00:01
今回はAnchor Japan CEOの 遠藤さんにゲストに来ていただきました。
遠藤さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、じゃあ早速なんですけども、 自己紹介お願いしてもいいですか。
はい、私が新卒ではもともとコンサルに入りまして、 その後、キーファンドを経てAnchorという
ハードウェアスタートアップの 日本事業の一人目で入社をしまして、
今、8年目ですかね、という形でやっています。
本社としては去年上場をして、 今、大体自家装が1兆円ぐらいまで成長していて、
日本が今、USについて2万目に大きい市場になって、
去年ちょうど200億を日本単体で超えた という規模までは成長していて、
引き続きやっていきたいなという感じです。 よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ちなみに遠藤さんがAnchor Japanに入られた時って、 何名とかどのぐらいの規模感だったんですか。
3名でしたね。 他はもうカスタマーサポート1人のうちアシスタントいて、
みたいな感じで、本当に最小限という感じで、 まだ正社員が100人超えてないぐらいの規模感です。
なるほど。その時って商品、SKUというか、 SKUでいうとどのぐらい扱われてたような段階だったんですか。
SKUはまだほとんどモバイルバッテリー中心で、 あと一部そのUSBの充電器を出したという感じですね。
なので本当に100あったかなという感じですね。
ちょうど2014年頃からケーブルを販売し始めたりとか、 数年前からオーディオとか広げていったんですけど、
本当に最初はバッテリープラスちょっとという感じでした。
なるほど。確かにバッテリーの会社、 あとはケーブルの会社という印象が、
もちろん僕らもすごい使わせていただいてるんであるんですけど、
今はそこからどのぐらいの商品扱われているような感じなんですか。
今も500を超えていますね。 基本という規模ではないんですけど、
ロボット掃除機ですとかプロジェクターですとか幅広く、 あとハブとかも最近は種類が増えてきているので、
総合的に増えてはいますね。
本当になんかめちゃくちゃ商品のダイバーシティ。
Amazon行くと常に新商品があるみたいな、 そんな感じになってますもんね。
カラーバリエーションとかも含めるとほぼ毎週何個か出しているぐらいの感じで、
Twitterとかだと本当に毎週のように新製品ですみたいな感じで出しています。
確かに。
ちょっとキャリアの話に戻って、
コンサルPファンド、よくあるっていうのはあれですけど、
すごいエリートキャリアじゃないですか。
なんで3人というか2人しかいないアンカージャパンを選ばれたんですか?
そうですね、その頃やっぱりコンサルもコンサルスクール学びがありましたし、
ファンドだとやっぱり会社ごと、あるいは事業部ごと株主として入っているので、
やはり改善する余地としては非常に大きいんですけど、
03:02
とはいえ数年でやっぱり織り抜けなければいけない持ちのものはあった時に、
結構私が常駐していた会社の業績としては伸びていて、
それはちょっと良かったんですけど、
結局でもアドバイザリーっていう側っていうのは結構変わらなくて、
やっぱり若いうちにもっと汗水垂らすっていうのはちょっと大変ありますけど、
自分でその責任を最終的に負ってやる経験ってまたちょっと違うなって思っていて、
あとは本当にすごい頭が良い人って、
ガーンとで末近前にしかいなくても、
その事業の全てを想像できるみたいな人たぶんいると思うんですよね。
やっぱり投資先の会社さんとかの役員会とかに出ていると、
やっぱりこう事業をしっかりずっと見てきた人っていうより、
そのソリッドな意見を言える方も結構いて、
そういうのをやっぱり想像するには自分が現場にちゃんと入って、
結局やった方がいいなっていうのがまず1きっかけではあって、
ちょうどその時に、ただなかなか当時27歳とかだったんで、
なかなか裁量権を持つとするとスタートアップっていう選択肢があった時に、
ちょうどアンカーっていう、自分がガジェットとか好きな人多いと思いますし、
ハードウェアスタートアップって非常に少なくて、
そういった意味では貴重な機会。
かつうちが今役員もっとGoogleが多いんですけど、
彼らの経営人と喋った時にすごい優秀な人だなと思ったんで、
製品も見て悪くないし、いい経営人がいて自分が興味あるし、
事業部も一人目っていう貴重な機会だったんで、
そこでご縁あったんで入社したっていう感じですね。
なるほど。
結構現場の経験というか、しっかり汗水をかく経験っていうところと、
あとは関心、ハードウェアみたいな領域と、
あとマネジメントのメンバーっていう、
その辺りが転職っていうか、ほとんどスタートアップ企業に近い状態ですよね。
そうですね。あと、今の当時の年齢で一応英語も喋れたので、
最悪まだ挑戦しやすい環境かなっていうのはありましたね。
10年後だったらもしかしたら、
もうちょっとみんな一緒に出たかもしれないですけど、
まだまだ挑戦できる年齢だったっていうのが1個大きいかと思いますね。
確かに。そのキャリア経て27歳って相当若いですもんね。
そうですね。37歳だったらもしかしたら、
家族もいてみたいな感じになってたかもしれないですけど、
そこは結果的にはここまで優秀な仲間に恵まれて、
ようやく名刺交換して思ってますって言われるぐらいになったので、
良かったなと思ってますね。
いや、すごいです。
ちなみに今回、うちの10XCFOの山田さんからのご紹介で来ていただいたわけなんですけど、
山田さんとはどういう繋がりがあったんですか?
