2022-10-18 07:28

2021-04-03 - 骨を切っても、目や鼻の手術をしても痛みを感じない人からのご質問【痛みの感じ方。末梢神経と中枢神経のお話】

2021-04-03 - 骨を切っても、目や鼻の手術をしても痛みを感じない人からのご質問【痛みの感じ方。末梢神経と中枢神経のお話】

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はい、続いてのご質問はですね、ムーミンさんという方からのご質問をいただいています。
こんにちは。
こんにちは。
私は今までたくさんの成長をしているのですが、ダウンタイムに痛かったためしかないです。
コツキの手術をした時にも、病院から痛かったら点滴で痛み止めを入れると言われましたが、
全くと言っていいほど痛くなかったので、痛み止めを使いませんでした。
もちろん、目の手術、鼻の手術も痛みを感じません。
友人は同じ成長をしても、ダウンタイム中ずっと痛みと戦っているので、
痛みを感じる人と感じない人の違いが何かあるのではないかと思いました。
ぜひ教えてください。というご質問をいただいています。
ムーミンさん、ご質問ありがとうございます。
いや、むっちゃ面白いですよね。
これ面白いというのは、ファニーじゃないです。インテリスティングですね。
興味深いですよね、って話。
これね、面白いことにですね、
痛みの感じ方って本当に人によって違うんですよ。
同じ刺激でもですね、むっちゃ痛いよーって言っている人と、
もう全然平気って言っている人がいるんですよね。
我慢比べじゃないですけど、
例えば足の裏をですね、壺押し、ここここみたいなやつで歩いていても、
全然平気って言っている人と、もう痛い痛い痛いって言う人があったりしますよね。
あれと同じで、
実はですね、この痛みを感じるっていうのは2つ要素があるわけですね。
1つは痛みを感じるセンサーの問題。
このセンサーがすごく過敏かどうか。
要するにこれ神経なんですね。
麻痺神経ってやつなんですけども、
もう1つの方が中枢神経、痛みを感じる脳の方。
で、この2つ、大きく分けるとですね、
痛みを感じるためには機能があるんですけども、
麻痺神経のこっちの方はですね、いわゆるニューロンというですね、
神経を刺激して伝わっていく神経伝達物質というのがあってですね、
ニューロンというのを神経、感覚神経ですね、
この神経を伝って電動されていくんですけど、
ニューロンにもですね、発火しやすいもの、
発火って言うのはスパイクって言ってですね、
刺激をすると電極がピーンって跳ねるんですけど、
例えばグッと押したときに、
押されてるなっていう触圧覚っていうのを感じるっていうのがあるんですけど、
これをどの圧で感じますかって言ったときに、
この神経がある一定の圧になるとピンって反応するみたいな、
ピンって電気のシェイプですよ、イメージね。
これが反応しやすいのと反応しにくいのがあるんですよ。
ただ、生物である以上ですね、
この反応のしやすさっていうのがむちゃくちゃさがあるかというと、
そんなに差はないんですよね。
実は抹消神経をちゃんと感じてますよと。
極端な話ですね、
抹消神経が全く機能してない状態、
これがいわゆる極小麻酔の状態ですよね。
お薬で神経の電動をストップします、みたいな状態。
これは無痛の状態になるわけですけども、これは異常です。
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この状態になるとやっぱり怪我をしやすくなったりとか、
生物学的に不利が多いので、そんなことは普通はないわけです。
なので、むしろ抹消神経側の感覚が鈍感なの、敏感なのという話よりも、
むしろもうちょっと先の中枢神経側、
さっき言った抹消と中枢、こっちの方ですね、
ここに伝わっていく途中、ここに秘密があるんですね。
やっぱり伝わってきた電動をどういうふうに解釈するのというところが、
例えば1の刺激が入ってきて、1やなって思う脳みその反応と、
これが1入ってきた時に100くらい反応するような反応があるわけです。
ここに作用するのは、いわゆる中枢神経型の鎮痛や麻薬とかなんですよ。
で、極小麻酔は要はこっち側を止めるやつでしょ。
中枢神経側の麻薬、モルヒネとかがんの糖通とかでモルヒネ系を使ったりするんですけど、
手術中もフェンタニルというのを使ったりとか、
他にも今は超短時間作用型の中枢神経作用薬という麻薬の薬を使ったりするんですよ。
こういうのを使うと、刺激が入ってきてるんだけど脳みその方でブロックするというかですね、
これを伝わりにくくするという作用があるんですね。
なので、麻症側の中枢神経側のコントローラーというのが痛みを感じるという時にすごく重要になってきてですね、
実は痛みをなるだけ感じにくくしてあげようと思うと、
愛情のある麻酔というのは麻症神経の刺激の部分を止めますし、
中枢神経の感じる部分も止めますし、こういう風に全体のバランスを見ながら麻酔というのは調整していくんですね。
ここで元々のムーミンさんのご質問に戻りますと、
ムーミンさんの場合は別に麻酔を受けているわけではないんだけど、痛みを感じにくいという方でですね、
おそらく麻症神経が全然機能していないという神経障害ではないとは思います。
ムーミンさん、もしですね、例えばですね、糖尿病とかがベースにあったりすると麻症神経障害というのを起こすんですよ。
例えばですね、お湯の温度がわからなくなったりとか、怪我をしているのに痛みがわからなくなったり、
この麻症神経障害というのがあって痛みを感じることができなくなるよというのが麻症神経がおばかになっちゃっている。
ムーミンさんがもし全然健康な方で何ら病気をしていない方だとすると、これはやっぱり考えにくいですね。
こっちはもう病気だから。
で、むしろこっちの方、その痛み刺激は入ってきているんだけど、それをむっちゃ痛いとか感じないねっていう風な中枢神経側に関しては、
脳みそなんてもう宇宙です。
脳みそは宇宙です。
未だにまだ全部わかっていない。
要するに脳みそは本当に人によって全然変わりますし、何だったらトレーニングもできると言われています。
だからよくヨガの大仙人みたいな人が出てきて、
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密閉された部屋でマイナス30度でパンツ一丁で居るみたいな、
普通の精神状態ではありえないんですけど、脳みそを特殊な状態に置くことによって、それでも生きながら得るというのができるみたいですね。
なので、おそらくムーニンスさんは、この抹消神経だけでなくて、宇宙の脳みそ側が何かしら痛みに関して強い構造を持っているんだろうなというふうに思います。
なので、逆に言うとですね、皆さん、これ今話を聞いている方は皆さんですね、
ここが大事なのは、人によって痛みの感じ方が違うんだよということを知っておかないといけないんです。
誰々がめっちゃ痛い、誰々が痛くないって言ったからって、私が痛いか痛くないか何の参考にもなってないわけですね。
例えばワクチン接種の注射物理っていうのは、もうめっちゃ痛いもの知るっていう人もいれば、そーんって人もいるわけで。
ということで、痛みの感覚というのは本当に全然違いますよと。
その違いに関しては、末小神経側の違いと中小神経側の違いっていうのがあるんですよっていうふうなお話を今日させてもらいました。
のんびきさん、参考にしてみてください。以上です。
じゃあね。See you.
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