社長の経歴と生い立ち
社長に聞くin WizBiz
本日の社長に聞くin WizBizは、株式会社NATUREFITNESS代表取締役 澳本伊吹様でいらっしゃいます。
まずは、経歴の方をご紹介させていただきます。
小学校2年生が不登校児、中学校までは学校に行っていなかったそうです。
しかしながら、極真空拳では全日本中には代表として活躍なさっていらっしゃいます。
その後、理学療法士を目指し、そして理学療法士とユーチューバーの二足のわらじで活動。
その後、現在のいわゆるポケットフィットネスと呼ばれるNATUREFITNESSを設立し、
現在は国内10店舗以上展開しているフランチャイズ本部の社長様でいらっしゃいます。
本日はよろしくお願いいたします。
まず最初のご質問は、ご出身は高知県でよろしかったでしょうか。
そうですね。高知県の西側の四万都市というところですね。
人口たったの3万人なんですけど、そちら側出身になっています。
ちょっと有名なところですね。
そうですね。
小学校時代は不登校というのを感じますが、これが不登校になった理由とかございますでしょうか。
そうですね。単純に小学校2年生ながらに集団行動が合わないと自分で感じまして、
夏休みが終わってから、もうずっと休み期間に宿題もしていなかったので、
これ学校行き始めたら宿題していないので怒られると思って、
そこから夏休み明けに学校行かなくなり、それがずるずる続き中学校3年まで不登校をしておりましたという感じですね。
小学校時代は家で過ごしたりとかそんな感じですか。
そうですね。実は当時から夢があって、漁師になりたかったんですね。
なので、僕はどうせ将来漁師になるんだからというので、釣りを毎日朝から晩までして、
当時から空手をやっていたので、夕方だったら空手に行って、日中は釣りという日々をずっと過ごしていましたね。
ご両親はご心配なさらなかったんですか。
最初は本当に髪の毛を持って引きずられながら学校を連れて行かれたんですけど、
それでも断固として僕が行かなかったので、もういいやと。
逆にお前は空手だけやれというので、途中から何も言わずに、
空手だけしていればOKみたいな感じで許されていましたね。
素晴らしいご両親でいらっしゃいますが、割と頑固というか、行ったら引かないような性格でいらっしゃいますか。
ちょうど私今30なんですけど、最近ようやく頑固じゃなくなってきたぐらいで、
小学校の時からはずっと自分の意思はもう曲げられない性格でしたね。
社長様らしいご性格といえば、社長様らしいご性格。
中学時代も釣りと空手ですか。
そうですね。引きこもりではなかったので、夕方は実は学校に行って友達と遊ぶみたいな。
学校が終わってからですね。
というのは毎日学校に行ってはいたんですけど、授業とかは一切受けずに。
中学も空手と釣り、ざんまいという感じですね。
高校は行かれたわけですよね。
そうなんです。実は学校に行ってなかったんですけど、当然受験は落ちまして、
再募集で山の奥の人数不足の高校だったら受かるんじゃないかと先生に勧められて、
再募集で受けると当時20人ぐらい受けたんですけど、その中で2人だけ合格しまして、
そのうちの1人が私で、理由としては空手の成績と意外とコミュニケーションが
その2人中で唯一取れたというので、高校は通させていただきましたという感じですね。
高校時代はちゃんと通われたんですか?
そこは本当に人数が少なかったんで、高校1年から学校に行く前に先生が車で迎えに来てくれて、
で、学校に連れて行ってもらうと。
それでも授業中はずっと寝てたんで、評定がもう2とか0というかマイナスみたいなのもありまして、
でも何とか単位を落としつつも高校2年には一旦上がれたって感じですね。
なるほど。高校時代はどんなことをして過ごしたのかお思いでございますでしょうか?
ありますね。実は私が行ってたのは高知県の島の中の山の奥の西土佐分校っていうところで、
いわゆるスーパーに行くまでにもう5,6キロ自転車こわないとないぐらい超山の中で、
なんで目の前にあるのは島のところだけなんですね。
なので、休みの日はみんなで潜ってうなぎとったりとかエビとったりとか、そんな感じの超田舎生活をしてましたね。
なるほど。じゃあ、ご中学時代と高校時代、そんな大きくは変わらない。
変わらないです。変わらないです。
そんな感じでいらっしゃいました。
で、その後、高知のリハビリテーション専門学校にご入学なさっているそうなんですが、
何かこちらを選ばれた理由というのは何かございましたでしょうか?
