00:04
スピーカー 1
ティティティ、ティッティッティー。
さて、一度終わったはずのラジオが始まりましたよ。
毎度だな。3回目ぐらいかな。
物語は続いていくよ。
さあ今回はですね、物語について考えました。
スピーカー 2
ぶっちゃけ言うと、物語は世界を理解するという欲があるじゃないですか。
スピーカー 1
ある。
スピーカー 2
それの代替行為なんじゃないですか。
スピーカー 1
なんで代替する必要があるんですか?
スピーカー 2
楽しいことだから。
スピーカー 1
なるほど。
あ、そっか。原来人間はそういうことに快楽を覚えるから、代替品も生まれるってことか。
スピーカー 2
なるほど。
ごめん、今ちょっと冷蔵庫のそばに行った。
スピーカー 1
一番楽しかったときのことを教えてあげましょう。
地球が丸かった。
うわー最高。
マゼラン。
スピーカー 2
最高だ。
スピーカー 1
マゼランは進みました。一方向に。
ずっと行ったら戻ってきたらしいよ。
地球を一周してね。
その前に地球は丸いって証明した人いたんじゃなかったっけ。
スピーカー 2
それはいたね。
コペルニクスじゃない?
スピーカー 1
コペルニクスだよね。
知らんけど。
まあいいか。
スピーカー 2
でもそれは理論でしかないじゃん。
なんかまあいろいろ伏線があったわけよ。
橋の動きとか水平線がなんか曲がってねえかとか。
スピーカー 1
なんか船消えてるよねみたいな。
それをまず推論したんだ。出た推論。
推論懐かしいね。
丸いんじゃね?
丸いねって言って。
まあ丸いだろうと思ってたけど、確かめたくねって言って世界一周したんだろうね。
コペルニクスはあれだよね。自動車だよね。
丸さ関係ないよね。
動いてるかどうか。
スピーカー 2
丸いんじゃない?
スピーカー 1
でもよく発見したよね。中心にしか見えんじゃん。自分たちが。
ああーっつって思ったと思うよ。
ああーっつって。
スピーカー 2
でもそれはいろいろ反対受けるじゃん。反対意見。
スピーカー 1
めちゃくちゃ受けるね。
03:01
スピーカー 2
マセランはもう確定じゃない?
スピーカー 1
ああそうか。
そういう意味では。
まあでも確定してから言ったんじゃない?
それもあるかもしれない。
スピーカー 2
それはいい。今話が反れてる。
つまりそういうのはただ楽しいじゃないですか。
スピーカー 1
楽しい。
スピーカー 2
それを縮小して単純化したのが物語。
スピーカー 1
なるほど。あーいっぱいあるもんね。
スピーカー 2
っていうのはちょっと行き過ぎで、物語には物語に最初の目的がある。
スピーカー 1
なんと。
なんですか。
まずは人々を一つの…
エフェって言ったらまた分かりにくいな。
基本的には自分たちを守ってくれる守護霊みたいな。
そういう物語を作って団結させたよね。
スピーカー 2
丸までの一族じゃ。みたいな感じで。
スピーカー 1
団結物語に物語を作った時点で楽しさっていうのが出てくるわけ。
スピーカー 2
確かに。ストーリーが熱くなれる感じの。
ストーリーっていうのは絶対どこかに伏線を張ることになるわけ。
スピーカー 1
そうだね。あと人の予測をちょっと外してくるところがあるわけ。
面白いからね。
その辺が今の世界理解の伏線の模倣みたいな。
最初の目的にそういうのは物語になった時点でついてくるね。
二つ目の目的になっちゃうね。
どうなんだろうね。マンモスの倒し方っていうのも、実用はないんだけど、
スピーカー 2
どっかに伏線があって、それを発見して実践して倒したのかね。流れているような。
スピーカー 1
どうなんだろうね。
スピーカー 2
だって普通じゃ勝てないでしょ。
スピーカー 1
絶対勝てないね。戦おうとも思わないよね。
だからやっぱりあったんじゃないか。
あったんかもしれないね。
スピーカー 2
これって尖らせたら強いんじゃね?みたいな伏線じゃないか。
スピーカー 1
そこに石があった。
それが二個目じゃん。もう一つあって、伏線の流れがまた。
教訓みたいなものを教えることになるわけ。
なんで?急に話が飛んでない?
06:02
スピーカー 2
いや、飛んでない飛んでない。
スピーカー 1
ん?なんで?
