5月のマンスリーゲストは
社会風刺コント集団
「ザ・ニュースペーパー」
お笑い芸人の桑山 元さんです。
前回に引き続き、
「ザ・ニュースペーパー」の裏話も
お話していただいてますが
「いまだにお笑い芸人に向いてると
思ったことはない」と言い切る 元さん。
向いてないと思いながらも、20年近く
お笑い芸人をやり続けられたワケとは?
今回の内容は
✅ウケる、スベるは予測不能
✅芸人は〇〇打ち!
✅お願い!声を出して笑ってほしい
✅「そうじゃない」と言われたけどそのまま舞台へ
✅あっても使わない楽屋
✅男から女への早変わり。舞台裏の話
✅決して言えない「僕やります!」
✅いまだに、お笑い芸人に向いてないと思ってる
✅「それってどうなのよ」が生み出すネタ
✅業界をまたいだ就職活動
✅「究極の選択」で決めた就職先
についてお話していただいています。
『今、必要な人に届きますように〜』
・・・
◉桑山元さん プロフィール
早稲田大学卒業後、大手損保会社に入社。
新入社員代表として1000億を動かす
担当者だったが、何を間違ったか
自分の進む道はここにはない!
と一念発起、声優養成所に入所。
しかし、ここでも何を間違ったか
ザ・ニュースペーパーを見てしまい、
ついにお笑いに来てしまった変わり種。
◉『ザ・ニュースペーパー』公式ホームページ
◉ 桑山元さんのPodcast番組
『わらプレ〜もう人前が怖くない!
お笑い芸人流プレゼン術〜』
https://pods.link/ZGqZvdkjCgmqR
YouTubeでも配信中!
https://m.youtube.com/channel/UCoTsQLD9trQrP8WK6WTPjJQ
・・・
◉伊藤由美子ホームページ 『Yumiko’Room』
00:19
建築士伊藤由美子のCozy Space第32回。
今月のマンスリーゲストは、社会風しコント集団、
ザ・ニュースペーパーお笑い芸人の桑山玄さんです。
今回も前回に引き続き、ザ・ニュースペーパーのお話からお届けします。
では早速、桑山玄さんのインタビューをお聞きください。
陽気は陽気なんでしょうけど、ものすごくビビリです。
ビビリの肩の手に出て人前で何か表現するってことをしようとするんですか?
それは受けた時の快感ですよね。
逆に言うと、滑った時のつらさとかは、
いろんな芸人さんがいろいろちょびっと話したりすると思いますけれども、
本当にしんどいですよね。
それでもやっぱり快感が勝るってことですね。
僕なんかで言うと、ボーッて受けた時は、
もう俺天才じゃないかなって思うぐらい宇宙天になりますし、
逆にシーン!これ面白いんじゃないかなって思って、
どうだ!って出したものがシーンとしたりすると、
もう、わーって言いながら舞台の袖まで行って首すりたくなります。
それぐらい、わーって。
命かけてますね。
だから怖くてしょうがないんですよ。
これ受けるかな?受けないかな?って思いながら、
どうすれば受けるかな?って思うんだけど、
他に思いつかない時ってあるんですよね。
でも他に選択肢がないから、このカードを切るしかない。
麻雀で言うと、これ当たり範囲なんだろうなって思いながら、
でも他に切るものがないから、出さざるを得ない。
ほらー!みたいな感じであるんですよ。
芸人って何?博打打ちなの?
