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クラヌキです。中山です。ザッソウラジオは、クラヌキと学長こと中山さんで、僕たちの知り合いをゲストにお呼びして、雑談と相談の雑草をしながら、イルコ喋りしていくポッドキャストです。
今月のゲストは、ライター編集者としてご活躍の宮本恵理子さんです。今回は第2回目になります。引き続きよろしくお願いします。
お願いします。
前回はマスクないズームの方が表情が分かって良いという話をしましたけど、
今休憩中に喋ってた話、もうちょっとしてもいいですか?
どうぞ。
写真慣れしてる猫と写真慣れしない犬の話。
写真慣れしている猫の話は、うちのメルちゃんのことなんですけどね。保護猫からデビューしまして、半年ちょっとぐらいかな。飼ってる猫なんですよね。
さっきの話題で、最近の子供はカメラ慣れしてるというか。
そうですね。小さい頃からもうカメラが近くにあるから。
スマホを向けるとパッとこうね、ポーズを撮るみたいなのとか、そういう話をした時に私が、猫もカメラ慣れしてませんかっていう話をしたんですよね。
そのメルちゃんはですね、うちの今のいい位置にあるキャットタワーってあるじゃないですか。
その一番上によくリラックスしてるんですけどね。
寝てるかなと思って、その手前にあるものとか人とかを撮ろうと思って、ちょっと背景に入ってみると、
パシャッと撮って仕上がった画像を見てみたら必ずこっち向いてるんですよ。
カメラ目線できる。
どこから撮ってもだいたいこっち向いてるんですね。
なんで結構小さいじゃないですか。スマホのカメラ部分って。
まずこれがカメラであるってことと、その絵がだいたいこの位置にレンズがあるってこと。
どこで学習したのかなと思って。
生物の不思議を感じてる、今日この頃なんですけど。
撮られてると撮られ慣れてくるっていう。
最近の人のお家で過ごす動物たちは、小動物はみんなそうなのかなと思ったら、
倉内さんもちょっと反論された。
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僕の家で飼っている犬は、逆にカメラを向けるとそっぽを向くので、逆に分かってる可能性はありますね。
そうですね、めちゃめちゃ意識してますよね。
なんかあったんですかね、カメラと。
知らない。
恥ずかしがりや。
でも、慣れるって話でいくなら、やっぱり子供の頃からカメラがあるから、子供たちはカメラに慣れるっていうのと、
多分、僕ら今動画を撮ったりするのってそんなに日常的ではないけど、
みんな多分今TikTokとかで動画を撮るのも多分普通になってるんじゃないかなっていうか。
動画って僕ら昔はもう本当にビデオカメラみたいなので、運動会で撮るみたいなものしかイメージしなかったけど、
今日常的にも結構動画撮るようになってきているので、
子供たちからすると動画って当たり前にあるものになってる可能性はあるなっていう感じはしますね。
メディアが増えるとそうなってくるっていうか。
絶対そうですよね。
撮る、撮られるは完全に。この間、小学校の息子がいるんですよね。
学校公開に行ったんですよ、久しぶりに。数年ぶりに教室に入れる。
しばらくオンラインだったんです。
行ってみたら、授業の様子が違っていて、先生も晩章を完全にはせずに、答えはタブレットで。
今上げました、みたいな感じなんですよ。
だから書く時間を省いて、多分事前にもうやってるんでしょうね。
すごい効率的。
全然違う。
そうそうそう。だから晩章を写すとか、答えを見せるとかいうのもその一種になってて。
じゃあ晩章、黒板使わないってことじゃないですか。
用書用書で使ってましたね。
だから全部は書かない、みたいな感じ。
そうか。昔は全部書いて、全部ノートに移してましたけどね。
今ノートに移すってこともしないのかな。
可能してやってるみたいなんですけど。
ちなみにお二人って子供の時ってノート取るの得意でしたか。
丁寧に取れなかった派ですね。
大体ノートの1ページ目、2ページ目くらいは丁寧に取ろうという気持ちで取り始めて。
張り切りますよね。最初に綺麗に折り目をつけて。
めちゃくちゃ綺麗にやるんだけど、途中で諦めるタイプですね。
