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こんにちは、番組ナビゲーターの伊藤由美子です。
伊藤由美子のCozy Spaceへようこそ。
Cozy Spaceとは、日本語に訳すと、居心地の良い場という意味になります。
この番組では、居心地の良い場とは何かということをテーマに、あなたらしくいられるちょうどいい場所を見つけるためのラジオ番組です。
毎回素敵な方々にインタビューさせていただき、ついつい夢中になってしまうことや、個性を生かして自由に生きること、そして日々気持ちよくいられるヒントなどをお伝えしていけたらと思っています。
伊藤由美子のCozy Space第184回。
2024年4月のゲストは、JAZZボーカリスト&ピアニストの森谷ワカさんです。
森谷ワカさんのインタビューは、第184回から第187回までの4回に分けてお届けします。
1回目のインタビューは、音楽の道を志したタイミングや、音楽を教えることについてお話していただいています。
では早速森谷ワカさんのお話をお聞きください。
今日はJAZZボーカリスト&ピアニストの森谷ワカさんにお越しいただきました。
お願いします。
今日は愛知県の某所で。
某所で、いい天気で。
お話を伺いさせていただこうと思っていますので、よろしくお願いします。
私の家ではないですけど。
すごい素敵。
ありがとうございます。
ワカさんには、去年の2023年11月頃に、私の愛知機体の番組にもゲストで来ていただきまして。
楽しかったです。
30分の生放送なので、あっという間にちょっと終わっちゃったかと思うので。
今日はもう少し、いろいろお話をお伺いしたいなと思っております。
ということで、JAZZボーカリスト。
そしてピアノも弾きながらの歌うっていう。
シンガーだと思う。歌うシンガーとは一緒ですよね。
歌うのとシンガー。ちょっとおかしいですけど。
弾き語り。
弾き語り。
されてると思いますけど。
本当に私が去年の9月に初めて見た時に、本当に笑顔でピアノを弾きながら歌ってらっしゃったのが、本当に素敵だったんですよね。
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嬉しいです。
すぐ後、ナンパのように声をかけさせていただいて。
本当に今もお話ししていただいて、こういうのはハスキーなね。
そうですね。声がもう。
たまに雑踏の中で声通らないんですよ。
雑踏の中で。
スマイルとか読んでも全然届いてない。
そうなんですよね。
でもそれがまたハスキーの感じが魅力なんですよね。
私本当にジャズは前から好きで聴いてるんですけど、ハスキーな女性ボーカリストの声が好きで。
そうなんです。ありますよね、好みがね。
そうなんですよ。なので結構本当に。
嬉しい。
初めて聞いた時にガツンときますから。
このジャズを始められたのが、大学か政学かということで卒業してすぐなのかなって私思ってたんですよ。
いやいや、そっから5年ぐらい。大学はだから20?
2とかに卒業しますよね。
そっからだからだいぶ下積みというか。
師匠を習ったり、地元のビッグバンドに入ったりとか。
それはシンガーとして。
歌だけですね。
歌だけの経験を積んで来られたってことですね。
習ったのは歌だけだったんですけど。
それはジャズ限定ではなかったんですか?
でもジャズですね。
ジャズなんですね。
ビッグバンドも、地元は安城なんですけど、
ニューカントリー・ジャズ・オーキャスタラというところに入って、歌をそこで修行させてもらって。
あとそこのバンドのおじさん?
バンドのおじさん?
お兄さんもいたけどおじさん。
皆さんと練習みたいな。
ステージを踏んで。
集まって練習しようみたいな。コンボのスタイルで。
ベースのおじさんに声をかけてもらって。
ギターも、その時お兄さんかな?
その時ちょっとやってたんですよ。ピアノも歌も。
ピアノ弾きながら歌も歌ってた?
めちゃくちゃですけど。
ベースの方がだったと思うんですけど、
もしかしたらビッグバンドの中の方か、どなたかに言われたかわからないんですけど、
ピアノやった方がお仕事も増えるし、いいよみたいなアドバイスをされて。
歌だけじゃなくてピアノも?