でも近いものがあると思います。
近いものがあると思います。
でもそのヒリヒリ感が受けた時っていうのは、
やっぱりいいスパイスになると思いますし、
受けるかな?どうかな?受けた!やったー!っていうのが、
あるんじゃないかな?って思いますね。
かと思うとね、おんだじネタをおんだじまで言っても、
おんだじ会場の昼公演ではすごい受けてたのに、
夜はシーンとする時あるんですよ。
あるんですよ。
怖いね、それ。全く予測不能ってことだね。
03:01
もうだからね、それはやっぱり出してみないと分からないし、
会場が違えば、例えば名古屋では受けたんだけれども、
京都ではシーンとなるとかね。
あるんです、あるんです。
特に今なんかコロナなので、皆さんマスクをされているし、
大声での談笑は控えてくださいみたいなアナウンスが流れたりとかすると、
やっぱり笑ってもらいにくくなる。
確かにそれはそうですね。
表情も分かんないですよね、マスクって言ったら。
分かんないですね。
反応も分かんないですよね。
こっちから見ていると、シーンとなっていて、
マスクで目だけずっとこっちを見ていて、受けなかったりすると、
もうね、心の中ではすっごい面白かったよって思ってくださっているのかもしれないけど、
こっちから見ていると、で?いつ笑わせてくれるの?
怖い、怖い、怖い。
プレッシャーに感じたんですよ、勝手にね。
勝手にね。
で、以前だったらシーンとなってたりとか、クスクスぐらいでも
帰りにお見送りをしたりとかするときに、
いやー本当に面白かったですよって。
反応がね、大事なことには分からない。
言ってくださるんですよ。
土地柄もあって、例えば神戸なんかだとちょっとね、
大阪なんかだとゲラゲラ笑ってくださるんですけど、
神戸なんかだとちょっとお上品な感じだとすると、
あまり笑い声として反応がないなと思ってたりすると、
今度ね、帰りしなりに、いやーすっごい面白かった、もう本当に。
もう笑いそうになっちゃって、笑ってよって思うんだよね。
声出して笑ってよって思うんだけど、
そういう反応は分かるんですよ。
でも今はコロナなので、その反応も分からないから、
すごいね、しょぼーんとして帰ることが多いんですよ。
そうなんですね。
マスク越しで、本当で見に来てくださる方は、
声を出して笑ってもらえるととっても、
こちらはやりやすいなーっていうのは本音です。
あと、ノリノリになるかもしれないですね。
もちろん。
ゲージも人間なんで、笑い声が大きいとノリますし、
いや、笑いまして、私。
笑い声が少ないと、それでも自分を興奮してやるんですけど、
すごい疲れ方が半端ないんですよね。
そうなんですね。
今、ニュースペーパーって10人ですかね。
10人ですね。はい。
現在は若手ってことなんですよね。
そうですね。下から2番目ですかね。
そうですよね。
ザ・ニュースペーパーの公式サイト見たら、
下から2番目に書いてあったから、きっと新しい方ですね。
そうそう。若手って呼んでもらえなくなったんですけど、
でもスタッパはスタッパです。
そうなんですね。
その10人いらっしゃって、先輩方がいるじゃないですか。
あ、私そういえばウィキペディで見たときに、
06:01
モノマネ技術の指導は先輩後輩間で行わないって書いてあったんですよ。
しないですね。
それはさっきの独立したすれずの個々の芸人だからっていうことなんですか?
うーん、もちろんアドバイスはいただくんですよ。
こうした方がいいんじゃないとか、
メイクはそうじゃなくて、もうちょっとこうだよとか、
あとは演出家の人から、あの人の特徴っていうのは、
もっとダミ声なんだよねとか、
もっとはっきり物を言い過ぎるからにないんだみたいな、
そういうアドバイスはいただくんですよ。
でも別に1から10まで、こうした方がいいよ、
モノマネとはこういうことだよ、みたいなことは教わらないですよね。
誰かが一人が代表になって、演出みたいのもないってことですかね?
