00:06
スピーカー 1
イムラジオ…。 イム、はいはい。
いやー、イムさんっていう人知ってるよね。 知ってる。
スピーカー 2
えっと、 同棲死ぬ3人で、
スピーカー 1
あれは司会をやってるってことでいいのかな? メインだね。
スピーカー 2
メイン? うん。
スピーカー 1
メインまで言いますか。 最初と最後、締めるから。
スピーカー 2
あー、なるほどね。 一応、回しっていう役目をやってるじゃないですか。
スピーカー 1
うん。 あれってさ、
独特の空気感を出すよね。 え?
イムさん。 あー、イムさんはね。
なんか普通の司会って、間を怖がるじゃん。 怖がるね。
スピーカー 2
間を怖がってないよなぁと思って。 全く気にしてないね、あいつ。
で、しかも普通に間があるラジオもある。
スピーカー 1
のラジオって知ってる? 知ってる。
あれは、間を恐れないっていうことをやってる。 あ、あれはわざとやってるの?
スピーカー 2
へぇー。 でも、
スピーカー 1
下手ない。 あー。
イムさんに比べたら。 ついついね。俺らもついついやってるよね。
スピーカー 2
そう。 一応、
回してくれる人がいると安心するっていうのは、 人として当たり前じゃないですか。
だから、 間を怖がらなくなるよね、その回す役以外の人。
そうだね。一人気にしとけばいいからね。 そう、そういう意味でもしかしたらなんだけど、このラジオ、テレビ、
いろいろなものがありますが、 それ始まって以来の
スピーカー 1
司会なんじゃないかと思って。 イムさん。
なるほどね。 今まで淘汰されてきた類の人だろうね。
スピーカー 2
あー、下手だと。 下手だって言って、やめろって言って。
スピーカー 1
間を作るなと。 そう。
そういうことない。 三間を見て勉強しよう。
で? まあそこで、間を作らないアナウンサー的な人のスペシャリストと、
スピーカー 2
逆にダラダラダラダラ喋る、 間を怖がらない人の二極化が進んでしまった。
スピーカー 1
あー、なるほどね。 このポッドキャスト時代に。
03:03
スピーカー 1
めっちゃ回る人いるよね。 そう。
スピーカー 2
そこで求められているのがイムさんなんだなぁと思ってね。 感心しました、話ですよ。
スピーカー 1
なんで? イムさんじゃダメなんじゃない?
なんで? 聞いてる方はイライラするんじゃない?
いや。 間がありすぎて。
でも好ましいでしょ? 俺らはね。
スピーカー 2
あと周りの二人が割と気を使ってるよね。 と言うと?
切らさないように。 あー、だからあの二人、残りの二人は
スピーカー 1
多分、間を取りたいとも思いながら、
取れない自分みたいなものに常に葛藤してると思うんだよね。 してるよね。
間が空いたらちょっと口を挟もうっていうぐらいは、 喋ることが頭に詰まってるから。
あの二人は。 気を使わないと喋っちゃうよね。
スピーカー 2
そうだね。 それで言って、
それも良くないと。 間が大事だとも思ってるわけよ。
そうだね。 だって結構頭の中にぐちゃぐちゃあるものを勝手に喋ると ろくなことにはならんじゃん。
スピーカー 1
確かに。 だいたいね。
スピーカー 2
だからそれを制御できてるっていうのは、 まあわざとじゃないかもしれないよ。
スピーカー 1
自然にかもしれないね、イムさんの性格が。 うん。
うまく噛み合ってるから、ぬにん、ぬにんってわかるかな?
