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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
ゼロックスさんには、約10年ぐらいいらっしゃったと思うんですけども
あ、2年ですか。失礼いたしました。
2年でもうティムコさんに移られていない。
そうですね。はい。
なるほど、なるほど。
その2年でティムコさんに払えた経緯っていうのは、前からありますか?
ティムコは私の父が創業した会社で
ちょうど上場の話が、もともと上場するつもりはなかったみたいなんですけども
いろいろと調べると上場できそうだということで
上場することを決めたんです。
決めたというか、それと合わせて、当時すごく上場するハードルが高かったものですから
逃げない人間をどこかから見つけてこないといけないというので
それで私が捕まれてきたというわけですね。
なるほど。じゃあお父様が戻ってこいとこんな感じでいらっしゃいました。
戻るというか、うちでやりなさいというですね。
なるほど。
そういうことですね。
あんまり嫌だなとか抵抗されたりとかそういうことはなかった?
それまでですね、一切その手の話っていうのはしてこなかったんですね。
嗣田とかですね。うちの父の方もそういう適性がどうかわからないので
あえてしてこなかったと思うんですよね。
それで私が期待しても困るということで
私にそれ時点で断れても困る、どっちもあったと思うんですけどね。
その時点で初めてだったんですけどね。
特段嫌だというよりかは何か協力してできることであれば
やっていこうと思った次第ですね。
なるほど。わりと素直な息子さん側なんですね。
どうなんでしょうね。
特段関係が悪いわけではないのでそこは問題ないですね。
なるほど。その後、ティムコさんにお会いになったと
テント市場に公開していらっしゃるんですが、いわゆる上場なんですけども
その上場のご苦労なんていうのもご体験はなかったんですか?
そうですね。ほぼ私も素人ですし
上場準備にかかる社長室のメンバーもほぼほぼ新卒という
それでも優秀なスタッフだったんで非常に助かったんですけれども
あとは証券会社の方とかコンサルタントの方々といろいろと
いろんなことを学んでやったんですけど
非常に上場準備というのは会社のすべてを知らないといけないので
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私自身は短期間にいろんなことを知ることができて
実は助かったんですね。
なるほど。ありがとうございます。
その後、2011年に代表取締役社長に御就任されているんですが
こちらはどういった経緯で社長になられていましたか?
その前に実は創業者3名いて、うちの父とその他2人いたんですけど
うちお一方は割と上場後にすぐ退社されているんですね
その後、父ともう一人、下田さんという方が社長になられて
何年か経った後、私が引き継ぐことになっています。
計画的ではあったと思います。
ある程度、時間を置いて私自身が引き継ぐという形になったというわけですね。
なるほど。そうすると、ある程度の時間で社長になるんだというお気持ちは
もうなっていたという感じですか?
それはそうですね。
お父様なり下田様なりから言われてもいたんですか?
そういう計画ということを前提に進んでいたと思います。
具体的な細かいことは聞いていないですけどね。
雰囲気のお感じになって、社長業をやる準備を始めていらっしゃったのですか?
それまでも社長室長でかなり細かいことをやっていたんですね。
なので、社長という仕事がどんなものかというのは
ある程度把握した上で就任していますから、
その意味ではすごく恵まれた環境だったと思いますね。
社長業にやられてご苦労とかはありましたか?