うーん、そうじゃないみたいなことは言われますね。
そうじゃない。
そうじゃないって言われて、あとは自分で何とかしないと。
もうあとは自分で何とかしないと。
すごい、鍛えられますね。
いやだから、そうじゃないって言われて、
でもどうしていいか分からないまんま出て、
シートすると、やっぱりそうじゃないのかって、
ますます凹んだりとかね。
え、でもその先輩方がいろんなネタをやられたりとかするじゃないですか、
メイクしてるから、実際にいつもの写真と、
メイクした後の作り上げって、誰が誰か分かんないですから。
それはね、お見送りの時によく言われます。
そう、誰が誰か。
で、写真見たら、え、この人結構イケメンじゃんって思ったりとかしたりとかして、
面白いなと思って。
その先輩方から、きっと学ぶことってたくさんあると思うんですけど、
最近なんかすごいなって思ったこととか、
やっぱりね、すごいなって思うことはいっぱいありますし、
だから、自分たちは次のコンポのね、
支度をしなくちゃいけなくて、
衣装を変えたり、メイクを変えたりとかしなくちゃいけないんですけど、
なるべく音は聞いてるようにします。
音?
舞台の音が楽屋に流れたり、で、楽屋までね、実は行かなかったりするんですよ。
ニュースペーパーって。
え?そうなんですか?楽屋があっても使わない?
楽屋があっても使わないことが多いんです。
なぜかというと、楽屋まで戻っていると間に合わないんです。
そうなんですか。
なんか早変わりみたいな。
早変わりをしなきゃいけないので。
舞台袖にみんないるみたいな感じ?
舞台の袖とか、裏とか、ひどい時には通路とか、
そういうところで机を出して、自分で鏡を置いて、
で、メイク道具を出して、ハンガーラックをかけて、
衣装をつるして、で、やってるんですよ。
うわー、すごい。なんか戦場ですね。
そうですね。あのー、だから出番の順番で言うと、
本当に忙しい時とかって、男性から女性にならなきゃいけない時とか、あるんですよ。
そうですね。どれくらいやれるかというと。
コロナとかだったら、あのー、一般のコントっていうかな。
09:00
街の人々みたいになる、そういうコントもね、やるんですけど、
そういうのが少なめにはなっているんですね。
キャラ物の割合がすごく増えてはいるんですけど、
以前やってた時とかは、たとえばもう何年前?もう十何年前になるんですけど、
僕は新聞配達の営業所?新聞販売所みたいなところの、奥さんの役をやったことがあって、
その新聞販売店で、それを舞台に憲法改正のコントをやってたことがあって、
そこのおじいちゃん、そして旦那さん夫婦、息子がいて、
そこに来ているアルバイトの人とか新聞配達員がいて、
みんなで新聞の織り込みをしながらいろんな話をしてて、
そういえばこのニュースって知ってるみたいな話で、
憲法改正がどうだとか、あとは中国人のアルバイトの人がいて、
それは侵略じゃないですか、みたいなことを言ったりとか、
そういうことがあった時に、僕奥さんの役で、その前に確か男性が何かをやっていて、
で、桑山本信というのが本名なので、
もとこさんって呼ばれて、はーいって出ていくんだけど、
はーいって出ていく時に、まだスカート履き途中の時があって、
チャックが上げられないまま片手でスカートを押さえながら、
はーい!何をとおさん!って出て行きながら、
いやーそうだねってセリフを言いながらスカートのチャックを上げている時がありましたもんね。
そう。もとこさん!もとこさんや!って呼ばれて、
もう待てないと思って、はーい!って言いながら。
え、先輩たちはそれをもっと早くできるってことですか?
まあまあ、先輩たちはやっぱり早いですよ。
で、男から女、女から男ってやっぱり時間がかかるんですよ。
そりゃそうですね。
全特化になるんで。
全特化になるんで、で、またメイクもね、
女から男だと唇を落としたりとかってやったりもしなくちゃいけないし、
だから先輩たちによっては、唇をもう塗らずに、
あのビニールテープ、赤いビニールテープを唇の形に切っておいて、
ぺっぺって貼って出る先輩もいます。
それなんか、皮めくれそうなんだよ。
そうなんだけど、
でも早いんですね、やっぱり。
早いし、舞台は遠目だから、
それでもやっぱりわからないんですよ。
気にはならないかもね、見てる方は。
で、唇の話で言うと、
今、いい唇、高級な化粧品って水で落ちなかったり汗で落ちたかったりするじゃないですか。
あれ困るんですよ、逆に。
そういうことですね。
メイク落としで全然落ちなかったりすると、
なんかね、唇がほんのり赤い政治家が出てきちゃったりすることになるので、
12:01
おじさんのね、
お姉さんのね、
ちょっとね、どうしちゃったのかしら?みたいな感じになっちゃうので、
逆に100円ショップとか、
チフレとかね、
落ちやすいほど、僕らはありがたいんですよね。
そうなんですね。
ザ・ニュースペーパーの集団で舞台やられることもあるんですけど、
その中のたとえば2、3人で劇場でやられることもあるんですか?