それでピアノもやろうみたいな。
ちょっとピアノずっと小っちゃい頃やってた。
4歳くらいからやられたって。
ピアノが好きだったんですよね。
ピアノ弾くこと自体が好きだったんですね。
で、あと高校の時にちょっと遊びでジャズピアノの本買って弾いたりとか。
そうなんですね。その時からはジャズが。
やりたかったんですよ。ああいうサウンドが好きで。
そうなんですね。
高校の音楽室の準備室とかで適当に弾いたりとか。
そうなんですか。
大学入ってもたまにそういう本見て弾いたりとか。
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大学は声楽科ですよね。
そうですね。
でも歌がメインだと思うんですけど、ピアノも並行して自分の中でやってたって感じですか。
そうですね。遊びでですね。
でももともとクラシックの声楽科になりたいとか全然なくて、ミュージカルが好きで当時。
たぶん大学入るのはミュージカル、劇団式とかすごいハマっちゃって。
なかなかミュージカルコースみたいなのが身近になかった。
今だとね、とりあえず音楽の声楽科行かなきゃみたいな。
音楽としては全然ジャンルもクラシックだけじゃなくてミュージカルも大好きだし、
アランドビートとか。
いろんなジャンル。
音楽ミュージックも大好きだったんで。
でも音楽をやるとなると問題かなみたいな感じで。
地元の。
愛知県内の音題に行かれるとね。
クラシックの勉強もするけど、根っこは全然クラシックよりもポップスとかジャズも好きだし、聴いてましたし弾いてました。
確か劇団式に出会ったのが中学の時って、そのあたりから音楽の道に進もうと思ってたんですか?
劇団式もとにかく好きで、めちゃめちゃハマったんで。
それは見るだけじゃなくて出たいって思ったってこと?
思ってましたよね、当時は。
途中からもう無理や思った。
え、そうですか?本当に?
とにかくコロコロ変わるんですよ、気持ちが。
気持ちがコロコロ変わる。
だから大学入ってる頃には、その劇団式も好きだけど、他のそういうね、もっといろんなジャンルの曲も好きなので。
でもとりあえず音題っていうぐらいしか思ってないんで。
音楽やりたいのは音題かなみたいな。
すごいざっくりなんですよ。
移り気なの。もっといろんなジャンル好きで。
それで音楽の方に。
多分あんま考えてないと思います、そこまで。
でもとりあえず音楽やるのは音題かなぐらい。
でも確かに高校生とかだと、そんなに言葉を書くはちょっと考えられないですよね。
自分もそうでしたから、考えてみたら。
手に触付けるなら、ちょっとどうかなと思った。
私はね、ちょっと建築の関係の専門的なところに行った方がいいかなと思ったぐらいなので。
そんなに考えたらね、すごい深くは考えてなかったなって思いましたね、今。
両親は、学校の先生とか、兼勉強も取れるんで。
そうですよね、音楽の先生とかね。
たぶんそっちもやっていけばいいんじゃないのとか。
あんまりやったらしわれですけど。
そういうちょっと将来見越して、その勉強も取っていけるし。
でもね、今もね、月にもね、何ステージかもお客様の前で歌うってこと多いんじゃないですか。
夜はね、娘が生まれてから月3本ぐらいですかね。
あと昼間のイベントとか。
あとは教える。
あ、そうですよね。
コーラスとか。
コーラスは結構団体いくつか。
だから昼間教えてる時間も多いってことですよね。
そっちが重いっていうか、夜は重いに出れないんで。
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そうですよね、お子さんがちっちゃいとね。
本当はちょっとやりたいですけど。
徐々にまた増えていくかなと思うんですけど。
いろんな人のライブも聞きたいんですけど、なかなかちょっと重い時間には出れないので。
ちょっとしばらくはね。
いろいろバランスを取りながらやっていくって感じですよね。
教えるっていうことで、以前音楽の講師やられた時に、やっぱりその人に点数をつけるのが違うんじゃないかっていうところで、
やめられたっていう。
小学校でやってる時、2年ですけど、音楽はどうしても成績つけなきゃいけないんですよ。
そうですね、学校だとね。
難しいね、本当に難しいですよね。
表現の苦手な子とかもいますよね。
めっちゃ音楽好きだけど、表に出すのが苦手な子もいれば、
逆に歌っときゃ点数取れるみたいな感じで、