スピーカー 2
うまくいってんじゃないかなと思って。 あるほどね。
あと日常会話もさ、 間を恐れるじゃん。
恐れるね。
そこにも一石を投じてるんだよね。 例えば、あの二人と
スピーカー 1
イムさん以外の誰かが入ったとしよう。 急にね、ピンチヒッターで。
スピーカー 2
そしたら、 ヒグチさん入ってて。
ピンチヒッターでよ。 イムさんがいないのよ。
視界で? うん、視界で入ったとする。
ほとんど視界になってたよね、ヒグチさん入ったら。 ああ、なっちゃってたね。
スピーカー 1
ゲストのくせに。
スピーカー 2
イムさんには任せられなかったんだろうね、きっと。 うん、まあそうなっちゃうんよ。
スピーカー 1
ちょっともう一回聞いてみよう、あの回。 うん。
つまり、普通のラジオになるわけだから。
そうだね。
あの、無人のファンには求められてないわけよ、そんなこと。
家でやれってことになるわけよ。 フォームでね。
なってそうだね、あの回は。 そうなんよね。
いいよ、たまにはね。 そんなディスりたいわけじゃないんだけど、どういうことなのかを説明しようとしてるんだけど。
06:06
スピーカー 1
でも、誰が入ってもそうなるし。
スピーカー 2
あの、ピンチヒッターで入るわけだから、残り2人は、間を埋めない態度なんよ。
そうだね。 心構えとして。
スピーカー 1
そうっすよ。 うん。
そしたら、ピンチヒッターの人が埋めちゃうことになるわけよ、どうしても。 埋めちゃうね。
テンポがイムさんよりだいぶ早いと。 そうだね。違う番組になってたよね。
スピーカー 2
ちょっとおかしいぞってことになるわけよね。
いやー、そう考えるとすごい、すごい才能なんじゃないかと思って。
スピーカー 1
あー、あんまりいないね。
スピーカー 2
あんまりっていうか、見たことないんだけど。
スピーカー 1
あれ多分だけど、3人がそういうふうにしてるよね。イムさんがって言うよりは。
3人がそういうことですけど、いや、イムさんに任せてるわけでしょ、心構は。
いやでも、間を埋めないっていうのを絶対3人で言ってるよねと思って。
スピーカー 2
それは言ってると思うよ。
スピーカー 1
だからイムさんが他のところで言ったら、もうあの能力は発揮できないんじゃないかと思うんだけど。
スピーカー 2
まあ、そりゃそうだね。
スピーカー 1
不備になるだけだと思うんだよ。
スピーカー 2
いや、ただそれはそこでまた同じようにすればいいし、もう例があるわけだから、同じようにやってくださいで終わりじゃないですか。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
あれよ、場を繋ぐより黙るほうが簡単だからね。
スピーカー 1
まあね。
スピーカー 2
黙ればいいだけだから。
でも、そんな簡単なことがイムさん以外には思いつきもしなかったっていうのはすごいなと思って。
スピーカー 1
思いついてると思うけどな。
スピーカー 2
いやー。
思いついてたとしても、世に出ないよね。
スピーカー 1
放送されないんだよね。
そうそうそうそう。
なんでじゃあ、無人だけは成り立ってるというか、あれなんだろうね。
プロデューサーが許したあれを。
スピーカー 2
間に疑問はまず持ってたと思うんだよね、問題意識として。
スピーカー 1
そう、普通の人ならね。
違う違う、間がないことに問題意識があったよ。
あーなるほど。
スピーカー 2
まず最初によ。
スピーカー 1
うるさい。
スピーカー 2
なんかもう、繋ぐことしか考えてないぐらいなら、つまんないことで繋ぐぐらいなら喋らない方がいいよねっていう価値観はあったはずだよ。
スピーカー 1
うん、あったはずね。
それを実現しようと思ってもできなかったよ。
09:01
スピーカー 2
なぜかイムさんならそれができたんよ。
そこが始まりだと思うんだけど。
スピーカー 1
なるほど。
えらい持ち上げるね。
スピーカー 2
偶然かもしれんけどね。
スピーカー 1
この感覚ではイムさんの決定ではない気がします。
スピーカー 2
決定?
スピーカー 1
イムさんの才能ではない気がします。
スピーカー 2
いやいや、求められたとしてもそれができる人はいないわけよ。
スピーカー 1
できます。
スピーカー 2
できませんよ。
スピーカー 1
そうなんだ。できると思うんだけどな。
スピーカー 2
いや、それは霊があるからでしょ?
スピーカー 1
何も霊がない時からできるっていう話を。
世界で初めてやったんだ、じゃあ。
そう。
スピーカー 2
世界で初めて世に出たってことだね。
なるほどね。
スピーカー 1
こういう間よ。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
全然俺は余裕で耐えれんね。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
今回は民主主義の話しようとしてたんだけど。
全然違う。
かすってもないだろ、これ。
スピーカー 2
そうだね。
じゃあまとめに入ろうか。
もしかしたらその間の問題意識すらなかった可能性もあるよね。
スピーカー 1
可能性としてはね。
スピーカー 2
イムさんに任せたのも適当に決めたと。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
で、やってみたらこうなった可能性あるよね。
スピーカー 1
で、好評だったと。
可能性は高い。
となると、まだあの3人は気づいてないかもしれないよね。
ああ、なるほど。まだ無意識でやってるってことか。
そう。
でもそれはないんじゃない?
スピーカー 2
だって他の番組でヨロさんはそれを試みているわけだし。
スピーカー 1
無意識とは思えないんですけど。うまくできてはないけど。
そうだね。
だから無意識ではないと思うんだよね。
スピーカー 2
ただ、あの2人にはイムさんがどうやってるのかは分からないと思うんだけど。
スピーカー 1
分からないんだよね。
再現できてないから。
スピーカー 2
俺も分からないんだけど。
スピーカー 1
どうやってるのあれ。
知らんかな。
スピーカー 2
いや、もし真似できるものならしてみたい感じはしてね。
スピーカー 1
なるほどね。
12:00
スピーカー 2
単純にもう恐れないだけなんじゃない?
間が空いたら、「ああ、空いてるなあ。」ぐらい。
スピーカー 1
ちゃんと頭の中を整理する時間に使ってるって言ったでしょ?
そうだね。
そうすればいいんじゃない?