山田さんは元々は何かでお話したいなってずっと思ってて、
06:01
ご経歴もMBAで元々カーラエルってPEを経てスタートアップっていう感じの人で、
あんまり、PEの人ってスタートアップ来ないんですよね。
来ないですね。
ところで何か共通点もあって、
何かの共通語をちょっとお話しましょうみたいな感じでランチとかさせていただいてて、
情報交換とかさせていただいて、
その後も少しクラブハウスとかでお話したりとか、
こういうご縁あったっていう感じですね。
なるほど。ありがとうございます。
今日は山田と僕の方で作ったアジェンダに沿って、
遠藤さんに色々と聞いていきたいなと思うんですが、
ビジネスの話から聞かせていただくと、
7年間で売上ゼロから、
今先ほど200億っていう、
7年8年で200億っていう数字が先ほど出てましたけど、
このぐらいの規模を作れた秘訣じゃないですけど、
何が一番キーになったかなっていう部分ってありますか?
結構よく聞かれるんですけど、
当たり前のことをしっかりやるってすごい大事だなと思っていて、
私たちはハードを売るっていうビジネスなので、
AIとかをやってるわけじゃないので、
すごい複雑なモデルじゃないんですよ。
ものを作っているっていうことなので、
例えば私たちが入ったときって、
モバイルバッテリーって1位じゃなかったんですね。
じゃあなんで負けてるのかっていうと、
例えば同じプレイスであれば、
プライスが負けてるのか、プロモーションが負けてるのか、
そもそもプロダクトが負けてるのかっていう、
似たような製品だったら価格下げればいいし、
もしプロダクトが負けてるんだったら、
じゃあ同じコストかそれ以下で大きいものを作れないかって考えてやるしかないので、
やっぱり結構Eコマースってちゃんと反応してくれるので、
着々とやっていくっていうのが1個強かったなと思いますね。
なるほど。
あとはハードだと、
今だってイヤホンの売り上げがすごい実は伸びてきていて、
やっぱり充電器とかバッテリーでも、
イヤホンって買う人が多いので、
市場が大きい、
例えばレッドオーシャンの中でしっかり視野を取っていくってすごい強い。
やっぱりブルーオーシャンとノーオーシャンって結構ギリギリなところもあるので、
市場があるところで、
要はアップルもそうですけど、
私たちほとんどはセカンドペンギンとかサードペンギンに入ってる。
イヤホンとかってソニーさんしかり、
いろんな有名なメーカーさんがいるところなので、
そういうところでどういうものが求められていて、
私たちがもっといいものを作れないかって考えたときに、
そこをしっかりプロダクトに出せたっていうのは結構強みだなと思いますね。
なるほど。
でもある種レッドオーシャンで戦うというか、
要は既に先行者がいて、
その人たちの品質なり価格なり、
もしくはその組み合わせなり、
そういったものでガチンコで勝負して勝つっていうことじゃないですか。
要はちゃんと競争して勝つっていうことですよね。
それって割と普通にスタートアップでいうとめちゃくちゃ難しい話なのかなと思うんですけど、
それがやりきれてるのってどういう部分にアンカーの強みがあるってお考えですか。
09:02
そうですね。
私たちの会社はあんまりメーカーっぽくないんですよね。
昔のメーカー、昔のメーカーってちょっと語弊あるかもしれないですけど、
やっぱり1,2年くらいで製品開発をして、
皆さん良いものですから買いましょうって言ってマスマーケティングをして、
皆さん買うっていう時代から、今ってそうではなくて、
結構C to C、Amazonのレビューしかり、
インフルエンサーという職業もあるように、
商品の良さをしっかり理解してもらえれば、
口コミでも買っていただけるような土台が作れてきてはいるので、
そういうところをしっかり丁寧にやるっていうのは、
広告費とかも売上100億円まであんまり投じてなくて、
プロダクトを増やしてプレイスを増やせば、
ある程度事業はスケールするし、
あとは強みとしては、
私カスタマーサポートを内製してるんですけど、
お客様の声って結構大手さんだと、
なんかこうコストセンターだと思ってしまって、