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中山さんは。
僕、大学生の時とか、友達から何とかの授業のノートあるけどいるって言われて、
見たら僕のノートがコピーされたやつが回ってたっていう。
めっちゃ綺麗に取る派ってことですよね。
1ページ目の上の方に、ちょっと書きてきた時に先生の似顔絵とかを書いたりしてるので、
遠くから見ても、あ、俺のノートだってわかるんですよ。
パラパラになってたりしないですか、パラパラ。
パラパラにはなってないですけど。
おまけコンテンツでわかるってことです。
一応ちゃんとノートは取るタイプでしたけど。
ノート取るタイプっぽい感じはしますよね。
そう、こう感じしますね。
ちなみに私は、すっごい綺麗に取ってたんですよ。
定規で、ほら、線を引くような。
時々ほら、実家に残ってたりして、
そのノート見返すと、めちゃくちゃ綺麗に書いてるなって思うんだけど、
その時、なんでそうしてたかっていうと、
母親から、
あなたの血液型は多分A型って聞いてたんですよ。
ざっくりした大型の母からね。
多分っていうのも言わなかったかもしれない。
A型って聞かれてたから、
純粋なので、
A型って何か基調面って聞いてて、
そのルールにのっとったんですよ。
A型だからね。
それは結果的に、すごいノートを綺麗に取るっていう感じで、
学校の成績はそこでいくらか得したかもしれないんだけど、
でもある時、ある時というか、
20歳かな?になった時に、
何かのきっかけで、ちゃんと正式に調べてなかったから調べようと思ったら、
全然A型じゃなくてOだったんですね。
その事実を知った日から、
ノートをあんまり取らなくなっちゃった。
だから、取材のノート見せてくださいとか言われるんですけど、
本当にほとんど、中山さんとかが言ったことあるかもしれない。
全然しっかり書かないんですね。
いろんな意味はあるんだけど、
そこで崩壊しててよかったなっていうか、
そのすり込みがあったら、すごい今でも、
しんどい人生を送ってたかもしれないですね。
しんどかったかもしれない。
ご両親がA型だよっていうのをざっくり伝える、
その大型っていうところで、
血液のDNAとしてはもう大型感ある?
血液型でどうのっていうのがね、どこまであれですけど、
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単純に思想をインプットして。
そういうのはあるな。
それこそ犬の革をかぶった猫っていうのはね、
本に書きましたけど、
Aの革をかぶった王だったっていう。
着ぐるみ着て動くとパワーが必要だから、
パフォーマンスが上がる。
頑張らないと同じパフォーマンス出ない。
着ぐるみ脱いだっていう。
Aの着ぐるみを脱いだっていう。
そうするとメモの取り方が変わったっていう。
だからね、自分で自分を規定する力ってすごいなって。
一時には良いんでしょうけどね。
そうそう。
良いくらいに。
逆だったらどうだったのかな?
できるんですかね?
逆。
逆パターン。
王って言われてたから、
ノートとか適当にしておこうみたいな。
大雑把で行っていいってなって。
ずっと20歳まで生きてきて、突然。
でもあれなんですよ、やっぱり気持ち悪いなみたいになるんじゃないですか。
なるか。
本来の自分がある。
居心地が悪い。
悪さも出る。
初めてノートをちゃんと取ってみたら、
めちゃくちゃ気持ちよかったみたいな。
なんとかあり得ますよね。
あり得るね。
あり得ると思う。
でも本当の自分というか、
素の自分、
AかOかはさせておき、
やっぱりざっくり書く方が気持ちが良いとか、
たぶん定義使うのが好きな人は定義使って書くのが気持ち良いとかだと思うんですけど、
本当の自分ってどういうタイミングで見つかるのかなって。
あります?お二人。
自分らしさみたいなの見つかったなみたいなことって。
血液型みたいな検査一発でわかるよね。
でも血液型は本当かどうかわかんないですから。
見つけるっていうか、
流されてるっていう感じに近いかな。
私は今もそうですけど、
フリーランスの立場って、
いつ何時も、
新たにつながりで、
次のプロジェクトが生まれるみたいなのが、
出会いの延長でみたいな感じで、
呪術なぎ的じゃないですけど、
