなかったんですよね。
このガイロシュが何であるかとか、そういうのとかも考えたこともないままSDGsという言葉を聞いていたり、
その上で取る動きは何かと言ったら、誰かが言ったことの受け売りに基づく消費になりがちだなって感じてたんですよね。
誰かがこれを買うと良いぞっていうことを言ってお墨付きをしてくれているものを最終的には買うという行動に終始している感があったので、
一方僕ら北海道で活動し始めると、身近な草が本当友達的なノリというか、それまでササって呼んでたのが実はクマザサ、しかも実はクマザサですらないっていう。
日本にクマザサって呼ばれている、クマザサに似たササって40種類ぐらいあるんですよ。
けどちゃんとクマザサとして名前が登録されているのは京都の倉間山にしかなくって、後のクマザサは全部クマザサに似たササなんですよね。
白尾長の場合はその宮古ザサっていうササだったので調べてみると、するとこれまでササって適当に見ていた存在が宮古ザサっていう、ちょっと目の解像度が上がる感じで身近に捉えられるようになるんですよね。
こういうのをひたすらやっていって、自然のことを自分ごと化した上でのSDGs考えた方が例えば良いんじゃないかって思うところがあって、
そういう質的に情報を集めに集めることで変化させて視点に変えて、それを世にアウトプット、還元していくっていうことが、
僕らが社会に対して、僕らが勉強したくて勉強している動きを取りながら結果的にできることなんじゃないかなって最近めちゃめちゃ意識しているっていう。
それに基づいた活動をこれからも展開していこうということで、色々準備しているっていうところだったりします。
深井さんは古典の会社のミッションにメタ認知を高めるきっかけを提供するって言ってるよね。
彼は歴史を通して、それこそ人々がメタ認知できるようなきっかけを与えるって言ってる。
メタの方なんだよね。一方今アンディさんの話聞くと、メタじゃなくて周りに当然あるような環境に解像度を高めることによって、むしろマクロのように感じているものをミクロに見せることによって、
18:03
友達のような親近感というか、自分ごとにするっていう。だからメタ認知の逆のように聞こえるんだけど、規模感は近いかなと思ってて。
そうですね、結果的に行き着くところは似ているのじゃないかなって不存にも思ってるんです。
1回目のワードの時に古典が取ったらこういう効果あるだろうなっていうのはずっと考えてたのが、深井さんの考えてる広い視野がきっと経営者、ニュースピックスを見てるような人とかも含めた、
ああいう人たちに対するヒントを与える存在になるんじゃないかなと思ったら、まさにそういうふうになっていて、それでビジネスパーソンがスタートアップでウェイとか言ってるような感覚にちょっと冷水を浴びせるような、ちょっと冷静になるようなきっかけを彼が与えていて、
今アンディさんのそのミクロに行くような視点で、もしかしたら代理店とかが使ってるSDGs的な上滑りワードみたいなものに対して、僕的な言い方をすると冷水浴びせて、しっかり解像度高く、自分たちのそのようは無理せず自分ごとにできるようなきっかけを与えられるようになるかなと思っていて、
それでどういう効果があるかっていうと、それぞれの実用にちゃんと生かして言ってるSDGsならSDGsってものを、ちゃんと実のある活動にそれぞれやっていけるきっかけになるんじゃないかなっていうのはすごい感じたんだよね。
まったくおっしゃる通りで、そのことをすごい意識しているところではありますね。正直そのSDGsとかそういう自然に対してどうアクションをするかどういうスタンスを取るかの根本には、僕は今勝手に言いますけど自然に対する物の見方、価値観っていうものがあると思うんですね、前提として。
じゃあその自然観ってそれぞれの自然によって違うんじゃないのって思うところなんですよ。例えばヨーロッパで生まれた自然の物の見方がそのまま東南アジアの自然の物の見方に適用できるかって言ったら、東南アジアの自然に応じた自然観があるはずであって、その環境に応じたちんやしついたアクションっていうものが当然あるはずであって、