うーんとね、基本的にはあまりないです。
そうなんですね。
だから、自分たちのユニットライブっていうのかな?
それは自分たちでチケットを売ってやりたいんだっていうことをやるときもあります。
でもまあ、ほぼないんですね。
ほぼない。
10人で活動してるんですか?
ほとんどです。
それはフル公演って呼ばれるんですよ、僕らの中では。
フルメンバーでの公演みたいなんですけど、
たとえばそれとは違って、お笑い用語で営業って言うんですけど、
10人呼ぶとすごいお金がかかっちゃう。
劇場も抑えなきゃいけない。2時間もやらなきゃいけない。
もちろんそれで呼んでくれる主催者っていう人もいるんですけど、
そうではなくて、たとえばパーティーの賑やかしとして呼びたい。
結婚式の女強で呼びたいとかね。
そういうときに、たとえば今で言うと、菅総理1人だけ呼びたいんだとかね。
あとは菅総理と安倍前総理の2人で呼びたいんだとか、
今だと小池都知事が来てくれると嬉しいな、3人で呼びたいんだとかっていうときには、
そういうバラ売りももちろんできます。
そういうことなんですね。
だからちゃんと露出が多いキャラを持ちキャラとして持っていると、
そういう営業とかが来るので、いいなーって思ったりはあります。
僕はだってほとんど、そういうことを言うと、
本物の政治家の人に怒られちゃうんですけど、
パッとしない役が回ってくるので、
やっぱりキャラが強い政治家って、
一回やると、後からも内閣でいっぱい出てきたり、
あるいは話題になることが多いので、
それはもうずっと持ちキャラとして定着するんですよ。
そうやっていいところから順に取っていくと、
あとは最近話題になっている人とか、
この人は出た方がいいんじゃないって言っても、
キャラが薄かったり、話題になっていなかったりするのが、
余っている人に割り振られるんですね。
そういうこと。
そうなると、突然大掛けするケースももちろんあるんですけど、
基本ないわけですよ。
じゃあ、もう後は自分で僕やりますって言うしかないじゃないですか。
15:00
キャラがちょっと細そうなキャラができても。
僕やりますって言っても、
できんのって夢で見られた時に、すいませんってなるので、
やっぱり自戦より多戦の方が多少言い訳の余地が残っているから、
いやいや、僕やりたくてやってるんじゃないですよって言わないけど、
心の底が寄りどころにしているのがあるので、
そこはやっぱりね、僕やりますって言うのは相当の勇気ですよ。
そうなんですね。
いやー、ちょっとキャラの濃いのが玄山に回ってくるように。
ねー、そう。だからもうどうしたもんかなと思いながら。
そうなんですよ。
今のザ・ニュースペーパー、ちょっと裏側をお話ししていただいたんですけど、
玄山って最初から芸人になりたいと思って始めたんじゃないんですね。
全然違います。
いまだに僕はお笑い芸人に向いてないと思ってます。
本当に本当に。
18、9年やってるってことですか?
うん。だから僕が面白いからニュースペーパーが成り立っているわけじゃなくて、
ニュースペーパーが面白いから僕はそこにパラサイトしてるっていう。
18、9年帰省してるっていう。
帰省してる。
帰省してる。
だから、シャツとかについてるフジツボぐらいの感じです。
五番座面にもなってない。フジツボとかあのぐらい。
でも向いてないって思いながらも、そこにいたいっていう何かがあるってことですか?