スピーカー 2
それでいて仕切ることを忘れないみたいな。
スピーカー 1
忘れない。
ギリギリ自分が司会だということを覚えてるみたいな感じだよね。
そうだね。ギリギリだね。
スピーカー 2
でもヒグチさんが参加した途端、一切できなくなるっていう。
スピーカー 1
無理だったね、あれは。
もう一回聞いてみよう。
スピーカー 2
ヒグチさんには言ってなかったのかな?
私たちこういう思想でやってますっていうこと。
スピーカー 1
たぶんね。
ヒグチさんは関わってないのかな?
スピーカー 2
関わってないよ。
スピーカー 1
ヒグチさんがプロデュースしてこういうふうにしようって言ったんだったら、
あの態度はないよね。
スピーカー 2
ないね。
あと水野さんが入った時も結構間を埋めるような感じだったよ。
スピーカー 1
確かにそうだ。
絶対にそうなるよ、人間は。
でもおしゃべりモンスターじゃん、あの二人。
人間というよりは、モンスターじゃん。
いや俺はね、モンスターだからだと思ってたけど、違うと思った。
え、なんで?
スピーカー 2
だって人はみんな普通の日常会話でも魔王を恐れてるわけだから。
あそこに入ったら誰でも喋ると思うんだよね。
ある程度喋れる人ならね。
スピーカー 1
まあそうだね。
スピーカー 2
モンスターじゃなくても。
スピーカー 1
モンスターまで行かなくても普通ラジオやったことあるぐらいの人なら埋めちゃうと。
スピーカー 2
埋めちゃうね。
スピーカー 1
まあ確かにそうだね。
そこが気になったんですよ。
もう2,3人入れてみたらわかるね。
スピーカー 2
わかる。絶対全部そうなると思う。
耐えられないはずなんだよね。
あの、喋る能力があるのにも関わらず。
スピーカー 1
うん、だまるからね。
スピーカー 2
そうなると喋る能力っていうのも怪しくなるんだよね。
だってつまんないことを言っちゃうからさ。
スピーカー 1
埋めるために。
だまればその人もっと面白いことを言えてる可能性はあるよね。
そうなんよ。
確かに。
スピーカー 2
若干、ひぐちさんとかみずのさんが来たときの
あの2人の反応が早いのよ。
いつもより。
スピーカー 1
言ってんの?
スピーカー 2
スパーンって返そうとしてるよ。
15:00
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
いつもしないのに。
スパーンと返すことは一番価値があるから。
おしゃべり会では。
特に堀本さんあたりはね。
スピーカー 2
反射神経。
スパーンとやったらまたスパーンと返ってきてみたいなのをやらされるの?
スピーカー 1
そう。
鍛えられちゃうんだよね。
それができちゃうしね、ある程度。
要は気持ちよくなっちゃうみたいな。逆に。
白い粉だよね。
スピーカー 2
で、それにイムさんは乗ってないからね、その状況でも。
スピーカー 1
確かに。
まさきさんに通じるものがあるよね。
スピーカー 2
まさきさんはレスポンスしかないから。
スピーカー 1
でも乗らないよね、絶対。
スピーカー 2
乗るよ。
スピーカー 1
相手を乗せないって感じがあるよね。
スピーカー 2
乗せないけど、タイミングだけは早いよ。
スピーカー 1
あ、そうなの?
相槌の。
スピーカー 2
へー、ほほーみたいな。
スピーカー 1
それだけはやってるけど、内容は覚えてないっていう。
そうそうそう。
だから全然違うタイプだもんね。
スピーカー 2
笑い屋。
スピーカー 1
居酒屋での話に出てきたグルーヴ。
グルーヴだ。
スピーカー 2
音楽を奏でてるだけなんよ。
スピーカー 1
あ、本当に笑い屋だ。
うん。
なるほどね。
じゃあ全然イムさんとは違う、ごめん。
違うよ。
違いました。
スピーカー 2
タイミングずらしてこないよ。
聞いてないだけで。
スピーカー 1
一番悪い。
スピーカー 2
しゃべる方を気持ちよくさせるのはやっぱりグルーヴの方よね、もちろん。
それはもちろん。
多分、しゃべるのが気持ちよくなってる人は、
リズムを大切にするから内容がだんだん面白くなくなってくる傾向があるかもしれないね。
スピーカー 1
あー、確かにね。
反比例は必要だよね。
スピーカー 2
なんかくだらない話でリズムが大事なこともあるじゃん。竹田哲郎みたいな。
あれはあれでいいんだけど。
スピーカー 1
白山さんはよく内容を何も覚えてないからね、あの人のしゃべることは。
テンポがいいだけ。
スピーカー 2
だからイムさんはそういうラジオじゃないものを作れる才能があるってことだね。
スピーカー 1
なるほど。
イムさんで18分使ったけど大丈夫?
このラジオ。
このラジオのテンポは心配だわ。
18分って。
スピーカー 2
じゃあ一回切るね。次は資本主義の話です。