2021-03-19 14:10

4 美術館の新しい楽しみ方『対話型鑑賞』とは?

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皆さん、美術館は行かれますか?行った事はあるけどイマイチ楽しさが分からない!なんて方も多いのでは…?今回はそんなアナタに是非知ってもらいたい新しい美術館の楽しみ方『対話型鑑賞』をテーマにお話しします。そして二人の1週間の山あり谷ありについてもおしゃべりします。

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こんにちは、山あり谷あり放送室です。 僕が山あり谷ありの山ちゃんです。
僕が山あり谷ありの谷くんです。 この番組は、日々起こる人生の山や谷を2人で面白がりながらお喋りする、そんな放送室です。
というわけで、今週もよろしくお願いいたします。 また1週間振り返るからやろうかな。
はい、やりましょう。 この番組があるおかげで、日曜日までに今週何があったかなとかね、繰り返るんだよね。
それが結構面白くて。 いいね。 今日でも僕はまた早速谷くんの1週間から聞きたい。
あのね、前回ね、第2回目の放送で収録時の設定のことを話したじゃん。 環境とか。またね、編集作業をして新たな発見がありました。
お、聞かせて聞かせて。 1回目、僕の音質がめちゃくちゃ悪くて。
で、2回目の収録の時改善して、山ちゃん聞いてくれたと思うんだけど、だいぶ僕の声が良くなってるでしょ? そうなの。谷くんの声がいいの。
でしょ?ようやく普通になったでしょ? とってもいいよ。 そう、2回目の時にね、この僕の環境、
録っている環境がめちゃくちゃ悪いっていうことをね、話したんですけど、なんともっとすごいことに気づきまして。
何ですか?その秘技みたいなやつ、それ。 実はですね、マイク通してなかった。 え、どういうこと?
第1回目。 どういうこと?このでっかい存在感のこのマイク。 目の前に置いてるじゃん。
なんとここから僕の声を拾っていなかった。 どこから拾っていたんですか、それ。
その目の前に僕デスクトップ、でっかい画面があるじゃない、パソコン。 その内蔵マイクで拾っていたっていうのが発覚しました。
なんですか、それ。 マイク意味なかったじゃないですか、それ。存在感だけでかいけど、ただと。
でね、これはね、また学びですね、気づきで。 学んだのが、僕ね、グラフィックデザイナーとかやってるんだけど、
パソコン機器とかオーディオ機器とかそういうなんかいわゆるマシンに弱くて。 あ、そうなの? そう。あんまり知識ないのね。
で、パソコンのこのiMacを使ってんだけど、 システム環境設定で音量とか変えれるとこあるじゃん。
インプットとアウトプットを僕はね、反対に考えてた。 あー、インとアウト。コードとかでありがちなやつね。
そう、正しいのはiMacの設定のインプットをね、 あの、ブルーのイエティっていうマイクにしないといけないんだけど、僕はそこをね、内蔵マイクに設定していたと。
なるほどですね。あるあるですね、きっとね。 アウトプット、インプットをね、僕はごっちゃにしていて、僕が話す声を収録するから、僕の口から出ていくからアウトプットだと思ったのね。
でも違うと、これはiMacからしたら、 あなたの声が私に入ってくるっていうインプットだろうと。
それを気づき、ちょっとね、僕はこの件を通してね、ちょっと感じたことがありました。 なんですか、また深い哲学的な話なんですか、これ。
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あのね、なんでも自分中心に考えんなと。 お前からしたらお前の口からアウトしてるけど、私iMacからしたらお前の声は私にインしてるんだと。
相手の立場になって考えなさいっていうのを学びました。 なんということでしょう。この件からそんなに深い自分の反省にも似た思いを持ったわけですね。 そうなんですね。
それはね、高校生の時のあなたに聞かせてあげたいね。 本当にそうだね。 もっと早く。
本当に、いや、2、3年前までそうだったかもね。 気づくのがちょっと遅いね。このマイクの件で気づいたか。
ヤマちゃんとポッドキャストを始めてよかったなと。 そうですね。これからの谷君に期待ですね、これ。どう変わっていくのか。
マイクロフォンが僕を変えてくれるかもしれないっていうね、期待を抱いてポッドキャストを継続していきます。 頑張っていきましょう。こんなじゃあ谷君の変化も僕は楽しみにしてますね。
遅くなりましたが、高校の時気づいたらよかったですね。 そうですよ。いくつ振り回されてきたか。
また谷君との高校のエピソードはですね、折に触れてたくさん紹介していきたいと思うので、お楽しみに。 よろしくお願いします。
まだ撮っとこう。 僕の今週はですね、水曜日の夜にインスタライブで一番最初の職場の後輩と何かをやろうっていうのを
決めて、実は1月から8週連続ぐらいずっとインスタライブをやってきたのね。
その中身は最初に会話型鑑賞っていうのをやってみたいっていう話になって、
その時はラジオ的なことがやりたいねって話からその子が一緒にやりましょうって言ってくれたんだけど、
もともとなんかね、その一緒にやってる友達はインスタのアカウントにマレーシアとかインドネシアとか海外の友達もたくさん繋がってるから、
その子たちも一緒に見てくれるからインスタでやりましょうみたいになって、 インスタでやるからには画面がやっぱり見えてるからこそやる意味があるのがいいよねって話になって、
そこでたどり着いたのがインスタライブで対話型鑑賞をやるってやつなんですね。 対話型鑑賞?