でもね、やってることは好きなんですよね、僕。
ニュースペーパーがやろうとしてること、やってることっていうのはとっても好きで。
向いてる以前に好きだからってことですかね。
そうですね。もともとの性格が天の弱なんですよ。
みんなが黒いってたら本当に?って思うし、みんなが白いってたらえーそうかな?っていう性格なんですよね。
こういう性格ってみんなにすごく嫌われる性格なんですよ。
だってみんなが言ってもえー?って言うわけだから、頭から否定で入るじゃないですか。
そういうやつって日常生活ではなかなか友達になってくれる人少ないんですよね。
でもニュースペーパーの人たちは迎え入れる?
人たちはというか、例えば今で言うとオリンピックで聖火ランナーが始まったよって時に
えー?でもさ、今オリンピックってどうなんだよ?とか
あるいはオリンピックってやめた方がいいんじゃない?っていう意見が体制を占めたら
いやいやいや、でもさって。だからポリシーないでしょ、僕。
ポリシーない?
ポリシーない。だから真逆というか反主流というか
そういうような天の弱な考え方がニュースペーパーをやろうとしていることに比較的近かったりするんですよね。
ピッとそこがするんですね。
18:01
近かったりする。だから出現をした人も、例えば森さんが女性が多いと会議が長くなるって言った時に
みんなはもうそんなん絶対ダメだよ。今の時代になるわけじゃないですか。
でもさっていうところから考え始めたりすると
ちょっとね、どういう切り口にするかは分かんないけど
一つ切り口としてはありなんですね。
みんなが真正面から見てたら面白いものができないんですよね。
ちょっと斜めに見たりする人がいるから面白いのができてくれない。
今、男女問題があったりLGBT問題があったりして
今、男だ女だとか男性向け女性向けっていうことすらもう既にタブになってたりするじゃないですか。
でも、例えばね、僕見てそれってどうなのよと思ったのは
ディズニーのトイストーリー。とても有名でとてもハートフルな話じゃないですか。
その中にミスターポテトヘッドっていうジャガイモの頭のキャラクターが出てくるんだけど
これがミスターポテトヘッドっていうネーミングが時代にそぐわないからポテトヘッドになったんですよ。
ミスターが抜かれたんですよ。
でもさ、男女問題、それから性的マイノリティに対する方々が
生きにくい世の中にしちゃいけない。これも大前提なんだけれども
でもその言葉狩りみたいなところって、それってどうなのよって思ってる部分があって
そこまで進まなくてもいい。
ミスタードーナツの立場はどうなのよとかね。
確かに。
ドーナツでってなるわけじゃないですか。
心ドーナツっていうね。
本当に真ん中がポッカリ穴が空いたような、心の中に穴が空いたような点名になってしまうじゃないかとか
それネタ?
あとはだから前千葉県知事の森田健作さん、往年の名作ドラマ
俺は男だ!あれどうなるんだろう?って思った時に
多分これからは俺はピーだ!ってなるんだろうなっていうね。
そういう風に考えていくと、それってどうなのよっていうところから
一個嘘ニュースができたりとか、そういう感じになるんですよ。
だからお笑い芸人として自分のことをめちゃくちゃ面白いから
お笑い芸人に向いてると思ったことは一回もないし
言わなに向いてないと思ってるし
ここから先もやっていける自信があるかったら1%もないんですけど
でも天野寂なところが比較的近かったんじゃないかなっていうところが
唯一続けられている理由かなって気はします。
すごいね。それ気づいたのいつ?
21:03
でもね、ニュースペーパーを最初に見に行く時があったんですよ。
それはもう観客として?
