Lap5は、 競技用タイヤADVAN A050の使い方についてお話いたします。
このエピソードは前回の続きです。前回のエピソードと合わせてお楽しみください。
<ゲスト>
谷口信輝(レーシングドライバー)
<メインパーソナリティ>
勝又智也(モータースポーツMC)
<トークテーマ>
- タイヤの使い方と空気圧について
- 適正空気圧で車を乗ることによる利点・安全性
- ダウンフォースによって車が振動してしまうポーパシング現象
- 谷口信輝さんとYOKOHAMA・横浜ゴムとの関係
- アイスリンクを借り切ってのタイヤテスト
- 谷口信輝さんと織戸学さんとの関係について
<番組情報>
この番組はクルマ好きの皆様に向けたタイヤにまつわる情報をお届けするポッドキャスト番組です。
普段何気なく使っている車のタイヤは、実は命をも預かる重要な役割を担っています。 そんなタイヤについて、タイヤの専門家やプロのレーシングドライバーをお迎えし、有益な情報からマニアックなタイヤ情報までタイヤにまつわるお話を展開していきます。
<リンク>
Apple Podcast
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1738398795
Spotify
https://open.spotify.com/show/0fclodFfkCDINNaoah1fBg
ヨコハマタイヤ
https://www.y-yokohama.com/product/tire/
横浜ゴム株式会社
サマリー
谷口信輝さんは競技用タイヤADVAN A050の使い方について詳しく説明しています。タイヤの構造や目的によって選ぶことが重要であり、ターゲットを考慮した適切なタイヤ選びと空気圧の調整が必要です。谷口信輝さんは競技用タイヤADVAN A050の使い方について語り、車高や車のタイヤについて詳しく解説しています。彼はタイムアタックに対するこだわりも紹介しています。また、タイヤ開発テストや横浜ゴムの未来について話し合い、スポーツカーマーケティングの有効性とタイヤ製造者の継承について説明しています。
タイヤの性能と選び方
きくタイヤ、タイヤにまつわるエトセトラ!
こんにちは、勝又智也です。この番組は、車の走りを支えるタイヤの秘密について、ヨコハマタイヤの提供でお送りいたします。
本エピソードは前回からの続きになります。レーシングドライバーの谷口信輝さんにお越しいただき、競技用タイヤADVAN A050の使い方についてお話しいただいております。続きをお聞きください。どうぞ!
この1ブロックの中での、まるで日本国旗のひら丸のように、真ん中のところがヒートスポットというかできんで、そこだけ湧いて、ぷくぷく膨れてきたりとか、そういうの見たことない?
あります。
それは熱だまりで。
そうなんですね。
ブロックの真ん中にぷくぷく出てくるのが熱だまりなのね。
じゃあ、排水、合成、冷却もあるんですね。
だから、タイヤなんてのは矛盾だらけなんです。圧立てれば落ち立たずみたいなところがあるから、バランスをどうとっていくか。まずは何を求めたタイヤにするのか。
今、タイヤ全体の話。
そうそう、タイヤ全体の話。だから、本当にA050、052、ネオバー、そしてV601とかいろいろありますが、いろいろってターゲットがこういうふうな狙いでっていうのがあるんですよ。
で、さらにラジアルタイヤでいくと、排水も必要。そして、ロングラウ、その摩耗、すぐ減っちゃった、すぐ壊れちゃったっていうのもタイヤメーカーとして、やっぱり皆さん買ったら残念な気持ちなんやから。
対摩耗性、そして静音っていうか、ノイズ、転がり抵抗とか。いろんなものを、ただ出せないんですよね。基準をクリアしたいといけないと。
非常にジレンマと戦いながら、ただただ性能を出したければスリックにすればいいし。で、ウェットもいけるようにする、ドライだけにするとか。難習持つようなものにするとかで、ゴムの柔らかさだったり。
本当にタイヤって知れば知るほど奥深いんで。確かに。みんなに一番言いたいのは、どれも同じと思ってるんでしょうと。で、例えばタイヤメーカーなんか何社かあります。その中でハイグリップスポーツタイヤがあります。これも同じようなもんでしょうと思うかもしれないけど、考え方と趣旨が違ったりするんで。
タイヤの構造と空気圧
