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伊藤謙三
皆さんこんにちは、ライターのホンネです。 悩めるライターの疑問や不安を解消すべく、現役の編集者ライターがホンネで語り合うポッドキャストです。
西東美智子
株式会社YOSCA編集者の伊藤謙三です。 フリーライターの西東美智子です。
伊藤謙三
本日のテーマはこちら、ライターのカバンの中身。
西東美智子
はい、なんかね、あのYouTuberとかインフルエンサーの人のカバンの中身みたいな感じの切り口ですけど、
ちょっとそんな感じで、私たち普段カバンのバッグの中に何入れてるかなみたいな、もちろんお財布だとかね、ライターだったらPCだとか、
そういうのって当然入れてると思うんですけど、
ちょっとあえて選んで入れてるものみたいなのを話せたら、もしかするとお互いにちょっと面白いね、いいかもね、見つかるかもなと思って話してみようと思った回でございます。
伊藤謙三
ありがとうございます。いいですね。カバンの中身気になりますよね。
普通に僕もいろんなね、YouTubeとかでいろんなデザイナーさんとかいろんな職業の人のカバンの中身気になるわけですけれども、
ライターさん何持ってるんですかね。PCとかはね、だいぶ入ってるかなと思うんですけど、
それ以外ね、じゃあ何持ってるのとか、これあったら便利だよなみたいなのが知れたらいいなと思ってます。
そんな話ができたらいいですね。
はい、この番組はプロライターの思考力が身につくオンラインスクールあなたのライターキャリア講座のサポートでお送りしています。
ライターの骨第197回です。よろしくお願いします。
西東美智子
はい、お願いします。
伊藤謙三
今回はライターのカバンの中身というわけですけれども、
我々的にはあれですね、斉藤さんのカバンの中身ですね。
どんなもの持ってるのっていうのをいろいろ聞いてみようかなと思います。
西東美智子
主にだから、仕事で出かけるときのバッグの中身ってことだよね。
伊藤謙三
そうですね。インタビューとか取材とかするときをイメージしてますね、なんとなくね。
西東美智子
そうですよね。まず、さっきも冒頭で言ったけど、
多分普通に女性のライターだったら多く持ち歩いてるもの、基本持ち歩いてるようなものってあるじゃないですか。
例えば普通にライターだったらさ、だいたいPCとか、それに伴って充電器とかその辺は持ってるだろうし、
普通に財布?財布はまださすがに持つと思うし、キャッシュで進んでるとはいえ。
女性だったらポーチはどうしても持ってると思うんだよな。化粧直したりとかするっていうので。
だからその辺以外で話していこうかなと。
伊藤謙三
逆に今言ったもので事足りますもんね、正直言うとね。
西東美智子
まあそうかもね。
伊藤謙三
聞いてみたいと思います。
西東美智子
まずね、これは前ラジオどこかで話したことあるかもしれないですけど、私は万年筆ですね。
私の取材のスタイルが、よく言ってるかもしれないですけど、手元で取材するときに自分が質問するための質問項目とかがあるじゃないですか。
あとちょっと取材相手の資料とかっていうのはPCで見てるんですよ。
手元はノートでメモするっていうような感じにしてるんですよ。
タイピングよりもノーシでメモできるからそうしてるんだけど、それをボールペンじゃなくて、
あれいつからだ?もう半年前くらいからですかね、万年筆。
伊藤謙三
以前おっしゃってましたね、万年筆使ってるって。
西東美智子
別にそんなにお高いのじゃないんですよ。無印のアルミ万年筆みたいなメタリックな感じのやつなんです。
だから一回万年筆使い始めると快適なんだよね。スルスルスルって書けちゃうとか。
私って筆圧が元々結構強い方なんですよ。
ボールペンって筆圧強いと疲れるんだよね。
伊藤謙三
ちょっとわかるかもしれない。僕もそっち寄りなんでわかります。
西東美智子
別にジェルインクのさらさら書けるボールペンにしてもいいんだけど、かっこつけたいみたいなところもあってさ。
ちょうど万年筆必要かなと思ったんですよ。
あとプライベートで小説とかも書いてるから、なんかいいじゃん、物書きっぽくてさ。
伊藤謙三
かっこいいですよ。しかもこの話題の最終に出てくるものが万年筆って。
西東美智子
マジかみたいなね。そうですよね。
そうやったら、万年筆で力入れて書こうとすると折れちゃったりとかよくないから、力入れなくて書かざるを得ない。
ほんとにスラスラスラスラみたいな感じで書けちゃって。めちゃくちゃ快適。
伊藤謙三
しかも取材対象者からしても、この方万年筆すごいみたいな、ある種の信頼感みたいなのが生まれそうですよね。
西東美智子
そうなんかな。でも字が汚くて誤魔化せるとかもあるからね、万年筆。
伊藤謙三
確かに。ちょっとおしゃれに引きたいみたいなノリですよね。
西東美智子
どうなんだろうかね。そういう感じでまず1個、万年筆は愛に入れてるものですからね。
あとはそうですね、もう1個取材のときに持っていくものとして、頭痛薬、バファリンとかロキソニンとか、あれはいるんですよ。
頭痛薬とか飲みます?けんぞ。
伊藤謙三
いや全く飲まないですよ。
西東美智子
本当に肩こりとか、私目の疲れひどくて首こりとかすぐ頭痛になるんだけど、ならないですか?
