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続きまして、阿弥さんからのご質問です。
下の歯茎の、この歯の付いている根元ですね、この部分が出っ張っていて、しかも唇の下にすでに線が出てしまいます。これを手術で治すことができますか、というご質問を頂いています。ご質問ありがとうございます、阿弥さん。
まず、口元の出っ張りとか、この変な線が出ちゃうよとか、この唇をめくった時に、この歯茎の根元の部分ですね、歯の根っこの部分がボコッと出ているようなんていう方の場合は、まず一番最初にやるべきは、やっぱりですね、CTなりレントゲンなりで、歯と骨の関係を調べないといけません。
あんまり聞いたことないですよね、歯と骨の関係。太陽と月みたいな感じなんですけど、
実は、今、現代においてですね、歯の役割っていうのが、どんどん機能を失ってきているっていうのがですね、人類史的なところでいきますと、問題になっています。
話が壮大になってきましたね。
どういうことかといいますと、歯の大きさそのものはあんまり変わってない。
歯の大きさは変わってないんですけど、顎がですね、どんどんどんどん体縮でちっちゃくなっていったんですよ。
で、昔、それこそですね、インスタグラムの投稿なんかでは挙げてますけども、ゴリラの時の骨格とかですね、何だったら馬の骨格の話なんかもしてますけど、
類人猿ですね、かつての人間の前の状態のアウストラルピテコスとかですね、なんちゃらゲンチンみたいな人たちっていうのは、めちゃめちゃ歯も顎もでかかったんです。
だから口ごぼうが普通みたいな。
これは歯も骨もでかかったんですけど、このホモサピエンスになりまして、私たちは固いものをですね、わざわざ頑張って噛む必要がなくなってきたんですよね。
調理をしてですね、柔らかくするし、あんま噛まなくてもよくなってきた。
で、例えばおじいちゃんおばあちゃんの世代よりも、今のこの令和の世代の子たちの方が顎がどんどんちっちゃくなってきてて、何が起きてるかというと、歯と骨のサイズがギャップが出てきちゃってるんですね。
ディスクレバー神経が出てきて。
ディスクレバー神経が出てきてしまってると。
なのでこのせいで、歯がですね、骨に対してでかすぎて、歯茎の根元なんかもボコッと出てしまってるというのがあって、これはレントゲンと言って一発でわかります。
そういう場合には基本的にやるべきことというのは、いわゆる抜歯矯正ですね。
歯を抜いて、歯の大きさ分を減らして骨に合わせないといけないと。
こういうことをしないといけない可能性があります。
もちろん治療の時間を短くするために歯を抜いて、直接骨を切って動かすという治療もありますが、それにしてもまた矯正が必要になってくるので、
そういう方はですね、矯正歯科にまず行ってチェックをしてもらうのも一つ。
骨をやっている美容外科に行くのも一つ。
一つ気をつけないといけないのが、矯正歯科に行きますと、大体ですね、歯を抜いて矯正をするということを勧められます。
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勧められると、なんかそれで良くなるのかなと思うんですけど、顔が意外とビヨーンと伸びてしまって、可愛くなくなってんけどみたいなことも起こる可能性があるので、
お顔の見た目が気になっている方の場合は必ず美容外科の方に受診してみてください。
で、できればあんまり暇そうな美容外科じゃなくて、忙しいところに行ってくださいね。
でないと、自分のところで手術をすることはまず勧められてしまいますから。
なので、まずその歯と骨の大きさのバランスを見比べて、その適切な歯の大きさ、骨の大きさに調整をすると、先ほど言ってたこういうラインとかも勝手に良くなりますので、
その上で顔をね、長さどうするのとか、角度どうするのみたいな話はありますけども。
ということで、歯と骨の区形ですね。これをですね、まず評価をしてもらうというのが一番。
かなと思います。ご参考にしてみてください。じゃあねー。
See you.
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