まあいいやって感じになって、
そこにすごいヒントがたくさんあって、
お客様の要望を応えてより良い製品を作れる。
そのサイクルを年じゃなくて、
数ヶ月とかどんどんどんどん直せるので、
何ですかね、
作能的にすごい動いてて、
レビューが良いのに売れなかったら、
それってマーケットのせいかもしれないんですけど、
レビューがそもそも悪かったら、
それは製品のせいなんで、
マーケティングしてるんじゃなくて、
しっかり製品改善して頑張りましょうっていう、
それって原因切り分けもできてるので、
良いのは当たり前だと思うんですよ。
メーカーって結構いろんな部署がすごい絡んでて、
マーケティング、サポート、セールス、
品質管理、サプライチェーンとか、
いろんな個別のKPIがあるんで、
何かやってやるって決めた時に、
そこが対等にちゃんと話せる環境と組織があるっていうのは、
結構レアかなと思います。
なるほど、
本当に戦略を実行しきるってところに、
結構全てがアラインしやすいっていうのが、
他のメーカーと比べた時には、
結構強みなのかなっていう風に拝見しました。
コーポレートバリューの一個は、
ラショナリズムっていうのがあって、
日本語を言った後、
合理的に考えようっていう役になってるんですけど、
それはすごい実践されてるなっていう気はしますね。
なるほど、
どういうところで感じるんですか?
例えばさっきの、
レビューが悪いからこうしようとか、
本当に原因をちゃんと切り分けて、
政治的なものもないですし、
カスタマーサポートの意見が弱かったりするんですけど、
そのプロダクトのチームと対等な関係で話せる。
何が悪いのかっていう、
それに対して打ち手をこうしましょうとかっていうのが、
差能的に考える。
例えば頑張って作ったけど売れなかったと、
それを読み間違えたらもうやめて、
はい次って感じで、
ただ投資してしまったから、
もう売らなきゃいけないみたいな別になくて、
合理的な判断じゃないと思うんですよ。
投資したからっていうのは合理的じゃなくて、
最後お客さんがどう思うか。
お客さんから反応していいものがあれば、
上位モデルとか空張りモデルの可能性が高いですし、
12:00
仮説をしっかり立てられる。
そういった結構なんで、
うちの会社、私もそうです。
コンサル出身の方とか、
GAFAの方とか、
そういうのがロジカルに考えられる人っていうのは、
結構多くて、
最近は結構メーカー出身者が増えてきたんですけど、
ゾロベースで考える力がある人は、
うちだと結構いいかなと思ってますね。
なるほどなるほど。
ちなみにこの製品、
やっぱり製品にしっかり投資されてるんだなっていうのは、
すごい今の話にも伝わってくるんですけど、
製品ってどこまでがアンカー?
例えば企画だけがアンカー、
ジャパンがやって、
あとは製造だったり、
調達っていうのはお任せなのか、
むしろそういうところまで入ってってのかで言うと、
どんな形で製品化してってるっていうのは、
サプライチェーン周りってどうされてるんですか?
やっぱりハードウェアメーカーではあるので、
基本的にグローバルで同じものを作ってますね。
Appleとかもそうですけど、
あとあんまりモバイルバッテリーって、
国によってすごい趣向が変わる製品でもないので、
そこに合わせてやっぱり作ってはいます。
日本人ってちょっと小さいのが好きだったりとか、
あとは例えば、
うちだと今、
無印さんのOEMをやってますし、
あとはポップコーンさんとのコラボとか、
任天堂の公式バッテリーとか、
結構そういった日本で取ってきた事案を、
本社に作って持ってくるっていうことが、
それは要は合理的。
PR効果があるとか、
売上げのインパクトがあればやれる。
多分メーカーだとローカルの意見のこと聞かれなくて、
販売大臣みたいになっちゃうケースが多いんで、
そこもちゃんとラシュナリズムっていう概念があるからこそ、
ちゃんといい売上げが立つプロジェクトがあるのにやらないって選択肢は、
それはラシュナルじゃないので、
すごい文化的にもいいかなと思ってます。
なるほど。素晴らしいですね。
今組織、ジャパンとしては何名ぐらいの体制なんですか?