だからそこら辺も知って選ばれた方がいいと思うし、何だったらあなたの車のタイプによっても違いますよ。
その先言ったラウンドプロファイル、丸い形をした、なんとなく丸みを帯びたタイヤか、なんとなく四角びたスクエアなタイヤなのか、足回りストロークが多い、ロールが多い車だったら、まあラウンドプロファイルの方がいいんじゃないのとか、割とシャコタン、硬めの、ロール少なめの車だったらスクエアの方がいいんじゃないのとか。
セッティングにも変わってきたりもするんで、タイヤはタイムを足すための大事なファクターだとは言うんだけど、セッティングツールでもあるし、そこの中で今度は空気圧でタイヤの張り方。
空気を入れるとラウンドプロファイルがよりラウンドになったり、スクエアが、空気があったらちょっとラウンドに寄ってったり、減らせばよりスクエアになってたりとか、そういうところの使い方でもあるので、ぜひ興味を持っていろいろ試してみてくださいとか。
同じメーカーでも、同じメーカーで同じようなタイヤを出すと、大体いろんな雑誌も比較するじゃないですか。だけどメーカーによってターゲットをしてる人に対して思いが違うから。だからタイヤの作り方も変わってるんだよっていうのがありますね。
なるほど。タイヤ機作ってるんじゃないからさ、イマガヤ機?イマガヤ機とタイヤ機ってほぼ形が違うだけじゃんみたいなとこあるじゃん。同じ粉入れて。それ分かりやすい。確かに。型でポカポカやる。それとは違うんだよっていうね、タイヤはね。
あと皆さん、タイヤってゴムでできるのは丸いものでしょうって思ってるけど、大事なのは、もちろんゴムも大事だけど、中の構造が非常に大事で、中にはいろんな部材が使われてて、1トンから2トンあるものを支えてずっと走ってるわけで、ただ空気が入ってるだけでね。
グワッと引っ掻き回して、すごいブレーキ踏んですごいストップさせてっていうね。タイヤにはものすごい圧力がかかってるわけ。尋常じゃない圧力がかかってるわけ。それを支えてるのは、そのタイヤと空気と中にある構造。
だからワイヤーだったりケブラーだったり、いろんな部材が、部材の周りをゴムが覆ってて、その部材が支えてるわけなんだけど。思想のような構造。
で、それがね、みなさんタイヤが走ってるのを想像したときに、丸いまま走ってると思ってるかもしれないけど、地面に引っ付いてるところは潰れてるわけだから。1トン半から2トンあるものが乗っかってて、常に回転しながら1回潰れながらずっと走ってるわけですよ。
つまり中の部材は1回曲げられたり伸ばされたりとか。針金を伸ばしたり曲げたりしていくといずれ切れるでしょう。それを切れないようにやってるタイヤってすごくない?っていうところだわけそうですね。
でも空気圧を適正に保ってなかったら、より潰れちゃって、よりねじ曲げたり伸ばしたりとかするから、それはいくらでもそこまで適正空気圧で走ることで作られてますよ、このタイヤってのがタイヤメーカーで。
それをものすごい空気圧で低いね。昨今のドリフトなんてものすごく空気圧低く使って、1キロ切ったりとかしてるんだけど、それはもう一瞬で5分10分で終わる使い方をするから、まだその中が壊れる前にタイヤが終わるからゴムがなくなるからいいんだけど、
一般の方が乗られるとしたら、ちゃんと適正空気圧で乗っていただきたい。それをすることでタイヤの性能が発揮されて、安全が担保されて、ヘマも押しないから財布にも優しくなれるっていういいことづくみになるので、まずはマイエアゲージを持って適正空気圧を確保していただいて。
車高と空力の関係
っていうのがお金のかからないチューニングであり、節約術であり、安全を買うということであるのでね。よくある質問がサーキット走る人が、空気圧っていくつぐらいにしたらいいですかって聞かれるの。
だいたいやっぱりサーキットに乗ってくるまでは適正空気圧で2.23から5ぐらいで普段乗るじゃない。サーキットに行くとやっぱり空気圧を、僕の場合だと今冷えてたら1.8ぐらいとかに下げてコースインして、
次のアタックするときとかに、僕の場合1.6ぐらいとかから始まってターゲットを1.8、1.9ぐらいで走ったりするんだけど、これは谷口がやってるからじゃあ同じにしようとかってはあんま思わないでほしい。