苦労というか、これは私自身は若くして社長になっています。
役員もその他社員もほぼ就学をなすマネージャー陣というのは私より年上ですね。
その前に、いわゆる二代目経営者の会的なものに私は参加していて
いろんなご苦労を聞いていたんですね。
番頭がいて、言うことを聞いてくれないだとか、
あとは親族がいて、そこに働きもしないように給料を払っているとか
いろいろそういうのが聞いていたので、大変だなと思っていたんですね。
その点、私の父はすごくしっかりしていて、
そういう変な問題というのは全くなかったんですね。
ただ、それも本当にそういう会に出ていてよかったなと思うんですけれども、
基本的に社長と思っていないですから。
若造が来て、それでいきなり社長に就くというね。
いきなりではないですけどね。
だから、言葉の節々とかに社長って言いますよ、みんな。
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だけどそうじゃないという部分は分かるんですよね。
だから言って、それに対していちいちコンフリクトというかですね、
腹を立てるということは全くないかったんですね。
それは、私自身の性格もあると思うんですけれども、
当たり前なんで、そういうふうに思う。
仮に自分が逆の立場だったら当たり前ですから、
それに対して不満とかですね、
私が社長なのに、なんでみんなあれだというのは一切なかったんです。
それを前提として仕組みを作っていったので、
いろんな意味ですごくラッキーだったと思いますね。
わりとそうすると、もともとのご性格も含めて人間性が高いっていらっしゃいますね。
人間性はどうか分からないですけど、
ただ本当にいろんなことが幸運に進んだんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。
そうしましたら、
本社の事業内容をぜひ宣伝課からちょっとご説明いただければと思いますが、
どんな事業をやっていらっしゃいますか。
もともと父は貿易をやっていたんですね、前職で。
なので独立して1969年ですけどね、
今年は53期になりますけど、最初は貿易からスタートしています。
日本というのは当時はものすごく働き詰め、
昭和40年代ですから、
週休1日で、もう余暇も何もないと。
ただ貿易でアメリカと付き合ったので非常に、
アメリカはもうその当時から趣味が満喫していて、
非常に経済レベルも高くて、
日本もこうなるんじゃないかなということで、
初めて余暇を楽しむための事業という形で始めたんですね。
早々に日本では釣りというものが割と盛んだったものですから、
向こうの欧米のルアーフィッシングとフライフィッシングの道具を
まず入れてみようという形で目をつけたことが良かったんでしょうね。
それで割と発展してきて。
ところがアメリカって見売りが多いものですから、
我々も今お付き合いしているブランドって今8社目ぐらいオーナー変わっているんですよね。
オーナー変わるともう本当に全ての契約も無効になるものですから、
これはリスクが多いということでオリジナルブランドを始めようということで、
FOXFIREというアウトドア医療を始めたんですね。
それが最初のオリジナルで、現在もこのフィッシングの事業とアウトドアの事業の2つが柱になっています。
フィッシングは1997年がバブルのピークだったんですね。
そこから落ちてきて、最近はちょっと良くなってはいるんですけれども、コロナ禍でですね。
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今はだいたいそのアウトドアのFOXFIREの事業が全体の65%残りがフィッシングと、
ちょっと逆転しているような状態になっています。
ソロキャンとかいろんな言葉が生まれてきているアウトドアブームだと思うんですが、
そういうところで和音社としてはちょうどいいかなと。
それがいろいろアウトドアといってもありまして、
コロナ禍においては、登山はダメだったんですね。
山小屋が密になる、登山道が密になるということで、どちらかというとボロボロになりました。
キャンプは良かったんですね。キャンプは我々実は事業としてやっていないものですから、あまり恩恵なく。
次に釣りがまた密にならないアクティビティということでわりと注目されて、
釣りはここ2年ばかりは良かったんですね。
なのでアウトドアの登山の方で推した分、少し釣りの方が良かったので、少し救われたと。
全市場でも百貨店の店舗が多いものですから、アウトドアの医療に関してはですね、
ちょっとそこではかなりコロナのダメージを受けたという方だと思います。
なるほど、じゃあコロナ明けのこれからがぐっと伸びていく感じでいらっしゃいますね。
そう願いたいですね。
ありがとうございます。
そうしたら全く違うご質問をさせていただきたいと思います。
好きなもの好きなことで、大変これ多趣味でいらっしゃいますが、
楽器、インテリア、雑貨、自動車及びホイール、掃除用品等、フィールドで過ごすこと、楽器演奏、ベース、スキー、ドライブ等というふうなお答えになっていて、
ちょっと私が注目したのは、掃除用品がお好きというのはちょっと不思議なお答えを書いていただいたんですが。
車の掃除の用品ですね。
これ副業になるかなと思うぐらいですね。
割と僕が気がついたのが、車の掃除が好きじゃなくて、綺麗な車に乗るのが好きなんですよね。
だから綺麗であれば掃除はする必要がないんですけど、どういうことかというと結果的には、
いかに手をかけずに、手間をかけずに、傷をつけずに綺麗にするかというこの合理性ですね。
これでいろいろとケミカル用品を選んだりするというのがすごく楽しくて、そんな感じなんですよ。
なるほど。じゃあお車を掃除するのが好きなんだよなって、綺麗な車にするために車の掃除用品がお好きだったみたいな感じになるんですか?
