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2024-03-15 07:30

△467. 顔のコンディション【接続解除】

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ちょっと話をしますとね、小話を。
はいはい。
鉄世科っていう番組で話題になってたんだけど。
鉄世科?あぁ、哲学の世界ね。
近く、身近な人?兄弟とか、恋人とか、お母さんとか。
うん。
見てる時に、ふと、誰だ?こいつって思うことある?
ないね。
ないんだ。
人生で一回も?
人生で一回もって言われたらあるかもな。
自分のことはあるよね。自分の。鏡を見た時。
いや、それと似た感覚かもしれない。
へぇ。
誰だお前って思ったよね。鏡を見た時。
うん。
それを身近な人にはないの?
ないね。あんまり。記憶にはないね。
でもないわけじゃないような気がするけど。測るよ、その感覚は。
え、俺何回もあるんだけど。
誰だこれ!っていう。
うん。
Nさんに?
Nさんは比較的少ないけど。
うん。
もっと。
母とか?
うん。母とか。Eさんとか。
Eさん?
IさんとかEさんとか。
あぁ、あっちの方ね。
G君とか。
G君。
うん。あとD君。
D君も。
G君もあんまり思わんな。
だからちょっと離れてて久々に会ったら思うのかな。
いや、そういうわけじゃないよ。
そういうわけでもない。
だって、IさんとかEさんも比較的一緒にいたもんね。そこで思う。
なるほど。
もうね、どういう感覚かっていうと、やっぱ鏡の中の自分は、なんかまぁ自分じゃん。
うん。
あれが他人の場合って、人間じゃないんですね。
おかしいおかしい。
おかしい。
言ってることはおかしいよ。人間じゃないってこと?
人の形はしてるよね?
そうそう、人の形をしている生物みたいな。
へぇー。
なんだろうね。
なんだそれ、その感覚。
え、ないんだ。
ない。
驚きなんだけど。
ないない。
特にその人じゃないっていう感覚はない。
人は人だね。
そこまでメタ認知しないよ、俺は。
そうなんだ。
うん。
東京タワーから下を見て、人がゴミのようだみたいなのあるじゃん。
うん、あるある。
まぁあれは顔が見えてないから、全然違う話か。
顔を見て認識できない感じ。認識はできるんだけど。
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なんだこの顔、みたいな感じ。
ないね、別に。
面白い顔してるな、みたいな。
それ本当に面白い顔な場合なんじゃない?違う。
いや、真顔だけど。
真顔か。
今日のあの、ガッキーみたいな顔ね。
そうそう、ガッキーが全然ガッキーに見えないみたいな。
ああ、誰だお前っていうのあったね、今日。
そうそうそうそう。
表情の問題なんじゃない?
そうなのかな。
こっちの問題じゃなくて。
え、じゃあ俺に問題があるんじゃなくて、相手に問題がある。
頬肉が落ちすぎて誰か分かんなくなってね。
その可能性は否定できないよね。
例えば、その瞬間、俺がおかしいんじゃなくて、その人が一瞬魂が抜けてただけかもしれないよね。
そういうことそういうこと。
いや、俺それ結構みんなにあるもんだと思ってたんだけど。
ないね。
なおさんが3日に1回は、じゃあ第二にも程があるってこと?
うん。程があるんじゃない、それ。
そうなんだ。
お前は?
え?
お前はNさんに対して1年に1回ぐらいなの。
1年に1回じゃないかもしれない。
1年に1回なんて別にね、コンディションが悪いぐらいだよ。
いや、俺の問題だと思ってたんだけど。え?Nさんのコンディションの話をしてる?今。
Nさんの顔のコンディションが悪かっただけだね。
ちょっとじゃあ話がややこしくなってきたな。
顔のコンディション。
これって証明する方法ないよね。
ないよね。
端的にないよね。
いやでも実験すればあるか。顔作ってもらって。
魂を抜いてくれって言うな。
そう。
今日魂抜けといてもらって、みたいな。
いやいや、俺が言いたいのは、そう見えるのは俺のせいだと思ってたんよ。
そうだよね。そうかもしれん。
俺の魂が抜けてるんだと思ってたわけよ。
そうそうそうそう。普通はそう思うよね。
だって顔に、人の顔に原因があると思わんよ、普通。
いや、データベースと接続できてない。
あー、分かる分かる。
だよね。
で、誰なんだっていう。
逆だったんだ。お前の不安は。
いや、俺の。
向こうがデータベースに接続できてないからなんだ。
そうそうそう。案ではないよ。
思いつきですよ。
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そうだな。
でもどっちか本当に証明できないわ。
難しいよね。
まあいいか。
でも今日の楽器を見てそう思ったって感じなんだよ。
誰だお前。
いやでも俺は思わなかったよ。
本当に誰だお前って思っただけよ。普通に。
なるほど。普通の意味でね。
確かに。
俺もその感覚の方が近いな。
だよね。
顔が違ったから楽器って知っていつつもすごいなみたいな。
だから不思議な感覚じゃないよね言われる。
不思議な感覚じゃない。
不思議でもなんでもないよ。
不安にならなかった全然。
だよね。
100%楽器のせいだなみたいな感じ。
100%。
まあそういうことよ。
そういうことだね。
俺のせいではない。
うん。
あれちょっと話が小話の方が長くなっちゃったな。
うん。
小話だけにしようか。
そうだね。小物誌だけでいいんじゃない?顔の話。
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