そう、そこ分かんないでしょ。 対話型鑑賞ってね、僕もね、図工の先生になって初めて知ったんだけど、美術館とか学生の時もたまに行ってたんだけど、タニック行く?美術館とか。
最近行くね、最近になって。 写真も撮るしね、タニックで。
俺正直ね、学生の時にね、美術館に行ってたのはね、なんか建物がかっこいいっていう理由と、なんかそれっぽい感じになれるっていうかなんか。
それ下心あるじゃん。 そう、そんな感じで勝手に自己満っぽい感じ。なんか、俺美術館に来てる、俺ちょっとイケてんじゃないかなみたいな。
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それはでも正直な意見だと思う。 でしょ? 僕も入り口はそうだったよ。
で、絵とか全然わかんないわけよ。なんだこりゃみたいな。現代アートとかわけわかんないし、古典派の絵とかもさ、綺麗だなあぐらいで全然わかんないみたいな感じだったんですけど、
これはね、僕が授業として絵画と関わるようになって全然発想が違うことに気づいて、もちろんその歴史的な背景とか、その画家の老いたちとかを知った上で絵を見るっていうスタイルが別にないわけではないんだけども、
子どもたちと絵を出会わせるときには、なんか絵を通じて会話をするの。 例えば、あの、モネのハスの花の絵とかがたくさんあるじゃない?
あれも、あの絵を見るときに、モネの老いたちとか、モネってどんな人だったとか、そういう技法を使ってんだとか全然抜きにして、この絵には何が書いてありますかっていう質問を一個だけ子どもたちにするの。
そうするとたくさんね、こう葉っぱがあるとか、これ湖だとか、これ花が咲いてるとか、これハスの花だと知ってる人がいたり、なんか朝顔だとか、なんか結構いろんなことたくさん言ってくれるの。
で、それを拾っていって、どこからそう見えるの?っていうと、この色がとか、ここの形がとか、そこから僕はこう感じたんだということを引き出しながら会話をしていくのね。
例えばそうすると、あそこがなんか魚っぽく見えるみたいな。
それを誰かが言うとすると、全然本当は多分モネの絵的に魚はいない絵だったとしても、なんか魚に見えてきたりするのよ。
ふわーっとこうなんか解像度が上がってくる。周りの人もみんなね。
そうするとね、すっごく面白いの。
で、それを僕も楽しくなったので、今回インスタでやってみた。
で、8週間かけていろいろ試したんだけど、漫画の一コマ鑑賞っていうのやってみて。
おー面白そう。
そう、例えばスラムダンクの一コマでじっくり見てみると、なんかこの汗ひとつであるかないかで焦り感が変わるとか、なんかね気づいたり。
あとね、先週はね、漫画屋から離れて見てくれた方にカレー屋さんの人がいて、そのお店のカレーメニューを写真で見てどんな味かを想像するっていうのを語るみたいなのをやって。
すごいね。
それもね、すごい面白かった。
これ何だろうこれみたいな、なんか鍋みたいみたいな、もつ煮みたいなんだけどみたいなのを勝手に、どこからとか言って、これ大根っぽくない?とかさ。
すごいね、なんかめちゃくちゃ深いことやってるね。
これがね、なんかね、結構気楽にできておすすめです、これ。
でもラジオだと難しいんだけどね。
あの、それはさ、何?それを授業に取り入れてるってこと?
そうそうそう、それね、学校の授業でも、まあちょっとカレー鑑賞は授業になるかよくわかんないんだけど。
そう、絵画の鑑賞とか、あとね、写真でも結構できるんだよね。
それね、俺めちゃくちゃすごい素晴らしい考えだと思う。
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考えっていうか、子供たちにとって本当にやるべき、やってほしい授業ですよね。
そうなんですよ。でもこれ大人にも本当有効で、なんかほら、答えを探すじゃない?大人は。
でもそこの絵画には確かにその作者の思いとか考えがあるかもしれないけど、
基本どう捉えてもいいっていう、そこの答えを探るんじゃなくて、
自分の感性を解放するというか、なんか想像力をこう解きほぐすじゃないけど、
そういうことが目的あるんだよみたいなことを言うと、やっぱ絵の見方が全然変わってくるんだよね。
すごい良いと思う。本当にね、何だろう、僕はグラフィックデザイナーやってるじゃない?