僕とかは車の挙動に対しての乱れに対しても直すスペシャリストだから、コースインした最初のタイヤの空気圧も低い、タイヤが冷えてるとこでタイヤがなんかちゃんと機能しなくて滑ったとしてもそれをコントロールする技術と自信があるからいいんだけど、
だから誰でも彼でも谷口がそうしてるんだったらそうしようと思う考えはやめていただきたい。ただタイヤの空気圧がやっぱり上がっていってタイヤの性能下がるとこもあるので一番オススメはコースインするときは2キロぐらいでコースインして1周2周軽く走ってピッとに入って空気上がった空気を2.5とか6とか上がったのを2.12にシュッと下げて
走るっていうのが一番安全っちゃ安全だなと思います。
で、一旦空気圧をいじったからには入るときには膨れた空気がしぼんで空気圧が下がっちゃってるんで帰るときにはタイヤサービスかなんかどこ行って適正空気圧に戻して帰ってくださいねってことは伝えておきたい。
タイヤちゃんと冷えてから空気圧が上がる話しましたけどそれより熱が入って熱膨張で空気圧が上がっていくっていうことですね。
空気の膨張って目に見えないじゃん。でもすごいちゃんと膨張するんだよね。
面白い話を一つちょっと入れると、僕ねHKSっていうところの86で筑波の最速を目指してやってた時があるんですよ。
一応自慢ですけど筑波サーキットの箱車の一番速い車はHKSの86だろう。
49秒4。49秒4。
ファイヤー&さんの49秒7よりも速い49秒4。
これは横浜のスリックタイヤで出したタイヤなんだけど。
過去にもいろんなレーシングカーGT500のART NSXだったり、アツネミクGT3、AMG GT3だったりいろんな車が筑波走ってますが。
いろんなレーシングカーが走りますね。
走ってますがフォーミュラ以外で箱車でのレコードタイムはHKSの86だね。
そのタイムは簡単に出たわけではなくてすごい苦労して苦労してトライエラートライエラーぐらい繰り返してノイローゼンになるぐらいやってやっと出したタイムなんだけど。
その筑波に行ってるときのね、ある程度もうセッティングも煮詰まってきて間もなくもうベストタイムが出そうな頃ぐらいの話なんだけど、あるときああいう空力カーって車高のセットが非常に大事なの。
車の上を通る空気の速度より車の下を流れる空気の速度を上げたいから、車の下の空間が狭い方が流速が上がる。
ホースで水を出してるときに先をつまむと水の勢いが上がるのと一緒で、車の下の通るところが狭まればどんどんどんどん車が地面に吸われていくのね。
だけど下がりすぎると入らなくなるから空気が。
なるほど。
遮断してしまう。
そうですね。
そうするとまたダウンホースがなくなって浮いちゃう。
上がるとまた入ってきてダウンホース出て吸われちゃう。
ポーポジングっていうんだけど、吸われたり戻ったりでパッパッパッパ跳ねていくんだよね。
一時F1ですごくありましたね。
そう。それをポーポジングっていうのがね、出ないギリギリのところの車高にセットする。
タイヤの車高について
余すことなくギリギリまで下げたいから。
で、ある時にその良い車高を探してここだなと。
でもパッカーと言われるもうほぼね、足なんか動かない。
もうガチガチの状態で車高が変わらないような状態なんだけど。
ある時はこの車高でもうちょっと上げて、もうちょっと上げようか。
跳ねてきた。もうちょっと上げようか。
良いところの車高を見つけました。
で、翌週またHKSがスクバに行ってアタックをするときに、
前回あんだけ車高を探ったのに、今日ニュータイヤを履いてアタックするとまたポーポジングが出ると。
吸われて離れて吸われて離れて。
おかしいぞ。
なんでって言ったら何が違うかっていうと気温が違うんだよね。
なるほど。
先週よりも今日のほうが気温が10度低い。
で、そうなると空気の粒子がちっちゃくなってて。
密度の問題。
密度の問題で気温が低いほうがダウンホースが出る。
だから今日の気温だとこの車高じゃ走れないって言ってちょっと上げるとかっていうね。
それぐらいね、空気ってタイヤの中の空気だけじゃなくて。
外にいる空気の膨張とか収縮とかでもね、いろいろ影響してくるんだよね。
もちろんエンジンの中に入っていく量も違ってくるからパワーも出てくるんだけど。
だからタイムアタックは寒い時期がいい。
冬がいい。
なるほど。
本当に空気の膨張がいろいろないたずらというか面白さですね。
そういうところもね。