伊藤謙三
なってんのかな、もしかしたら。筆薬を飲むっていう選択肢を持ったことがなくて。
西東美智子
そうなんですね。
伊藤謙三
ないですよね、だからね。
西東美智子
なんかね、しかもさ、取材の帰りに頭痛ひどくなること。これってもうなんとなくわかってるんですけど、荷物重いんですよ、取材帰りって。
例えば撮影もあるようなやつだと、さっきも言ったPCとかも入って一眼レフが重いと。
あと取材先でね、だいたいね、ペットボトルのお茶とかお水いただく。
いただけるね、どうぞと。
どうもあざすみたいな感じでいただくでしょ。
あと資料も結構時々分厚くいただいたりするんで。
あとは、なかなか家から外に出ることが在宅ワークだからないので、取材の帰りになんかちょっと買い物するか街でとかすると、
伊藤謙三
どんどんどんどん荷物が重くなってて、肩が凝って、すごい頭痛ってことが結構あるんですよ。
西東美智子
それでほんとしんどくなっちゃうんで、通訳はね、持つようにしてます。
伊藤謙三
じゃあそれ以外では頭痛にならないんですか、ある種肩こりとか疲れによる頭痛じゃないですか。
西東美智子
あ、そうですね。
伊藤謙三
例えばね、気候とかによる頭痛とかではないんですよね。
西東美智子
気圧の頭痛はまた痛みが違うんだよね。
気圧の頭痛はなんとなく重いというかだるい感じになって、それはそれで別の漢方みたいなのもあるじゃん。
テイラックみたいな、ああいうのを家で飲んでて、目の疲れとか肩こりとかだと結構ズキズキするというか、
全頭痛系の頭痛だったりして、違いわかるんで。
伊藤謙三
なるほどね。じゃあこれはあくまで重い荷物を持ったとかね、それこそいろいろちょっと疲れた上で重い荷物を持ったときに起こるものへの対処として持ってるわけですね。
西東美智子
そうそうそう。緊張性頭痛とかっていうのもあって、やっぱり取材の時にグッと緊張して力が背中とか入ったらそれで頭痛になったりするらしいんだよね。
それもあっているかなって感じ。
伊藤謙三
確かにだって、アリスのインタビューとかやった日は、斎藤さんにその1日もぐったり疲れるみたいな。
そうなのよ。
多分それですよね、きっとね。
西東美智子
そうそうそう。それそれそれそれ。
伊藤謙三
それの対処法としての図訳って感じですよね。
西東美智子
うん。
伊藤謙三
なるほど。
西東美智子
はい。他いきますか。どうかな。本当に細々上げていくと色々あるんですけど。
これも前ラジオで話したかな。ミンティアはね、私必ず持つようにしてますね。スッとするやつ。
で、これも理由があって、私は外に取材行くときにラーメン食べるのが割と楽しみにしてるので。
で、取材前にさすがにラーメン食べたら、なんやかんや臭いのよ。油だのニンニクだので。なのでミンティア。
マスクしてたとしても自分がさ、しんどくなるから。
伊藤謙三
確かに確かに。
西東美智子
そうそう。だからそれでミンティアを入れてる。
伊藤謙三
じゃああれなんですね。取材前に食べるんですね、じゃあね。ラーメンとか。
西東美智子
時間帯が。
伊藤謙三
時間によるか。
西東美智子
そうそうそう。っていう時にはね。
伊藤謙三
15時から始まるインタビューだったらお昼ご飯をラーメンにするとか。
西東美智子
うんうん。ありますあります。
伊藤謙三
緊張とかしてそういうの食べられないとかあるのかなと思ったけど、全然ガッツリ食べるんですよ、じゃあね。
西東美智子
全然ないわ。もうなくなりましたね。
伊藤謙三
なるほどね。それやるならミンティア必須ですね。
そうそうそう。
エチケット的にね、ラーメン食べる食べないにしてもね、なんかあってもいいかもしれないですよね、ミンティアみたいな。
西東美智子
ああそうですね。うんうんうん。安心するんでね、なんかそういうの。
そしてもう大丈夫っていう。
うん。
いろいろあるかな。本当にちょっといろいろありすぎる。
じゃあそうですね。じゃあこれそろそろあれかな。私最後にしようかな。
あの、これ夏限定?
もう今さ、この収録する日とかはもうだいぶ涼しくなっちゃって、もう使わなくてもいいかなって感じなんですけど。
夏はね、私はね、センスを入れてます、バッグに。
伊藤謙三
うん。ちょっとなんか文豪みたいですね、ちょっとね。万年筆とセンスを持って。
西東美智子
万年筆とセンスを持ってね。でもその今のけんぞうさんのご意見鋭くて、これもねカッコつけたいから出るかもしれない。
伊藤謙三
ああそうね。しかもね、術訳持ってるみたいな、ちょっと繊細な文豪みたいなね。
西東美智子
発狂しそうなんだけど、なんかそう、特に最近夏、暑いので、やっぱちょっとハンカチでぬぐうだけではしんどいなっていうね、
まあセンスがあるといいんだけど、なんかね、私もうちょっと老害っぽいこと言ってしまうかもしれないんですけど、
まあ普通にハンディファンでいいじゃんっていう話あると思うんですけど。
伊藤謙三
ああ、ちっちゃい扇風機ね。
西東美智子
ちょっとあれは私はちょっと、私には若すぎるというか、ちょっとできないって思っちゃうんだよな。
なんていうかね、だからそれよりもセンスってわかりやすくカッコつけられるからさ。
伊藤謙三
まあまあそうわかりますよ。
西東美智子
ねえもうさ、40前だし、なんか品のあるビジネスファーストを演出できるのでは?みたいなところもある。
伊藤謙三
インタビュー中使います?
西東美智子
それは使わない使わない。
伊藤謙三
センスはさすがに?