自分たち東京だからこその東京の自然観があってもいいと思うんですよね。だからこそミモリラジオの中でカラス編とか雷編とか都市も一つの森であるっていう僕らの気づきをリリースする回も作っているんですけど、
地球規模で考えるそれもいいとは思うんです。思うんですけど、自分ごととして考えてその上でちんやしついたアクションをとってその束になった動きがムーブメントになるぐらいで、実はちょうどいいんじゃないかなって思ってるところ。
一方、さっき経営者視点っていう言い方したのは、自分たちの好きなこととビジョンを高く掲げることって、いわば若気のいたり的にもできることではあるじゃないですか。でもそれを実際アクションにして社会とつながっていくためには、やっぱり大きな力に対する力学を知ることだったりとか、ステークホルダーってどういう人たちがいるのかとかに関心を持つとかってことがすごい大事なんだけど、
21:20
お二人の話からもそういうものを気配として感じるんだよね。だから当然、今自分たちを深めるのと一緒に自分たちのビジョンもよりブラッシュアップするのもやりながら、きっとそれがどういうふうに広がるのかっていうこと自体にも関心を持ってるように感じていて。
そうですね、その点は僕が特に関心を持っていることなんですよ。メインパーソナリティの野田和樹は、もうひたすら僕は全てを体験したい、全てを知りたいっていうのを口癖のように言って、
ネイチャーモンスターだよね。 ネイチャーモンスターですね、そうなんです。
極めるタイプでは、極めるタイプというよりかは新しい体験をとにかく重ねていきたいっていうモチベーションで動いているので、正直野田和樹という人、視点からすると僕が楽しみたいなんですよね、ちょっと言葉を荒くすると。
広がって僕の場合は、僕が楽しみたいんだっていう人が、こんだけの僕が楽しむための動きを取りまくっていたら、結果的にそれって社会に求められる現象になっているし、それを社会に実装することができたら、社会が良くなる。
僕が勉強したいから勉強するんだっていう人たちが、その動き方をしていることによって生きていくっていう構造を作ることなんかできるんじゃないかって思ってるんですよね。平たく言うと、趣味で生きるって言ったらちょっとまた考えなきゃいけないトピックが無数に出てくるんですけど、ライフワーク、ライスワークの関係とか出てくるんですけど、
とはいえ、自然オタクというものが実は生きる道にもなり得るし、それを、だからこそ生まれるものっていうものが、これ課題解決とは全然違う流れから生まれるものであって、それは実は今求められるものにもなるんじゃないかなっていう予感があるんですよね。
僕としては、そういう現象を見てみたいっていう感覚が一番しっくりくる表現かなってとこですね。僕は僕で現象オタク。
現象オタクですね。ネイチャーモンスターと現象オタク。
謎現象オタク。謎現象好きなんですよ。
だから社会により影響力を持って、今感じてる感覚がよりダイナミックになるっていうこと自体の欲求は、アンディさん自体には相当あるっていうことだし。
そうですね。
あとおそらく今、みもりラジオぐらいのこの魅力あるコンテンツだと、おそらく勝手に影響力ってついてくると思うんだよね。反応を含めて。
なった時に、みもりさんに相談に行きたいって思うような人たちが多分より多くなった方が、こういう活動って絶対いいじゃん。
24:07
そうですね。絶対楽しい。
そこに対するイメージみたいなものも、怖くはないっていう感覚なのかな。
そうですね。全然ウェルカムですし、まだ公式発表の前のタイミングなんですけど、準備してること今一個言います。
やった。
ちょっと小出しさせていただくと、コテンラジオの法人サポーター、個人サポーター制度、あれに近いものをちょっと今作ろうと準備中でして、
特に法人サポーターをやった場合のインパクトが大きいだろうなって思うところなんです。
絶対そう思います。
そうなんです。で、一方で法人サポーターになってくれませんかっていう話って、ちょっとまた変な話なんですよね。
広告を流すわけでもないし、スポンサードすることによる直接的な見返りはないんだけれども、