本当に好きじゃないけど、とりあえずやっとけみたいな。
わかんないですよ、そうじゃないかも。
心読めないんですよね。
それに対して、見た目だけで点数つけるというのは、本当に好きなんじゃないかなって。
でも恥ずかしいみたいな。
そうですね、そういうお子さんもいらっしゃると思いますしね。
その時は思ってましたね、そうやって。
今だと、教えるって言っても、コーラスとかって言ったら点数つけることはないじゃないですか。
そうですね、全然。
教えるっていうことに対しての楽しさって、どういうところにあるんですかね。
行ってみれば、学校でもカリキュラムあるじゃないですか。
今はもう自分の好きなスタイルでやる。
そうですよね、別に。制限ないですもんね、基本的に。
自由度が高いので、学校はそういうわけには、
自分が思ったように全部やれるかというとそうでもないし、
これにあるカリキュラムに沿って、いかなきゃいけないみたいな部分がすごくあったので、
それには合ってないっていうだけで、その学校が悪いとかじゃなくて、
それに自分がその時は合ってなかったのかなっていう感じです。
今のはもう好き放題。
好き放題。
自己流で。
自己流で。
森屋和香さんが思う、他の人と違う、
自己流のここがポイントだっていうところって、どういうところなんですかね。
歌なんて特に、声も違えば、その人の出る音域とか、持ってる雰囲気ってあるじゃないですか。
例えばある人の曲を持ってきた時に、これ歌いたいんですって言っても、
大体その人っぽく歌いたいんですよ、みんな。
例えば、仮にミーチャーの曲を持ってきたら、
あの人みたいにすごいボリュームでハイトーン出るかって言うと、
そうですね。出なかったりしますよね。
でもこれ歌いたいって言った時に、
私ならミーチャーの曲とかをこの人に合うようにキーをちょっと変えたりとか、
アレンジで歌いやすくしてあげる。
そのまま歌おうと思って、いつまでも近づけないっていうか、無理してる状態です。
個性が違うからね。ミーチャーじゃないし。
私はそう思ってるんですけど、
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その人に合う服を着せるようなサイズを合わせるんじゃないけど、
生徒さんとやったら、どうしてもこのキーで歌いたいです、みたいな人もいるんですよ。
そういう人は無理に。
そうですね、その方がいい。
でも意外とその曲を生徒さんに合わせてあげたりとかすると、
こんな感じにもなるんですね、みたいな感じで、
結構心地よく歌ってくれる生徒さんがいたりとか。
自分のオリジナルに。
歌えないと思ってました、この曲って。難しくて。
でもこういう風にすれば、自分でもこの曲歌える。
そういうコーディネートっていうか、
そういうのは他のもしかしたら、
わかんないですよ、他の先生もやってるかもしれないけど、
特に私はそういう風に。
そうなんですね。
自分だって喉で結構エラ化してるんで、
喉病気もしてるし、できないものも多いので、
自分に合うものでも勝負するしかないっていうか、
持ってるもので。
そうなんだ。
それ多分コーディネートしてもらえるっていうか、
見極めてもらえるっていうのは、
普通はわかんないんですよ、やっぱり。
でもそれを自分の個性を活かしたところで、
フィットさせてもらえるっていうのは、
すごい自分の可能性、知らない可能性を広げてもらえる気がしましたね、今。
そうですね、それで結構本当にこの曲はずっと歌えないと思ってました。
でもこんな感じになるのがすごい嬉しいっていう。
どうしても歌ってる歌手のイメージってすごい強いから、
そうですよね。
そうですよね。
でもそれがまた違う、自分の歌っかのように歌えたら。
例えば徳永秀明って言ってるじゃないですか、
カバーのアルバム出した。
これ個人的な意見です。
本人よりいいんじゃないかと思うくらい、
徳永秀明の色にしてるっていう。
そうですね、わかります。
結構あの感じが好きで、
自分の歌える幅で、
自分の感じで歌っちゃってるのが、
さも自分の曲を書けるっていう。
そうですね。
あれ結構ね、すごい素敵だなと思ってました。
近いというか、
本当声質もほんとみんな違うから、
キーも高さも。
そうですよね。
面白いくらいのくらいに音量、声量も違うし、
どれがいいとかっていうよりは、
個性がちゃんとあってオリジナリティがあるってこと?