西東美智子
それは将棋みたいにさ、持ってた。
伊藤謙三
めちゃめちゃすごいなと思っちゃって、それ今イメージしたら。
西東美智子
あとね、センスが、あれなんですよ、夫がプレゼントしてくれたものなんですよ。
伊藤謙三
おお、なるほど。
西東美智子
そうそう、なんかね、夫が結構若い頃ずっと京都に10年ぐらいいたとかってこともあって、
結構京都行ったり来たりしてるんで、それでお土産に京都のセンスをね、買ってきてくれたことがあって、
それも柄もちょっと変わってて、なんかすごい、昔戦前大正時代によく描かれてた猫のね、かわいい。
ちょっとついてるのがあって、レトロなんだけど、かわいいけどレトロみたいな感じで、すごく変わった。
伊藤謙三
猫も好きだし、そういう話のネタにもなるかなと思って持ってます。
なんか今聞いた感じ、結構小っちゃい小物ですね、全体的に。
小っちゃいものを持ってて、かなりこう、なんだろう、ミニマリスト寄りな風に聞こえたんですけど、そうでもないんですか、これは。
西東美智子
向井 ないよ、そんなことないでしょ。これ細々としたものたくさん持ち歩くからですよ、ミニマリスト多分。
伊藤謙三
そっか、とはいえね、最低限のものかなみたいにちょっと思っちゃったんですけど。
西東美智子
向井 えー、ちなみにけんぞうさんどうですか、ライターのっていうのはないかもしれないですけど、あえて入れてるものとか。
伊藤謙三
けんぞう 僕は本当に荷物めちゃめちゃ少ないタイプなんで、PCと、あってモバイルバッテリーとかかな。
西東美智子
向井 なるほどね。
伊藤謙三
けんぞう もうのみですね。
西東美智子
向井 ミニマリストじゃん、それが。
伊藤謙三
けんぞう 最近もうね、普段財布も持ち歩かなくなって、スマホで全部いけるわってことで。
けんぞう なので、スマホと家の鍵のみみたいな生活をしてて。
けんぞう そうするとスマホの電池切れたりいろいろ終わるので、ちょっと遠出するときはモバイルバッテリーを持ってみたいな感じですね。
けんぞう それが基本装備で、たまに財布も持ってるけど。
けんぞう お仕事とかするにしても、結局PCありゃ全部なんとかなるわと。
西東美智子
向井 そうね。
伊藤謙三
けんぞう っていう感じなので、もうそれ以外あんま持ってないな。
けんぞう 確かミンティアとか入ってるかもしれないですね、勝手に。
向井 ああ勝手に。
西東美智子
けんぞう あんま意識してないですけど。
伊藤謙三
けんぞう あと水筒確かに持ってますね、水筒。
西東美智子
向井 そうだ、はいはいはい。水筒ってどういうやつ?
伊藤謙三
けんぞう 無印良品の透明なボトル、プラスチックのボトル。掘れとかなんもないやつ。
西東美智子
向井 で、水を無印で入れられるやつか。
西東美智子
けんぞう ああそうそうそうそう。
伊藤謙三
向井 うんうんうんうん。
けんぞう ああいうの持っていて。なんで持ってるかちょっとよくわかんないですけど。
けんぞう あれですね、なんか最近飲み物、僕水とかばっか飲んでて。
向井 ああ。
けんぞう なんか買うの馬鹿らしくなってきて、外で。
向井 うんうんうんうん。
けんぞう 水ばっか飲んでると。お茶か水かしか飲んでないので。
けんぞう うん。
けんぞう だから適当に水道水入れときゃいいやって感じになって。
向井 うん。
けんぞう なんか気づいたら毎回いつも持ってる感じになってます。ボトル。
向井 ええ。
けんぞう まあ手ぶらの日は持ってないですよ、さすがにね。
向井 うんうんうん。
けんぞう 家の鍵とスマホしか持ってないんで。
向井 はい。
けんぞう カバンとか持ってる日は、入ってますね、ボトル。
西東美智子
向井 ああそうなんだ。
伊藤謙三
けんぞう そう。でも仕事通りっつったらそれぐらいかな、ほんとに。
西東美智子
向井 ほんと?