本を読んだ限りだと70名って書かれてたんですけど。
もうちょっと増えてますね。
正社員は今年には多分100人いけるかなって感じだったと思います。
まだ100人はいなくて、
今80ぐらいですかね。
とはいえ100人弱で200億の売上げを作っているわけですよね。
そうですね。去年の実績はそうですね。
そこの組織の拡大とか採用っていうのは、
どういった形で採用されてきたんですか?
採用は結構そうですね、
未だにすごい苦労してるんで、
全然興味ある人はぜひって感じですけど、
ダイレクトリクルーティンが多いですね。
リンクのインとか、
私たちと相性良さそうな方にお声掛けをして、
入っていただくケースっていうのが比較的多いかなと思います。
なるほど。やっぱりそういう時に声をかけると、
だいたいほとんどの人はもうアンカーは知ってるよっていう状態になってきてるんですか?
いや、そんなことないですよ、まだ全然。
違うんですか?
ただ知ってる人は増えましたね。
本当に数年前までは、
私はそうでしたけど、美味しいのってことだったんですけど、
最近は興味を持って入ってくれる人もいますし、
15:02
だからこそ、
うちとしては結構伸びてる会社だって思っていただける方はいるんですけど、
そこは採用で、
ミーハー感を持って入っちゃう人は多分あってないので、
この辺りはちゃんと面接で擦り合わせさせていただいたりっていうのが必要なステップになってますね。
なるほど。アンカーとしては一番どういうところのフィットをチェックしてるんですか?
大きく分けて、左、左脳的なところと右脳的なところ、
カルチャー的なところで、
さっきのコーポレートバリオンのところで言うと、
比較的数字に強くて、
考えられる力っていうのはやっぱり必要ですし、
プラス、特にマネージャー以上だとコミュニケーションで、
会社と英語で話すスキルっていうのももちろん必要になってくると思います。
一方で、非常に人数が少ないが故に、
コミュニケーションは結構多いんですね。
何かやるにしても、マーケット、セールスと連携してすごいやっているので、
例えば、ちゃんと授業員に対するリスペクトとか、
コミュニケーションっていうのを密に、
しっかりプロジェクト管理できるっていうのがすごいあるし、
あと何よりも仕事に対して結構前向きな人がいいと思いますね。
そこはテイクスさんも一緒だと思うんですけど、
お金を稼ぐために働くっていうよりは、
プロダクトとかサービスを少しでも多くの方に使っていただきたいっていう、
ファッション的なところがやっぱり最後のアウトプットに差は出るかなっていう気はしてますね。
そうですね。
自分のしたことが社会に何かしらのポジティブなアルファが出せるっていうところにやりがいを見出してもらえるのが、
一番経営者としても嬉しいですからね。
ありがとうございます。
ちょっとチャンネルのトピックに移りまして、
初め日本の法人が立ち上げられた時って、
販売チャンネルはAmazonに絞ったっていうことがよく書かれていると思うんですけど、
あえて自社で販売チャンネルをすべて立ち上げてコントロールするんじゃなくて、
Amazonに絞ってた理由とかってありますか?