なんで、なんかね、そういうふうに、例えば満員電車、朝の通勤ラッシュで、
中摺広告とかさ、広告めちゃくちゃあるじゃん。あれって本当人によって見方が全然違って、
あいつまた不倫したよとかそう見る人もいれば、例えば俺とか職業病入ってきて、
あそことあそこの文字、俺ちょっともうちょっと冷たいなとか、あのフォントいいなとか、
あ、こういう吹き出し使うと人の目線って目行くんだとか、なんか多分一人一人同じものの見方、見る角度違うと思うから、
なんかね、それはね、僕クリエイティブに世界に入って、ちょっと面白いなと思って。
いいよね。あれかも、今思ったんだけどさ、なんかすげえ有名な何かをネタに、
ヤマトタニーのこの二人でも、声だけでもなんかいけるかもね。
いいと思う。それは面白いし、すごい膨らむと思う。いろんな企画というか、発想。
ちょっとやってみたいなと思った。
ほら、なんかね、面白く話じゃなくてごめんね、これね。
いや、いい、めちゃくちゃいい話できるよ。
いや、ちょっとこういうなんか、僕も好きだからね、芸術とかクリエイティブ。
いいよね。ここでもね、そんなのができたら嬉しいです。
あとはね、僕その話を聞いてて思ったのが、写真とか言ったじゃん。
うん。
で、僕はあの写真もハマって、あのいろいろ、まあ独学だよね、全部。
学校も通わずに、ただ興味本位から、こうしたらどうなる、ああしたらどうなるってなって、ハマってて、
なんかせっかくインターネットある時代だし、便利な時代だから、別に俺アメリカ住んでるけど、ヨーロッパのコンテストとか応募してもいいんだなと思って、
ヨーロッパとかコンテストやってるうちに入賞とかして、なんか展示会とか参加したりとか、そんな感じで、写真に関してはね、ほんと楽しくやりたいんで、
お金稼ぎじゃなくて、ほんと趣味として、作品作りとしてやってんだけど、写真にハマった理由がね、結構そこに通じてて、
へー。
写真ってさ、当たり前だけど静止画だから動かないじゃん。
うん。
でもなんか、いい写真だなとか、うわこれすげえいいなって思うのって、止まってる絵なのにめちゃくちゃストーリーが見えない。
ストーリーね。
なんか想像させる?
うんうん。
それがほんといい作品って言われてる理由が、ちょっと最近わかってきてる。
へー。
俺ね、ほんとさ、写真をさ学んでないからさ、自分で考えないといけないのよ。
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うんうん。
なんで俺はこのコンテスト落ちて、この写真が受かってんだろうっていうのを、自分なりに考えるのよ。
優先者の作品見て。
うんうんうん。
そう、だからそういう時に俺結構使ってる。
確かにこの人の写真見た後俺の見たら、なんにもストーリーないなとか。
へー。
あ、じゃあちょっと次回、谷くんが好きな写真とかちょっと紹介してほしい。
えっと、ヌード写真以外。
うん、そう、そういうんじゃない。
そういうんじゃない。
汚くなったね急に今、一言で。
内容汚くなったよ。
あー。
ほら、自分中心に考えちゃいけないってさっき言ってたでしょ。
ほんとそうだよね、そうだね。
すぐ忘れる、これがね、人間の愚かなところです。
たくさん出てくるでしょ、これからの愚かなところ。
出ます。
はい。
ほんとにね、客観的な自分を見て。
うん。
いやでもそれ、ほんとなんかやりたいね、これで。
うん、やろう。
僕らに落とし込んで。
やりましょう。
はい、そんな今日はきっかけが何か掴めたような回になりましたかね。
そうですね。
ね、こういうちょっと教育とかアートとかクリエイティブ系をね、僕らのフィールドでもあるんで。
そうですね。
いろいろね、話していきたいですね。
はいはいはい、でもなんかあのあれなんですよ。
やっぱ今まで谷君とそんなに深い話とかもしつつも、基本こうなんか身のない話をしてた間柄としては、なんかくすぐったくもあるんですけど。
でも面白い、なんかほんとにこう真剣にこういう話ができるのもまた、僕はとても楽しみにしております。
そうだね。
いつもね、仲間とワイワイね、なんか大人数で飲み会ってなるとどうしてもなんか正面的なバカげた話して終わっちゃうからね。
そうだね。
またね、谷君とは会話にならないんですよ、これがね。
そうなの。
ほんとはだからこう一対一で向き合って話すと、ほんと政治とか経済の話ばっかりだからね。
ほんとかな。
楽しみにしております。
はい、というわけで今週もありがとうございました。
ありがとうございました。
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