けんぞう うん。
向井 ええ、ミニマリストじゃないですか。でも今私でも言われて思い出しました。
けんぞう うん。
向井 水道あるわ。水道私も持ち歩いてました。
伊藤謙三
けんぞう ああ、なんかちょっとチロッと聞きましたね、以前なんかね。
向井 ああ、なんだったっけ。
けんぞう どんくらいのものですか、サイズ的には。
西東美智子
向井 だから多分500ミリが入るぐらいのやつなんですけど。
けんぞう うん。
向井 それもなんか全然これとかじゃないやつで。
けんぞう うん。
向井 なんて言うんだろうな。なんかドイツのメーカーだっけ?ブリタっていうさ。
伊藤謙三
けんぞう うん、ありますね。
西東美智子
向井 なんかブランドのがあって。なんかフィルターが付いてて水道水がおいしくなるみたいな。
けんぞう うん。
向井 そうそう。おいしくなるというか悪いものを除去するみたいな感じですかね。
けんぞう うん。
向井 なんかあれ、もう全くけんぞうさんと同じ発想で。
けんぞう うん。
向井 そのペットボトルばっかりこうなんか毎回買って捨てるのなんかやだなみたいな。
けんぞう うん。
向井 こうのがあって、ブリタ使ってて割と快適かも。
伊藤謙三
けんぞう いいですよね。
向井 うん。
けんぞう 話すと売れますけど、なんか、例えば駅とかのね自販機とかで見ると、お茶、緑茶、冷たい緑茶、170円とか見ると、いや高くねってすごい思っちゃうんですよね。
西東美智子
向井 分かる。どんどんね上がりしてるからね。
伊藤謙三
けんぞう そうそうそう。で、しかもなんかさ、よく見るとさ、そのお茶がさ、なんか持ち運びしやすいサイズになりましたとか言って、なんかよく見ると470ミリリットルとか言って。
向井 あー。
けんぞう ちょっと500から削られてて、ちょっと細くなってる。
西東美智子
向井 質質ね。
伊藤謙三
けんぞう うん。
けんぞう 質質さらに値上げしてるじゃんみたいな。
西東美智子
向井 うーん。
伊藤謙三
けんぞう あんなの見せられたらさ、俺はもう水でいいやってなっちゃいましたね。
西東美智子
向井 あーわかる。で、しかもさっきけんぞうさんが水道水別に入れてみたいな話じゃないですけど、そのブリタだと別に出先で入れればいいので水を。
けんぞう うーん。
向井 だからその軽い状態で生きるんだよね、バッグ。
伊藤謙三
けんぞう あーなるほどなるほど。あ、そっかじゃあ息はもう空なんですね、じゃあ。
西東美智子
向井 そう、息は空なんです。
伊藤謙三
けんぞう お、なるほどなるほど。
西東美智子
向井 うんうん。
伊藤謙三
けんぞう はいはいはい。確かに水って本当にそれだけで重いですからね、本当にね。
西東美智子
向井 そうなんですよね。
伊藤謙三
けんぞう ね、500ミリって0.5キロじゃないですか、実質。
西東美智子
向井 うん、そうだよね。
伊藤謙三
けんぞう かなり負担ですよね、あれね。
西東美智子
向井 うんうんうん。
伊藤謙三
けんぞう そう、だからそういう意味で外で買うっていうのは確かにありっちゃありですけどね。
向井 うーん。
けんぞう まあでもなんかね、もったいないなっていう感じがしますね。
西東美智子
向井 なんかね、そうそうそうそう。あ、いいですね、いろいろなヒントが。
伊藤謙三
けんぞう そうそう。できれば僕はだからね、結構持ち物少ないので、逆に聞きたいんですよね、皆さんがね、どんなものを持ってるかみたいな。