うちは結構D2Cって言葉は当時はなかったんですけど、
直接コミュニケーションしやすいっていうところがやっぱり売りやすさっていうところもつながってましたし、
たくさんの声をD2Cで売った後もD2Cの方がいいと思っているので、
メーカーってやっぱりやるべきは良いプロダクトを作るのが一番大事だと思っていて、
プロダクトって作れば後は売れていくと思うんですよね。
すごい広告とか打たなくても。
ことをやる時にやっぱりビジネスモデルとしては、
Amazonって人がいるんですよね。
人がいるところで買ってった方が、
人がいないところでやるとすごい高いCPAで人を集めてこなきゃいけない。
それって本来メーカーがやるべきことじゃなくて、
物をしっかり作って人がいるところに置いた方が良いはずっていうところがまず1個と、
あとはテクニカルな理由なんですけど、
メーカーでスタートアップが少ないのって、
サプライチェーンがすごく大変なんですよね。
18:01
オペレーションを作ったり、システムを構築したりっていうところが、
Amazonは海外から物をAmazon倉庫に入れれば、
FBAという仕組みで売れていく。
私たちは作らなくても極端な話、
商品ページを海外から作って物さえ入れれば売ることができるので、
非常に初期コスト安くキャッシュを稼ぎやすいっていうのが1個。
あとは最初からうちはグローバル展開していたので、
Amazonって裏側が実は全部同じなんですね。
国を変えても同じシステムで使えるので、
US、JAPAN、UK、ドイツとか全部開けても、
製品ページの言語さえ変えれば展開がしやすかったので、
その意味ではオペレーションの負担と考えても、
使いやすかったというのがありますね。
確かに、ディストリビューションにものすごい知恵を絞るとか、
時間をかけるとかっていうことをせずとも、
事業を立ち上げられたり、あるいは強みのコンピテンシーの
良い製品を作るってところにフォーカスできるっていうのは、
ものすごくメリットありますよね。
そうすれば本来やるべきプロダクトを改善していこうとか、
あとAmazon側にはレビューが見れるんですよね。
この考えでお客様の良いところ、悪いところっていうのは
そんなヒントになりやすいですし、
そういった意味でもプラスの効果はあるかなと思ってますね。
なるほど。エンドユーザーたるお客様からのフィードバックは、
やっぱりレビューが中心なんですか?
お客様のレビューはもちろんそうですし、
あとはカスタマーサポート年間数十万件いただくんですけど、
そういったメール電話っていうのもタグ付けをして、
こういう声が多かったとか、
お客様から複数同じようなお問い合わせをいただくというと、
何か製品側が問題あるとか、アプリが見づらいとかあると思うんです。
そういうのを随時直していくみたいなことはずっとやってきています。
あとはマーケティングだと、
お客様に対してワンオンでインタビューさせていただいたり
っていうのもやっています。
なるほど。バルクでものすごいたくさんの声が集まるからこそできるというか、
そういったところもAmazonをはじめ使うメリットは
すごいたくさんあったんだろうなというふうに理解をしました。
そうですね。ボスがあるっていうのはすごい大事なことだと思います。
ありがとうございます。
その後、例えば今だともう街中のセブンイレブンだったりみたいな場所で、
リアルなチャンネルでもAnkerの商品いつでも買えるみたいな形になって、
私も先日外でミーティングするときにたまたまイヤホン持たないで出ちゃって、
サウンドコアその場で買って使うっていう体験があったんですけど、
セブンイレブンみたいな巨大な流通チャンネルの開拓は
どうやって進めていかれてたんですか?
そうですね。コンビニはもちろん2万店舗あるので、
すごい魅力的ではあるんですけど、
やはりあそこってすごいオペレーションが大変なんですよね。
在庫も切らせられないし、
最初は経営してたっていうのも少しあったんですけど、
家電量販店がほぼアカウントが全部開いていて、
それ以外のバラエティショップとか、
21:02
大きいところは大体開けてきたので、
次じゃあ大きいとすると、
あとコンビニさんぐらいが次の優先順位になってきて、
そのタイミングでちょうどうちも人が増えて、
働いてる部署もしっかりした、
マネージャーも入ってチームができたタイミングだったので、
そこでちょうどAppleさんもセブンイレブンさんを入れてるんですよね、
実は私とちょっと前に。
セブンイレブンのストアの中に、
エアポートとか買えるようになってるんですけど、
そのタイミングで結構彼らとしても
高単化商材を増やしていきたいという思惑もあって、
ちょうどそこは私たちのタイミングとあったという感じでした。
あと直近だと足元直営店の事業、
アンカーストアみたいな直営の事業も始められてますよね。
そうですね。
これはどういった背景でスタートされたんですか?