そうですよ。だから近所の人は僕、車の掃除が好きだと思っていると思いますよ。
でも実はそうじゃないんですよね。
綺麗にする行為よりも綺麗な車に乗るのが好きだということですね。
綺麗な状態にしておくのが。
ちょっとわりと珍しいお答えだったので注目してしまいましてすみません。大変楽しみでいらっしゃいますが。
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座右の銘はですね、これも本当に素晴らしいですね。
人間万事作業がうまいとメーカーリファレンス、違いをもたらすというお二つを選ばれていらっしゃるんですが、
こちらお二つを選ばれた理由は何かございましたか?
もう人間万事作業がそのまんまで、多分私はそうだと思うんですけど、
あまりすごいことが起きても舞い上がらないというか、やっぱり何がその後あるかわからない。
悪いことが起きても逆にね、いや何とかなるでしょうと、いいこともまた起きるんでというような、
絶えず精神を平常に保つつもりはないんですけれども、
割と安定していられるので、あ、それってこういうことなんだろうなというので、
その言葉が割と近いところに、自分の生き方に近いところにあるなというところですね。
もう一つのメーカーリファレンス。
そうです、これ英語なんですけれども、実はdifferent、日本だとdifferenceよりdifferentという言葉があり、
割と好きな言葉で、にょんというのは、違うというのは否定語なんですよね。
なんで出る杭を打たれるという、目立ったことをすると打たれるというようなニュアンスになるんですけれども、
でも実はdifferenceって、違うというのはポジティブ用語でして、
他との違い、差別化というのはとてもいいことなんですよね。
そういう意味で、違いを作り出していくという言葉はすごく負に落ちるんですね。
そういうふうにしていかないと、面白くないだろうなと思っています。
なるほど、ありがとうございます。大変素晴らしいお話でございました。
最後のご質問なんですけれども、この番組、経営者向け、もしくは全国の社長さん向け、
もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、もしよろしければ、
社長の成功の人等を教えていただけたらと存じます。
はい、非常に月並みなんですけれども、今の人権パンチ作用がまた似てるんですけど、
やはり謙虚であり、奢らないことというのがすごく重要じゃないかなと思っています。
どうしてもいろんな良いことがあったりとか、うまくいくと、
どうしても自分が偉くなったように感じたりだとか、奢りが出てくるものですけど、
そうならないことがすごく重要かなと思っています。
ありがとうございます。大変素晴らしい深いお話でございました。
リーダーの皆さんも本日はお久しぶりの中、お聞きいただき誠にありがとうございました。
ぜひ皆さんもご参考にしていただければと存じます。
坂井社長さん、本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長に行くインウィズウィズは、株式会社ティムコの坂井社長様、
上場企業の社長様、2代目の上場企業の社長様で、上場準備もかかわれてということでいらっしゃいました。
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大変謙虚でいらっしゃいまして、低視点でいらっしゃいまして、
淡々とお話しされるので、リスナーの皆さん方も多分聞いていて、淡々としゃべるなと思われたと思うんですが、
それでいて、やっぱり聡明でいらっしゃいまして、お話の中身がきちっと聡明で、合理的といいますか、
そういうことが感じさせていただくインタビューでございまして、
自分のコントロールもでき、自分の頭脳もちゃんと使えている感じでございまして、
そういう感じがやっぱり上場企業の社長なんだろうなというのを感じさせていただく素晴らしい社長様でございました。
ぜひ皆さん方も謙虚みたいなお話もありましたし、おごらないみたいなお話もございましたので、
逆に私が一番謙虚でおごらないようにしなきゃいけないなと思いますけれども、
皆さん方もぜひ謙虚でおごらない社長として、成長企業をつくっていっていただけたらいいんじゃないかなというふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズズはここまで。また来週。
3分コンサルティング。ウィズウィズが社長の悩みを解決。
本日の3分コンサルティングはA社様経営コンサルタントでいらっしゃいます。
はじめまして。セミナーで新規取引先の開拓をしているAと申します。
コロナが始まった頃からウェブセミナーに力を入れており、
月に3名ほどがセミナーから無料の個別相談につながるようになりました。素晴らしいですね。
これは大変に嬉しいことなのですが、個別便談からバックエンドのコンサルや研修につながることができず、頭を抱えております。
そこで新たに3人ご質問です。
無料の個別便談をした先からバックエンドにつながるようになったり、
抑えておくべきポイントはないでしょうか。お教えいただければ幸いです。とのことです。
