2022-09-14 03:57

#23 今昔物語集 概説

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キーワード:説話、仏教説話、世俗説話、芥川龍之介
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今回は 今昔物語集を 扱います。
今昔物語集は、いわゆる 節話集です。
節話は 昔話や 伝説や 噂話などを 節話と 言います。
それぞれが 小さな話や 少し長い話も あります。
さまざまな 節話を 集めたものを 節話集と 言います。
節話集の中でも 最も古いものが 今昔物語集です。
平安時代の 終わり頃かと 言われています。
内容は インドの話から 中国の話 そして 日本の話と 非常に 幅広く あります。
特に インドや 中国の話は 仏教に 関わるような 話です。
仏教に 関わる 伝説や 昔話などが 書かれて いきます。
特に 釈迦が 誕生して 弟子を 得たような 内容などです。
それが 中国に どう 伝わって 日本に どう 伝わって という 話です。
そういった 話が 1つです。
一方で それとは 関係のない 様な 日本の 様々な 実在した 人物の 話や 伝説的な 話などが あります。
このように 仏教に 関わるような 節話のことを 仏教節話と 言っています。
一方で 仏教と 関係のない 節話のことを 世俗節話と 言っています。
根着物語集は 基本的な 性格としては 仏教節話だと 思います。
仏教が 日本に 伝来するまでの 様々なことに ついて 書かれています。
様々な 昔話や 逸話に ついて 書かれています。
それ以外に 日本の 様々な 噂話や 伝説などの 話も あります。
非常に 一つ一つの 話が 魅力的ですので それを 題材に 近代の文学として 例えば 有名な方だと 芥川龍之介という方が 羅生門とか 花とか 芋がゆとか 矢部の中とか
また それは さらに 黒澤明が 映画にしたり 後の様々な 作品に 影響を与えたり その元ネタとなるような 話として 非常に 魅力的なもの
それが 婚弱物語集 または 説話という 文学だと 思います。
内容としても 実際に 起こったことも あれば 妖怪が 出てきたり 霊の類が 出てきたり とか
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不思議な話も もちろん 入っているので 非常に 一つ一つが 魅力的な わけです。
このような 文学が 説話文学 というものです。
ただ この 婚弱物語集は 非常に 古いものですので 部分的にしか 残っていない というのも あります。
非常に かけてしまっている 部分も あります。
また 残っている部分でも 穴が 開いていたり なんて書いてあったのか 分からなかったりとか かけてしまっている部分が あったりして 全てが 残っていない という部分も いっぱい あったりします。
ですので 非常に 貴重な 文献とも なっている これが 婚弱物語集 というものです。
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