ただあくまで本当に今谷口選手、谷口さんがおっしゃっていただいたのは参考値ということで。
皆さんはね、ちゃんとドアの扉を開けた横に書いてある適正位置でしっかりと走っていただきたいなと思います。
知ってるのかも知りたい。
そうですね。
自分の車の適正空気圧がちゃんとシールに貼られてドアのとこに貼ってあるのを知ってるのかっていうところだったり。
あとは年に4回は最低でも季節の変わりになるように空気圧チェックをしていただきたい。
毎エアゲージで。
先日のアドバンサーキットエクスペリエンスっていうサーキットでやったイベントでも谷口選手それおっしゃってましたよね。
こういう話をさせてもらうときに必ず言いますね。
だっていつも同じ人が聞いてるわけじゃないから。
やっぱりその外気温も関わってくるから年に4回。
日本には四季がありますからね。
そこを膨れる分、上がってる分にはまだいいんだけど下がってる分がちょっとタイヤ的に良くないから。
そうですね。
上がりすぎても良くないんだよ。
やっぱりそのタイヤが膨れた状態だと設置面積が減ってヘンマ網につながったりもするから。
やっぱり適正位置にしておくべきな。
まあでもやっぱりあれですね、コンマ1秒を争うトップレーシングドライバーだからこそそこまでタイヤについていろんな知識を持って始めたんでしょうね。
もだしん。
我々の職業だからこそ空気圧のコンマ1とか車高のコンマ1とかそういうところにね、ちゃんと意味があって恩恵があって大事っていうところにね、
こだわりを取るか。
知ってるんだよね。
ありがとうございました。
さあでも今ここまであの本当にですね横浜タイヤについていろいろこうお話を伺いましたけれども、谷口さんと横浜ゴムってどうやって出会ったんですか?
うーん。
気温の影響
そもそもですよね。
あのね僕がねレースを始めたの30歳って言ったでしょ。
はい言いました。
でその時って僕はスーパーテクノっていうところでレース出てアルテッツアウメイクっていうレースとスーパー耐久のNプラスアルテッツアっていうのに2カテゴリー出たレースだった。
はいはい。
2001年。
その時僕は松本晴彦さんっていう方と組ませていただいて横浜ではないタイヤメーカーでその年は走ったんですよ。
でそのライバルにアドバンアルテッツア、オリド・マラブ・イーダ・アキラ。
おーなるほどあれ。
であのアドバンの方が全然強くて25号車のアドバンアルテッツアとA3号ですね。
36号車トムスアルテッツア、黒沢拓哉さんと元吉が組んでて、アドバン同士がバチバチやってる。
そして僕は違うメーカーでまた違うクラフトアルテッツア、山地新一、松田康二みたいなところとやってるっていうね。
その2001年ずっと僕は他メーカーで1年レースやったんだけど、その時の11月に、その年の終わり11月にマカオグランプリって出ないかと。
誘われたんですよ。25号車アドバンアルテッツアをやってたKTRっていうレーシングガレージに誘われて。
まあもちろんオリドさん達から誘われて。
僕はその時他メーカー側だったんで一応そのレーシングガレージにスーパーテクノテレポのボスにこんなお話いただいたんだけど行っていいですかって言ったらそれはチャンスだ行ってこいと言ってくれて。
でマカオグランプリ行って僕がアドバンカラーアルテッツア乗って走って。
でその時のレースがオリドさんが2位、僕が4位っていう結果だったんですよ。
でラストラップまで3位走っててラストラップで4位になっちゃってすごく悔しくて僕が泣いてたんだけど。
まあでもその1年目のマカオグランプリでとっても良い仕事をしたと。
ストリートレースなんで大体みんなクラッシュするんだけど僕もクラッシュもせず良いレースをしたってことで。
だから横浜さんから来年うちら乗らないかみたいなお話いただいて。
で2002年アドバンアルテッツア25号車にオリドさんと僕が組んで出ることになるわけですよ。
そこからですね2002年から横浜さんとのお付き合いが始まりましたね。
でも2002年から横浜さんとのお付き合いが始まってアドバンというブランドを背負って走って。
でも本当にいろんな経験をさせてもらって今があるようなそんな気がしますけどね。
もちろんそうねいろんな経験をさせてもらってもう22年になるんですよだからね。
一番アドバンだからこそこんな経験ができたって一番思い出深い出来事って何かありますか?
