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2022-03-05 17:06

#217 今考える10Xにとってのオープンさについて

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そういえばBGMをつけるように戻してみました。

00:00
[音楽]
おはようございます、ゼロトピックです
今日はですね、オープンさについて改めて
会社も大きくなってくる中で考える機会が多くなってきたので
これについて今、10Xとか自分がオープンってのはどういうことかってのを
どう考えてるかってことについて改めて少し考えを整理しながら
話してみたいなというふうに思っています
まずはじめに2022年の2月、つまり先月ですね
10Xは行動指針である10X VALUESっていうものを大きく刷新しています
その中の一つにAS1 TEAMっていうVALUEがあって
そのVALUEのDO、要は推奨される行動の中に
一チームに対してオープンであることっていう、なんかそういう記述があります
この中でオープンって言葉に込められた意味とか
その中に期待していることって実はしっかり言語化してきてなかったなとか
ブログを書いてたり、いろんなところでオープンであるってことを
なんとなくみんなが共通の言葉として話したりすることはあるんですけど
本当にオープンってどういう要素があってっていうことを改めて考える機会ってそんなないかなって思ってるんですね
なのでちょっとそれについて今自分が考えていることとか
10Xの中のオープンさについてのポリシーみたいなものをドキュメント化しようと思っている中で
少しまだ生に入れなんですけど、考えていることを話したいなと思っています
オープンさって何かっていうと透明性とか訳されることが多いのかなって思っています
まずオープンであることとか透明であることって
なんで重要なんだっけってところに立ち返りたいなって思っていて
そのホワイの部分を考えるとやっぱり会社って大きくなる
そのなり方っていくつかあると思うんですけど
ある意思決定をするっていうのは企業活動って事業活動
組織を作るいろんな局面あるいはいろんなサイズでいろんな要素
2wayのものもあれば1wayのものもあって
すごい不確実な情報しかない中で決めないといけないものもあれば
全部揃えて決められるものもあるみたいな
なんかそんな中でとはいえ意思決定って誰にとってもすごい重要な行動の一個だと思うんですね
何をするか決めてやるって言う
やる前には決めないといいことができないっていうのは
これってことは当然の真理だと思ってます
中で僕らが作っていこうとしてる会社って
じゃあ自分はCEOですとか創業者です
この人が全てを決めたらあとはその通りに動きますっていう形態では決してないと思っていて
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むしろ真逆だと思ってるんですね
デリゲーションとか権限以上みたいな言葉に表現されるように
自分よりも現場のことがよくわかってるとか
この領域においては10Xの状態ってこうだっていう解像度が高くて
そこから逆算した時のステップがうまく引ける人とか
そんなメンバーがうちの10Xにはたくさんいるなってふうに思っています
なので自分がすべきこととか経営とかマネージャーとかがすべきことって何かっていうと
そういった人あるいはチームに
イシューをどんどん渡していくこと
そのイシューをどう料理するか
このイシューに対してどういう取り組みを行っていくか
どういう価値を作っていくかってことについては
その子とかチームに委ねられて
ある種マネージャーとか会社とか経営ってOSなんですよね
なのでそういったこうイシューを解くチームとか子がアプリケーションだとすると
彼らがいかに動きやすくするか
そのハードルを取っ払っていくかってことに意識を払って
全体として見てチームがたくさんあって
このチームが大きなイシューを個別に解いていて
経営とかそういうOSのレイヤーは
これらのアプリケーションの動きがちゃんと連動した結果が
会社とか事業として得たい成果につながっているっていうことを
目指すべきっていうのが自分の経営のスタイルというか考え方です
これが正解とか不正解とかないとは思っていて
いろんなスタイル聞いてるとすごいトップなので
全てをコントロールして
ある種従業員の方には手足を動かしてほしいっていう
そういう期待を持たれている方とかも
直近お話ししている中でいらっしゃるんだなって思ったので
これスタイルだったりよしあしだったり
どういう職場で自分が働きたいかっていうものに依存すると思ってます
がTENXはそういう組織を作っていきたい
会社を作っていきたいし
そういうOSを作っていきたいなっていうふうに思ってます
でなると個々が精度の高い意思決定をできるようにするってことが
すごい重大なテーマの一個
もう一つはとはいえ
そうやっていくと残るのって
自分とか経営とか創業者に残ってくるって
すごく不確実な意思決定が残るんですよね
なのでこういったものって意思決定をするはいいけども
それに対してチームとか個が納得したり動かないと
意味がないものになってしまう
すごい境外的な意思決定になってしまう
