アトピー性皮膚炎の腸内環境への影響
では続いての質問ですけれども、アトピー性皮膚炎の方からの質問だと思いますが、アトピー性皮膚炎にも腸内環境は影響しますか?というご質問が来ています。どうですか?
特にアトピー性皮膚炎は、まさに免疫のところがすごくダイレクトに影響するので、もちろん肌の状態のところでいくとすごく乾燥していますし、バリア機能が失われていますし、
フィラグリンのところの話というのはよく出てくるんですけれども、そこに対してどうバリアを保ってあげるかというのは基本は皮膚科さんでやられるでしょうし、
炎症をどう下げるかでステロイドというのは絶対あるんですけれども、やっぱりそこをプラスアルファ、特徴としてあるのは免疫の話なので、
まずは腸内の方のTレグとか、ああいうアレルギーに関わるところを腸内環境を整えることによって変わると。
ですから、
エビデンスレベルがすごいマックスかと言われると、これすれば絶対治るとかというレベルのちょっと下ですけど、そのレベル感であれば、
いわゆる腸内のところにプロバイオティクスをかますことによって、アトピーゼフェの症状が収まるみたいなのはダブルブラインドといって、
ちゃんとどの人に何を出したか分からなくするという、結構エビデンスレベルが高いところで結構いろいろ出ているので、その観点でやっぱり腸内環境を改善することによって、
免疫が調整されて、アトピーが改善しやすくなるというのがまず1点あるのかなと。
で、もう1個は、アトピーゼフェに関しては、肌の菌のバランスの中でいくと黄色ブドウ球菌っていう、
やっぱりそのいわゆるザ悪玉菌みたいなのが増えやすくなって、肌のこのpH、酸性アルカリ性みたいなのがアルカリ側にいってるっていうのがあるので、
そういう方は特に化粧品を使うときに、なかなかその化粧品がpH何で作られているかは裏見ても書いてないんですけど、
できれば、やっぱりその、
弱酸性側のものを使っていただいて、
多分その菌バランスがそっち側に行かないように。
結構この肌の醸剤菌って、pHが1変わるだけで、要するにちょっと中性側に行くだけで、
もう元気に毒素を出すように、環境的になっちゃうんですよね。
だからやっぱりその、
何かのCMで弱酸性なんちゃらみたいなのもありますけれども、
で、あの時は、そんなに弱酸性が大事なのと。
そういう話だったんですよ。
だけど、菌に観点ではですね。
めちゃめちゃ大事なんですね。
めっちゃ重要。
環境が。
なるほどね。
免疫と菌のバランスの重要性
このアトピー腺皮膚炎なんかもそうですけど、
慢性炎症ですね。
いろんなものに対する炎症に対しては腸内環境ってね、
結構やっぱり関わってるし、それこそ抗原病の話じゃないですけど、
やっぱこう体の、
本来この僕らの体がやっぱり菌とバランスをとって生きてるから、
そういう意味でこの炎症を、
起こしたくないけど敵をやっつけなきゃいけないって、
すごい矛盾を抱えてるところだから、
それに対しても、結構だから腸内環境はね、
むちゃくちゃ作用してて、
それこそ免疫でいうとあれですもんね、今、
腸ってこの消化管全体が免疫でいうと、
もう中枢に近いぐらいね、
いろんな仕事してますもんね。
おっしゃる通り、おっしゃる通りです。
だからまぁあの、
治るわけではないと思いますけど、
もちろんその腸内環境を整えてもらうっていうのは、
できることかなというところですね。
ありがとうございます。
えーと、
まぁこれもうここでいっちゃおう、先生。
えーとですね、これもですね、
ヒゲが生えるぐらい忙しいランプでございます。
皆さん、お暇がございましたら、
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