観客として。僕はそれまでは声優さんになりたかったんですよね。
ナレーターさんになりたかったんですよ。
そうなんですよ。プロフィルム見たらそんなこと書いてあって。
声優さん、ナレーターさんになりたくて声優行政所に通ってたんですよ。
ところが声優行政所で泣かず飛ばず。
今ね、声優業界って割とアイドル化してて
そうだよね。なんか可愛いよね。
若くて、イケメンとか可愛くて、歌も上手くて、演技も上手くないと
なかなかプロとして活躍できないんですよね。
ところが、ふと鏡を見ると若くない。イケメンでもない。
歌はオンチ。演技も下手くそ。なれるわけがないのよ。
それってでも、いくつくらいに目指してたんですか?
28!
それは、だってその前大手ソンポ会社が勧めてたって
プロフィルム見たら、え?って思って。
今でいうと、ソンポジャパンなんですね。
有名じゃないですか。本当に。
僕らの時には、高和歌祭っていう。
まさかのために高和歌祭っていう高和歌祭に
僕は平成4年度の新入社員代表として入ったんですよ。
バブルが弾けた後だね。
だから、最後のバブル世代です。
なんだ、大丈夫だった?就職は。
就職はね、超楽勝。
私もそう。
ギリギリ、まだ。
来店すると、高速旅行が。うちはなかったけど、
高速旅行があるような会社もあった時代です。
そうです。
就職宣戦異常なしっていう、小田祐治さんがやっていた
映画が封切りになった年に就職活動だったんですよ。
そうなんですね。
なんで、ごめんなさい。
ソンポ会社に行こうと思ったの?
最初はアナウンサーになりたかったんです。
だから、もともとはアナウンサーになりたかったんだけど、
地方局まで含めて32局で全部落ちたんですね。
でも、そこはやったんだ。
やりました。
32局。
滑舌もそんなに良くなかったし、
その当時は?
今はもうあんまり自信はないんですけど、
当時よりかはちょっとマシになったかなって感じなんですけど、
全部落ちて、青田街の時代だったので、
全部落ちた後にどうしようってなるわけですよ。
そうですね。
8月1日が会議になったんだけど、
8月1日の時には内定式が行われるような、そんな時代だったんです。
今は新市協定とか経団連の方とかも調整してるんですけど、
当時はいい学生は、しかも売り手市場だったから、
どんどん4月、5月くらいからやっている時代だったんですね。
で、マスコミ全部落ちたのが7月頭。
24:04
もうどうしようって思った時に、
手当たり次第、メーカー、金融、全部手当たり次第バーッと受けて、
とにかくこれがやりたいんじゃなくて、
とにかく就職しなきゃってことですね。
そう。だから、他のところとかで受けた会社とか業種がバラッバラだから、
すげえ突っ込まれるんですよ。
なんでこれ、うちになんで選んだってまず聞かれますよね。
一番面白かったのが、今パナソニックに統合されたんですけど、
松下電工というナショナル、蛍光灯とかを作って照明会社をしている、
ナショナルを受けた時に、
第1志望はもちろんそこの会社の方なんですよ。
第1志望がナショナルって書いて、
第2志望がその時にヤマハ発動機、
第3志望に光和火災が何かって書いてあるんですね。
全然気になる。
もうバラバラじゃないですか。
当然突っ込まれますよね。
とりあえずって言った姿勢で大手を書いたって感じなんですよ。
自分が受けてるところを書いたんです。
選ぶ基準として。
そうですね。
大手で、まだ就職活動が終わってないところ。
そういうことですね。前提として。
電話かけて、まだやってますか?から始めて。
じゃあ、つってアポ取って。
でも別に受けてもいないところを書くと、
どうでした?とかって聞かれた時に答えられないし、
嘘をついちゃいけないから、受けてるところを全部書いてやったんですよね。
そうすると、何これって。
あんた何がやりたいの?って気になるわけですね。
確かに。
当時はバブルが弾けたので、豊かさっていうのが一個キーワードになってたんですよ。
豊かさとは、みたいなね。
キーワードになったんで、あれ?アポしてないように見えますか?