これは私も経営コンサルタントの端くれですので、この悩み非常に共感をすると言いますか、結構難しいですよね。
私なんかもよく失敗をしております。成功しているパターンは何かというと、
やっぱりセミナーからご相談に来られるケースが一番多いですよね。
ご相談から決まっていくケースが一番多いです。
すごい時は3社しかセミナーに来ていないので、2社決まったりするわけですね。
わりとそれで私高めのコンサルティングですので、それで決まっていくケースがございます。
決まっているケースを見ると、やっぱりですね、向こうが持っている課題を私しか解決できなさそうだ風になると決まっているんじゃないかなと思います。
ですのでアドバイスとしては、まずセミナーにちゃんとA社様の得意分野、
ある意味社長さんたち、会社さんたちの課題解決の得意分野の課題を持っている人たちがちゃんと集まっているのかどうか、
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これが一番最初の抑えるポイントですね。
10社集まっても100社集まっても課題がぐちゃぐちゃでバラバラで統一されていないと決まりにくくなりますよね。
ところが統一されていると確率論に落ちてくるので、10社参加して3社ぐらい個別の相談に来ると3社ともほぼ課題は似たり寄ったり、
そうすると決めやすくなると。こんな感じでしょうか。
ですから実はセミナー集客のところをもしかすると改善しなきゃいけないかもしれません。
その次が個別相談ですよね。
私なんかフランチャイズが得意なんですが、フランチャイズとか代理店構築なんていうテーマでやってこられると割とかなりの確率で決まってくるんですが、
その個別の相談のときにちゃんとその解決をできるのはある意味A社様しかいないぐらいに風にならないと決まりにくいんですよね。
私なんかフランチャイズの分野でいうと日本のトップ5に入るコンサルタントと自主していますけども、
実際にあんまりフランチャイズのコンサルティング、過去やりすぎたんであんまりやりたくないことがあるんですが、
私の実績からすると7回掴んで1千万、亀金1千万のものを196件、部下たちのマネジメントとして打ったことがございます。
19億6千万入金がありました。7回掴んで。
そんな実績があったりするとフランチャイズのコンサルタントとしては割とコンサルティングとして買っていただきやすくなると、こんな感じでございます。
そういう意味でそんな話ができると一番いいので、A社様の解決するコンサルティングの解決する分野、課題になる分野がどういう分野で、
そこのどういう第一人者なのかというのが見えると一番いいので、その辺が個別面談で出せるといいんじゃないかな、もしくはセミナーで出せるといいんじゃないかなと思います。
これが二つ目のおさらいポイントですね。
もう一つやっぱり先ほどもちらっとお話しましたが、課外解決についてちゃんと個別相談に乗ったときに、
A様、あなたがいいですというふうに向こうになったらもらわなきゃいけない。選ばれなきゃいけない。
この選ばれるということは、この人だったらきっと私のこの悩み、課題をきっと解決してくれると思い込ませなきゃいけないですね。
その意味で個別面談できちんと相手のニーズなりを引き出さなきゃいけないし、
引き出した後、その解決できない、こんな方法だったら解決できるかもよ、風にして、私だったらできるよ風にA様が振る舞わないといけないということになります。
そういう意味で、個別相談で100%解決してはいけません。解決するにはこうした方がいいよ、あなた一人でできる風になってくると、
お願いしますという風にA様にお願いされるんじゃないでしょうか。
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そんな風な感じで、100%解決するにはこういう風に解決したらいいけど、解決が自分ではできない風になってくると、
僕は変な表現をよくしますが、よたれがかれた状態で止めろみたいなことをよく言うんですが、
そんな風に感じで個別面談、個別相談ができると、本当は決まりやすいんじゃないかなと思います。
ちょっとその辺を考えて、個別相談、個別面談をしていただければいいんじゃないかなという風に思います。
これ結構難しい話ですので、同じ経営コンサルティング仲間ですので、
一度もしよろしければ無料で名古屋を面談させていただいて、いろいろとご相談のりたいなと思います。
他の経営コンサルティングの先生方も、もしご相談ございましたら、私宛てに無料で経営相談に乗りますので、何なりとお問い合わせいただければと思います。
社長様方も無料で経営相談に乗りますので何なりとおっしゃってください。
本日の3分コンサルティングはここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト、
KAノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索でKAノートスペース社長インタビューと入力いただき、
KAノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。