直営店は、
すごい遡ると2018年からやってはいるんですけど、
私もメーカーである以上、
自分たちのお店欲しいなっていうのは何となく思ってたんですね。
ただ、量販店とかの展開がまだない状態でやるのは
合理的な判断ではないので、もちろんやってなかったんですけど、
一通り大きい小売店展開が終わった後に、
次やるところっていうのって直営店って大きいなと思っていて、
理由としてはいくつかあるんですけど、
一つは販路開拓がある程度整理できたのと、
そのあたりからロボット掃除機ですとか、
プロジェクター的な高単化商材を増えてきたので、
バッテリーケーブルっていうのを単価数千円のものは、
モバイルバッテリーで検索してレビュー見て買うっていうのが
結構転換に踏みもつきやすいんですけど、
数万円のものとかだと、実物見たいっていう方って多いと思うんですよね。
そういう時に量販店だと展示室限られたりとか、
スタッフもうちの人ではないので、
そういう意味ではそういったものを実験的にやるのはいいかなっていうところで、
ポップアップからスタートしていて、
ただ予想外に売上としては最近伸びてきてはいて、
結構直営店の声も欲しいって声も多かったので、
順々に今広げてきたっていう背景にはありますね。
なるほど。商材、製品が広がってきたのと、
それをしっかり見て買いたいっていうニーズが広まってきたってことが、
結構直営店を始めたりやっていく意義になってるっていう感じですかね。
そうです。あと加えると、直営店はD2Cなんですよね。
D2CってイコールECの中の1個みたいなトライアントになっちゃってるんですけど、
D2Cってお客様に直接販売するので、
そこで買えられる、私たちの日報毎週店長がいただいていて、
そこでこういう声があったとか、
やっぱり店舗で買われる人とECで買われる人って
リテラシーが違ったりとかニーズが違ったりするので、
そういうのをいわゆるお客様の声として、
24:01
ECだけで買っている人たちよりも、
今ってちょうど常年度のキャズムを超えて、
アーリーアダプターとかアーリーマジョリティのところまでリーチが広がっているので、
そういった人たちの声をしっかりビジネスに活かしていくって大事なフェーズだったので、
そういった意味でもやってよかったなと思ってます。
ある種、ハードウェアなんでリバースエンジニアリングされやすいっていう環境の中でも、
アンカーのプロダクトは常にAmazonのランキングでも上にいたり、
あと使っててもすごい満足度が高いっていう商品ばかりだなって思うんですけど、
そこの優位性を作っている背景みたいなところってどういうところにありますか?
そうですね、逆にスマートフォンに比べるとコモリティな商品ではあるので、
コモリティな商品だからこそちょっとした差で買っていただけるっていう、
多分サイクルを作りやすいかなと思ってます。
例えばケーブルだとちょっと耐久性が高いとか、
バッテリーもちょっと急速充電がよりできるとかっていうところなので、
そういったところを細かいんですけど、チップセットですとか、
投資をして、あるいはデザインとかにこだわることで、
お客様にとって満足度が少しでも高いような商品を
しっかり作ってもらうっていうのが大事なことかなと思ってますね。
あとやっぱりハードなので、完璧ではもちろんないので、
その時にしっかりカスタマーサポートとかも全部内製をすることで、
しっかりそこの部分もする。
もちろんAppleぐらいのクオリティでまだ正直物は作れてないと思うんですけど、
そういう部分でお客様に対して適当にやっている会社のときも結構あって、
そうするともう二度と買わないって思うよりは、
例えば1年間使ったとしても、うちは18ヶ月保証、
あるいは会員登録してもらえば2年保証してるんですけど、
ケーブル1本であっても何か劣化が進めば、
私たちの方で無償で交換はしているので、
買おうと思っていただけるような、
年間すごい数に買っていただいているので、
2年や3年になるとアセットの差っていうのがすぐ出てくるような気がしてます。
それはまさしく個人的なエピソードがあって、
先ほどちょっとお話したサウンドコアが左耳だけつながらなくなったんですよね。
すいません。
それでお問い合わせしたら無償で交換していただけて、
迅速だし、レスポンスも早かったし、
ちゃんと対応も交換ということで満足いくものだったので、
さすがだなというふうに思った。
ハードウォード以上、製品キーもあります。
お客さんキーももちろんあるんですけど、
壊れるっていうことはやっぱり防げないところなので、
そういうところでやっぱり継続的に
ファンになっていただける方を増やしていきたいなと思っておりますね。
ありがとうございます。
最後、アンカーはこれからまだまだ大きくなっていくと思うんですけど、