いやもちろんやっぱタイヤテストとかね。もちろんレースのタイヤテストもそうだけど市販タイヤのテストとかもね。
ちょっと変わったテストで言うとスタッドレスのテストで。
普通はまあ北海道とか。
女神子なのか誰もとりあえず凍ってるとこに行くじゃないですか雪道とか。
ある時スケートリンクに車を持ち込んで。
スケートリンクを貸し切って車を持ち込んでタイヤテストやるわけですよ。
いろんなスタッドレスを履いたりするわけなんですけどもちろん織戸さんとかも一緒にいて何人かドライバーがいて。
まあすぐね熱くなるじゃん。
そうですねドライバー同士ですからね。
すぐ急ぐじゃん早く走ろうとするじゃん。
俺はぶつけないけど岡田さんはぶつけるよね。
スケートリンクで。
ぶつけるよね。
で面白かったのがスタッドレスゴムのスリックタイヤ。
そんなのあるんですね。
がテストでやってみた。
試しに。
雪の上で?
氷?
氷の上に。
スケートリンクで?
どう?
いやさすがに溝がないのでこう食わないっていうのであれですかねグリップしたいと思いますと思うでしょ。
あのねグリップするんだよね。
へえ。
意外意外意外。
他のスタッドレスタイヤとかよりも。
いや横浜のスタッドレスあるでしょ普通に売ってるのと同じゴムのスリックタイヤ。
溝がない何にもない。
スリックの方がグリップするんだよ。
横浜ゴムとの出会い
そうなんですね。
びっくりでしょ。
びっくり。
あのそれはね結局根本的にはグリップっていうのは設置面積だから設置面積が多い方がグリップする。
さっきのラジアルタイヤ対スリックでいくとスリックの方が設置面積があるからグリップする。
氷の上も一緒でやっぱり設置面積がある方がグリップはする。
じゃあなんでそのスタッドレスゴムのスリックで売らないのってなるじゃん。
それはスケートリンクでキンキンに凍ってる氷で水気がない。
だからグリップする。
水があるとその表面とタイヤの間に水が入って浮くってハイドロになるじゃん。
なるほど。
悪はね水なのよ。
水。
でそのスタッドレスはあんだけビラビラになってるじゃん。
あそこの間に水を吸収していって設置させるのね。
細かい溝ですよ。
ギザギザありますねスタッドレス。
だから水さえないんだったらもっと水を減らせるのよ。
水を減らせるのよ。
だけど雪なんてのは常に降っては溶け降ってはびちゃびちゃのほぼ水の中みたいなもんね。
だからどうしても水と氷との戦いになってくるじゃん。
だからああいう形になってくるんだけど。
もうかっきんこっきんのスケートリンクだったら水はいらないというね。
なるほど。
あの冷蔵庫でできたばっかりの氷を触ると夢にくっつくじゃないですか。
あんなイメージですか?
それとは違う。
違う。
違うんかい。
まあでもお話いただきましたけど、
横浜ゴムとのお付き合いが始まって、
タイヤ開発テストと横浜ゴムの未来
いろんなタイヤの開発テストなどもお話いただきました。
あとは横浜とこれからはこんなことやっていきたい、
横浜ゴムとの未来とかって何か考えてらっしゃいますか?