西東美智子
向井 ああ、確かにそうですね。なんか、あと私これ最後本当はちょっと、実は本とか文庫本とか持ち歩いてたらもう完全に文豪っぽくてかっこいいんですけど。
けんぞう かっこいいね。
向井 だからそれ持ち歩いてなくて、今後の目標としたいんですが、このラジオを聞いてくださっている皆さんもね、どういうの持ち歩いてるかとかちょっと聞いてみたいですよね、本当にね。
あの、当番組ではリスナーの皆様からの質問・感想も募集しておりますので、YouTubeの概要欄、またポッドキャストの概要欄、ポッドキャストの詳細の欄に記載している投稿フォームから、こういうのをちょっとこだわって、あえて持ち歩いてるんだよとかありましたら、要請いただけると嬉しいです。
伊藤謙三
はい、ありがとうございます。
伊藤謙三
それでは後半です。後半はフリートークの時間でございます。
向井 はい。
はい、えーと、僕が喋ろうと思うんですけど、今ね、ちょっとポロッとね、文庫本持ち歩くみたいな話してたじゃないですか。
向井 最後ね。
ちょっとそれ関連のね、話をしようかなと。
向井 おーおー。
まあ前提として僕ね、全然本読まないんですよ。本当に。これね、たまにポッドキャストで言ってるんですけど、本当に本読まないと。で、これをね、厳密に言うと、あのね、小説を読まないって感じなんですよ。
西東美智子
向井 なるほど。
伊藤謙三
読書とかビジネス書みたいな部分は、まあ必要に応じて読むってことはあるんですけれども、まあやっぱりそれなんかちょっと仕事の一環というかね、必要だから読んでるみたいな感じなんですけど。
向井 はいはい。
なんかその、娯楽としての読書ですかね、いわゆる。
向井 うん。
ってのをしたことがほとんどなくて、小説なんて本当読んだことないんですよ。
向井 はいはい。
なので、図書館もね、まあ行ったことないレベルの。
向井 うんうん。
まあ職業柄ね、ちょっとこう文章に携わってる。
西東美智子
向井 まあ確かにね。
伊藤謙三
結構本好きの方が多いんですけど、読んだことないってどういうことみたいな。図書館行ったことないってどういうことみたいな。
っていうのがあるんですけど、これはね内心僕の中でね、いや俺もできれば読みたいよと思ってるんですよ。
向井 ああそうなのね。
読める、読める人間でありたいというか。
向井 ああそうなのね。
そういうのなんか読書趣味ない人羨ましいなとか思ってるんですけど、なんかねなかなか手出せなかったと。
なんですけど最近やっぱね、息子今4歳なんですけど、子供と一緒に図書館行くこと増えまして、週1ぐらいで図書館行ってるんですけど、なんかね絵本コーナーとかばっかり行くわけですよ。
西東美智子
向井 そうね。
伊藤謙三
で、妻と一緒に3人で行くこともあるんですね、子供連れて。
向井 はいはい。
妻が結構本は好きなんですよ。結構読書好きで。
そしたらなんか気づいたら、今では息子の図書カードだけ持ってたんですけど、妻も図書カードなんかしたけど作ってて、なんか本借りてるんですよ、そのちょっと合間に。
え、なにそれめっちゃいいじゃんと思って。
向井 あははは。
僕も初めての図書カードをね、作りまして。
向井 できる?
小学校とかも図書カードあったかもしれないけど、ほんと使ったことなくて。
向井 なるほど。
西東美智子
やっと作りましたよ、この前。
向井 あははは。自分の意思でね。
そう、自分の意思で。