なおかつ僕らが勉強したいから勉強するという趣味的な動き方ですらあるんだけれども、それに対してお金を出してくれという無茶苦茶な話をやろうとしていて、
けれども、
まさに古典の、今今回の1.2億円の資金調達の発表したばっかりなんだけど、あれはもうASG投資でもなくインパクト投資でもなく、
今の資本主義社会ではまるで支出する意味がないことなんだけれども、それを実現するっていうのをやって、
そうですね。
そこに近いのかなと思って。
近いなと思います。けど僕らは、例えば歴史のデータベースのようなプロダクトを作ることを目的にビジョンを掲げてるというわけではなくて、
僕らのビジョンはあくまで今日の楽しい勉強を今日も明日も続けていくことなんですよ。
それをやっていきたいからお金を出してくださいというお話は、その資金調達の話よりもややラリカルな面すらあるなと思っているところではある。
でも法人として、メーカーがSDGsっていうものを掲げて何か助成金を得するみたいなことをやるよりも、
にもりラジオに法人サポーターとして登録してることの方が、これってきっとSDGsじゃね?みたいな言い方ができる雰囲気が生まれたとしたら、それって本物じゃん。
そうですね。
っていうことだよね。
そうです。正直、これも語弊がある表現だとは思うんですけど、SDGsがこれだけ広がってしまうと、
本当に自然に興味がある会社がどれなのかが分かりにくくなってきてると感じるんですよね、個人的に感じるところなので。
に対して、にもりの法人サポーターのような形の、自社に対する直接的な利益がないのにそれをあえてやってるよっていう会社が仮にあったとしたら、
正直その会社同士ってすごいジャンルだとか規模だとかを超えて仲良くなれるんじゃないかなと思ってるところで、
27:05
正直スーツを着て名刺交換するよりも、みんなで軽トラに乗ってアウトドアウェアを着て苔を見に行って楽しんだ方が交流もできるんじゃないかなって思ってたりするところだったりする。
そうね、だからそのコミュニティに所属してる方がそこに対するガチ度とか、
そうです。
本人たちのパーソナリティっていうのが、ブランドのパーソナリティみたいなのがよりはっきりするから、
そうなんですよ。
それですごくオーガニックな繋がりに見えるよね、外から見ても。ブランディング上も。
そうなんです。やっぱりその辺に生えてる雑草のことについて、ちょっとでも視界の認識の解像度が高いかあるいは高くないかで、
その具体的に起こすアクションの真実にも変わってくると思うので、僕らミモリの勉強を特にしたい人たちはもうひたすら勉強してアウトプットをする。
けれども程度はそれぞれでいいと思うんです。けれどもちょっとでも自然を楽しむ動き方っていうものを取ったり、
物の見方をちょっと身につけたりする人たち、その僕は組織ではなくこれ連帯っていう言葉を今使ってるんですけど、
緩い連帯繋がりを持って緩やかに動いていく形を今考えてるっていうところですね。それ実装しようとしてる。
なんかプラ配置とか放射能のとかみたいな、どうしても環境問題語るときって敵の存在をよりディティールを高めてって、
関心を持っていくスタイルだけどみんな。でも逆に敵じゃなくて味方側、自然、守るべき環境だったり自然っていうものに対しての解像度を上げることによって、
その味方がどういう存在、守るべき存在ってどういう愛らしいものなのかっていうのを解像度上げた方が確かにいいよね。
そこからがスタートみたいなところっていう。
ですし正直NOという対象の例えばプラスチックを例に挙げると、このプラスチックも自然なんですよね。
海藻編で後ほど出てくるんですけど、海藻が石油の元になってるんですよ、古代の藻類が。それがプラスチックに変わっていて、
僕が最近去年ですかね、プロダクト、オリジナルプロダクト、乳副材を作って、それは完全プラスチックフリーで作ったんですけど、
それを通してよくわかったのは、プラスチックは素晴らしく便利だってことなんですよね。
そうだよね、プロダクト作ると絶対そうなる。
なんて便利なものなんだっていうことがわかるし。