それ良くないと思っていて
それは経営だけではなくて
ある種マネージャーとか個でも
すごい不確実な場に立たされた時に
Aにもいいことはあるけど
Bにもいいことがあるっていう
Cにもいいことがあるし
他に探したらDからZまで出てきますみたいなケースって
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たくさんあると思うんですよね
その中でなぜAを選んだのかっていう
その背景を誰にも説明可能にするってことが
すごい重要だと思ってます
それが結局納得を生むと思ってますし
オープンであることっていうのは
納得が生まれやすい状態っていうふうに思っています
なので納得があるっていうことが
我々の組織にとってはすごい重要
個々が分散的にというか
ある種マイクロサービスのように
チームとか個が動いていって
その成果が一つの
10Xという会社で束ねられてるっていう
そういうアーキテクチャを
組織会社事業で取っていこうとすると
やっぱ一つ一つの意思決定が
その場に誰もが入れるわけではないので
後から振り返ったり
横からレビューした時に説明可能であったり
納得が誰にも
誰にも完全な納得を得るってのは無理なんですけど
納得が少なくとも得られる環境を作ってるってのが
オープンであることに求められるので
我々の組織が目指している状態に対して
オープンであることってのが
すごい重要であると思ってます
なので全ての会社がオープンであることが重要かというと
僕はNOだと思ってます
でそこから少し進むと
TENXにおけるオープンさとか
目指す文化ってどういうものなんだっけってのを
考えなきゃいけないなと思っています
これを一つで一言で表すとすると
情報が開かれていて
必要な時に誰もが取り出せるっていう状態を
オープンさと定義したいなっていうふうに思っていて
これをブレイクダウンしていくと
いくつかの要素が出てくるなっていうふうに思ったんですね
僕がちょっと考えたところでは
5つあるなと思ってます
一つ目がストックであること
誰もが簡単にアプローチできたり
情報にたどり着くことができるっていうためには
僕はフローの情報とか
あとはストックされてない情報は
それを満たさないっていうふうに思っていて
そのためにはストックである必要があると思ってます
例えばオフィスで会話された内容
フローの情報があって
リモートで働いている人がいると
その内容を伺い知れないんですよね
ですけどもその内容がある種
ドキュメントに最後まとまって
スラックで展開されて
そのドキュメントを読めばいいっていう状態になれば
その時点で情報は開かれると思っていて
そのために必要な要素は
ストックであることだなと思ってます
二つ目がローコンテクストであること
誰もが誤解なく
要はその場にいないとか
その場のリズムとかを知らない中でも
理解が可能なことっていうのが重要
ローコンテクストと同時に
三つ目が端的
コンサイズとかそういう言葉をよく使うんですけど
端的であることがすごい重要だなと思ってます
というのは情報って取得コストすごい高いので
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端的で分かりやすい表現でないと
逆に多くの人には伝わらない情報になるなと
思っています
四つ目がアプローチが良いこと
どんな情報にも容易にアクセスが可能だったり
そういったアクセス
その情報へたどり着く道がちゃんと担保されてるとか
周知されてるってのが大事だなと思ってます
五つ目が良い管理
なんかオーガナイズされていることだと思っていて
例えばドキュメントをどう書いてほしいとか
どう管理していきたいとか
この管理の方法自体を改善していくっていうこと自体が
組織の中に組み込まれていないと
完全なオープンさにはたどり着けないなと思っていて
この五つストックローコンテクスト端的良いアプローチ
良い管理っていうこの五つを満たしている状態ってのが
オープンな状態っていう風に定義をしたいなって風に思いました
これ完全な民主主義かどうかとかも
ちょっとチェックは必要ではあるものの
いってこれが満たせたらすごいオープンだねって言えると思いますし
残念ながら自分が中心となって作ってる10Xの文化の中でも
この五つで漏れがあるものはいくつかあるなと思っていて
もっとここの五つにフォーカスして
より文化が強化されていくといいなっていう願いも込めて
言語化してみています
でこういう文化とか要素を作っていこうとすると
じゃあオープンな文化の中で
個々とかチームってどういう態度をとっていかなきゃいけないんだっけ
みたいなことも一つ論点であるかなって風に思いました
でそれを考えてみると一つは
全ての情報全ての人が等しく取得すべきというものでは
決してないってことは
初めに伝えるべきだなって思いました
理由としては情報ってやっぱり会社が大きくなって
事業が大きくなる複雑になるにつれて
どんどん同じように複雑になっていくなって風に思っています
そうしていくと結局情報を取ることに対するコストみたいなものも上がっていくし
あるいは自分のミッションとかチームのミッションとかに関係のね
ちょっと縁通り情報みたいなものも多くなってきて
これらを得てから動きを取ろうとすると
すごく身動きが取りづらくなってスピードが失われるって