もちろんね、僕は横浜の中にタイヤはたくさんありますが、
やっぱりスポーツカー、スポーツタイヤ側を使うことが多いものなので、
もっともっとね、どんどん車好き、走り好き、走り屋の味方の横浜ゴムっていう、
僕はずっと思っているので、
どんどんね、新しいタイヤとか、より性能のあるタイヤとか、
走り屋の味方っていうところをですね、どんどんやっていきたい、やっていってほしいというところだったり、
またちょっとこれは内側の話でありますが、
タイヤのエンジニアとか、タイヤの作り手をね、どんどん育てていきたい。
正直今いる人は割とご高齢者の方が多いので、
そういう人たちがいなくなったらどうするんだろうという心配もあるので、
どんどんどんどんね、やっぱりタイヤの製造のタイヤを作る人じゃなくて、
どんどん新たなタイヤを生み出していく人たちの継承じゃないけども、
作り手を作っていきたいっていうところもあったりとか、
あとはね、まあ、
オリドさんも僕もアドバンカラーってものがずっと好きで、
アドバンカラーの伝統ってものがちょっと、僕の中では最近薄れてきてないかっていうところがあるんで、
スポーツカーマーケティングとタイヤ製造者の継承
そこをね、もうちょっと一回一旗上げてくれないかなっていうところとかも思ってて、
まあ、オリドさんも僕ももうおっさんですが、
まだまだね、車好きの人たちの認知度は他には負けてないと思うんで、
アドバンカラーとオリド・マルブ・谷口・ナボテルで何かの車で、
そうだな、こっちの勝手な思いでいくとなんかレース、
去年ね、出たんですよ、久しぶりに。
スーパー大球最終戦ですね。
オリドさんとね、出たんだけど、
見事優勝もしてラッキーだったんだけど、アドバンカラーの車じゃなかったんですよ。
アドバンアルデッザでチャンピオントリー、アドバンポルシェでチャンピオントリー、
オリド・谷口でアドバンカラーの何かで、またレースっていうのもちょっとできたらいいなと思ったりもしますね。
国内のレースなのか、海外のレースなのか。
国内がいいですね。
そうだね。
我々ファンからすると国内がいいですね。
おっさんですが。
いやいやいやいや、でもやっぱり色々そこに夢を見てるリスナーの方、
そしてモータースポーツファンいっぱいいますから、ぜひ実現できるように頑張っていただきたいと思います。
僕には何もできない。待ってるだけです。横浜から。
でも谷口さんと横浜ゴブの未来、これから非常に楽しそうな雰囲気を感じました。
さて、ここまでお聞きいただきましたけれども、谷口さんどうでしたか、収録の方。
まあ、だいぶ固めの話ばっかりしちゃったんで、聞いてる人もこれおもろいのかっていうね。
全然面白いです。
心配はあるんですが、あんまり聞いたことと考えたことないでしょっていうマニアックな話ではあるなとは思いますね。
あと、今お聞きいただいているリスナーの皆さんに何か告知とか何かあったりしますか。
私ね、のぶチャンネルという意味ね、YouTubeチャンネルやってましてね。
ぜひともね、チャンネル登録していただけるとね、今ならお前さん無料でいいんで、チャンネル登録してください。
わかりました。毎回それですね。
というわけで、谷口のぶてるさんにお話を伺いました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
第5回、第6回ではレーシングドライバーの谷口のぶてるさんにお越しいただき、競技用タイヤアドバンA050の使い方についてお話しいただきました。
さて、もう本当にですね、たくさんのお話をしていただきましたけれども、
サーキットでコンマ1秒を争うプロドライバーだからこそこだわっている部分が本当にですね、いろいろと聞けたと思います。
ただやはりお話の中で一番僕が印象に残っているのは、
俺とさんと一緒にアドバンカラーの栄光のナンバー25でつけてですね、
走りたいというですね、谷口のぶてるさんのお話がですね、非常に印象的でした。
さて、この番組では皆様からの感想や質問を大募集しております。
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
Apple Podcast、Spotifyのレビューでも構いません。
こちらをいただきますと大変励みになります。
どうぞよろしくお願いいたします。
それでは次回のエピソードでお会いいたしましょう。
お相手は勝又智也でした。さようなら。
28:45
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