声が違うからね。
声って面白くて、
面白いなと思って。
私がやっぱりすごい、
たまに生徒さん自分の声大っ嫌いとか、
いろんな人に変な声だとか言われたり、
今までちょっと嫌な思いをしてくる生徒さんもいるんですよ。
いたんですけど、自信ない。
いろんな先生と言って、
あなたの声は良くないじゃないけど、
声を直されるみたいな。
そうなんですか。
むっちゃけ自声直んないですよね。
私はごめんなさい、
直せる先生もいるかもしれない。
私はもう根本的なものって変わらなくて、
自分の声嫌いっていう生徒さんが、
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私結構好きだったんですよ。
その方がね、自分は自信がないけど。
めちゃめちゃ、
はっきり言っていない声だったんですね。
いない声の生徒さんで、
でもすごいコンプレックス持って、
それを隠そうと思う歌い方をするんですよ。
じゃあそのままの声で歌った方がいいんじゃない?
って言って、
こういう人の歌とか合うんじゃない?
そうですか?
いや、いいんじゃないですか?
みたいになって、
でもね、やっぱりね、
なかなかね、いろんな人に言われてきたことって直せなくて、
それをね、やっぱ違うように歌おうとするんですよね。
そのまま歌えばいいのに、
なんかね、声作るんですよ。
そうなんですね。
隠すようにってことですよね。
だからコンプレックスを隠すっていうか、
私はコンプレックスを持ってないんですけど、
実際そのままタトゥー見たら全然いいじゃんっていう、
言われちゃってることで、結構それで。
やっぱり自分の中に、
の心にブレーキをかけちゃうんですよね。
やっぱ声って結構それがあってね、
コンプレックスを持うと、
なんか顔と一緒ですかね。
わかります。
私だって自分の声嫌いでしたもん。
つい最近まで。
そうですか?
めちゃめちゃもう私、
人の声って自分が言う通らないんで、
めっちゃいいなって、
ほんとに雑踏で通らないから。
雑踏で通らない。
多くの人がいる中で。
子供のショーとか行くと全然通らないんで、
もうほんとなんかほんとに、
ブラックジブリみたいになっちゃって。
ブラックジブリ。
ほんとなんか、
めっちゃ低い声で散歩とか歌って、
それはそれで、
ね、子供まで思ってるかもしれない。
また上手いからそれ、歌が。
でも声のコンプレックスはすごいわかりました、私。
それも同じなんです、その方と。
どういうふうに言われたかは別ですけど、
私もなんか、
小学校の高学年の時に、
クラスで本読みを。
森屋若さんにご登場していただきました。
次回は、声のコンプレックスについてや、
音楽との向き合い方などについての
お話をしていただきます。
番組をまた聞きたいなと思っていただいた方は、
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新しく配信されたものがスムーズに聞けますので、
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この番組は、
音楽事務所ロイスタープロダクションの提供で
お送りしました。
それでは次回もお楽しみに。
伊藤恵美子でした。