どういうところを目指して事業を伸ばしていくのかっていうところをお話しいただけますか。
そうですね。コーポレートミッションが
Enabling Smart Livesっていうもので、
27:03
ハードウェアを通じて皆さんの生活をスマートにしたいっていうミッションになってるんですけど、
これを本当に達成したいなと思っていて、
ハードって今勢いが結構なくなってると思うんですよね。
特に日本企業とかもなかなか勢いがあるところが少なくなってますし、
スマートフォンとかは海外のメーカーがほとんど設計していて、
スマートフォンは作ってないんですけど、
それ以外の周辺機器とか、プロジェクターとかロボット掃除機もありますけど、
そういうのをよりハードがあることでやれることが多いと思うんですよね。
ロボット掃除機があれば、もうちょっと時間を有効に使えたりとか、
スマートプロジェクターっていうのも100インチで、
みんな家でスマホで見てたものが一緒に100インチで映画を見れるって新しい体験だと思うんですよね。
そうっすね。
そういったことをハードで解決できるってまだまだすごいあると思ってますし、
ソフトウェアもちろんスタートアップさん多いですけど、最終的にハードがないとソフトウェアが動かないものなので、
そういった意味ではハードでいろんな皆さんの生活を変えれるってすごいやりがいありますし、
その時に何か買いたいなって思ったら、
とりあえずアンカーで売ってないかなって思っているような、
メーカーにスタートアップ掃除機で入れるようになりたいなって思ってますね。
なるほど。なんかもう、僕含め一部の人の中ではアンカーってそういうブランドになりつつある気がしますけどね。
何かそういうスマートフォンじゃないけどその周りのものを買おうとか、
そういう時には割とAmazon行ってまずアンカーって入れてアンカーのページ飛んでから探すみたいなのは結構やりますからね。
そうっすね。今バッテリーとか充電器は結構アンカーが第一早期になっているので、
それは継続したいですし、あとイヤホンも結構販売台数で言うとかなり上位の方になって、
ソニーさんとかまだ及ばないんですけど、3位4位のプレイヤーと肩を並べるぐらいの数量になってきているので、
イヤホンとかスピーカー買いたい時もアンカーまず見てみようみたいな。
ロボット掃除機もまだまだルンバさん強いですけど、
そこらでしっかり早期に入れてもらって、
アンカーいいなっていうのを充電器から入っていただいて、
その後もしかしたらプロジェクター買っていただけるかもしれないですし、
アンカー全体で充電器に限らず、
家でも外でも中でもさっきのミッションを達成できるような会社にしていきたいなと思っています。
めちゃくちゃいい事業ですね。
そこがハードの良さかなっていうか、
ハードでずっと、
去年売上が60%ぐらい伸びているんですけど、
そういったところも今は少なくなってきていると思うので、
心でその勢いのままに、
皆さんの生活を変えられるような会社になればいいなと思っています。
素晴らしいです。
最後にリスナーの方向けに告知したいこととかメッセージがあればぜひお願いします。
30:01
先ほどもちょっとお話ししたんですけど、
非常に売上は伸びていて、
ビジネスムースだと1人当たり売り上げ3億とかあるけど、
まだまだ裁量権あるんですけど、
人が全然足りてないので、
マーケットとかセールスもそうですし、
アシスタントの人も結構募集幅広くかけているので、
ご興味ある方はぜひ、
私のTwitterのDMでもいいですし、
ご連絡いただければ嬉しいなと思っております。
なるほど。
まずアンカーで働くことに興味を持った人は、
ここを見ろみたいなウェブサイトだったりってありますか?
まずアンカーは公式のホームページの採用ページがあるので、
そういったところで、
インタビューとか私以外のメンバーとかもいるので、
雰囲気とかは見ていただければいいですし、
記事とかは出てますし、
あとはアンカーの本が1冊出ているので、
そういったのも参考になるかなと思います。
確かに、あの本結構一通りアンカージャパンを含めて、
アンカーの道のりみたいなのがよくわかる内容になってますよね。
結構その創業地のところから上城くらいまでのエピソードが書いてあるので、
そこは結構、
私が入社した経緯とかが入ってたらしいですよね。
そうですよね。
もうちょっと生々しい話があったんですけど、
最終的にカットしました。
そうなんですか。
それはぜひ次回ポッドキャストでお話ください。
ありがとうございました。
今日はこんなところですかね。
はい、ありがとうございます。
すみません、お忙しいところお時間いただきありがとうございました。
本日はアンカージャパン仕様の遠藤さんに来ていただきました。
ありがとうございました。