そうですね。これ明確にきっかけがありまして、高校1年生までは勉強も全くしていないし、
学校も先生に連れて行ってもらうだけと、高校2年生に上がったときに総合の授業で将来の夢を探すっていう授業があったんですね。
そこで、あれ、俺将来漁師になるのかどうしようかってちょっと迷ったんですね。
というのはもう釣りが好きすぎて、これを仕事にして好きじゃなくなったら人生楽しいものがないじゃないかと。
そこで高校2年生のときに、俺空手やってるし、体とかスポーツに携わったら仕事しようと思ってパソコンで調べたんですね。
そうすると出てきた職業が理学療法士。
その職業を見つけた瞬間に、今から勉強頑張ったら、いわゆる病院で働いている、当時エリートに見えたんで、
そういうエリートになれるんじゃないかと思って高校2年生から勉強を始めて、
その後は成績をグワンと評定もかなり上がりまして、最終的にコーチリハビリテーション学院に入るときは、
実は推薦で、僕、学院長に直談判して、面接だけで通してもらって、
コーチリハビリテーション学院に入学するといった形になってます。
なるほど。ありがとうございます。リハビリの学校、専門学校での思い出なんてございますでしょうか。
ありまして、当然自由気ままに生きてきたんで、専門学校1年生のときはA組にいたんですけど、
A組にちょっと頭おかしい奴がいるらしいみたいな感じで、それが僕のことだったんですけど、
あんまり一人行動ばっかりしてて、専門学校1年生のときはあんまり友達とかもできずに、
そのときに釣りが好きだったんですけど、コーチの市内のほうに行ったんで、海も近くないですし、
釣りがあんまりできなかったんですね。
なんか趣味でも始めたいなっていうので、始めたのが筋トレで、
僕そのときに体も辞めてたんで、じゃあちょっと体動かすかっていうので筋トレを始めましたと。
専門学校1年生のときに筋トレを始めようと思って調べたのがYouTubeで、
YouTubeで日本の筋トレYouTuberを見ると誰もYouTuber自体はいなかったんで、
あれこれ今から自分が筋トレしてる姿をYouTubeに投稿したら意外とフォロワー増えるんじゃないかって思って、
専門学校1年生のときに筋トレの姿を1年間撮影して、専門学校2年生に上がったときにYouTubeで投稿しましたと。
これがバズりまして、一気にフォロワーが1万人以上チャンネル登録者が増えて、
専門学校行きながらフィットネスYouTuberとして海外の、今はすごく有名なんですけどイギリスのマイプロテインっていうメーカーがスポンサーについたりとか、
自分でもアパレルとか販売しながら、いわゆるもう一個人事業主として専門学生ながらに商売をスタートするというような専門学校時代でしたね。
YouTuberとしてのそこまで行くと相当稼がれたと思うんですか?
結構稼ぎました。何なら今の役員報酬で稼いでたぐらい。
今でこそ当たり前ならアフィリエイトっていうのが、当時まだやってる人いなくて、
僕はマイプロテイン社のアフィリエイトであったりとか、あとiHerbっていうサプリメントのショップなんですけど、そこのアフィリエイトでやってまして、
もう毎月YouTubeの紹介だけで、多いときは僕の紹介だけで500万とか600万ぐらい売り上げて、そこの手数料をもらえるんで、
600万入ってくるわけないんですけど、それの10パーセントぐらい収益として手に入るみたいな感じの日々でしたね。
どなたかフランチャイズ本部の社長になってらっしゃいましたが、YouTuberで生きていこうとは思われなかったんですか?
結構早めに見切りまして、いわゆる専門学校を卒業する頃にはいろんなプレイヤーが入ってきて、もっと言うとアフィリエイトっていうのもいわゆる他社のふんどしなんですね。
なのでこれは長く続かないし、逆にそのメーカーがアフィリエイト辞めた瞬間に売り上げが一気に落ちちゃうんで、
そういうのはリスキーだなって当時から感じてたんで、早い段階から僕は見切って自分で別の商売をやり始めるというか、
フィットネスブランドの設立
YouTubeの収益、スポンサーからの収益、それだけじゃなくて自分でブランドを作ってアパレルを販売したとか、いろんなポートフォリオを当時は組んでました。
アパレルのメーカーにもなられたってことですか?
そうですね。ネイチャーフィットネスのオリジナルブランドとして、中国から自分でアパレルを作って輸入して自分のECサイトで販売する、一人でずっとやってました。
それは専門学校、卒業後ですか?
大学中から卒業後までずっとやってました。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト、k-noteでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく、文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、経営ノートのサイトをご覧になっていただければと思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。