向井 あはは面白。えー。
伊藤謙三
で、結局やっぱ無料ってのは強いですよね。無料で失敗できるという意味で。
向井 うん。
ってことで、ちょっと知人にね、小説教えてくれと。お前の好きな小説を教えてくれと。
向井 あははは。
いろんな人に聞いて、いろんな情報を入れて、よくわかんないから適当にオススメされたの見ようと。
向井 おーすごい。
いっぱい借りてたんですよ。
向井 はい。
で、それがね今ね、初めて借りて1週間目なんですよ今。
向井 はい。
結論言うとね、読書めちゃめちゃ面白いじゃないか状態に。
向井 あーいいじゃん。
やっと入れました今。
向井 えー。
で、ちょっとこれの話をね、ちょっと前置きだったんですよ。今長くなっちゃった。
西東美智子
向井 あはは。うんうんうんうん。
伊藤謙三
なぜ俺は今まで本読めなかったのかと。いろいろ考えてみたんですよ。
西東美智子
向井 聞きたいよ聞きたい。どう変化があったのか知りたい。
伊藤謙三
まず、そもそもずっと読んでなかったっていうのはそもそもね、幼少期からそんな触れてなかったっていうのがあるんですけど。
向井 うーん。
今、僕が本読んでみたときに最初のね、たとえば100ページくらい結構ね、苦痛とまで言われないんですけど、ちょっとなんか馴染めなかったんですよ。
向井 なるほど。
なんかね、なんかこうしっくりこないというか。なんでか考えてみたんですけど、僕これね、ある種職業病なのかもしれないんですけど、心の中で文章を唱えながら読んでたんですよ、ずっと。
西東美智子
向井 あーなるほど。
伊藤謙三
なんかね、一字一句逃さず、なんならもうちょっとチェックするぐらいの読み方をしてて。
西東美智子
向井 えー。
伊藤謙三
すごいね、なんか落ち着かないんですよ、読みながらも。でなんか、読みこぼしちゃいけないとか、ちゃんと理解しなきゃいけない、意味もちゃんと。読めない漢字があったら調べなきゃいけないぐらいの。
ね、うっかり五字達字あるんじゃないかぐらいの気分で読んだんですよ、ずっと。すごい疲れちゃって、それで。
西東美智子
向井 うーん。
伊藤謙三
多分これ正しい読み方じゃないなって途中で思ったんですよ。もっと適当に読んでいいはずだろ、これと。ね。少なくともなんかね、技術書とかではないわけで、勉強でもないんだから。
向井 うーん。
で、ちょっと意識して、途中からなんかこう唱えるのをやめようみたいな、心の中で。
西東美智子
向井 面白い。
伊藤謙三
そう。で、こう本当、ある時は口開けながらね、ぼーっとしながらぐらいの気分で読んでみようってやり始めたら、割とこうスルスル読めるようになってきましたと。
向井 うーん。
で、ある時から、読めない漢字が仮に出てきて、もう無視できるようになったんですよ、ついに。
西東美智子
向井 うーん。
伊藤謙三
あれ、この登場人物の名前は、主人公じゃないけど、登場人物の名前なんて読むんだっけこれ。まいやっつって飛ばせるようになったんですけど、このまいやで飛ばせるのってね、俺の中でありえなかったんですよ、今まで。
向井 えーっ。
そんなことは、ダメでしょ、それ、ちゃんと読めてないんだから。
西東美智子
向井 マジ?
伊藤謙三
なんかそういうのも全部取っ払って、いやこれはもう仕事じゃないと、これは。もう遊びだと、娯楽だと言い聞かせて、本当口開けながらねーっつってこうだらだらだら読んでたら、もうね、当初の倍ぐらいのスピードで読めるようになって。