発展していく感じだから、
気づけばここにいるみたいな感じが多いです。
出た。これが誘われるのやつですよね、くらぬきさん。
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誘われる。
自然体でいたら面白そうだから、この人誘っとこうっていう。
フリーランス、会社員もフリーランスと一緒かなと思うんですけど、
最初は若い頃は仕事を指示されるっていうところから始まって、
そのうちだんだん、この人こういうことできるからって言って、
頼られるみたいな。
任される。
任される。まず仕事任されるようになって、
専門的なところが身についたら、頼られるようになる。
頼られるようになったら、フリーランスとしてもやってきるというか、
この仕事だったらこの人に頼もうって頼られるっていうところまでいって、
最後、僕が見てる自由に働いてそうだなと思う人たちって、
頼られて仕事してるのもあるけど、それよりもこの人誘ったら面白そうだなと思って、
誘われて仕事してるっていうのが、
スタートは仕事か遊びか分かんないけど、ちょっと誘っとこうみたいな感じで、
誘われる状態になってるんで、
結構皆さんその状態で働いてる人は、自由そうだなって見てますね。
感覚的に受け身な感じですよね。
受け身ですよね。
何がテーマとか聞かれるとちょっと戸惑う。
何がテーマってどういうことですか。
専門性はとか聞かれると戸惑いがち。
独立したばかりの時っていうか、その直前とかも割と先輩とかから、
やっぱり独立するなら専門性って大事だよってすごい言われて、
でも確かにフルスの日経BPってすごい専門記者が多いところなんですよ。
ジャンル、得意なジャンルがあるみたいな。
建築雑誌とかコンピューター系の雑誌も多いですし、
その道で独立するって決めていかれる方も多かったんで、
その点だからインタビューは好きだった。
たくさんの対象っていうか、出会って面白いっていう人を、
その場所を規定せずに取材して発信できたらいいなって思ったから、
枠を広げるたびにフリーランスになったんですよね。
その発想でいくと専門性っていうのが決めきれなくて、
最初そこにすごいコンプレックスというか、
これじゃダメなのかという感想があったんだけど。
インタビューが得意っていうのは専門性としては認識されていなかったということですよね。
得意ともその時は全然もちろん言えないけども、
インタビューを軸にやっていきたいって言っても結構、
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果てって顔を押されてるみたいな。
インタビューってテーマじゃないじゃんみたいな感じではあるわけですよ。
でも、やっていくうちにだんだんもう半分以上は周りが決めてくれるんだなっていうか、
そうは言っても私に緻密な計算を要する取材とか誰も依頼してこないわけですね。
得意不得意は勝手に周りが決めてくださるんだって思って、
まさに来る者に対して、今受けられるか受けられないかだけで決めようと。
でもぼんやりと働き方とかライブスタイルとか家族とか、
そういうあたりのことを聞いて記事にしてることが多いなって、
緩やかななんとなくの括りはあるのかもしれないですけどね。
本人はでもそれを意識せずにそっちに流れてきた感じ。
すごい旗をバーンって看板を出してくれないって感じですね。
何かもっと言うと、割とお話を聞いて、
その人には最初テーマAでお話を聞きに行ったんだけれども、
話してみると、Aダッシュとかポロッと出てきたB、
これは今日はちょっと聞きれないが、このBテーマでこの人聞きたい、
もう一回聞きたいみたいな、なって広がる感じでした。
うん。
人軸みたいな感じ?
それ…
今、倉木さんが考え中だなって思ったから、僕は黙っておこうと思いました。
そうですよね。
処理中ですよね。
処理中です。処理中なんだけど。
いつも僕が考えてる時に学長、間を持たせてくれたらいいのになと思うけど、
ニヤニヤして待ってるからね。
処理の時間があるんですね。
でもこういうのってフリーランスあるあるなんかでも…
いや、フリーランスあるあるじゃないですよね。
第4ステージあるあるですよね。
そうですよね。
第4ステージ。
さっきの?誘われるやつ?