要は自然の循環の中にちゃんとサイクルに酸化できてないものを自然じゃないっていう節があるから、
プラスチックも循環の中にちゃんと入るものであれば、それっておそらくっていう話なんだよね、多分シンプルに。
そうですし、さらにプラスチックのと言う時も、プラスチックがいかに面白い存在なのかっていうことを認識した上で、
30:06
何かしらの主張なりアクションを起こす方が、説得力が増したり、
それからちょっと活動が今とはまた違う方向性にした方がいいっていう判断になるかもしれない。
そういった意味で楽しむことを侮っちゃいけないってすっごい思うんですよね。
僕は今わかりやすく敵みたいな言い方でプラを言ったけど、そういう切り分けなんじゃなくて、
プラも含めて仲間みたいなところをどんだけリアルに感じるのかみたいな取り組みってことだよね。
ちょっとすげえ面白いんだけど、もう時間がなくて。
当然、ミモリライションって今話したような真面目な意識の高い話を、
僕が誇張して言ってるからそう感じるかもだけど、そういうものだけじゃなくて、
当然全部をかなり楽しく、面白く、人のインタラストを高めるようなコンテンツにしてるから、
だからぜひこの番組聞いた人は聞いてほしいんだけども。
本当に今日雑談この場で喋っているのが、一番これまでのコンテンツの中で自分たちの思想的な部分を喋ってるかなって思います。
僕らミモリラジオであまり思想出さないんですよ。
だからたびたび紹介的にはやってるけれども、もう全然番外編的なね、サイズとしては。
正直僕らの主張、僕らの考えがどうだみたいな感じでアクションというか主張を出すよりも、
いや猫ってすごいんだぜとか。
だから深井さんがこれまでそうしたように、おそらくこういう外の人間に聞かれた時に、
僕ら人間と自然のミモリラジオのことってどう関係があるのみたいな説明をさせられる機会として、
だからぜひ積極的により簡潔なというか、ビジョナリーなワードを使ったりとか、
僕らどうしても聞いてると自然の中のホモサピエンスの話をしてるように聞こえるんだけど、
いやこれヒューマンとどう関係あるのみたいなことを多分これから聞かれてくると思うんだけど、
そこをもっともっとキャッチーにっていうか話せる機会が増えるといいなと思ってて、
ちょっと今回の機会をきっかけにというかね、なんかみんなと関係あるしすっげー面白い番組だからぜひ聞いてっていうのを、
これを使っていたかった。
ありがとうございます。
今日ちょっと東京メダカフェスティバルっていうメダカのイベントに来るために、
その話がやばいんだけど、
東京に来てたんですけど、
でもそれもその後エピソードになるんだよね。
はい、なります。メダカ編を収録するので。
このメダカ編ね、今ちょっと聞いただけでも相当やばいから絶対聞いてほしいですね。
お楽しみになさってください。
じゃあ告知的なのはその程度で、とりあえず大丈夫かな。
はい、そうですね。
じゃあミモリラジオ自体は更新頻度ってどのくらいで。
毎週2回更新しております。
毎週水曜日と土曜日の朝7時に更新しております。
1は大体20分から25分くらいっていう感じですね。
33:02
じゃあまた東京来る機会があったらまたしょっちゅう会いながら。
実はですね、12月に鎌倉で公開収録することが。
やったーすごい。
公開収録イベントがちょいちょい開かれるので、またおかけします。
じゃあ都心に住んでる方はまた接触の機会とかも。
そうですね。
あるかなと思います。
じゃあちょっと今後も引き続き雑談との仲良しでいてください。
ぜひぜひ。もうねビールを2杯飲んでしまうので。
じゃあまた続きで飲みましょう。
帰れませんよ。ありがとうございました。
じゃあアンディーさんでした。
はい、ありがとうございました。
この番組は東京東中野にあるクラフトビアバー雑談で収録しています。
厳選されたクラフトビールとこだわりのスパイスカレーを楽しみながら、
世な世な繰り広げられる雑談に参加したい方は概要欄をチェック。
では次回の更新をお楽しみに。
34:24

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