西東美智子
向井 そうだろうね。
伊藤謙三
そう。そうすると、なんかやっぱ、読んでる感覚がどんどん無くなってきますね、なんか。勝手に情報が入ってくるような状態になって。
そしたらそこら辺からスルスル読めるし、なんか集中力もアップしてきて。
西東美智子
向井 うん。
伊藤謙三
あ、これなのかと。なんか、なんかね、なんだろう、映画見てる人にどんどん近くなってきたような、勝手に情報入ってくるような感じになって。
あ、これねと、みんなこれやつだろうねって気づいて、それが今です、今。
向井 面白いなー。
もうね、遅すぎた、気づくのが。もうちょっと。
西東美智子
向井 いやでもね、真面目すぎたんだね、だから、文章に対して。
伊藤謙三
多分そう。昔からそんな気がするんですよ。
西東美智子
向井 いやでもさ、これなんかちょっと脱線しちゃうかもしれないんですけど、私、読書を楽しめないっていう人がいるのって、私、国語教育の弊害だと思ってるのね、なんか。
伊藤謙三
あーでも、そうかも、ほんとそうかも。
西東美智子
向井 なんかちゃんと読みましょうみたいな、音読するじゃん、国語の授業とかって。それで、この意味は何でしょうとか、調べたりとかさ、この主人公とこの人の関係はとかさ、そういうのいちいち分析しながらやっていくから、やるし、なんかその、真面目じゃん、その読解とかも、この時の感情はとかさ、いいんだよみたいな、ざーっと読んで、あ、こいつキモいなとか思いながら読めばいいのに。
伊藤謙三
いやもう、ほんとその通り、全く同じこと思ってました。確かに僕も、僕、中学受験とかしたんですけど、要は、小学校の頃とかにね、触れる文章って、なんかそうなんですよ、攻略するものだったんですよ、なんか読み解くもの。
こういう文章が与えられて、したら結論はだいたい一番後ろの方に書いてあったりするとか、いかに効率よく読み解くかみたいな、そういう数学みたいな与えられ方してたんで、楽しもうなんて気はもう、さらさらなかったわけですよ。確かにそういうのもあってね、もっとおなれたらしながら楽しむって感覚がね、ほんとになかったなと。
で、それ知ってから、え、これめちゃめちゃ面白い娯楽じゃないかと。で、え、図書館これ全部無料なのってことに今気づいて、とんでもないことじゃないか、これと。今なってます、これ。
西東美智子
すごい。
伊藤謙三
自分の人生を振り返るみたいな話で。なんですけど、なんかそれもね、今思い返すと、ほんと自分の反省を振り返るような内容なんですよ。で、ほんとにもうどうしようもないクズみたいな人間の話なんですけど、特にね、盛り上がりとかもないんですよ、その物語の。
アニマックスとか起承転結とかないんですけど、そのスラスラと読めてしまったと。で、楽しく読めましたと。これってなんか、なんだろうな、作者がすごいんだなっていう風に思って。
ただただ普通に書いてたら、どうしようもない話だし、何の展開もないわけで退屈そうなんだけど、なんか読めちゃったから、なんかこれってやっぱ腕が出るんだなと思って。小説家の。
で、今たった今読んでるのが、なんだっけ、これだ。
西東美智子
手元から。
伊藤謙三
騎士ゆうすけの新世界よりっていう本。
西東美智子
これ有名ですよね。
有名だと思う。
伊藤謙三
いわゆるSFみたいな感じらしいんですけど、上中下の3巻で今、上中の中を読んでるんですけど。
西東美智子
いきなりだから、どこで初心者が読むの?