でも旗を明確に立ててないけど、何となくこのテーマというか、
これだったら声かけておこうとか、
これお願いしたいなみたいなふうに思われるのは、
何でしょうね、何があるのかな。
人徳としか言えない。
人徳じゃないんですよ。
すぐ否定しちゃったけど。
でもね、あの、えっと、
1個いいかもって思ってるのが、自分が楽しかった取材、
書いて楽しかった時っていうのは、
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より一層それを乗せて発信するようにしてるんですね。
はいはいはい。
こういうことを話し聞いて面白かったとか、
そういう記事になりますとか、
そのままに発信してると、
たぶん周りの親切な方々は、
ああ、宮本はこういうのが好きなんだねって思ってくれて、
近いものが出てきたときに、
ちょっと思い出してくださる確率が高くなるのかなという気がする。
うんうんうん。
だから楽しかったときは、
ちゃんとそれは面白かったとか、
主観の感想をオンして。
好みを発信しておくと、
そうやって覚えてもらえる。
そうですね。
回ってきますよね。
好みを発信するのはポイントかもしれないですね。
ポイントかもしれないなあ。
好みの発信ね。
中山さんとかもそうだし。
僕もサッカーサッカーとか言ってたら、
ずっとサッカーの話してるから。
分かりやすいですよね。
はい。
倉抜さんもやっぱご関心ごと発信されたりするじゃないですか。
いや僕なんかね、でも最近そこ迷いというか、
うまく言えない感じがあるから、
なのでもう本当流されてますっていう生き方に憧れてる感じですね。
今僕は雑草ラジオを通じて皆さんに教えてもらいながら、
ああそんな感じでいけるのかなあみたいな。
なんかやっぱりね、会社をずっと経営してきたから、
そうですよ。
なんか旗立てなきゃなあみたいな気持ちがやっぱり強いというか。
うん。
なんだけど、自分個人としてはどうするかなあみたいなところがやっぱりあるので。
いや僕もまだね、誘われる人間になりきれてないので、
誘われる人間になるコツをね、いろんな人に教えてもらってる。
そうなんですか。
いろんな企画がつながって、なんか誘われているように見えるんですけど。
いやいや、お仕事はね、いろいろ声かけていただいたりはさせていただいているので、
はい、なんですけど、なんかね、こう、何でしょう。
沈黙が怖い系の人だから、仕事も開くと怖いというか。
なんかやってなきゃ大丈夫かなあみたいな気持ちになるやつですね。
はいはいはい。
どっしり構えられるようになりたいです。
流されるね。
流されると、いい感じに流れに乗れているっていうのってちょっと違いますよね。
流されるのといい感じに流れに乗れている。
はい。流されているのは溺れている感じしますもんね。
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どういうニュアンスの違いだろう。流れに乗っている。
受け身、受け身なのは受け身なんでもいいんですけど、
完全にこう、何て言うんですか、流れに任せきらないっていうか、
ちょっとは自分でこう、何て言うんですか、いい感じになるように。
なんか波は。
チューニングを施すね。
完全に流されているとなんかね、無抵抗な感じですけど。
無抵抗なね。どこまでも流れ着いちゃうもんね。
だからその面白いと思う方にちょっと寄せるみたいなこととかをやってるかやってないかの違いかもしれないですね。
あとはクラシックホームのあおきさんとかがよく、いい匂いするかどうかみたいな基準を言ってますけど。
いい匂い。
いい匂いする方に行くみたいなのは、流されるんじゃなくて、
流される方に行くっていうのは、
嗅覚磨くってことっすね。
嗅覚身につけたいなぁ。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
それこそ嗅覚ってなんか、いろんな視点とか基準みたいなものがたくさんありすぎて言語化できなくなったときに、嗅覚っていう表現になる感じがしますね。
そうですね。
そうですね。
ロジックとかパラメーターで表現できないから、
いい匂いする。
嗅覚としか言いようがないっていう。
うん。
うん。
青木さんが出てもらったときに、言葉にしたり数字にしたら結構抜け落ちちゃうので、言葉とか数字にしきれないものがあるっていう話。
言葉とか数字はわかりやすいけど、いろんなものがそぎ落とされてる可能性がある。
そうですね。
なんかね、説明不能な何かがありますもんね。
そういう意味で言うと宮本さん、断る仕事とかありますか?
断らないにしても、何となくやり取りしてるうちに、あんまりいい匂いじゃないなって思うやつは自然消滅するとか。
ね。
ね。
僕めっちゃありますけど。
ありますよね。
でもそれなんか、なんかやっぱりね、何度か、なぜかこう日程調整が何度かできないとかね。
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日程調整ってそうですよね。
なぜかうまくいかない。
なぜかうまくいかない。
なぜかうまくいかない。何度リスクしてもとか。
いいやつは一瞬で空いてますよね。
そうそう。
1回目、1往復で決まるっていう。
それ基準。
へー、参考にならないな。
そんな気がするっていうだけかもしれないですけどね。
こんなに言語家が得意な人たち集めたのに、全然。
何も結論出ない。
何も分からずに、僕が流れに乗っていきたいが答えが出ない。
僕の相談全然今回は解決しなかった。
相談だったんですか?
いやいや、相談です。
ポイントはいい匂いがするかと、スケジュールがすぐに合うかどうか。
合うかどうかっていう。
それに従ってちょっと生きていけたらなと思います。
ということで、第2回はこの辺で終わりまして。
第3回がまだ続きますので、この週はこの辺で終わりたいと思います。
ありがとうございました。
また来週。
また来週。