スピーカー 2
つまりあの時にあれあれに気づいたから、こうなった。物語を書けるわけじゃん。
スピーカー 1
でいいのね。
それはすごいと思うわけじゃん。
スピーカー 2
その前後関係はもう教訓だよね。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
それを読んだ人は、ああ、なるほど、こうすればいいんだっていうことになる。教科書になっちゃう。
スピーカー 1
まさにマンモスを倒す時もそういう感じだよね。
だよね。
倒し方っていうのは書いてあるからね。物語の中に。それを代々受け継いでいくわけよ。
スピーカー 2
ということでまとめると、三つの特性があります。物語には。
スピーカー 1
人々をまとめること。人々を楽しませること。人々に教訓を与えること。
スピーカー 2
この三本柱じゃないですか。
スピーカー 1
確かに。なんか全部つながってるよね。
三角の強化にも全部が関係してるね。
特化してますか。
スピーカー 2
じゃあこれは一応世界ブックに入れていいですか。
スピーカー 1
うん。世界理解に入れていいですね。
スピーカー 2
わかりました。
スピーカー 1
ちょっとメタな視線をまとめます。
スピーカー 2
なんかちょっと教訓になっちゃったりするから、単純バカな人は騙されがちになるんじゃないですか。
スピーカー 1
そうだね。教訓に弱い人はいっぱいだよね、世の中に。
つまり単純化してるんだよ。
あのときあしたらこうなったみたいなことは、そうそうないはずなのに。
スピーカー 2
普通の世界理解フレームのほうでは。物語フレームならあるけど。
スピーカー 1
三角あるよって。
特性があったんだよ、三角って。見つけたよって。
スピーカー 2
信じられる。
スピーカー 1
単純化しすぎてますね。
それなのにやってることはそういうことよ。
単純化のいいところもあるわけじゃん。
悲しみが進めやすいみたいな。
スピーカー 2
その単純化の危険を踏まえてやるなら問題なくない?
スピーカー 1
しかも当たってる可能性もある。
だって真実は単純だからね。
やばいね。
スピーカー 2
真実は単純だからねっていう言い方。
スピーカー 1
これよ。俺よ。今の俺。教訓を与えたよ、人に。与えようとしてたよ。
09:05
スピーカー 1
これじゃらうね、人がやっちゃうの。
実践しちゃった。
スピーカー 2
何で俺ら簡単に従うんだろうね。
スピーカー 1
マウント取りたいのもあるし、それが簡単のほうがいい。脳みそが楽な形よ。
それもあるし、簡単なものに真実があるような気がするみたいな。
実はみたいな。
それは偉い人でもそう言うよね。
この数式一つで表せばいいみたいな。
電気と磁気は同じものだったよ。違うものだと思って研究してたら。
同じ式で表せるね。
光も。
ガツンみたいな。
スピーカー 2
人類史で起こってるから、そう思っちゃうんだろうね。
レベルの単純さはいいよね。中ぐらいが一番危ないんじゃない?
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
このぐらい簡単にケアができるようになる。
スピーカー 1
そうそうそう、そういうこと。
ちょっと俺に10万円預けたら倍になって帰ってくるよみたいな。
いやー、それは…。
違うか。
でもさっきの全部一つで表せるとかに比べたらだいぶ複雑なことを言ってるよね。
スピーカー 2
複雑というかなんか変ですね。
そうだね。
スピーカー 1
上手い話があるわけないじゃない!って言われてるよね。
ところで今回この話に思いついたというか気がついたのはこの説。
伏線回収があった。
あー、そういえばそうだよね。
スピーカー 2
それに気づくってことは何か伏線があるはずだよね。
スピーカー 1
そうだよ。
今まで考えてきたいろんなことが伏線になってると思うんだよね。
あれ?なんだっけ?
オリジナルじゃない?
適当か?
スピーカー 2
でもこれ考えたことある人いるっしょ?
スピーカー 1
まぁいるっしょ。
世界理解が楽しいので物語を作る。
スピーカー 2
物語が大体品として生まれたぐらいは。
スピーカー 1
聞いたことないけどね。
ないか。
オリジナルじゃね?
スピーカー 2
物語を心の底から楽しんでる人にとってこれは言われたくないよね。
12:02
スピーカー 2
お前らを何にしてるんだぞって言ってるようなもんだから。
スピーカー 1
言い方よ。
スピーカー 2
だからこそ楽しいっていう楽しさの裏付けにはなってるよね。
スピーカー 1
そうなんよ。何よりも世界が理解したいから、それはもちろん要素のあるものは。
でも認めたくないんじゃない?
物語を純粋に楽しんでるだけで世界を理解したいだなんて一回も思ったことないよ。
それはカチンとくるからね。
そういうことか。
そしてその物語によって動かされてるみたいなこと言われたらもっとカチンとくるんじゃない?
スピーカー 2
もっと嫌だね。
三角のサメみたいなこと。
あと恐怖になりやすいっていう。
スピーカー 1
そういうバカは自分が宇宙の中心だと思ってるからね。
スピーカー 2
なんで?
スピーカー 1
自分の感情が一番大事なわけよ。
まだコペルニクスが回転してないバカだからほっといていいんじゃないですか。
スピーカー 2
つまり世界の中心で愛を叫ぶタイプ?
スピーカー 1
そうそうそう。
だから温かい目で見守ってあげたらいいだけだと思う。
それが鼻についたわ今。
鼻につかしておけばいいんじゃないですか。
スピーカー 2
世界理解の方が重要です。
なんかちょっと最後にあれだけど、全部世界理解に勝てないっていう流れになってるよね。
スピーカー 1
なってるね。
マウント取るなら世界理解みたいな流れになってるよね。
スピーカー 2
心拍子としても。
まあいいか。いいんじゃない?
スピーカー 1
マウントは良いものだから。
マウントは良いもの?この間言ったね。
マウントに罪はなくて。
マウンターに罪はある。
それが伝えた。
はい。では。