僕としては豊かさをキーワードにして、
ちょっと就職活動を行っていたつもりなんですけど、みたいなことを言うと、
どういうこと?ってなって。
なるほどね。
渋滞が嫌いなんですよ。渋滞が嫌いだから東京とかね、
あそこに渋滞があるとイライラしないですか。
そうなると、やっぱり心の豊かさとはかけ離れてるなと思って。
で、ヤマハといえば二輪車いるじゃないですか。
みんなはね、二輪車をもうちょっと普及すれば、
渋滞とかももっと緩和できるんじゃないかなと思って。
それで、あ、二輪車をもっと普及させればいいんじゃないかなと思って、
僕ヤマハ発動機受けたんですよ。
で、走行しているうちに、
僕ね、ちょっと接触事故に巻き込まれてしまって、
その時にすっごい親身になってくれたのが、保険会社の小若さの方だったんですね。
あ、人が困っている時に、親身に相談を持ってくれる。
あ、これって一番豊かさに近いんじゃないかなと思って、
保険会社も興味が出て受け始めたんですね。
ところが、全然話変わるんですけど、
27:00
デパートとかでお腹痛くなっちゃった時に、
トイレに入ったりとかする時があるんですよね。
で、その時にお腹痛くなってトイレに入った時に、
居心地のいいトイレと居心地の悪いトイレってやっぱりあるんですよね。
何が違うんだろうな。
清潔さかな、匂いかな、狭さかな、空間かなって思って、
で、何でだろうってずっとモヤモヤしながら考えたら、
この前わかったのに、照明なんですね。
考えてみれば、太古の時代から太陽の光を浴びて、
人間って生活しているわけじゃないですか。
やっぱり照明が人間の心にもたらすのって忘れられがちだけど、
とっても僕は深く関わっているんじゃないかなと思って、
照明って何だろうって調べた時に、
国内支援8割を誇っている御社松下店舗を受けたいと思いました。
合格する?
した。
それだけストーリーが語れるって言うとね。
感動されると思う。
その中で存保会社に行くってことなんですね。
結局面接を受けていった時に日程が被るじゃないですか。
被った時に前回の印象で、
この会社の方が良かったなってところを
トーナメントみたいに選んだんです。
もう時間がないから。
そうなった時に最後に残ったのが、
松下店舗さんと講和家祭だったんですね。
どうしようって悩んだ時に、
当時究極の選択っていうのが流行っていて、
どっちにする?汚い話で申し訳ないんだけど、
うんこ味のカレーとカレー味のうんこどっちがいい?
みたいなそういうのが流行っていた時期があったんですよ。
あと10回クイズでピーナピザピザ、
ピザみたいなやつが流行っていた時代だったんですよ。
その時に俺はすげえ悩んでるんだよねって言ったら、
大学の仲のいい同級生が、
じゃあお前さ、1週間海外旅行に行く暇があるんだけど、
海外旅行に行く金がないのと、
1週間海外旅行に行く金はあるんだけど、
暇がないのとどっちがいい?って言われて、
俺金がある方がいいな。
じゃあ金融じゃない?わかった。って言って行ったんです。
そうなんだ。
そういう戦いがあって、
そこ何年いらっしゃったんですか?
5年半ですね。
うまくいかなかったって書いてあったんですけど。
だから新入社員代表で何を間違えたのか。
桑山玄さんにご登場していただきました。
次回は苦しかった会社員時代のこと、
そして玄さんのポッドキャスト番組、
お笑い芸人流プレゼン術、
わらプレについてお話をしていただきます。
この番組をまた聞きたいなと思っていただいた方は、
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30:00
毎週日曜日に配信されたものがスムーズに聞けますので、
よろしくお願いします。
今回配信した詳細については、
私のホームページにも掲載しています。
こちらの番組の詳細にURLを掲載しています。
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建築士伊藤由美子でも検索できます。
それでは次回もお楽しみに。
伊藤由美子でした。
30:45
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