伊藤謙三
いきなり、これ2作目の読む本じゃないなって自分でも思ってるんですけど。
おすすめされたんでね。でもこれもちゃんと面白くて、やっぱほんと映画見てるような感じなんですよ。
西東美智子
いいじゃないですか。
伊藤謙三
これ、なんでみんなこれ教えてくれなかったの、この娯楽。みんなこれ自然とたどり着いてたんだって思うとなんかね、すごいなって思っちゃいましたね。
西東美智子
どうなんだろうね、それこそ。環境なんですかね。私もさ、そんなにあんまり娯楽として本読むようになったのって、割と大きくなってるかというか大人になってるかの気がする。
大学生以降じゃない?
伊藤謙三
結構印象、予想より遅い、それは。
西東美智子
そうそうそう。私はだから村上春樹読むようになって。
伊藤謙三
そっか。
西東美智子
村上春樹って全部理解できないのよ、もうあんな。だから全部理解しなくていいんだと思って、雰囲気でやれやれっていうの読んでいけばいいんだと思って。だけどなんとなくストーリー面白いしっていうのでこれでいいんだって。
伊藤謙三
そういうことか。確かに村上春樹なんて一回も読んだことないわけですよ、僕は。
映画とかでね、見たことあるんですけど。
確かにみんな口を揃えて村上春樹って言うわけだから、ちょっと僕もどっかで通らないといけないですね、これはね。
西東美智子
村上春樹短編いいですよ、わけわかんなくて面白いと思う。
伊藤謙三
わけわかんなくて面白いの?
西東美智子
そうそうそう。こいつわけわかんねえって思いながら終わったって思ったらいい感じです、なんか。
伊藤謙三
いやね、僕が憧れがあるんですよ、読書楽しんでる人への。みんなね、自分の好きな作家とかいるわけですよ。
西東美智子
そうね。
伊藤謙三
早く言いたいよ、僕も。まだね、まだちょっとサンプルが少なすぎて、どれが好きとか言えないんですけど、早く言いたいですね。
西東美智子
確かにね、それも広いですかね、現代もあればさ、近代もあれば、海外もありますからね。
伊藤謙三
しかもみんなね、おすすめ教えてって言うとね、喜んで教えてくれるんだね、みんなね。
西東美智子
本好きな人教えたいんだよね。
伊藤謙三
全員違うこと言うから、俺今情報が多すぎて、次どれみたいな感じですよ、今から。
西東美智子
いいじゃないですか、選択肢がいっぱいあるからね、読む本がないってことがなくなるのはいいですよ。
伊藤謙三
そう、だから一個ずつ今ね、消化してるところで。いや、これは僕の中で大きなね、進歩ですよ、俺は。
西東美智子
いやー、嬉しい。私もなんか、けんぞうさんとまさかね、小説の話ができるなと思わなかったからね、楽しみだわ。
伊藤謙三
もうちょっと待ってね、もうちょっと知識を高めておくんで、斎藤さんに追いつけるように頑張るんで、もうちょっと待ってください。
西東美智子
ね、なんかこのラジオの後半でも、この読んだやつ面白かったよ、話がさ、まさかできるとは思わないじゃん、なんか。