トレードオフの側面もあるなと思っています
なのでやっぱりまずはしっかり区切られた個人とかチームみたいな範囲で
小さいチームで大きい成果を目指していくために
必要最低限の情報投資みたいな形
要はどこまで取得するかってことを適切に一定は区切られていて
そこから先は本人だったりチームに委ねられてますよっていう
そこはオプショナルですよっていう状態が
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まずは初めに伝えるべきことかなと思います
会社が小さい時とか全ての情報全ての人が同じように取れる状態なので
つい大きくなってもそれがいいものかなって思ってしまう時があったんですけど
今は決してそうではないなと思っていて
ちゃんと単位で区切られている
あとは取ろうと思ったら別のチームとか別の要素の情報も取れるってのが
ある種ここチームにまずは特に情報を扱っていく取り扱っていく時に必要だなと思いました
もう一つはやっぱり大前提なんですけど
ストックを残していくっていうことに対して
全員が一緒にコントリビューションしていって
文化を作っていくぞってことがもう一つ大事だなって思ってます
まあっていうのはドキュメント書くってやっぱりめんどくさいんで
個々とかチームが日々努力する必要のある性質の仕事だと思うんですよね
だけどこれを意図わず10Xに文化として残していくとか
良い情報の流通を作っていくっていう意味で
みんなに一緒にやってもらえるといいなっていうところがあります
これをインターネット村でやってるのはノートとかそういうサービスだと思っていて
なんかいろんな知見がインターネット村
スタートアップとかインターネットの中で出てきた知見が
ノートとかそういうプラットフォームにどんどん上がっていくっていうのは
ある種この村の中を一つの組織とすると
その中で全体がそこに貢献をしよう
貢献の結果としての見返りを求めてるっていうケースも
かなり多いとは思うんですけど
そういう行為だなと思っていて
自分自体は僕はすごいポジティブだなと思っています
最後にオープンさの維持って
すげー難しいなっていうふうに思っていて
その理由をちょっと考えました
考えましたって言っても結構簡単だなと思うんですけど
要は一人一人の努力の成果としてオープンさが積み上がるので
要は一人一人頑張らないといけないってのが一番難しいなって思っています
個人とかチームの単位の取り組みの結晶
塊が文化なので
要は3割がサボってますとか
4割がこれに共感してなくてやってませんっていう状態だと
どんどん難しくなるわけですよね
っていう意味では採用だったり
そこの採用してきてくれた人が
ここに貢献することに本当に価値があるって感じてもらうってことが
何より難しいことだなと思っていて
それはチームがスケールしたりするにつれ
やっぱりいろんな価値観の方がいらっしゃると思うので
その中でこの行動規範を維持したり
あとは新しく入ってきた方がそこに貢献したいと思っても
キャッチアップしていくハードルが高くなるってことは容易に考えられる
TENXもそこは大きい問題だなと思っていて
これらを取り除いていくための取り組み
要は良い管理に当たっての取り組みっていうのを
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絶えずし続けるってところが必要性も高いし
単純にオープンさを維持していく難しさの要因かなと思っています
けど僕らとしてはやっぱりオープンであることを貫きたいっていうのを
バリューでも明示しているので
こういった中で定義していったものを
全体で一緒に歩幅を合わせながら取り組んでいけるといいなってのが
今考えていることです
僕が考えたものはこんなところなんですけど
最後に参考になるなと思ったのは
GitLabっていうウクライナの会社らしくて
今大変だなと思いつつ
GitLabのハンドブックっていうのが出てて
これはすごく外部に公開されているドキュメントなんですけど
彼らがどういうふうに内部の文化を作っているか
例えばチャットツールに書き込まれたものは
要はストックじゃないので
一定時間すると必ず消えますみたいな組織仕様を入れてたりするんですよね
こういった工夫が本当に素晴らしいなと思っていて
全てできるものではないにしろ
かなり参考になる部分があるので
オープンさみたいなものに共感を持った方は
ぜひ見てみるといいかなというふうに思いました
最後10Xね
ここまで書いてるんですけど
かなりみんなこれに対する感度が高くて
やっぱり情報をどう扱うかってことが
自分たちの生産性にものすごい直結してるってことを実感してくれてたり
そこに対してどう貢献しようかってのを
すごい積極的に提示してくれるメンバーが
めちゃくちゃ多いことに心強く思っているってのが実態ですね
直近ソフトウェアエンジニアの石田さんとかも
開発に関するタスクとか情報をどう取りまとめていくかってところに
すごいコミットして
ブログとかもよく書かれているので
概要欄に貼っておくのでぜひ読んでみてください
はいということで
今日は今僕がオープンさえついて考えていることを話しました
ぜひ感想とあればよろしくお願いします
それでは
♪~
17:06

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